離乳食のかぼちゃの冷凍保存期間は?長持ちさせるときのポイント

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離乳食のかぼちゃの冷凍保存期間は1~2週間です。

ゆでたりレンチンした下ごしらえだけしたかぼちゃも、かぼちゃを使った離乳食(調理済み)も、冷凍をしたら1~2週間で使い切ってくださいね。

長持ちさせるには1回分ずつ小分けにして冷凍するのがおすすめです。

離乳食初期はゴックン期でトロトロ、中期はモグモグ期で舌でつぶせる固さ、後期はカミカミ期で歯茎でつぶせる固さを目安に冷凍保存します。

少ない量から徐々に量が増えていきます。

かぼちゃを下ごしらえしたら製氷皿に入れて小分けするのが便利です。

製氷皿は離乳食用のフタがついているものがいいですが。

フタが無い場合はラップをかけるよりも固まった1回分の量のかぼちゃをラップで包み、冷凍用保存袋に入れて密閉した方が乾燥や酸化を防ぐことができます。

また、中期~後期になればゆでたものを刻んでジップロックに入れて保存するのもいいでしょう。

中期は5mm角、後期は7~10mm角に刻んでそのままジップロックに入れ空気を抜いて冷凍します。

冷凍かぼちゃを離乳食で使うとき再冷凍はしても大丈夫?栄養や食感は変わってしまう!?

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冷凍かぼちゃを離乳食で使うとき、再冷凍はしてもOKですが条件があります。

栄養や食感が変わってしまうと言われているのは、加熱しないで再冷凍した場合のことを言っています。

加熱したものや加熱調理したものを再冷凍するのはOKなのです。

離乳食に使う冷凍かぼちゃは流水解凍やレンチン解凍してから改めて加熱調理するのが基本です。

おとなが食べる場合だと解凍してから口に入れることは可能ですが、赤ちゃんの場合は必ず加熱をしてくださいね。

解凍してから時間がたつと細菌が繁殖してしまいます。

そのまま再冷凍することは、最近まで一緒に冷凍することになります。

なるべく自然解凍は避けで上記の方法で解凍しましょう。

加熱することによって細菌は減少します。

味と栄養がおちて食感も悪くなる

また、家庭用冷蔵庫は急速冷凍ができない場合が多いので、解凍すると水分が出てきてしまい、うま味や栄養が出ていってしまいます。

食材がふにゃふにゃになり食感も悪くなります。

再冷凍する場合はなるべく早く凍らせることがポイントです。

  • 食材をしっかり冷ましてから冷凍庫に入れる
  • 熱伝導性がいい金属製のバットに食材を並べて冷凍室の温度を下げる
  • 1回分ずつ小分けにしてラップで包み密閉袋や密閉容器に入れて保存する


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かぼちゃを使った離乳食後期にストックができる!おすすめアイデアレシピ3選

では次に、離乳食後期にストックのできる、かぼちゃを使ったおすすめアイデアレシピを3つ、ご紹介していきますね。

離乳食後期にストックできるかぼちゃのアイデアレシピ①かぼちゃスティック

かぼちゃスティックの材料と作り方をご紹介します。

かぼちゃスティックの材料(4食分)

  • かぼちゃ90g
  • 水 大さじ3
  • ブロッコリー 2房
  • 片栗粉 小さじ1
  • サラダ油 少々
かぼちゃスティックの作り方
①かぼちゃは2cm角に切る。

