
赤ちゃんの沐浴のタイミングについて、「寝ているときでも無理に起こして入れるべきなの?」「毎日同じ時間に入れたほうがいいの?」と悩むママやパパは少なくありません。
特に新生児期は昼夜逆転していたり、授乳やおむつ替えでバタバタしたりすることが多く、予定通りにいかず不安になってしまうものです。
結論からお伝えすると、沐浴は必ずしも決まった時間に入れる必要はありませんし、赤ちゃんが寝ているときにわざわざ起こしてまで入れる必要もありません。
むしろ、無理に起こして沐浴をすると赤ちゃんが不機嫌になったり、そのあとなかなか寝付けなくなることもあります。
大切なのは、赤ちゃんが機嫌よく起きていて、体調が安定しているタイミングを見計らって入れてあげることです。
ある程度「夕方〜夜の時間帯に入れるとその後よく眠る」という傾向はありますが、毎日まったく同じ時間でなければならないわけではありません。
新生児期のうちは生活リズムが整っていないのが普通ですし、ママやパパ自身の負担も大きい時期です。
決まった時間にこだわらず、赤ちゃんも大人も無理のないタイミングで行うのが一番です。
この記事では、沐浴の理想的なタイミングや、寝ているときに起こしてまで入れる必要がない理由、沐浴時間にこだわらなくていい背景について詳しく解説していきます。
赤ちゃんにとってもママやパパにとっても心地よい沐浴タイムにするためのヒントを、ぜひ参考にしてくださいね。
沐浴は赤ちゃんが寝たままでもできる?機嫌を損ねない方法は?
生まれたばかりの赤ちゃんは、1日のほとんどを寝て過ごします。
沐浴の時間になっても寝ていることは多く、そんなとき寝ている赤ちゃんを起こして入れるのは可哀そうな気がしますよね。
寝たままでも沐浴は出来る
結論から言うと、赤ちゃんは寝たままでも沐浴はできます。
意外にも生まれたばかりの赤ちゃんは、起こしても起きないことが多いものです。
ただ、お湯につけた瞬間にびっくりして目が覚めてしまうこともあるので、足からゆっくりと入れてあげましょう。
機嫌を損ねるかは赤ちゃんの気分次第
寝ている赤ちゃんを沐浴しようとして機嫌が悪くなるかどうかは、赤ちゃんの気分次第なところがあります。
大人も、寝ているときに急に起こされたら機嫌が悪くなることがありますよね。
それと同じで、赤ちゃんも急に起こされると不機嫌になる場合があります。
予防策としては、沐浴中は笑顔でいることを意識して、楽しい雰囲気をつくってあげましょう。
また、空腹のときは機嫌が悪くなりやすいので、お腹が空いている状態での沐浴は避けるのがおすすめです。
一方で、授乳直後も吐き戻しのリスクがあるため、授乳後は30分以上間隔をあけてから沐浴するのが基本です。
沐浴は赤ちゃんが寝てる時に起こしてでもやるべきなの?
気持ちよさそうに寝ている赤ちゃんを起こしてまで、沐浴をする必要があるのでしょうか?
ここでは、起こすか待つかの判断基準と、沐浴に向いているタイミングについてお話ししていきます。
無理に起こす必要はない
赤ちゃんの性格にもよりますが、起きるまで待つ場合と、寝たまま沐浴させてしまう場合があります。
寝ているほうが洗いやすいケースもありますが、反対にびっくりして泣いてしまう赤ちゃんもいます。
判断の目安としては、体重増加が順調であれば無理に起こす必要はなく、赤ちゃんの睡眠を優先して問題ありません。
一般的に「4時間以上寝ているなら起こさずに睡眠を優先する」という考え方もありますが、体重増加の状況が不安な場合は産院や助産師に相談してみてください。
ママやパパが赤ちゃんの様子を見ながら、一番ベストなタイミングを選んであげるのが一番です。
空腹と不機嫌な時は避ける
赤ちゃんは空腹のときに不機嫌になりやすいので、お腹が空いているときと機嫌が悪いときの沐浴は避けましょう。
また、授乳直後は吐き戻しの原因になることがあるため、授乳後30分以上あけるのがベターです。
空腹でも満腹でもない、ちょうどいいタイミングが沐浴に向いています。
不機嫌なときに無理に繰り返し沐浴をさせてしまうと、お風呂そのものを嫌いになってしまうこともあります。
機嫌の悪いときは時間をずらして、落ち着いたタイミングで入れてあげましょう。
時間帯の変更はあり
厳密に言えば沐浴の時間は決めたほうがよいですが、新生児のうちはそこまで時間にとらわれる必要はありません。
沐浴の1時間ほど前から赤ちゃんの様子を観察して、機嫌がよさそうなら沐浴してあげましょう。
眠そうなら無理に起こさず、寝かせてしまってから寝たまま沐浴するという手もあります。
沐浴をするタイミングはいつ?
