子どもを叱りすぎたあとにお母さんがやるべきこと!いい性格をつくる親の口ぐせとは?

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子育てをしていると「自分が思い描いていたニコニコ笑顔のママになれていない…。」っていうことありますよね。

「どうしてあんなに叱っちゃったんだろう。」
「どうしてママのいう事を分かってくれないんだろう。」
「何度同じことを言えばいいんだろう。」

感情的に叱りたくないのに叱ってしまうママは多いと思います。

そこで今回は、ママに知っておいて欲しい

「親の口ぐせの影響力」
「子どもを叱った後のフォローの仕方」

について一緒に学んでいきたいと思います。

怒られた後の「ママ大好き」ってどんな意味がある?どう対応すればいいの?

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怒られた後の「ママ大好き」って、自分のイライラが持続していると何なの?って思うことがありませんか。

でも冷静になって考えてみると、「子どもになんでこんなことを言わせてしまったのだろう」と後悔したことがある人も多いのではないでしょうか。

子どもは本当にママが大好きなんです。

怒られるとママから嫌われている、自分はいらない子なんだと勘違いして必死にママにすがろうとします。

ママが怒った顔を見るのはものすごく辛いのです。

子どもが悪いことをしたり言うことを聞かない時は、何かしら理由があってそうしたのだと考えてみるといいですよ。

子どもからのSOSだと思って冷静になってみてはいかがでしょうか。

また、ママ自身が怒った理由を淡々と子どもに分かりやすいように伝えてみましょう。

「〇〇ちゃんが●●したからママは悲しくなったよ」と言ってみましょう。

そして「ママも〇〇ちゃんが大好き!」と言いましょうね。

怒った後はそのままの顔をしたままにしないで、大好きと伝えて笑顔でその話は終わりにしましょう。

思春期を迎えてから頭ごなしに怒ったままでいると、「ママ大好き」は出てこなくなります。

なんでこんなに怒られなくちゃならないんだ!と逆にキレられます。

どうせ自分は愛されていないから親なんか信じられないと自分の殻に閉じこもってしまいます。

まだ間に合います。

どうか感情のままに怒ったり叱ったりしないでくださいね。

子どもに分かるように、なぜ怒るのかを説明してママは悲しかったんだと言ってください。

そしてママもあなたが大好きと笑顔でその話は終わりにしてくださいね。

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いい性格をつくるための10の親の口ぐせ!逆に言ってはいけない口癖は?

子どもを叱って自己嫌悪になるママ。

自分のせいで子どもが悪い性格にならないか心配・不安になりますよね。

実は、「親の口ぐせが子どもの性格を決める」と言われているほど、親の口ぐせって子育てで大事なんです。

例えば、「子どもには泣かない強い子になって欲しい」と親が思った場合、

  • 泣かないの!
  • 泣き虫は弱い人間だよ!
といった感じの言葉が、口ぐせになってしまいますよね。

すると、実はその子どもは「泣き虫で弱い人間」になってしまう確率が高くなるんだとか。

また、テストの点数が悪かった場合。

「バカな子」と言ってしまうことが親の口ぐせになってしまった場合。

その子どもは「バカな人間」になってしまう確率が高くなってしまうんです。

親の口癖が影響を与える理由は?「ピグマリオン効果」って何?

なぜかと言うと、「ピグマリオン効果」という人間の心理の一つです。

「ピグマリオン効果」とは、「人は期待されればされるほど意欲が湧いてきて、成果も出る」というもの。

親の口ぐせが、「あなたならできるわ!」という前向きな言葉の場合、子どもは能力が出て成果も出ます。

反対に

  • バカな子
  • ダメな子
など後ろ向きな言葉が親の口ぐせの場合、子どもの能力は落ちていって、成果も出なくなっていくのです。

それほど、親の口ぐせは子供に影響を及ぼすとうわけです。

いい性格をつくる10の口ぐせ

具体的にママのどのような口ぐせがいい性格をつくるのかと言うと

  • 大好き
  • ありがとう
  • すごい
  • やったね
  • 大丈夫
  • 楽しんで
  • 頑張ったね、頑張ってるね
  • ○○ならやれる
  • そうなんだ!もっとその話聞きたいな
  • ナイストライ、いい経験になったね!
など、実は短くて簡単な言葉なんです。

