モロー反射とは?赤ちゃんがビクッとする理由とおくるみで防ぐ方法を解説!

「赤ちゃんが寝ているときに突然ビクッと手足を広げて泣き出してしまう…」こんな瞬間を見て、思わずドキッとしたり、すごく不安になったりしたことはありませんか?

私も最初は「もしかして病気なのかな?」と怖くて眠れないくらい心配でした。

でもこれは「モロー反射」という、生まれたばかりの赤ちゃんがみんな持っている自然な反応なんです。

しかも、赤ちゃんが健やかに育っている証拠なんですね。

そうは言っても、毎晩何度も起こされると親もへとへとになってしまいますし、赤ちゃんも眠りが浅くてかわいそうだな…と胸が痛くなります。

そんなときに私が救われたのが「おくるみ」でした。

今回は、モロー反射がなぜ起こるのか、いつまで続くのか、そしてどんなふうにおくるみで赤ちゃんをやさしく包み、安心させてあげられるのか。

私が体験したエピソードや感じたことも交えて、たっぷりお話していきますね。

ぜひ、同じように悩むママやパパのヒントになれば嬉しいです。

スポンサードリンク

モロー反射とは?赤ちゃんがビクッとするのは自然なこと

スポンサードリンク

新生児特有の原始反射のひとつ

モロー反射は、赤ちゃんの「原始反射」のひとつで、生まれたばかりの赤ちゃんにはみんな見られるものなんです。

大きな音や急に抱っこされたとき、頭が少し後ろに倒れただけでも、ビクッと手足を大きく広げて泣いてしまうことがあります。

こうした反応は、生きるための本能的な防御反応とも言われていますし、神経や筋肉がしっかりと成長している証でもあるんですね。

私も初めて見たとき、「どうしてこんなに大げさに動くんだろう…」とびっくりしたと同時に、健やかに育っているんだなと少しほっとしたのを覚えています。

モロー反射が起こるタイミングと頻度

モロー反射は、ほんの些細な音やちょっとした揺れ、抱き上げるときの動きにさえ敏感に反応して起きます。

特に新生児期は一晩に何度も起こり、そのたびに泣いて起きてしまうので、私も毎晩何度も抱っこして寝かしつける日々でした。

眠そうにしていても、布団に下ろすタイミングをちょっとでも間違えるとビクッと反射して泣いてしまい、こちらも何度もため息をついたものです。

それでも、少しずつ赤ちゃんに合わせたリズムをつかむと、タイミングのコツも見えてくるようになりました。

いつまで続くの?消失の目安時期

ずっと続くわけではなく、生後3~4か月くらいになると自然に減っていきます。

うちの子も4か月を過ぎるころにはビクッとすることがぐっと減って、夜中に起きる回数も少しずつ減り、私もようやくぐっすり眠れる日が増えていきました。

成長とともに神経や筋肉の発達が進み、自分の体をうまくコントロールできるようになるからなんですね。

それまでの間は、赤ちゃんにとってもパパやママにとっても大変ですが、この反応は健やかな成長のサインだと思って、上手に付き合っていってください。

これを知っておくだけで、心の持ち方もずいぶん変わると思いますよ。

スポンサードリンク

モロー反射による赤ちゃんへの影響

夜中にビクッとして起きてしまう

赤ちゃんにとってはびっくりする動きのせいで、せっかく眠りかけていても起きてしまい、泣き出すことも少なくありません。

私も、夜中に何度も泣き声で目が覚めて、正直へとへとになった日もありました。

何度寝かせてもすぐにビクッとして目を覚まされると、こちらも眠れなくてつらくなり、赤ちゃんに対して申し訳なさややるせなさを感じたものです。

眠れない時間が続くと、こちらも精神的に追い詰められていくような気持ちになり、育児そのものが怖くなることさえありました。

それでも、「きっと大丈夫」と自分に言い聞かせながら抱っこしていました。

寝つきが悪くなる・眠りが浅い原因に

モロー反射が頻繁に出ると、深い眠りにつけず、浅い眠りのまま泣いて起きる…そんな悪循環になることもあります。

私も「どうにかならないかな…」とネットでいろんな方法を調べては試していました。

寝かせても30分もしないうちに起きてしまうことも多く、日中も眠そうにぐずる赤ちゃんを見て「なんとかしてあげたい」と思いながらも、なかなか解決できずに悩み続けていました。

