赤ちゃんの1年はあっという間ですよね。
1歳にもなると起きている時間も長くなってきます。
赤ちゃんの間は午前と午後とお昼寝をしていたかと思いますが、1歳からはお昼寝はどうしていったら良いのでしょうか?
一般的には1歳をすぎると活動できる時間が長くなってくるので、午前のお昼寝は段々となくなってくるのが一般的です。
1歳になったばかりだと午前中30分ほどうとうとするのは一般的かと思います。
あまり昼に近いのも良くないので9時~10時の間くらいが理想的です。
この後2時間ぐらい活発に過ごせればお昼寝もしっかり眠れるはず。
午後のお昼寝は12時半くらいから14時半までしっかり2時間取るのが理想です。
理想はありますが、赤ちゃんそれぞれに個性があります。
よく寝る子、寝ない子、多少の前後はあるかと思うので、あまり思い詰めないでくださいね。
子どもが9ヶ月から保育園に行っていましたが、1歳すぎると子供による差が大きく感じました。
保育所に通う同じくらいの月齢の子でも朝寝する子はしていましたし、しない子は元気に遊んでいました。
1歳の子のタイムスケジュールの理想は?昼寝はどのくらいさせる?
具体的にどんなふうに1日を過ごしていくと良いのでしょうか?
ふんわりこのくらい寝たら良いのはわかってもモデルのタイムスケジュールがあるとわかりやすいですよね。
<タイムスケジュール>
- 7時:起きる
- 7時半:離乳食+授乳
- 9時~9時半:朝寝
- 12時:離乳食
- 12時半~14時半:昼寝
- 15時:授乳(おやつタイム)
- 17時:離乳食
- 18時:お風呂
- 19時:授乳、就寝
あくまで理想のスケジュールです。
早寝早起きの理想的なタイムスケジュールです。
タイムスケジュール通りじゃなくても大丈夫?1日の理想の睡眠時間は?
いろんな理由でこの通りには行かないことが多いと思います。
赤ちゃんの昼寝時間の考え方として、よく用いられるのが、1日の睡眠時間です。
昼寝と夜の就寝時間を合わせて、12~16時間ほどが理想です。
1歳をすぎると夜まとめて眠れるようになる子も多いです。
理想の睡眠時間の幅も4時間差があります。
- 夜は生活スタイルに合わせて10時間以上の睡眠時間を確保する
- 午後のお昼寝で2時間
- 午前中眠そうな時は15分から30分朝寝する
このタイムスケジュールの通りじゃなくても。
夜10時間の睡眠時間を確保したいので、21時から7時などで寝れたらOKです。
1歳の子が朝寝して昼寝しない!朝寝をなくすためにすべきことは?
1歳をすぎると、朝寝をそろそろやめたほうがいいのか?と考えている人は多いのではないでしょうか?
朝寝を止めるタイミングは?
