離乳食の後期と完了期の違いとは?移行時期・食材・硬さを徹底解説

離乳食の後期と完了期、「どう違うの?」ってなりませんか。

どちらも3回食だし、時期も近いし…「今うちの子はどっちをやればいいんだろう」って迷ってしまいますよね。

「後期のメニューをまだ続けていいのかな」「完了期って具体的に何が変わるの」、そんなモヤモヤ、ちゃんと解決できます。

この記事では、後期と完了期の違いを食材の硬さ・食べる量・食事の進め方ごとに整理して、どちらの時期をどう進めればいいかがスッキリわかるように解説します。

移行のサインや注意点もまとめているので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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後期と完了期の一番の違いは「食材の硬さ」!まずここを押さえよう

大丈夫です。

後期と完了期、そんなに複雑な違いはありません。

最も大きな違いは「食材の硬さ(食べさせる形状)」です。

シンプルに言うと、後期は「歯茎でつぶせる硬さ」、完了期は「歯茎でしっかり噛める硬さ」になります。

下の表で見比べてみましょう。

項目 後期(9〜11ヶ月頃) 完了期(12〜18ヶ月頃)
硬さの目安 バナナくらい(歯茎でつぶせる) 肉団子くらい(歯茎で噛める)
食材の形状 粗みじん〜小さな角切り 一口大の角切り
1日の食事回数 3回 3回+おやつ1〜2回
調味料 なし〜ごく少量 薄味であればOK

「バナナくらい」「肉団子くらい」というイメージ、わかりやすいでしょう?

指で食材を押してみて、すっとつぶれたら後期向け、少し力がいるくらいなら完了期向け…そんな感覚で確認してみてください。

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なぜ後期と完了期を段階的に分ける必要があるの?

「全部まとめて”離乳食”でいいじゃないの」って正直思いますよね(私もそう思ってました)。

でもこれ、赤ちゃんの口の機能の発達に合わせて、少しずつステップアップさせるために必要なプロセスなんです。

後期(9〜11ヶ月頃)は「歯茎でつぶす練習」の時期!

後期は、上下の歯茎を使って食材をつぶす動きを覚える大事な時期です。

まだ奥歯は生えていないので、「噛む」というより「歯茎でグッとつぶす」イメージ。

この動きをしっかり練習しておくことが、完了期への準備になります。

このころから手づかみ食べも盛んになってきます。

食べ物が床に落ちたり、テーブルが汚れたりして大変ですが(毎日の片付けが地味につらい…)、「自分で食べたい!」という意欲が育ってきた証拠でもあります。

後期の食材と1回の量の目安

後期の食材は、軟飯(お米:お水=1:2程度で炊いたもの)を90g、野菜・果物を30g程度が1回の目安です。

魚や肉は15g程度、豆腐なら45g程度、卵は1/2個、乳製品は80g程度を参考にするとよいでしょう。

あくまでも目安なので、食欲に個人差があるのは当然のこと。

食べる量が少なくても、食べることへの意欲があれば焦らなくて大丈夫です。

完了期(12〜18ヶ月頃)は「幼児食への橋渡し」の時期!

完了期は、いわば「赤ちゃんの食事」から「子どもの食事」へと移っていく橋渡し期間です。

奥歯が少しずつ生えてきて、食材をしっかり噛む動きができるようになってきます。

食材の形状も一口大の角切りに変わり、家族の食事からの取り分けが少しずつできるようになるのも完了期の大きな特徴です。

完了期の食材と1回の量の目安

完了期は、ご飯を80〜90g(軟飯から普通のご飯へ徐々に変えていく)、野菜・果物を40〜50g程度、魚・肉は15〜20g程度が目安です。

おやつ(補食)が1日1〜2回加わりますが、これはいわゆる「お菓子の時間」ではなく、食事で補いきれない栄養を補う「補食」の意味合いがあります。

おにぎりや蒸しパンなど、エネルギーになるものが向いています。

また、完了期からは薄味の調味料を少し使えるようになりますが、素材の味を生かした薄味が基本です。

大人と同じ濃さの味付けはまだ避けてください。

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後期から完了期への移行サイン!3つのチェックポイント

「月齢が12ヶ月になったら自動で完了期に移っていいの?」という疑問、よく聞きます。

実は、月齢よりも「赤ちゃんの食べる様子」を見て判断することが大切です。

以下の3つのポイントを確認してみてください。

①後期の食材をしっかり噛んで飲み込めているか?

