圧力鍋だとじゃがいもが溶ける!おでんでじゃがいもが溶けない調理方法!

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圧力鍋でおでんを作るときの悩みとして、じゃがいもが崩れるというのがあります。

じゃがいもも煮崩れしにくい品種としてメークインを選ぶなども大事です。

ですが、長く煮るとどうしても周りから崩れてしまいますよね。

圧力鍋は、固いものも短時間で中まで柔らかくすることができるので、大根とか手羽先とかほろほろに煮ることができるのでありがたい存在です。

大根は長く煮ても崩れないのでいいのですが、同じだけじゃがいもを煮たら形がなくなってしまいます。

圧力鍋でおでんを煮る時は、材料を全部鍋に入れて、加圧したら煮崩れそうなものは別に取り分けておくといいですね。

あと、圧力鍋で練り物を煮ると、汁を吸って倍くらいに膨張します。

圧力鍋で危険なことは蒸気弁の部分をふさいでしまうことで、万が一ふさいでしまうと圧力鍋が爆発する危険があります。

鍋に入れた時は、そんなに多くないと思っても、蓋を閉めてしまうとどれくらい膨らんでいるのか目に見えないから怖いですね。

練り物も全部入れる場合は、鍋の半分くらいにしておきましょう。

ちょっと不安だなって人は、膨張しないものだけを圧力鍋で加圧して柔らかくして、あとから練り物を追加して普通に煮るという方が安心ですよ。

膨張しないものというと、

  • 大根
  • 牛すじ
  • 手羽先
  • じゃがいも
  • 昆布
くらいですかね。

おでんのじゃがいもの煮崩れを防ぐには?圧力鍋で作る方法!

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おでんのじゃがいもの煮崩れを防ぐにはどうしたらいいでしょうか?

じゃがいもを長時間煮ると煮崩れしちゃいますよね。

でも、ちょっと待ってください。

じゃがいもにはいろんな種類があるのです。

じゃがいもの種類によって合う料理も違う?!

じゃがいもの種類で有名なのは男爵(だんしゃく)いもですね。

最近では「きたあかり」なんていう品種もありますが、こちらはとてもぽくぽくしていて、コロッケなんかにするととってもおいしいです。

男爵などは、ぽくぽくしてる分煮崩れしやすいということです。

逆に煮崩れしにくい品種としてメークインという細長い形のじゃがいもがあります。

こっちはねっとりした食感ですが、長く煮ても煮崩れしないので煮物などに向いています。

「男爵が大好きだから、なんとしてもおでんには男爵!」と言う人は、圧力鍋で加圧したあとはすぐに取り出しておいてください。

メークインもアリ、と言う人は圧力鍋におでんの具と共に入れて煮た後もそのまま入れておいでも大丈夫です。

同じことを男爵やきたあかりでやると、食べるころには形がないかもしれませんので。

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圧力鍋でおでんを作る時じゃがいもを煮る時間と出すタイミングは?

圧力鍋でおでんを作る時、じゃがいもを煮る時間と出すタイミングについてご紹介したいと思います。

圧力鍋でおでんを作るときにじゃがいもの煮崩れを防ぐコツ

圧力鍋におでんの具材とスープを入れて加圧10分くらいで完成します。

この時、じゃがいもの煮崩れを防ぐ方法として、じゃがいもは丸ごと入れるということと、一番上に置くということが大事です。

やはり煮崩れを防ぐとはいっても多少は周りが削れてしまうので、大き目な方がいいですね。

一番上に置くというのは、圧力鍋の蒸気がでなくなったらすぐ蓋を取ってじゃがいもだけを取り出すためです。

じゃがいもは重いので、スープの量が多いと沈んでしまいます。

圧力鍋に入れるスープの量は具材の半分くらいがいいですね。

圧力鍋で煮た後は食べるまでは放置という場合は、そのままじゃがいもをのせたままでもいいかもしれません。

スープが少ないから足してもう少し味をしみこませるために煮込むという場合は、じゃがいもを出しておかないと溶けてなくなってしまいます。

じゃがいもを鍋に戻すタイミングは?

じゃがいもを戻すタイミングは、食べるために温める時鍋に入れればOKです。

何日も食べる予定でおでんを作った場合は、かなり大量になると思います。

大量に作る場合にじゃがいもを全部鍋に入れてしまうと、最後の方はやっぱりじゃがいもがなくなってしまいます。

溶けちゃうとスープが濁ってドロドロになっちゃうし、見栄えもよくないですね。

温める時も、食べられる分だけ鍋に戻しましょう。

あるいはじゃがいもは初日の楽しみと割り切りましょうか(笑)

じゃがいもの煮崩れがどうしても嫌な場合の方法はある?

他の具材と一緒に加圧すると、どうしても多少煮崩れします。

煮崩れがどうしてもいやだと言う人は、じゃがいもはレンジで柔らかくして加圧し終わったらあとから入れるという方法もあります。

おでんを煮る時の加圧の時間が本当に人それぞれで、レシピを見ると1分の人もいれば10分の人もいます。

加圧1分の人は、大根だけ別に加圧して柔らかくしてから他の具材と一緒に圧力鍋で煮ているようなので、目安は大根が煮えているかどうかですね。

圧力鍋では玉ねぎが溶ける!姿がなくならない為に後から入れた方が良い食材は?

