離乳食にも少し慣れてきて、そろそろ違う食材も食べてもらいたい。
そんな時は、そうめんなんていかがでしょうか?
そうめんはうどんよりも柔らかくなりやすいので、離乳食にもぴったりです。
そうめんの主原料は、「小麦粉」と「水」と「食塩」のシンプルなもの。
なので、そうめんは離乳食初期の後半から食べることができるんです。
しかし、そうめんに含まれる小麦粉は、食物アレルギーの原因となることが多いので、米がゆや野菜に慣れたころに試しましょう。
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離乳食中期に使えるそうめんの量はどれくらい?
離乳食中期で使えるそうめんの量は、30~50gです。
大きさは2~5mmのみじん切りにしましょう。
茹でたあと切るよりは、乾麺の状態で砕いてから茹でた方が私は楽でした。
最初に試す際は、2mmぐらいの細かい状態であげましょう。
後期に近づいて、口をモグモグ動かして食べているのが確認出来たら、
「3mm」
↓
「4mm」
↓
「5mm」
と大きさに変化をつけていってくださいね。
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離乳食のそうめんレシピで人気のものを紹介!薄味にするには?
赤ちゃんの舌は大人よりも敏感で、薄味のものでもおいしく感じられるようになっています。
なので、味付けを醤油や塩に頼らずとも、だし汁やかつお節などのうまみのある食材を使うと、薄味でも十分おいしく感じます。
海苔や青のりを使うと、いつもと違った風味も楽しめますね。
塩の代わりに塩麹や、砂糖の代わりに糀甘酒も、この時期から使えるのでおすすめです。
そうめんには、生地にもともと塩が使われているので、味付けには塩を使わず、出汁だけを使うようにしましょう。
そうめんはいろいろな出汁やお野菜、魚やお肉とも合わせやすいので、離乳食に悩むママさんには大助かりです!
ここでは離乳食のそうめんで人気のレシピをご紹介していきます。
離乳食の人気そうめんレシピ①野菜にゅうめん
うどんスープでおなじみのヒガシマル醤油から発売されている赤ちゃん用うどんスープを使ったレシピです。
※こちらのスープは7カ月から使えます。
野菜にゅうめんの材料
- そうめん・・・1/4束
- 人参・・・1枚(厚さ1㎝の輪切り)
- 大根・・・1枚(厚さ3のmm輪切り)
- 白菜・・・1/3枚(葉先の柔らかい部分)
- 赤ちゃん用うどんスープ・・・1袋
野菜にゅうめんの作り方
①そうめんは1㎝ほどに折って柔らかく茹で、水でよく洗う。
②にんじんと大根は皮をむいてよく刻み、ラップに包んで電子レンジで約1分加熱し、粗くつぶす。
③白菜は粗みじん切りにする。
④小鍋に赤ちゃん用うどんスープ、水、③を入れて柔らかくなるまで煮て、さらに①,②を加えてさらに煮る。
※赤ちゃんの離乳食の進み具合によって、さらにつぶしたり、裏ごししてあげてください。
離乳食の人気そうめんレシピ②鶏ささみとかぶのそうめん
鶏ささみから出汁が出て、うまみアップ!
鶏ささみとかぶのそうめんの材料
- かぶ・・・1/6個
- かぶの葉(葉先)・・・1枚
- 鶏ささみ肉・・・小さじ1/2
- そうめん・・・10本
- だし汁・・・大さじ2
鶏ささみとかぶのそうめんの作り方
①かぶは茹でて潰す。
②かぶの葉は茹でてみじん切りにする。
③みじん切りにした鶏ささみ肉は茹でてすり潰す。
④そうめんは茹でて水でよく洗い、みじん切りにする。
⑤小鍋に①~④の材料とだし汁を入れてひと煮立ちさせる。
離乳食の人気そうめんレシピ③しらすと野菜のそうめん
1皿で
- 炭水化物
- タンパク質
- ビタミン類
しらすと野菜のそうめんの材料
- そうめん・・・10本
- しらす・・・5~10g
- 大根・・・10~15g
- 人参・・・10~15g
- 出汁(かつおと昆布)・・・100㏄
- 片栗粉・・・適量
しらすと野菜のそうめんの作り方
①そうめんをポリ袋等にいれて、みじん切り程度の長さになるように細かくする。
②大根、人参もそれぞれみじん切りにする。
③しらすはザルに入れて熱湯をかけて塩抜きし、すり鉢などですり潰す。
④小鍋で出汁を沸騰させ、①,②,③を投入し、弱火にして5分ほど煮込む。
⑤片栗粉でとろみを付けて完成。
※野菜は小松菜、ほうれん草、かぶ等もおすすめ♪
ここでは和風だしばかり紹介しましたが、コーンスープやホワイトソースなどに混ぜて洋風にしてもおいしいです。
初めて洋風のそうめんを出したときは、娘は目の色を変えてあっという間に食べ終わりました。
コーンスープもホワイトソースもベビーフードとして販売されているので、そちらを利用するともっとお手軽にすみます♪
ただし、初めての食材を試すときはアレルギーの心配があるので、注意してくださいね。
離乳食のそうめんつゆの作り方は?大人の分から取り分けは可能?
市販のめんつゆには
- 醤油
- 砂糖
- みりん
- 塩
なので、正直、離乳食中期の赤ちゃんにはまだ早いかな?といった感じです。
それでももし、市販のめんつゆを使いたいのでしたら、大人が使う濃さの5倍程度薄め、風味付け程度にしましょう。
赤ちゃんの離乳食で塩分の濃いものは好ましくありません。
それでも、赤ちゃんにおいしく離乳食を食べてもらいたい気持ちもわかります。
喜んでおいしく食べてもらいたいですよね。
そんな時のための手作りめんつゆのレシピを紹介します。
離乳食用の手作りめんつゆレシピの材料
- 水・・・400ml
- だしパック・・・1個
- しょうゆ・・・大さじ2
- みりん・・・大さじ2
離乳食用の手作りめんつゆレシピの作り方
①鍋に水とだしパックを入れて火にかけて沸騰させる。
②沸騰したら火を弱め、5分程度煮だす。
③②の鍋に醤油とみりんを加え、ひと煮立ちさせる。
作り方もシンプルなので、試してみる価値ありです!
上記でおすすめした出汁パック以外にも人気の商品はたくさんあります。
せっかくなら、離乳食だけじゃなく、自分たちにもおいしい出汁パックを選べたら一石二鳥ですね。
離乳食中期のそうめんの量のまとめ
たくさん茹でちゃったそうめんは冷凍保存できます♪
赤ちゃんの月齢にあわせて茹でたそうめんの水を切り、密封容器に入れましょう。
冷凍保存には、ジップロックなどのフリーザーバッグで必要な分だけ砕いて使えるので便利でした。
そうめんは乾麺なので保存も長めにできるし、どんな食材とも合わせやすいので、和風も洋風も手軽にたくさんアレンジできます♪
レパートリーを広げて、どんどん離乳食に活用してみてくださいね!