赤ちゃんとの旅行で離乳食はどうする?準備・選び方・持ち物ガイド

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赤ちゃんと一緒の旅行は、家族にとって特別な思い出になる素敵なイベントですよね。

いつもと違う場所で過ごす時間にワクワクする反面、「離乳食ってどうしたらいいんだろう…」と不安になる方も多いと思います。

特に、離乳食が始まったばかりだったり、初めての子育て・初めての旅行となると、

「何をどのくらい準備すればいいのか」
「荷物はどうするか」
「食べさせ方は?」

と、いろいろなことが気になってしまいますよね。

実際に私も、初めて赤ちゃんを連れて旅行に行ったときは、離乳食のことが一番の悩みでした。

「普段は温めてから食べさせてるけど、旅行中に同じようにできるかな?」
「保存方法は?」
「レトルトだけで大丈夫?」

など、不安は尽きませんでした。

でも、実はちょっとしたコツやアイデアを知っておくだけで、旅行中の離乳食もぐっとラクになるんです。

赤ちゃんにとっても、親にとっても、無理なく楽しめる旅行にするためには、完璧を目指しすぎず、“できること”をベースに考えるのがポイントです。

このページでは、赤ちゃん連れの旅行に役立つ離乳食の準備・選び方・持ち運びの工夫。

そしてママパパの不安を少しでも減らせるような、そんな実用的なアドバイスをわかりやすくご紹介していきます。

出発前のチェックに、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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赤ちゃんとの旅行で離乳食はどうする?基本の考え方

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旅行中も普段通りの離乳食が必要?