朝寝を止めるタイミングというのは、午後の昼寝に影響が出ている状態のことです。
- 朝寝をして、昼寝の寝つきが悪く、夕方遅くなると機嫌がもたなくなる
- 朝寝をしていて、昼寝も寝つきが悪くないけど短時間でやめてしまう
- 昼寝がなんだかうまく行っていない
うまく睡眠が取れないと、赤ちゃんも辛いしママも辛いので、朝寝を止めるようにしましょう。
とはいえ、朝は朝で眠そうで気づいたら寝ているということも多いと思います。
朝寝をなくすコツは2つです。
朝寝をなくすコツ①午前中は活動の時間にする
まず、朝9時から10時半くらいの間は活発に活動できるところに出かけたり、遊んだりしましょう。
家でおもちゃをつかって遊んだり、地域の子育て支援センターなどに出かけるのもいいです。
また、天気や気候の良い時期は公園に行ったり、散歩するもおすすめです。
1歳を過ぎればそろそろ歩きたい時期なので、靴を履いて散歩しても良いですよね。
朝寝をなくすコツ②昼食を早く済ませて早く寝かせる
2つめのコツはお昼ご飯を早く済ませて早く寝かせることです。
理想のタイムスケジュールは12時半からお昼寝ですが、思い切り前倒してしまいましょう。
まずは、10時半に離乳食、11時からお昼寝から始めてみます。
特に問題なく起きていられた場合は、15分ずつ後ろ倒しします。
- 10時45分
- 11時
- 11時15分
- 11時半
15分刻みってちょっと面倒ですが、30分だと変化が大きすぎて、予定通りに過ごせなくなることも。
お昼ご飯が早くなることで午後お腹が空きやすくなるので、ちょっとしっかりしたおやつを用意するのも忘れないようにしてください。
小さなおにぎりやパンなどエネルギーになるものをあげるようにしましょう。
1歳の子供が昼寝しないで夕方に寝るときの対処法は?昼寝を習慣づけるための3つのポイント
1歳の子供が昼寝をしないで夕方に寝てしまうと大変なのが、やっぱり夜の睡眠時間が遅くなることですよね。
今や「眠育」という言葉があるように、幼い頃から睡眠リズムを定着させることで、
- 日中経験したことを覚えられる
- 言葉を記憶したりする機能が十分に発達される
また、睡眠のリズムを作っておくことは、いずれ集団生活に入った時にも大切になってくるから、早めに習慣を作っておくことは大切です。
では、昼寝の時間を定着させるための3つのポイントについてご紹介しますね。
昼寝の時間を定着させるための3つのポイント①午前中にたっぷり体を動かす
私にも1歳の娘がいますが、午前中は晴れている時にはなるべく公園で遊ぶようにしています。
歩いたり小走りをしたり出来るようになる1歳の年齢では、外遊びをたっぷりすることで、昼寝に寝付くのも早くなります。
おかげさまで私の娘は、10分で昼寝をしてくれるから、親としても助かっています。
昼寝の時間を定着させるための3つのポイント②カーテンを閉めて環境を作る
日の光が差している日中は、ただ布団を敷いても眩しくて寝てくれないですよね。
カーテンを閉めて、薄暗くして寝る環境を整えてあげることが大切です。
それに、オルゴールなどの気持ちが落ち着くBGMを用意してあげることも効果的ですよ!
昼寝の時間を定着させるための3つのポイント③子供にあえて声をかけることはしない
布団の中で子供が遊んだり、寝たり起きたりすることってありますよね。
その時に、「寝なきゃダメだよ。」と大人が声をかけると、刺激にあたるので逆効果です。
声には出さず、うなづいたりそっと誘導するような形で、布団に寝かせてあげることが良いですよ。
もしも気持ちが落ち着かない場合には、寝る前に絵本を1冊読んであげると、子供もリラックスした状態になりますよ。
1歳の子のお昼寝の時間帯のまとめ
睡眠の悩みは赤ちゃんが生まれてからずーっと続いてきていると思います。
寝付かない、夜寝ない、夜泣きがひどい、黄昏泣きがひどいなどいろんなことがありますよね。
1歳になると落ち着くとか1歳半になると落ち着くとか聞いたことがある人も多いかと思います。
タイミングは子供それぞれですが、いつかは夜泣きなく朝が来るはずです。
夜しっかり寝るためにはお昼寝のリズムが重要です。
理想のタイムスケジュールに合わなくても、お昼寝がトータル2時間から2時間半くらいになるようしてみてください。
私は子供のスケジュールに振り回されたくなくて、1人目出産後すぐからネントレをはじめました。
赤ちゃんのネントレは1人寝を目指すのではなくて、1日のスケジュールを整えるものです。
お母さん主導で1日の睡眠や授乳のタイムスケジュールを管理します。
結果として、お母さんの休息時間を確保できるんです。
賛否両論、合う合わないがあるのですが、もしお昼寝や夜の睡眠で悩んだらネントレもおすすめです。