私の場合、今、長男が9歳で会話はある方だと思います。

こういった思春期の子どもが「大好き」のような言葉を言われて響くのか?というと、答えは「YES」です。

もし、子どもが聞く耳をもたない態度であったとしても、しっかり親の言葉を聞いて記憶しているんですって。

だからこそ、「大好き」や「ありがとう」など、短くて言いやすい言葉をママの「口ぐせ」にしてくださいね。

ママが子どもに言ってはいけない口ぐせ3選

反対にママが子どもに言ってはいけない口ぐせの3選が、

  • ちょっと待ってね
  • だから言ったのに
  • ○○ちゃん(他の子)ってスゴイね
なんです。

「えっ?」
「ギクッ!」
「どうして?」

と、色々思われたのではないでしょうか。

私も「無茶苦茶言ってしまっている…」って思ってしまいました。苦笑

実はこの、

「ちょっと待ってね」
「だから言ったのに」
「○○ちゃん(他の子)ってスゴイね」

の3つの言葉は、子どもは大人の意味と違う受け止め方をしているんです。

親のNGな口癖!子どもはこう受け取っている!①「ちょっと待ってね」

「忙しい時」
「今は他の事に手をかけたい」

そんなときについ言ってしまう「ちょっと待ってね」。

「ちょっと」という時間の感覚、実は子どもには分からないんです。

特に年齢が低ければ低いほど分かりません。

5分…10分…20分と時間が経っても。

子どもは「ちょっと」が分からないので、ママがこっちを向いてくれるのをずっと待っています。

さらに、ママが「ちょっと待ってね」と言ったことを忘れてしまうと。

子どもは「自分の気持ちを分かってもらえなかった」と受け止めてしまいます。

その経験が2度3度と繰り返されていくことで。

子どもは忙しいママを気にして、自分の気持ちをふさぎこんだり、癇癪(かんしゃく)を起こしてしまうようになります。

同じ「ちょっと待ってね」でも子どもが安心する使い方

同じ「ちょっと待ってね」という言葉を使うときでも。

使い方次第で、「子供が安心する言葉」として使うことができるんです。

その方法は、「ちょっと待ってね」と言う時は、

  • お掃除が終わるまで待っていてくれる?
  • 洗い物が終わってから教えてくれる?
と具体的な時間を伝えるようにしましょう。

また、子ども自身が「ちょっと待ってね」と言われたことを忘れていた場合も

「しめしめ。忘れている」ではなく

「さっきのお話何だった?」
「どうしたの?」

とママから声をかけてあげてくださいね。

その声かけ一つで、子どもは

  • ママが覚えていてくれた
  • 自分を受け止めてくれた
と安心できるようになります。

私も「ちょっと待って」は、無茶苦茶言ってしまっています。

ですが、掃除や洗濯たたみなどの「子どもができそうな家事の場合」

「ちょっと待ってね」と言ってしまっても「あ!じゃあタオルを一緒にたたんでくれる?」と聞いたりします。

子どもは意外とママに頼まれたり、ママのお手伝いをすることを喜びます。

我が家は、長男が9歳、次男が5歳なので、

  • 長男は自分の服や小学校で使った物
  • 次男はタオルなど年齢に合わせてたたみやすい物
をたたんでもらうようにしています。

「僕もお兄ちゃんと同じのをたたみたい!」と問題が生じることも多々ありますがね…。

親のNGな口癖!子どもはこう受け取っている!②「だから言ったのに」

  • 子どもが危ない所で走っていた時
  • ご飯中に遊び始めた時
  • ママが注意したにも関わらず行動を止めずにケガをした時
  • 食事をこぼした時
などに、「だから言ったのに」と言ってしまいますよね。

実は「だから言ったのに」もママが言ってはいけない口ぐせなんです。

子どもからすると「何が”だから”なのか」が理解できていないのです。

「理由は分からないけど、ママが怒っているからとりあえず謝っておこう。」と、子どもは考えます。

子どもの「とりあえず謝る」という行動が繰り返されると、理由が分からないまま謝るような人間になってしまって、積極性や自信も無くなっていきます。

「だから言ったのに」の正しい使い方

ママの「だから言ったのに」は、何が「だから」なのかを説明することが大事なんですね。

「危ない所で走ったらけがをしやすいんだよ。ケガしたのは痛かったね。今度から危ない場所で走るのはやめておこうね。」
「ご飯中に遊び始めるとぶつかったりしてご飯がこぼれちゃうの。食べるの無くなっちゃうから、食べてから遊ぼうね。」

