沐浴時には、空腹を避けるように、産院から指導を受けて退院したという方もいると思います。
しかし、どうして空腹時を避けなければいけないのか理由までは、意外と説明を受けないこともありますよね。
私も、沐浴のほか色々な指導があったので、詳しい説明は洗い方だけでした。
沐浴時に空腹を避ける理由としては。
赤ちゃんがおなかがいっぱいのときにお湯の中に入れると、気持ち悪く感じてしまい、吐き戻しをすることがあるからです。
また、沐浴は赤ちゃんの体力を大人の想像以上に使うので、空腹時もできるだけ避けたほうが良いと言われていますよ。
また、沐浴をするタイミングは毎日同じ時間にすると良いことを、ご存知でしょうか?
沐浴をする時間帯は毎日同じにしよう!各家庭で都合のいい時間帯で!
赤ちゃんを家に迎えて、産院でやってもらえるわけじゃないです。
なので、沐浴をするタイミングに困るお父さんお母さんも多いのではないでしょうか?
基本的には、午前中でも午後でも各家庭の都合の良い時間で構わないとされています。
ただ、赤ちゃんの生活リズムを定着させていく意味でも、同じ時間の沐浴がおすすめですよ。
では、時間帯別に、具体的なおすすめの沐浴時間をご説明しますね。
沐浴におすすめの時間帯は?
赤ちゃんの生活リズムを定着させるために、おすすめの沐浴の時間を午前中と午後に分けて、ご説明しますね。
沐浴におすすめの時間帯①午前中:9:00~11:00
午前中のこの時間帯は、比較的朝ごはんや洗濯など一通り終わって、落ち着く時間の家庭が多いと思います。
沐浴は
- 赤ちゃんを落とさないように
- 風邪をひかないように
さらにこの「9:00~11:00」という時間帯は、夏場は涼しく、冬場はちょうど室内が温まってきた時間帯ですよね。
一定の気温が保たれていると、赤ちゃんにとっても気持ちのよい沐浴になるのです!
沐浴におすすめの時間帯②午後:16:00~18:00
まだ生活リズムが整わない赤ちゃんにとって、夜に近い時間帯に沐浴をすることは、生活リズムを整える近道とも言えるのです。
もし、可能な方は、夕方の時間に沐浴をすることをおすすめします!
しかし、兄弟が家に帰ってきてバタバタしたりで
「夕方は少しでもゆっくりと過ごしたい」
という方は、無理に午後の沐浴をしなくても大丈夫ですよ。
沐浴の時に赤ちゃんの体をキレイに洗うポイントは?
シワがある場所を重点的に、しっかりと手を入れて洗ってあげましょう。
ふにゃふにゃしていて関節の柔らかい赤ちゃんの体は、片手で支えるだけでもドキドキしますよね。
最初のうちは変に力も入り、細やかなところまで意識をして洗うことは、正直難易度高いなと感じると思います。
私も、「お湯の中に落とさないように。」とずっと思いながら、毎日沐浴をするので精一杯でした。
なので、シワになっている
- 首元
- 脇の下
- 太ももの付け根
意識するポイントを少なくすることで、赤ちゃんの肌荒れもほとんどなかったですし。
それに、私も気楽に沐浴が出来ていたように思います。
どちらにとってもウィンウィンの関係でいられると、大変な沐浴の時間も親子で楽しめると思いますよ。
沐浴中に赤ちゃんが泣き出したらどうする?泣かないための工夫も
沐浴のときに赤ちゃんが泣くと、どうしたのかと気持ちが焦ってしまいますよね。
最初は沐浴の時機嫌よく入ってくれて泣かなかったのに、途中から泣くようになった赤ちゃんもいるかと思います。
まずは、沐浴中に赤ちゃんが泣く理由として、考えられるものを一緒に見ていきましょう。
沐浴中に赤ちゃんが泣く理由ってどんなこと?
沐浴中に赤ちゃんが泣いてしまう理由として、考えられるものを全部で8つ挙げてみました。
理由別に詳しく見ていきましょう。
沐浴中に赤ちゃんが泣く理由①不快に感じている理由があるから
- 授乳直後で、気持ち悪いから
- お腹が空いているから
- 眠たいから
- お湯の温度が適温ではないから(冷たい、または熱い)
- 脱衣所と湯船の温度差があるから
こんな感じで「赤ちゃん自身が感じていること」が泣いている原因なので。
授乳時間との間隔を変更したり、赤ちゃんを入れる前にお湯の温度を今一度確認してみてくださいね。
沐浴中に赤ちゃんが泣く理由②沐浴が怖いと感じているから
- 体勢が安定しないから
- 服を脱がされて、安心できるものがなくなったから
- お風呂場で反響する物音や人の声が怖いから
時間の経過とともに、薄れていくと思いますよ。
- 着替えの時間を手短にしてあげたり
- 沐浴布を使って、お湯に入れた赤ちゃんの体の上にそっとかけてあげたり
沐浴時に赤ちゃんが泣かないための工夫とは?
沐浴時に赤ちゃんが泣かないために、事前に出来る工夫をご紹介します。
参考にしながら、明日からの沐浴で実践してみてくださいね。
沐浴で赤ちゃんが泣かない工夫①沐浴の時間を短くする
- 入浴時間を10分以内
- 着替えを10分以内
沐浴前に、前もって着替えの服を重ねておいて、バスタオルを広げておくと、着替えの時間が短縮されますよ。
おへその消毒セットや保湿も、そばに置いておきましょう!
沐浴で赤ちゃんが泣かない工夫②沐浴布を利用する
赤ちゃんは「お腹の中にいたときの感覚」が、一番安心できると言われています。
沐浴布を体の上にかけてあげることで、その「お腹の中にいたときの感覚」の状況に近い状態が再現できるんです。
そうすることで安心できるので、ピタッと泣き止む赤ちゃんもいますよ。
このとき、沐浴専用のガーゼが一番使いやすので、おすすめです!
もしも、ご家庭に沐浴専用のガーゼがない場合は、ガーゼタイプの肌に優しい布を選ぶと良いですね。
沐浴で赤ちゃんが泣かない工夫③穏やかな声かけを心掛ける
赤ちゃんは、一番近くにいてくれる「お父さんとお母さんの声」をしっかりと聞いているのですよ。
「お風呂、気落ちいいね」
「さっぱりしたね。これから着替えるよ」
などと、穏やかで明るいトーンで声をかけてほしいと思います。
ときには、赤ちゃんがお風呂で泣いてしまうことが続いて、悲しくなってくる時もあるかと思います。
でも、そんな時でも
「まあいっか。今日もお風呂に入れることを頑張れた!」
と、あまり神経質に考え込まないでいることで、気持ちも軽くなると思います。
積極的に赤ちゃんとコミュニケーションをとってあげることが、恐怖心を取り除く一番の近道かもしれませんよ。
沐浴を空腹時にしてしまうと…のまとめ
最初は不安や緊張が大きい沐浴ですが。
そこまで不安にならなくても、回数を重ねれば上手になっていくものです。
赤ちゃんが泣いている理由を考えながら、穏やかな声かけをしていれば、いつの間にか沐浴が楽しくなっているはずですよ。
沐浴は大体1~2ヶ月すると、あっという間に終わってしまいます。
なので、この「貴重な沐浴の時間」をぜひ赤ちゃんと楽しんでほしいと思います。