離乳食は何歳まで続けるものなの?母乳やミルクとの関係は?

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離乳食も終わり頃になると、多少気を使うものの大人の食事と様子があまり変わらなくなります。

特に多少固くても食べられるようになってくると、「離乳食を作る必要あるかな」と疑問も出てきます。

離乳食の終わりは1歳6ヶ月を目安にされています。

でも具体的に何ができたら離乳食をやめていいのかわからないですよね。

具体的に離乳食卒業の目安はしっかり噛めているかどうかです。

  • 1歳~1歳6ヶ月前後
  • 肉団子ほどの固さのものをもぐもぐして食べられる
  • 前歯を使って1口分をかじって食べられる
月齢と食事の様子を見て判断してくださいね。

でも離乳食を卒業したからと言って、すぐ大人と同じ食事ではありません。

離乳食の後は3歳ごろまで幼児食を与えるようにしましょう。

また、母乳やミルクから取る栄養の割合は20%以下。

基本的には日中は3回の食事と午前午後1回ずつ間食で栄養をとるようにします。

母乳やミルクは極力夕食後やお風呂上がりなどだけにします。

赤ちゃんによっては大抵の栄養は食事で取れるので、授乳は栄養補給よりコミュニケーションの面が強いかもしれません。

とはいえ、無理に離乳する必要はないので、焦らずに行きましょう!

離乳食の終わらせ方は?何ができるようになったら終わり?

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赤ちゃんの食事の様子を見て、

  • 肉団子ほどの固さのものをもぐもぐして食べること
  • 前歯を使って1口分をかじりとれること
などができれば離乳食の卒業を考えても大丈夫です。

でも、まだまだ気を使ってあげる必要があります。

赤ちゃんの消化器はまだ未発達で、多少消化酵素の分泌が増えてはいても、消化機能はまだ大人と同じとはいえません。

アゴの力も弱いし、奥歯が生えていないので繊維質なものなどをしっかりすりつぶすことも難しいです。

なので、離乳食卒業後は幼児食をあげることになります。

とは言っても幼児食ってどうしていいかわからないですよね!

離乳食みたいに何か別に作る必要があるのでしょうか?

幼児食の本もたくさん売られていますが、押さえるべきところを押さえれば、大人の食事からとりわけで対応できます。

幼児食を与えるときに押さえるべきポイントは?

押さえるべきポイントは3つ

  • 味の濃さ
  • 大きさ
  • 固さ
では、幼児食を与えるときのポイントについて詳しく見ていきましょう。

幼児食を与えるときのポイント①味の濃さ

まず、大人と同じ味付けにしてしまうと、赤ちゃんには濃すぎます。

味付け前に赤ちゃんの分を取り分けて味付けを別にする、調味料をレシピより減らして作るなど工夫をしましょう。

とりわけ忘れた時は、お湯に潜らせて調味料を落としたり、お湯で薄めたりするのも手です。

塩分の取り過ぎにならないように気をつけあげましょう。

幼児食を与えるときのポイント②大きさ

次に大きさと固さは食べやすさに関係します。

いつまでも小さくしていては噛む練習にならないので、赤ちゃんの様子を見ながら切り分けましょう。

特に葉物野菜など繊維質なものは食べにくいので小さめにするか、柔らかく火を通すように気をつてください。

前歯を使ってかじってかむことで口の発達に繋がるので、なんでも柔らかく、小さくするのは、やめてくださいね。

幼児食を与えるときのポイント③固さ

ただお肉など硬いものやイカ・タコような弾力のあるものだと噛みきれず詰めてしまう可能性もあります。

弾力の強いイカやタコはまだ与えない方がいい時期です。

お肉は噛みやすい大きさややわらかさを意識して調理するようにしてくださいね。


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離乳食を早く終わらせるデメリットは?赤ちゃんへの負担は?

離乳食をいつ終わるかは赤ちゃんによって様々です。

赤ちゃんの様子を見て、問題なく食事できている様子でしたら離乳食を終わって大丈夫です。

離乳食が終わったとしても、次は大きさややわらかさ、味の濃さを赤ちゃん用にした幼児食をあげます。

しっかり食べられる大きさにすることや、柔らかくしたり薄切りにしたりすることで消化の負担は和らげられます。

また、味の濃さも、出汁をしっかりきかせて薄めの味付けを意識すれば塩分も抑えることができます。

きちんと気をつければ赤ちゃんへの負担はそう大きくありません。

離乳食を完了し、取り分けて幼児食をあげるならいいこともあります。

大人と同じメニューを食べるので、赤ちゃんも食事への興味が増える可能性があります。

一緒のものを食べるというのはうれしいようです。

うちの下の子はあまり食事に興味がありませんでしたが、大人や上の子と似た料理が乗っていることでうれしそうに食べていました。

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離乳食は何歳まで続けるものなの?のまとめ

離乳食を止める目安は1歳~1歳半くらいです。

赤ちゃんの食事の様子をみて、大人の食事を取り分けても大丈夫そうか様子をみてすすめてみましょう。

おすすめなのは、「この日から全部大人から取り分けよう!」とするのではなく、徐々にすすめていくことです。

まずは汁物を大人と同じものにしてみたり、軟飯をやめてみたりするところから始めます。

お肉などのタンパク質は、大人のものだと濃かったり、固かったりするのでしばらく別メニューでもいいかもしれません。

慣れてきたら全メニュー大人から取り分けるように段階的にすすめてくださいね。

と、丁寧にご説明してきましたが、気にしない方は気にしません。

1歳3ヶ月くらいでも、大人のご飯から取り分けてどんどんご飯あげたりするお母さんもいます。

赤ちゃんの様子を見て、問題なく食べられていれば大丈夫です。

塩分だけは目に見えないので、薄味を心がけることだけ忘れないようにしましょう!