「旅行中もきちんと離乳食を続けなきゃ」と思う方も多いと思いますが、実はそんなに心配しなくても大丈夫なんです。

特に旅行先では、赤ちゃん自身も普段と違う環境の変化に戸惑ったり、移動の疲れや慣れない場所のにおいなどで食欲が落ちてしまうことがよくあります。

また、親も普段のように温めたり、器に盛ったりする時間がとれないこともありますよね。

そんなときに無理していつも通りの離乳食を続けようとすると、赤ちゃんもママパパもお互いにストレスを感じてしまうことがあります。

だからこそ、旅行中は離乳食のスタイルを少し柔軟にして、赤ちゃんの様子に合わせながら「無理しない」を前提に考えるのがポイントなんです。

どうしても食事の準備が難しいタイミングは、ミルクや母乳の回数を少し増やして対応しても全然OK。

赤ちゃんの栄養バランスは1日単位ではなく、数日~1週間のトータルで考えればいいと言われているので、安心してくださいね。

旅の中で赤ちゃんが笑顔で過ごせること、そしてママやパパも楽しめることが一番大切なこと。

食事のペースが少し崩れても、あとからまた整えていけば大丈夫ですよ。

食事スタイルは「手作り」「市販」「すぐ食べられる系」の3つ

旅行中の離乳食には、大きく分けて

  • 手作りの離乳食を持っていく
  • 市販のベビーフードを使う
  • パンやシリアルなどすぐに食べられるものを用意する
の3つのスタイルがあります。

それぞれにメリットがあるので、赤ちゃんの成長段階や性格、旅行のスケジュールに合わせて選んでみてください。

手作り派なら、赤ちゃんが普段食べ慣れている味や食材で安心感を持たせられるのが大きな魅力。

一方で、市販のベビーフードは手間がかからず、保存もしやすいので、荷物をできるだけ軽くしたいときにぴったりです。

そして、パンやシリアルなどは調理の必要がなく、外出中でもさっと取り出して食べられるので、移動中やちょっとした休憩時間にも便利です。

どのスタイルを選んでも正解ですし、3つを組み合わせて状況に応じて使い分けるのもおすすめですよ。

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シーン別!離乳食の選び方と持ち運びのコツ

【手作り派】そのまま食べられる工夫と衛生管理のポイント

いつもの手作りごはんを持っていきたい!という方には、加熱せずにそのまま食べられるメニューを選ぶのがコツです。

たとえば、やわらかめに炊いたおにぎりは食べやすく、手づかみ食べの練習にもなっておすすめですし。

茹でたにんじんやブロッコリー、さつまいもなども冷めてもおいしく食べられるので人気があります。

果物なら、バナナやりんご、みかんなどは皮をむくだけで手軽に与えられますよ。

また、食材はなるべく赤ちゃんが普段から食べ慣れているものを選ぶのが安心。

旅行中に体調を崩さないようにするためにも、刺激の強い味付けや新しい食材は避けるようにしましょう。

持ち運ぶときには、密閉できる保存容器やジッパー付きの保存袋を活用すると便利です。

小分けにしておくと、必要な分だけ取り出してすぐ食べさせられるので、移動中や観光中にもスムーズに対応できます。

さらに、清潔なスプーンやおしぼりを一緒に持っておくと衛生面でも安心ですよ。

特に気をつけたいのが、暑い時期の持ち運び。

夏場は食材が傷みやすくなるので、保冷バッグに保冷剤を入れておくことは必須です。

保冷剤は万が一のときにも便利なので、少し多めに準備しておくと安心ですね。

もし旅先で冷蔵庫が使える場合は、到着後にすぐ冷蔵保存するのも忘れずに。

こういったちょっとした準備をしておくだけでも、手作り派のママやパパが無理なく旅行を楽しめるようになります。

大切なのは、「完璧にやらなきゃ」と思いすぎず、できる範囲で無理なく対応すること。

赤ちゃんと一緒に、楽しい時間を過ごすことを何よりも大切にしてくださいね。

【市販派】おすすめのベビーフードと活用テクニック

最近の市販ベビーフードは本当に進化していますよね。

無添加やオーガニックのものが豊富で、素材にもこだわっている商品がたくさんあります。

特にレトルトやパウチタイプのベビーフードは、温めずにそのまま食べられるタイプが増えていて、旅行やお出かけ中にはとても心強い味方です。

私も実際に娘との旅行のときに、市販のベビーフードに助けられた経験があります。

自宅では手作りが中心だったので、最初はあまり食べてくれなかったのですが、旅行前に家で何度か試して慣らしておいたことで、当日はスムーズに食べてくれましたよ。

旅行先では、赤ちゃんにとっても慣れない環境なので、いつもと同じように食べるとは限りません。

そんなとき、さっと袋を開けてすぐに食べさせられる市販のベビーフードは、本当に便利なんです。

荷物もコンパクトに収まるので、移動中も持ち運びやすく、衛生的にも安心。

味のバリエーションも豊かで、和風、洋風、中華風など、赤ちゃんの好みに合わせて選べるのも嬉しいポイント。

さらに、5ヶ月頃から使える初期用のベビーフードも充実しているので、初めてのお出かけでも心配いりません。

予備として数種類の味を用意しておくと、「これなら食べてくれた!」という発見もあるかもしれませんね。

【簡単派】パンやシリアルを活用したラクちん外食法

赤ちゃんがある程度かたまりを食べられるようになってきたら、パンやシリアルといったすぐ食べられる食品は大きな助けになります。

特に赤ちゃん用のやわらかいパンやベビーシリアルは、移動中や観光中にもサッと取り出して食べさせることができて、本当に便利です。

市販の赤ちゃん用パンは、小さめにカットされていて、赤ちゃんの口に合うサイズなのが特徴。

しかも甘さ控えめで、安心してあげられるように作られているので、おやつにも食事代わりにも使えます。

また、鉄分やカルシウムなどの栄養素が強化されているベビーシリアルもおすすめ。

忙しい朝や外出先での軽食にぴったりですし、ミルクやお湯を少し加えるだけで食べやすくなるので、荷物が多いときにも役立ちます。

旅行中はどうしても食事のタイミングがズレがちなので、こういった手軽に食べられるアイテムを持っておくと、赤ちゃんの機嫌が悪くなる前に対処できてママパパのストレスも軽減されますよ。

いろんなシーンで活躍するので、ぜひ旅のおともに取り入れてみてくださいね。

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安心して外出するための持ち物チェックリスト

必需品リスト(スプーン・エプロン・保冷グッズなど)

