赤ちゃんが産まれて1か月健診までは沐浴をします。
ちょっとした手間ではありますが、沐浴は赤ちゃんに必要なこと。
首のぐらつく赤ちゃんを支えながら沐浴ガーゼをかけて、しっかりきれいにしていきます。
しかし、最近は沐浴ガーゼを使わない方法があるんです!
そもそもどうして沐浴ガーゼを使うのでしょうか?
沐浴ガーゼや沐浴布とは、沐浴に使う大きな布です。
沐浴中に赤ちゃんの体にかけます。
赤ちゃんはお腹の中で羊水に包まれていました。
常に肌に何か触れていたから、裸になると不安でぐずる原因になることもあります。
また、お湯から出てしまっているところにかけておくことで、湯冷め防止する役割もあります。
産まれたばかりの赤ちゃんに使うので、肌に刺激の少ない素材を選ぶのがおすすめです。
例えば綿やオーガニックコットンなどを原料がいいですね。
さらに蛍光剤や漂白剤など肌の刺激になってしまうものが含まれていないのがおすすめです!
また、水を含んで重くなってしまうと使いにくいので、ガーゼなど軽くて柔らかい素材がいいですね。
沐浴ガーゼの話をしていましたが、今回は使わない沐浴の方法についてです。
沐浴ガーゼは必要だと病院でも教わりますが、最近は沐浴ガーゼなしの方法をおすすめする病院もあるんです。
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沐浴ガーゼを使わないで赤ちゃんを洗った方がいい?理由を解説
むしろ沐浴の際に沐浴ガーゼを使わないほうがいいという話もあります。
一体なぜでしょうか?
今までの沐浴方法にはデメリットがあるからなんです。
沐浴ガーゼを使うデメリットは?
沐浴ガーゼを使うときは、ガーゼを使って、体や顔を洗い最後にかけ湯をして上がります。
ガーゼとの摩擦や、泡のすすぎ残しが肌トラブルにつながる可能性があります。
そこでたっぷりの泡を使い、手で優しく洗って、シャワーなどでよく流す方法が新しい沐浴方法として広がっています。
実際、下の子は肌が弱く普通の沐浴では肌荒れが起きました。
そこでガーゼをやめ、シャワーでしっかりすすぐようにしたところずいぶん良くなりました。
沐浴のあとの保湿は食物アレルギーも防ぐほど重要
また保湿も乾燥していなくてもしっかりしておくのが大切です!
赤ちゃんの皮膚は薄いので、保湿をしっかりしてきれいに保つことも重要です。
保湿をすることで、食物アレルギーを防ぐことができる可能性もあります。
アレルギーは皮膚から入って発症し、口から入って緩和すると性質があるとされています。
皮膚が乾燥して荒れたところにアレルギーの元となる食物がつくとアレルギーにつながりやすいです。
肌をきれいに保つことで、アレルギーになる確率を減らせます。
沐浴ガーゼを使わない沐浴の手順
では、ここからは沐浴ガーゼを使わない沐浴の手順を紹介していきます。
沐浴ガーゼなしの沐浴方法の手順①石鹸をしっかり泡立てておく
まずは、前準備として、石けんを使う場合はしっかり泡立てておきます。
最近は泡で出るタイプの石けんも多いのでそちらもおすすめです!
シャワーもぬるめのお湯がさっと出るようにしておきましょう。
沐浴ガーゼなしの沐浴方法の手順②赤ちゃんを寝かせて洗う
洗い方ですが、バスマットなどを敷いて、赤ちゃんを寝かせて洗います。
頭から先に洗い、赤ちゃんが口や顔に持って行かないようにさっと流します。
次に顔を洗い、次に体を洗います。
- 首
- 脇
- ひじの内側
- ひざの裏
- 足の付け根
最後におまたやお尻を洗います。
沐浴ガーゼなしの沐浴方法の手順③シャワーで優しく洗い流す
流し残しのないように、しっかりとシャワーで優しく流してあげます。
沐浴ガーゼなしの沐浴方法の手順④保湿する
沐浴後はしっかりと保湿をしましょう。
塗る量は塗った後にテカテカしてティッシュがくっつくくらいです。
ちょっと塗りすぎ?と感じるくらいでも大丈夫です!
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沐浴をしてはいけない時を紹介!授乳前後や元気がない時は避けよう
沐浴は赤ちゃんの体力を使います。
裸になってお湯をかけますが、体温が下がるので、体温を上げようと頑張れば、それだけ体力が減ります。
なので、沐浴をしてはいけない時もあります。
沐浴をしてはいけない時①授乳後すぐ・空腹時
まず1点目として、吐き戻しなどの可能性があるので、授乳後30分くらいあけてからにしましょう。
また空腹時もぐずりやすいので、授乳直前もやめておきましょう。
おすすめなのは飲みわけです。
母乳なら片方のおっぱいを与えてから、沐浴します。
沐浴後反対のおっぱいと、沐浴前にあげた方もあげます。
腹八分目くらいでお風呂に入れるし、寝る前もお腹いっぱいにできます。
沐浴をしてはいけない時②発熱時・元気がないとき
どうしてもやめた方がいいタイミングは、熱など元気がない時もやめておきましょう。
赤ちゃんは体温が元々高めなので、37.5度を超えたら沐浴はお休みです。
赤ちゃんにとって沐浴は体力を消耗することだと覚えておいてくださいね。
そして、沐浴は赤ちゃんの生活リズムを整えるためにも毎日同じ時間にするのがおすすめです!
私は赤ちゃんの就寝時間を19時にしていたので、寝かせる前の17時~18時の間に行っていました。
沐浴ガーゼの使い方のまとめ
沐浴は本当に大変ですよね!
片手で支えながら洗うのは腱鞘炎になりそうなほどです。
沐浴ガーゼをつかわない方法は寝転がせて洗えるのでお母さんもお父さんも助かりますよね。
産後すぐの体にしゃがんでの力仕事は本当にきついので、お父さんの協力があると助かりますね。
やりやすい方法があれば、赤ちゃんにまだなれていないお父さんでも安心ですよね。
きれいなお肌をキープしてあげてくださいね。