自分の力不足を責める気持ちや、周りの赤ちゃんはもっとよく寝るのに…という焦りも出てしまい、涙が出る夜も何度もありました。

それでも少しずつリズムをつかんでいくことで、光が見える瞬間がありました。

パパ・ママも寝不足になる悪循環

赤ちゃんの睡眠が不安定だと、パパやママも当然寝不足に。

私自身も、疲れがたまって夫婦喧嘩になってしまったり、赤ちゃんにきつく当たってしまいそうで自己嫌悪したり…。

自分に余裕がなくなると、家族みんながギスギスしてしまい、ますます悪循環に陥ってしまうんですよね。

心の中で「私がもっと頑張らなきゃ」と思い込んでしまい、逆に空回りして疲れ果てることもありました。

だからこそ、少しでも赤ちゃんが安定して眠れる方法を探して、私たち親も心を落ち着ける時間を確保しようと必死でした。

その思いが、おくるみを取り入れてみるきっかけにもなったんです。

おくるみのおかげで少し楽になったあの日の安堵感は、今でも忘れられません。

スポンサードリンク

おくるみでモロー反射を防ぐ仕組み

おくるみで包むと安心する理由

赤ちゃんはお腹の中で狭く守られた空間にいたので、急に自由な空間に出ると不安になりやすいんですね。

おくるみでやさしく体を包んであげると、お腹の中にいたころの安心感に近くなり、ぐっすり眠りやすくなるんです。

うちの子も、包んであげると表情がふっとやわらいで、私までホッとしたのを覚えています。

しかも、おくるみで包むと赤ちゃんの手足の動きが抑えられるので、寝つきが良くなったり、お腹が温かく保たれることでぐっすりとした深い眠りにつながりやすいとも感じました。

体が小さい赤ちゃんにとって、やさしく包まれる感覚は本当に心地いいんだろうなと、見ていて実感しました。

モロー反射が起きても大きな動きを防げる

おくるみでしっかり体を包んでおくと、モロー反射で手足が大きく動いてびっくりして起きるのを防ぐことができます。

最初におくるみを試した夜、普段より長く眠ってくれて、「やっと私も眠れる…!」と涙が出るくらい嬉しかったです。

その後も何度か夜中に目が覚めることはあっても、おくるみなしの頃に比べるとぐんと落ち着いてくれて、「これなら私も乗り越えられそう」と気持ちが楽になりました。

赤ちゃんの寝顔を見ながら、自分の心まで穏やかになる感覚があったのを今でも覚えています。

夜泣きや寝ぐずりの軽減にも効果的

おくるみはモロー反射を抑えるだけでなく、夜泣きや寝ぐずりも少し楽になると感じました。

ぐっすり眠ってくれる時間が増えると、こちらの心にも余裕が出て、育児がちょっと楽しいと思える瞬間が増えました。

赤ちゃんが安心してくれると、その笑顔を見る私たちも嬉しくなり、抱っこして寝かしつける時間さえも愛おしいと思えるようになってきます。

そんなふうに、親子の絆を深めるお手伝いをしてくれるのが、おくるみの魅力なんだなと感じます。

スポンサードリンク

モロー反射対策におくるみを使うときのポイント

正しい巻き方で安全に使う

おくるみはきつく巻きすぎると危険なので、胸のあたりはゆったりと、足も自由に動かせるようにしてあげるのがポイントです。

赤ちゃんが苦しそうにしないか、表情や呼吸を見ながら調整してあげると安心です。

私は最初よくわからなくて、動画や産院で教わって練習しましたが、慣れると意外と簡単で楽しくなってきますよ。

巻き方に少し工夫すると赤ちゃんが心地よさそうにしてくれて、寝かしつけの時間も短くなり、夜中に起きる回数も減りました。

きれいに巻けると赤ちゃんが安心したように眠ってくれるので、私まで嬉しくなりましたし、「また明日も頑張ろう」と思えました。

季節に合った素材選びも大切

暑い季節はガーゼ素材で通気性のいいもの、寒い季節はフリースや厚めのコットンがおすすめです。

私も最初は厚手のものばかり使って赤ちゃんが汗びっしょりになり、慌てて薄いガーゼに替えました。

素材を変えるだけで赤ちゃんの機嫌がよくなり、夜中に泣く回数も減ったのを実感しました。

季節だけでなく、その日の気温や赤ちゃんの体調によっても選んであげると、より快適に過ごせます。

赤ちゃんが気持ちよさそうに眠っている姿を見られると、こちらも幸せな気持ちになりますし、安心感が広がります。

お気に入りの柄や色のおくるみを用意すると、巻く時間が楽しみになるのでおすすめですよ。

嫌がる場合は無理せず別の方法も検討

中にはおくるみを嫌がる子もいます。

そんなときは無理に続ける必要はありませんし、抱っこやスリーパーなど、ほかの方法を試してみるといいですよ。

うちも一時期は嫌がっていたので、無理に続けずに抱っこで落ち着かせたり、別の寝具を工夫したりしていました。

赤ちゃんにも好みがありますし、その日の気分でも違うので、いろいろ試しながらぴったりの方法を見つけていくといいでしょう。

親も赤ちゃんも、無理なく心地よく過ごせるのが一番ですからね。

気負わず、少しずつ赤ちゃんのペースに合わせていく気持ちで向き合うと、育児がぐっと楽になりますよ。

スポンサードリンク

まとめ|モロー反射を理解して赤ちゃんの眠りをサポートしよう

赤ちゃんのモロー反射は自然な成長の証。

でも親としては、夜中に何度も起こされて心が折れそうになることもありますよね。

私もそうでしたし、疲れ果てて泣いてしまった夜もありました。

でもおくるみでそっと包んであげることで、赤ちゃんが安心して眠れる時間が増え、私自身も気持ちに余裕が生まれました。

赤ちゃんの安心した寝顔を見ると、こちらもホッとできて、やさしい気持ちになれます。

育児は思い通りにいかないことばかりですが、完璧を目指さず、赤ちゃんに合う方法を探しながら、一緒に笑顔でいられる夜を増やしていけたらいいですね。

そんな気持ちで、ゆったりとした時間を過ごしてみてくださいね。