後期の食材(バナナ程度の硬さ)を口の中でモグモグと動かしながら飲み込めているなら、完了期への移行を考えてもよい時期かもしれません。

逆に丸飲みしていたり、口の中でうまくまとめられずにポロポロとこぼしてしまう様子が続くなら、もう少し後期の食材を続けた方が安心です。

②1日3回の食事リズムが安定しているか?

完了期に進む前に、後期の3回食がある程度定着していることが大切です。

「3回食をはじめたばかり」「食事の時間がまだバラバラ」という段階なら、まずは3回食のリズムをつけることを優先しましょう。

③食べることへの意欲が出てきているか?

「もっと食べたい!」という様子で手を伸ばしたり、スプーンや食器に興味を持ち始めたりしているなら、完了期の食事を少しずつ試してみてもOKです。

食べることへの積極性は、次のステップに進む準備ができてきたサインでもあります。

うちの場合は、後期の角切り野菜をパクパク食べながら「もっとくれ!」と手を伸ばしてきたのが移行のサインでした。

月齢はまだ11ヶ月だったのですが、食べる様子を見てそろそろかなと。

かかりつけの小児科の先生に相談したら「食べる様子で判断して大丈夫ですよ」と言ってもらえて、少しずつ硬さを変えていきました。

後期・完了期でやりがちなNG行動も要チェック!

良かれと思ってやってしまいがちな注意点もあります。

ここを知っておくと、余計な遠回りをしなくてすみます。

月齢だけで判断して急いで進めない

「もう12ヶ月だから完了期の食事にしなきゃ」と焦る必要はありません。

完了期への移行はあくまで目安であり、赤ちゃんによって個人差は大きくあります。

早く移行できることが「優秀」なわけでも何でもないので、子どものペースを信じてあげましょう。

大人の食事をそのままあげるのは要注意

「完了期は家族と同じ食事でいいんでしょ」と思ってしまいがちですが、大人の食事は塩分・糖分・油分が多すぎて、赤ちゃんの腎臓や消化器官への負担になります

「家族の食事から取り分ける」のはOKですが、必ず調味する前の状態で取り分けることが大切です。

薄めたり、刻んだりしてから与えるようにしましょう。

食材の硬さを一気に変えすぎない

「今日から完了期!」と急に食材の硬さを変えると、赤ちゃんがうまく食べられずにむせたり、食べることが嫌いになることもあります。

食材の一部だけ硬さを少し上げてみるなど、段階的に移行するのがおすすめです。

一度、「もう完了期の時期だし!」と張り切って硬めの食材に変えたら、子どもが嫌がって全然食べてくれなかったことがありました。

それから後期の硬さに戻して、1週間かけて少しずつ変えていったら、気づいたら普通に食べてくれるようになっていて。

焦って進めるより、ゆっくりの方が絶対うまくいく…と実感した出来事でした。

まとめ:後期と完了期の違いは「硬さと補食」!子どものペースを信じよう

後期と完了期の違いをおさらいします。

後期(9〜11ヶ月頃)は歯茎でつぶせる「バナナ程度の硬さ」が目安で、1日3回食を基本に食材の形状を少しずつ粗くしていく時期です。

完了期(12〜18ヶ月頃)は歯茎で噛める「肉団子程度の硬さ」へとステップアップし、補食(おやつ)が1〜2回加わり、薄味の調味料も少しずつ使えるようになります。

移行のタイミングは月齢だけで決めず、「食べる様子」「噛む動き」「食事への意欲」の3つを確認しながら、子どものペースで進めることが大切です。

「うちの子、後期なのか完了期なのか正直よくわからない」と感じていた方も、少しスッキリしてもらえたら嬉しいです。

離乳食って、フェーズが多くて「やっと慣れてきたと思ったら次のステージ」の繰り返しで、親のほうが疲れてしまいますよね(ほんとに、ほんとうに)。

「ちゃんとできているかな」「進め方、間違ってないかな」って不安になる気持ち、すごくわかります。

でも、離乳食で一番大切なのは、完璧な進め方より「食べることを楽しいと感じてもらうこと」だと思っています。

後期のメニューを少し長めに続けてしまっても大丈夫です。

完了期への移行が少し遅れても問題ありません。

心配なことがあれば、かかりつけの小児科や自治体の育児相談を気軽に活用してみてください。

専門家に話を聞いてもらえると、気持ちがずっと楽になりますよ。

今日も一生懸命作った離乳食は、ちゃんと赤ちゃんに届いています。

「今日も一緒に食べられたね」…そのひとことが、離乳食の一番の正解かもしれませんね。