②耐熱ボウルにかぼちゃと水を入れふんわりラップして500Wのレンジで4分30秒加熱する。

③竹串がスーッと通るくらいの固さになったらOK。

④ゆで汁を捨ててフォークの背などでつぶす。

⑤ブロッコリーはたっぷりの湯で5分ゆで、花蕾の部分を中心に細かくみじん切りにする。

⑥かぼちゃ、ブロッコリー、片栗粉を混ぜで6cmのスティック状に成形する。

⑦フライパンに油を入れ弱火で熱し成形したかぼちゃを転がしながら8分焼いて出来上がり。

⑧粗熱が取れたら1食分(2本)ずつラップをして冷凍保存用袋に入れて空気を抜き冷凍庫に入れる。

冷凍庫に入れたら1~2週間保存可能です。

レンジで加熱してから赤ちゃんに食べさせてください。

大人は自然解凍のみでも大丈夫です。

離乳食後期にストックできるかぼちゃのアイデアレシピ②かぼちゃのそぼろ煮

かぼちゃのそぼろ煮の材料と作り方をご紹介します。

かぼちゃのそぼろ煮の材料

  • 冷凍かぼちゃ(刻んだもの)30g
  • 冷凍小松菜(刻んだもの)5g
  • 鶏むねひき肉 10g
  • だし汁 大さじ2
  • しょうゆ 3滴
  • 水溶き片栗粉 少々
かぼちゃのそぼろ煮の作り方
①かぼちゃと小松菜はレンジで軽く解凍する。

②ひき肉を茶こしに入れて熱湯でゆでる。

③耐熱ボウルにかぼちゃ、小松菜、ひき肉、だし汁、しょうゆを入れふんわりラップをする。

④500Wのレンジで40秒~50秒加熱する。

⑤一旦取り出して水溶き片栗粉を加え混ぜさらい10秒~20秒加熱しとろみをつけて出来上がり。

離乳食後期にストックできるかぼちゃのアイデアレシピ③かぼちゃのポタージュ

かぼちゃのポタージュの作り方と材料をご紹介します。

かぼちゃのポタージュの材料

  • かぼちゃ 100g
  • 玉ねぎ 50g
  • 無塩バター 少量
  • 牛乳 200ml
かぼちゃのポタージュの作り方
①かぼちゃの種とワタを取り3~4cm角に切る。

②耐熱皿にかぼちゃと少量の水を入れ600Wのレンジで3分加熱する。

③玉ねぎは粗みじん切りにし鍋でバターを入れて炒める。

④玉ねぎの鍋にかぼちゃと具材が少しはみ出る量の水を入れ玉ねぎが透き通るまで煮る。

⑤牛乳を加え弱火で沸騰しない程度で煮る。

⑥ブレンダーでポタージュ状にして出来上がり。

かぼちゃの下ごしらえと冷凍保存の仕方

まずは、下ごしらえとして、種とワタを取ったかぼちゃ150gをラップでゆったり包みます。

それを耐熱皿に入れて、レンジで500Wで3分加熱します。

スプーンなどで実をかきとって裏ごしすると約90gになります。

かぼちゃをペースト状で冷凍する場合
①ジップロックに入れてかぼちゃを薄く広げ、空気を抜きジッパーを閉める。

②1回分ずつのすじ目を入れて冷凍する。

③解凍はジッパーを開けすじ目からパキッと折り、耐熱皿に少量の水と一緒に入れふんわりラップをし、500Wのレンジで20秒~30秒加熱してから調理をする。

かぼちゃを刻んで冷凍する場合
①後期の場合は7mm~1cm角に刻んでジップロックに入れて薄く広げジッパーを締める。

②厚みがあると出しにくくなるので入れるのは100gまでがおすすめ。

③解凍は耐熱皿に移し水小さじ2~3を加え500Wのレンジで30秒~40秒加熱する。

④汁物に使う場合は凍ったままだし汁に入れて加熱する。

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離乳食のかぼちゃの冷凍保存期間のまとめ

離乳食のかぼちゃの冷凍保存期間は1~2週間です。

長持ちさせるにはしっかり密閉し乾燥や酸化を防ぐことが大切です。

1食分ずつ小分けにしてラップで包み、冷凍用保存袋に入れて密閉し冷凍します。

またはフタつきの離乳食用の製氷皿に入れるのも分けるのに便利です。

離乳食のかぼちゃは再冷凍ができますが、一旦解凍したものを加熱しないで再冷凍はしないでください。

解凍すると細菌が発生するので加熱して細菌を減少させることが必要です。

赤ちゃんには必ず解凍後に加熱したものを与えます。

再冷凍するには再び加熱するか、加熱調理済みの完成した離乳食を冷凍庫に入れて保存してくださいね。

離乳食後期のかぼちゃのレシピは手づかみできるものや味がついたものを与えることができます。

かぼちゃを柔らかくして成形し、焼いておけば十分加熱もできます。

バターやしょうゆを使って香ばしい風味も味わってもらえますよ。