「赤ちゃんの脇の下って、どうやって洗えばいいの?」初めての沐浴で私が一番戸惑ったのが、まさにここでした。
ムチムチのお肉の間に指がうまく入らず、ガードされるし、ゴシゴシするのも怖い…。
そんな不安、すごくわかります。
私自身、最初の頃は毎日のように試行錯誤して、泣かれては落ち込み、うまくいかずに途方に暮れた夜もありました。
それでも諦めずに少しずつコツを覚え、赤ちゃんの様子に合わせながら工夫していくうちに、気がつけば笑顔で沐浴できるようになっていたんです。
この記事では、脇の下がうまく洗えない理由や、私が体験した失敗談や乗り越えたきっかけ、そして誰でもできる簡単なコツを交えて詳しくお話ししますね。
読み終わる頃には「これならできそう!」と安心して、赤ちゃんとの沐浴タイムがもっと楽しくなるはずです。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
なぜ脇の下は洗いにくいの?
赤ちゃん特有の体の構造
赤ちゃんの体は思っている以上に柔らかくて、ぷくぷくしたお肉が折り重なっています。
特に脇の下はムチムチの腕と胸に挟まれていて、汗やミルクのカスがたまりやすいのに、自然な姿勢のままだとほとんど開きません。
無理にこじ開けようとすると赤ちゃんがびっくりしてさらに力を入れてしまうので、ますます難しくなるんですよね。
「バンザイしてくれたらいいのに…」と何度も思いましたが、赤ちゃんはそんなことはおかまいなしで腕をギュッと閉じてしまいます.
バランスを崩して泣き出してしまうこともありました。
赤ちゃんの肌は繊細でデリケートだから、どうしてもこちらも慎重になります.
その難しさに戸惑う気持ちはみんな同じだと思います。
怖くてしっかり触れられない心理も
さらに親側の心理も大きく影響していました。
力を入れすぎると痛がるかも、嫌がられて泣かせてしまうかも、という不安でつい遠慮がちになります。
私も最初は手が震えるほどでしたし、赤ちゃんが泣くたびに「ごめんね…」と心の中で謝っていました。
その気持ちが赤ちゃんにも伝わるのか、さらにギュッと力が入ってしまい、どんどん洗えなくなるんです。
そんな悪循環で「どうしたらいいの…」と悩み、夜にネットで検索したり、ママ友に相談したりしていた頃が懐かしいです。
それでも少しずつ慣れていくうちに、自分も赤ちゃんもリラックスできるようになったので、「今はうまくいかなくても大丈夫」と伝えたいです。
脇の下を洗わないとどうなる?
汗や汚れがたまりやすい場所
脇の下は赤ちゃんの中でも特に汗をかきやすい部分です。
お肉に挟まれたまま汗やミルクのカスが残ると、べたついたり、臭ったりすることもありました。
私も娘の服を脱がせたときに「あれ…?」と感じてショックを受けたことがあります。
しっかり洗えているつもりだったのに、シワの奥に白いカスのようなものがこびりついていて、思わず「ごめんね…」と心の中でつぶやいてしまったほどです。
毎日お風呂に入れていても、見えない部分は意外と汚れが残りやすいんだと痛感しました。
あせもや湿疹の原因になることも
何日かうまく洗えていなかったせいで、赤くポツポツとあせもができてしまい、痛そうにしていて本当にかわいそうでした。
赤ちゃんはまだかゆいと言えないので、見ていてすごく切なくて…。
その時、病院の先生に「しっかり洗ってあげてね」と言われて反省しましたし、それ以上悪化しなくてよかったとホッとしました。
あせもや湿疹がひどくなると、軟膏を塗ったり通院が必要になることもあるので、普段から優しくきれいにしてあげるのはとても大切なんだなと感じています。
しっかり洗い流すだけで、肌トラブルがぐっと減るので、毎日のケアの積み重ねが本当に大事なんですよね。
赤ちゃんの脇の下をうまく洗うコツ
安全に支える抱き方のポイント
まずは抱き方を見直しました。
赤ちゃんの体がぐらぐらしないように、背中と首をしっかり支えてあげると、それだけで安心した表情を見せてくれました。
ガーゼを胸にかけてあげると、ぬるま湯の感触にびっくりすることも少なくなり、腕の力が少し抜けるので洗いやすくなります。
支えるときは自分も深呼吸してリラックスすると、赤ちゃんも安心してくれやすいと感じました。
支え方をちょっと変えるだけで腕の隙間ができて洗いやすくなります。
ガーゼを使うとラクになる