など、何度も伝えることがママの試練です…。

ただ、ママも繰り返し子どもに言うことで、子どもは積極性を失うことなく、自信をもてるようになるでしょう。

親のNGな口癖!子どもはこう受け取っている!③「○○ちゃんてスゴイね」

子どもは誰でもママに「褒めて欲しい」「認めて欲しい」という気持ちをもっています。

でもママが自分以外の誰かを「スゴイね」と繰り返し言うと「僕は(私は)ママの期待を満たせていないんだ」と自信を失ってしまうんです。

何度も他の子を褒める行動を繰り返されると、子どもは

  • 自分に自信がない
  • できない自分を受け入れたくない
  • 悪いことをしてママの注意を引こう
など考えてしまいます。

なので、他の子を褒めることが悪いのではなくって「きちんと自分の子の良い所や、できるようになったところなども褒めてあげること」を習慣にしましょう。

「他の子を褒める時は、自分の子も褒める」という習慣は、子どもに大きな安心感が生まれますよ。


叱ったあとの「ひと言」で子どもが変わる!フォローの仕方を考えてみよう

育児書やネットなどで「子どもを叱るのは命の危険がある時だけ」などと言われますよね。

私は、息子が通っている幼稚園の先生にも言われました。

でも、命の危険が無くても普段の生活の中で、どうしても子どもを叱ってしまいますよね。

であれば、叱ったとしてもきちんと「その後にフォロー」をする習慣をつければ良いんです!

イケないことは、子どもを叱った後に何もしないことです。

ここでは、6つの子どもを叱った後のフォローをご紹介したいと思います。

子どもを叱った後のフォロー①「はい、おしまい」と叱るのが終わる宣言をする

ママも子どもも叱った後・叱られた後は気持ちの切り替えに困ってしまうものです。

そこで、叱るのがひと段落した時にママが「はい、おしまい」と宣言しましょう。

宣言することで、「ママはもう怒っていない」と子どもは安心して、自分の気持ちや考えを吐き出しやすくなります。

子どもを叱った後のフォロー②子どもの気持ちや話を聞く

ついつい忘れがちなのが「子どもの気持ちや話を聞く」ということです。

「どうしてママが叱ったのか分かる?」
「叱られてどんな気持ちになった?」

など、子どもの気持ちや話を聞く声かけをしてあげましょう。

自分の気持ちを聞いてくれることは、子どもでも大人でも嬉しいことですよね。

子どもを叱った後のフォロー③ママが謝る

感情的に叱ってしまった時は、ママが謝ることも一つです。

「怒り過ぎてごめんね」
「ママは○○して欲しかったの」

と、ママの気持ちを伝えることで、子どものママに対する「信頼」が育まれていきます。

子どもを叱った後のフォロー④上手に気分転換

子どもは、ママが楽しいことや嬉しいことを共有してくれると喜びます。

例えば、叱ってしまった後に一緒に

  • おやつを食べる
  • テレビを見る
  • 一緒に遊ぶ
  • ハグをする
など。

子供と一緒の時間を共有することで「ママが僕の(私の)ことを嫌いになったわけじゃないんだ」と、子どもはママの愛情を感じられます。

「もういいよ!」と言われるほどハグをするのがおススメですよ。笑

子どもを叱った後のフォローの仕方⑤自分のイライラの感情に早めに気づくようにする

子どもを叱ったあと、叱ってしまった自分に対してもイライラしてしまって「ダメなママだなぁ」と落ち込んでしまう時、ありますよね。

私も何度、子どもたちの寝顔を見ながら

「こんなママでごめんね」
「なんであんなに怒ってしまったんだろう」

と落ち込んだことか。

それなのに、また叱ってしまう。

そんな負のスパイラル…抜け出したいときは、自分のイライラの感情に早めに気づけるようになりましょう。

「あ!イライラしてきている」
「このままだとまた子どもを感情的に叱ってしまう」

と、冷静な目で自分の感情に目を向けるのです。

そして、ゆっくり深呼吸をして、自分のイライラを抑えられる方法をとりましょう。

私は、トイレや洗面所に行って子ども達と物理的な距離をとるなどをしています。

子どもを叱った後のフォロー⑥「大好き」と伝える

子どもはママに叱られると「僕の(私の)ことが嫌いなのかな」と不安になってしまいます。

だからこそ、どんなに叱っても最後には

「大好きだよ」
「大好きだからこうして欲しかったの」

と子どもへの愛情を分かりやすく「大好き」という言葉で伝えてあげましょう。

「大好き」が一番の特効薬ですよ。

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子どもを叱りすぎたあとにお母さんがやるべきことのまとめ

「子どもを感情的に叱ってしまう」
「そんな自分がイヤ」
「このままだと子どもはどうなってしまうの?」

と悩むママ、多いと思います。

「親の口ぐせが子どもの性格を決める」と言われているほど、親の口ぐせって子育てで大事なのです。

なので、「大好き」や「ありがとう」など短くて簡単な言葉を口ぐせにしていきましょう。

そして、叱ってしまった後も「大好きだよ」というフォローを大切にしてきましょうね。