圧力鍋で調理すると溶けてしまうものに「玉ねぎ」もありますよね。

溶けた玉ねぎが入ったカレーやスープも美味しいですが、玉ねぎの形を残したい料理の時まで溶けては困ってしまいます。

なので、姿を残したいときは

  • 4等分など大きめのサイズに切る
  • 加圧しないで電子レンジで加熱して、後から入れる
といった方法がおすすめですよ。

姿がなくならない為に後から入れた方が良い食材

玉ねぎの他にも

  • ほうれん草
  • 小松菜
  • ブロッコリー
  • インゲン
  • かぶ
  • 里芋
  • かぼちゃ
  • ごぼう(きんぴらの時)
  • れんこん(きんぴらの時)
  • 昆布
  • 貝類
などは後から圧力鍋に入れた方が、姿がなくなることを防げます。

それぞれ理由について軽くお話ししていきますので、興味がある方は読んでみてくださいね。

後から入れた方が良い食材①緑の野菜

ほうれん草、小松菜、ブロッコリー、インゲンなどの緑の野菜は、普通の鍋で煮ていても、煮えすぎると色が黄色く変色してしまいます。

なので、圧力鍋には不向きなんです。

別で茹でておいて、食べる直前に入れるようにしましょう。

後から入れた方が良い食材②煮崩れする野菜

「かぶ」もじゃがいもと同じように煮ていくと形が崩れてしまう野菜です。

どのくらいかというと、加圧が始まってから3分以下で柔らかくなるくらいです。

なので、かぶを入れた時はじゃがいもと同じようにいったん取り出すようにしてくださいね。

後から入れた方が良い食材③煮崩れしやすい野菜

加圧が始まってから、玉ねぎと同じくらいの3~5分くらいで煮える野菜があります。

それが「里芋」と「かぼちゃ」です。

使っている圧力鍋や切った大きさによっても変わってくるとは思いますが、これ以上加圧すると煮崩れしやすいといわれています。

なので、他の野菜と一緒に煮たいときは後から入れるようにしましょう。

後から入れた方が良い食材④歯ごたえを楽しみたい食材

柔らかくし過ぎたくない野菜は圧力鍋での調理に向いていません。

歯ごたえを楽しみたい料理のきんぴらごぼうやれんこんのきんぴらを圧力鍋で作るのはおすすめできません。

ささがきしたごぼう、薄く切ったれんこん、昆布などは火が通りやすいので、柔らかくなりすぎてしまいます。

こういった歯ごたえを残したい食材は、後から入れるのがよさそうです。

後から入れた方が良い食材⑤貝類

アサリやシジミ、ハマグリなどの貝類は、普通の鍋で煮ても煮すぎると身が縮んでしまいます。

なので、サッと煮て、だしを取ったら一度出して後からまた加えた方が美味しく食べられますよ。

おでんに入れるじゃがいも種類でおすすめなのは?メークインと男爵では違うもの?

おでんに入れるじゃがいもでおすすめな種類は

  • 煮崩れが気になるなら「メークイン」
  • 味が染み込んだものが好きなら「男爵」
と、いうように、おでんに入れるじゃがいもは好みの違いなので、どちらもおすすめですよ!

では次に、じゃがいもの種類についてもう少し詳しく紹介していきますね!

メークインと男爵の違い①メークイン

楕円形で表面がつるっとしています。

きめが細かくしっとりとした食感で、煮崩れしにくいじゃがいもです。

なので、じゃがいもの形を残したいシチューやカレー、炒め物などの料理に向いていますよ。

他にも

  • はるか
  • ホッカイコガネ
  • 十勝こがね
  • とうや
  • ピルカ
  • きたかむい
  • インカのめざめ
などが似た特徴を持っています。

メークインと男爵の違い①男爵

表面がごつごつしていて、加熱するとホクホクとした食感になります。

潰しやすいので、ポテトサラダやコロッケなどに向いています。

他の種類だと、「キタアカリ」が似た特徴を持っています。

煮崩を防ぐためのポイント

おでんにじゃがいもを入れたいけど、煮崩れが気になる場合は、下茹でしておくのもおすすめです!

水からゆっくりと茹で、茹で上がったら一度冷ますことがポイントです。

また、じゃがいもをおでんの鍋に入れた後は、沸騰させないようにも注意しましょう。

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圧力鍋でおでんを作るときじゃがいもの調理方法のまとめ

圧力鍋でじゃがいもを煮ると煮崩れしやすいのが難点です。

一緒に加圧する時は上にのせてすぐに取り出す。

別がいいときはレンジで先に柔らかくしてから煮えたおでんの上にのせて最後に軽く煮るなどがいいですね。

あとは煮崩れしにくい品種のじゃがいも(メークイン)を入れれば、他の具材と一緒に煮ても形がなくなるということはないでしょう。