忘れがちだけど、旅行中に絶対に役立つのが

  • スプーン
  • エプロン
  • ウエットティッシュ
といった食事まわりの基本アイテムです。

特にスプーンは、赤ちゃん用のやわらかい素材のものや、使い捨てタイプのものを複数持っておくと安心。

落としたときの予備にもなりますし、衛生面でも心配が減ります。

エプロンも、洗えるタイプと使い捨てタイプの両方があると便利です。

長時間の移動や外での食事では、使い捨てエプロンがあると汚れてもすぐ捨てられてラクですし、洗濯の手間も省けますよ。

また、防水タイプのエプロンなら洋服まで汚れにくくなるので、着替えの枚数を減らすのにも役立ちます。

ウエットティッシュは、口や手を拭く用とお尻拭き用に2種類用意しておくとより快適です。

口用のものはノンアルコール・無香料の赤ちゃん用を選ぶと安心ですね。

さらに、忘れちゃいけないのが「保冷グッズ」。

手作りの離乳食や飲み物を持ち運ぶ場合は、保冷バッグと保冷剤が必須です。

夏場はもちろん、春や秋でも車内などが高温になりやすいので、しっかり温度管理をしてあげましょう。

食事のあとにさっと拭けるティッシュやゴミ袋も一緒に用意しておくと、どこでも快適に食事ができますよ。

外でゴミを捨てる場所がない場合に備えて、小さめのジップロックや消臭袋があるとさらに便利です。

こうした基本のアイテムをそろえておけば、旅先でも焦ることなく、赤ちゃんとの食事タイムを穏やかに楽しむことができますよ。

予備の離乳食やおやつの準備も忘れずに!

赤ちゃんの食欲は日によって大きく変わることがありますよね。

普段は少食な子でも、旅行中の刺激や移動による疲れでお腹が空きやすくなったり、逆に緊張して食べてくれなかったりと、予測不能なこともたくさん起こります。

だからこそ、予備の離乳食やおやつをしっかり準備しておくことがとても大切です。

特におすすめなのは、レトルトやパウチタイプの市販ベビーフード。

軽くてかさばらず、常温保存できるものが多いため、バッグの中に数種類入れておくだけでも安心感がグッと違います。

味にバリエーションを持たせておくと、赤ちゃんの気分や体調に合わせて選べるので便利ですよ。

さらに、おやつも赤ちゃんのご機嫌を保つうえで大切なアイテム。

  • 赤ちゃん用のビスケット・ボーロ
  • フルーツ入りゼリー
など、口に入れやすく食べやすいものをいくつか持っておくと、ぐずったときの救世主になります。

長時間の移動や待ち時間、観光中などにサッとあげられるのでとても助かります。

また、もし旅先で使う予定のベビーフードやおやつが初めてのものなら、事前に自宅で一度試してみると安心です。

「これなら食べてくれる!」とわかっているだけで、親も気持ちに余裕が持てます。

荷物は多少増えてしまうかもしれませんが、「ちょっと多めに」が安心のカギ。

現地で買えないこともあるので、使わなくてもいいくらいの気持ちで準備していくと、いざというときに本当に助かりますよ。

「万が一」に備えて:現地の環境も事前にチェック

旅行を快適に過ごすためには、出発前の情報収集がとても大切です。

まず確認しておきたいのは、宿泊先に電子レンジや調理スペースがあるかどうか。

離乳食を温めたり、ちょっとした調理をしたいときに電子レンジやキッチンが使えるととても助かります。

特に手作りの離乳食を持っていく場合や、冷凍して持ち運ぶ予定があるときは、設備の有無で準備の仕方も大きく変わってきます。

また、近くにスーパーやドラッグストア、コンビニがあるかも要チェックです。

万が一食べ物が足りなくなったり、赤ちゃんが急にお気に入りのものを食べなくなったりしたときに、すぐに買い足せる場所があると安心感が違います。

都市部ならベビーフードの取り扱いがあるお店も多いですが、地域によっては品揃えが少ないこともあるので、ある程度事前に場所を調べておくと安心です。

さらに、授乳室やオムツ替えスペースの有無もとても大切なポイントです。

特に観光地では、赤ちゃんのお世話ができる場所が限られていることもあります。

ベビールームがある施設や、赤ちゃん連れに優しいカフェやレストランなどを事前にチェックしておくと、スムーズに過ごせますよ。

もし移動中に立ち寄る場所が多い場合は、高速道路のサービスエリアや大型の商業施設なども含めて、どこで赤ちゃんのケアができるかをざっくり調べておくと、焦らず対応できます。

こういった情報を事前に押さえておくことで、旅行中に何かトラブルが起きても落ち着いて対応できる余裕が生まれます。

赤ちゃんとの旅行は予測不能なことも多いですが、備えがあるだけで心のゆとりがまったく違ってきますよ。

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旅行中に離乳食をお休みしても大丈夫?

無理しすぎないことが赤ちゃんの笑顔につながる

せっかくの旅行ですから、「離乳食を毎回きちんとあげなきゃ」と完璧を目指しすぎるよりも、赤ちゃんのペースを大事にすることがいちばんです。

普段と違う場所にいるだけでも、赤ちゃんにとっては大きな刺激。

気分が落ち着かず食べたがらなかったり、疲れて眠ってしまったりするのは、決して珍しいことではありません。

「今日は思ったより食べてくれなかったな」
「いつもより授乳の回数が増えちゃった」

そんなふうに感じることもあるかもしれませんが、それで大丈夫なんです。

旅行中は日常とは違う流れになるのが自然なので、赤ちゃんも大人も多少の変化はあって当然。

大事なのは、「今日食べなかったからどうしよう…」と焦るのではなく、「今日はこういう日だったんだね」とゆったりと受けとめてあげること。

ママやパパがリラックスしていると、赤ちゃんも安心しやすくなりますよ。

いつもと違うスケジュールでも、帰ってきたらまた普段のペースに戻していけばOK。

旅先ではできる範囲で、無理なく楽しむことを優先して、赤ちゃんとの大切な思い出をたくさん作っていってくださいね。

ミルクや授乳でカバーすればOK!