指で直接触れるのが怖かったので、最初はガーゼを軽く濡らして石鹸の泡をつけ、それを脇に滑り込ませました。
これが思った以上にラクで、指よりも肌当たりが柔らかく、私の気持ちも落ち着きました。
ガーゼは何枚か用意しておいて、汚れたらすぐに替えられるようにするとより安心です。
ガーゼの厚みや素材によっても洗いやすさが違うので、いくつか試してみるのもおすすめです。
洗い方の順番と動作のイメージ
腕を少しだけ持ち上げて、石鹸をつけた指先やガーゼで数回なでるように。
ゴシゴシする必要はありません。
優しくなでるだけで泡が汚れを落としてくれますよ。
脇を洗う前に他の部分を先に洗って赤ちゃんを慣れさせると、脇もスムーズに洗わせてくれるようになりました。
何度も繰り返すうちに、赤ちゃんも慣れてきて少しずつ腕をゆるめてくれるようになりました。
声をかけながら歌を歌うとリラックスして腕を開いてくれたこともあります。
ちょっとしたコツの積み重ねで、びっくりするほど洗いやすくなりますよ。
それでも難しいときの対策
無理しなくてもOKな理由
「毎日ちゃんと洗わなきゃ」と思い込みすぎて、私も肩に力が入っていました。
でも、うまくいかない日は無理しなくて大丈夫です。
赤ちゃんの肌は思ったより強いので、できる範囲でケアしてあげれば十分なんだと気づいてから気持ちがラクになりました。
自分が疲れていたり赤ちゃんが大泣きしている日は、お湯で軽く流す程度にしたり、翌日にまとめてきれいにするのでも問題ありません。
そのくらい気持ちに余裕を持つほうが赤ちゃんも安心してくれました。
慣れるまでは1日おきでも大丈夫?
毎日完璧にできなくても、次の日やお風呂の時に重点的に洗えばOKです。
赤ちゃんのご機嫌がいいタイミングを見て、無理せず少しずつ慣らしていけば大丈夫です。
実際に私も最初の頃はおっかなびっくりで2日に1回くらいしかうまく洗えなかった時期もあります。
体調や赤ちゃんの様子を見ながら臨機応変にしても大丈夫なんだと知ってからは、気持ちがラクになりました。
そのほうが赤ちゃんもリラックスしてくれるように感じました。
助けてもらえるタイミングも考える
私は週末に夫がいるときに「今日は一緒にやってみよう」と声をかけていました。
ひとりで頑張るよりも、誰かが見ていてくれるだけで安心感がありましたし、夫に洗ってもらうことで新しい発見もありましたよ。
家族に頼ったり、おばあちゃんに見てもらったりするのもいいですし、見守るだけでも気が楽になります。
こうして少しずつみんなで成長していくんだなと思えたのも、いい経験でした。
先輩ママ・パパの体験談とアドバイス
初めての頃に失敗した話
最初の頃、私はとにかく必死でゴシゴシしてしまい、娘の脇が赤くなってしまいました。
その時の娘の泣き顔を見て胸が締め付けられる思いでした…。
その日はお風呂の後ずっと不安で、ネットや本を読み漁りながら、どうしたらいいのか悩み続けました。
でも先輩ママに「優しくなでるだけで大丈夫」と教えてもらい、少しずつ力の抜き方がわかるようになり、自信もついてきました。
そうやって試行錯誤する中で、娘の笑顔が少しずつ増えていったのが本当にうれしかったです。
これで楽になった!おすすめの工夫
ベビーオイルで事前にコットンで拭き取っておくと、すべりがよくなって洗いやすかったですし、スポンジやミトンも便利でした。
ガーゼの種類を変えてみたり、沐浴布を工夫したりするのもおすすめです。
いろいろ試してみて、自分に合う方法を見つけるといいですよ!
さらに、声をかけたり歌をうたいながらだと、赤ちゃんも安心して腕を開いてくれることが増えました。
ちょっとしたアイデアや気持ちの余裕が、沐浴をもっと楽しい時間に変えてくれるんですね。
まとめ
脇の下は赤ちゃんにとっても親にとっても難しい場所。
でも「怖がらずに優しくなでる」という気持ちで少しずつ慣れていけば、必ずできるようになります。
無理せず、力を抜いて、今日ご紹介したコツや工夫を試しながら、赤ちゃんとの大切な沐浴タイムを楽しんでみてくださいね。
私も悩んでいた頃の自分に伝えたいくらい、気楽でいいんですし、肩の力を抜いて向き合えばきっと笑顔になれます。
慣れないうちは赤ちゃんと一緒に成長する気持ちで、できることを少しずつ積み重ねていくといいでしょう。
みなさんもぜひ、赤ちゃんと笑顔の時間をたくさん作りながら、毎日の沐浴を温かく素敵な思い出にしていってくださいね!