沐浴はどのタイミングでするのが理想なのでしょうか?理想のタイミングは季節によっても多少変わってきます。
沐浴するタイミング①20時までには沐浴を済ませておく
実は、沐浴と夜泣きには関連性があります。
赤ちゃんにも体内時計が存在していて、沐浴や食事の時間をある程度固定すると、体内時計を整えることにもつながります。
仕事帰りのパパがお風呂に入れる習慣があると、20時を超えてしまうことがあるかと思います。
この時間帯に明るいお風呂場にいると、赤ちゃんが「今は昼間」と勘違いしてしまう可能性があります。
すると体内時計がリセットされ、夜中に頻繁に目を覚ます夜泣きにつながることもあります。
生活リズムを整え夜泣きを減らすためにも、なるべく20時までに済ませることを意識してみましょう。
もちろん、時間を決めたからといって神経質になる必要はありません。
赤ちゃんの様子を見ながら、無理のない範囲で取り組んでいきましょう。
沐浴するタイミング②夏は涼しい時間帯を選ぶ
新生児の赤ちゃんは自律神経が未発達で体温調整がとても苦手なので、夏は涼しい時間帯に沐浴をしましょう。
クーラーや扇風機で部屋を快適な温度に保つことは大切ですが、赤ちゃんに直接風を当てないように注意してください。
沐浴するタイミング③冬は日中の暖かい時間帯を選ぶ
冬の夜の沐浴は寒く、赤ちゃんが湯冷めしてしまう心配もあるため、日中の暖かい時間帯に沐浴をさせてあげるのがよいでしょう。
ただし、時間帯を大きくずらすと赤ちゃんの夜泣きが増えてしまう可能性があります。
夜泣きが気になる場合は、脱衣所や浴室を十分に暖めてから夕方に沐浴させると、体が冷えにくく生活リズムも保ちやすくなります。
沐浴のタイミングを逃した!遅くなっても入れるべき?
沐浴する時間を決めていても、
- 赤ちゃんが寝てしまっていたり
- 赤ちゃんの機嫌が悪かったり
- 予定が入ってしまったり
でタイミングを逃してしまうときがあります。
タイミングを逃してしまったときは、ケースバイケースで判断しましょう。
沐浴は一日一回が基本ですが、夜遅くなってしまいそうな場合は無理に入れなくても大丈夫です。
特に冬場は夜の冷え込みが厳しく、沐浴後に湯冷めしてしまう危険もあります。
そういった日は思い切って沐浴をお休みし、温めたタオルで体を拭いて、肌着を着替えさせるだけでも清潔を保てますよ。
時間的には沐浴できそうだけど迷うというときは、
- 赤ちゃんの機嫌や体調
- 授乳のタイミング(授乳直後や空腹時は避ける)
- お世話する人の体調や忙しさ
を確認して判断するとよいでしょう。
赤ちゃんが機嫌よく起きていて、授乳から30分以上たっていて、部屋が適温であれば入れられるサインです。
毎日同じ時間で一日一回が理想ですが、難しい日は臨機応変に。
「お休みする」という選択肢も頭に入れておくと気持ちが楽になります。
沐浴前後に不機嫌になるのを防ぐための注意点!
沐浴前後に不機嫌になって泣いてしまう赤ちゃんはいますよね。
うちの子も沐浴後に機嫌が悪くなることがありました。
原因を知っておくと対処しやすくなります。
一つ目は、「赤ちゃんが暑い・寒いため」です。
服を脱いで寒い、お風呂から出て温度が変わる、逆にお風呂上がりで暑いなど、赤ちゃんは大人が思うよりも温度変化にとても敏感です。
これを防ぐには、浴室と部屋の室温をなるべく近づけておくことが大切です。
夏はお風呂上がりの部屋のエアコンを少し弱めに、冬は浴室を前もって暖めておくと温度差が少なくなります。
二つ目は、「眠くなったので不機嫌になっている」です。
お腹の中で羊水に包まれていた赤ちゃんにとって、沐浴はリラックスできる特別な時間。
気持ちよくなってそのまま眠りたいのに、着替えや体拭きでなかなか眠れず不機嫌になることがあります。
沐浴中にあくびが増えてきたら、眠くなっているサインです。
このパターンが続くようなら、もう少し機嫌よくしっかり目が覚めているタイミングに時間をずらしてみると改善するかもしれません。
どうしても沐浴後にぐずる場合は、
- 着替えさせながら優しく話しかけたり
- 抱っこしてゆっくり揺らしたり
して、安心できる雰囲気を作ってあげるのもおすすめです。
三つ目は、「のどが渇いているため」です。
大人でもお風呂上がりはのどが渇きますよね。
赤ちゃんも同様に、沐浴後は「何か飲みたい」と泣いてしまうことがあります。
沐浴後にスムーズに授乳できるよう、ミルクを事前に準備しておくと慌てずに対応できますよ。
沐浴のタイミングで寝ている時は起こすべき?のまとめ
生まれたばかりの赤ちゃんはとてもデリケートで、体内時計も少しの刺激で影響を受けやすいものです。
ただ、ママやパパが神経質になりすぎると疲れてしまいますし、無理が続くと長続きしません。
大切なのは、赤ちゃんの様子を見ながら「今日はどうかな?」と柔軟に判断すること。
機嫌が悪いときは無理せず時間をずらして、赤ちゃんもママやパパも沐浴の時間を心地よく過ごせることを優先してみてください。