まだ離乳食初期の赤ちゃんであれば、ミルクや母乳だけでも必要な栄養はしっかりとれます。

無理に離乳食を与えようとせず、授乳回数を少し増やすスタイルでも、まったく問題ありませんよ。

むしろ、旅行中は赤ちゃんもいつもと違う環境で緊張していることが多いので、慣れ親しんだ授乳の時間が赤ちゃんにとって安心できる時間になることもあります。

とくに車移動や電車移動で食事のタイミングが取りづらいときも、授乳であれば比較的スムーズに対応しやすいですよね。

ミルクを利用しているご家庭の場合は、あらかじめお湯を入れた魔法瓶と分量を計った粉ミルク、哺乳瓶をセットにしておくと、どこでも手早く対応できます。

母乳育児の場合でも、授乳ケープなどを準備しておくと外出先でも安心して授乳できますし、授乳室のある施設を事前に調べておくとさらにスムーズです。

旅行中に無理して食事を進めるよりも、赤ちゃんが安心して過ごせる方法を選ぶことが大切。

離乳食があまり進まなかった日があっても、栄養は授乳でしっかり補えるので心配しすぎなくて大丈夫ですよ。

新しい食材は避けるのが鉄則

旅行中に初めての食材を試すのは避けておいた方が安心です。

なぜなら、万が一アレルギー反応や体調の変化が起こっても、旅先ではすぐに病院に行けない場合があるからです。

とくに皮膚のかゆみや発疹、下痢などは、親が見逃してしまうこともあるので、食べ慣れているものを選ぶようにしましょう。

旅行前に新しい食材を試しておきたい場合は、必ず数日前に自宅で食べさせてみて、体調の変化がないことを確認しておくと安心です。

慣れない土地で体調を崩すと、赤ちゃん自身もつらい思いをしてしまいますし、家族もとても大変です。

「これなら食べてくれる」「体に合っている」とわかっている食材だけを持っていくことで、安心感もぐっと高まりますよ。

食事の不安を減らして、心から旅行を楽しむためにも、このポイントはしっかりおさえておきたいですね。

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まとめ|赤ちゃんとの旅行も離乳食の工夫で楽しめる!

完璧じゃなくていい!大切なのは家族で楽しむこと

旅行中は「できるだけ」で十分なんです。

日常と同じように離乳食を与えようとすると、環境やスケジュールの違いに戸惑ってしまうこともありますし、親も赤ちゃんも疲れてしまうことがありますよね。

でも、旅行は非日常の時間を家族で楽しむチャンスでもあります。

だからこそ、「ちゃんと食べさせなきゃ」よりも「楽しく過ごせたかどうか」を大切にしたいですね。

赤ちゃんがニコニコ笑ってくれるだけで、旅先での幸せがぐっと大きく感じられるはず。

たとえ思った通りに食べてくれなかったとしても、家族みんなが気持ちよく過ごせていれば、それが一番の思い出になりますよ。

離乳食は、できる範囲で工夫しながら、無理のないスタイルで乗り切っていきましょう。

日常から少しずつ準備して慣らしていこう

旅行を成功させるコツは、いきなり本番に挑むのではなく、少しずつ日常の中で準備しておくことです。

たとえば、市販のベビーフードを普段の食事に1品取り入れて慣れさせておいたり、公園や児童館など近場での外食体験をしておくことで、赤ちゃんも外で食べることに少しずつ慣れていきます。

スプーンやエプロンなどの食事アイテムを外でも使ってみると、旅行当日に「これいつものだ!」と安心してくれることもありますよ。

加えて、赤ちゃんの食べムラや好き嫌いに備えて、いくつかの味や食感の違うメニューを試しておくと、現地での対応もスムーズです。

無理のない範囲で、赤ちゃんのペースに合わせながら少しずつ準備を進めていけば、旅行中の食事もぐっとラクになります。

そして何より、家族みんなが笑顔でいられるような、思い出に残る旅行になりますように。