遊園地にはだいたいジェットジースターがありますよね。
そこには年齢制限や身長制限などが決められていることが多いです。
ジェットコースターにもいろんな種類があって、上下するだけのものからくねくねしていたり1回転したりと恐怖度合いも様々です。
なぜ年齢制限や身長制限があるかと言えば、その範囲外だと安全性が保障できないからなのです。
一般的なジェットコースターだと、年齢は3歳くらいからで、身長は90cm以上です。
ジェットコースターの椅子に座って安全バーを下げますよね。
これは乗っている時に体がすり抜けて落ちてしまわないようにです。
ジェットコースターは、年齢というよりも実際は身長の方が大事で、2歳でも90cmの身長だったらOKと言われる場合もあります。
後は1人でじっと座っていられるかっていう問題もあり、あまり年齢が小さすぎるとママと抱っこじゃないと無理なんて場合もありますからね。
ディズニーランドなどは、小さい子連れのファミリーが多くいて、コースター系の乗り物もたくさんありますよね。
だから乗り物ごとで身長制限がいくつもあります。
「81cm以上」、「90cm以上」、「102cm以上」、「117cm以上」など・・・
スプラッシュマウンテンなどけっこう激しいですが、90cm以上で乗れるんです。
大人の私も怖いのに、泣かないのでしょうが。
身長90cmの平均年齢は2歳6カ月です。
子供の成長って個々で違うので、年齢制限で区切るジェットコースターは少ないかもしれませんね。
ジェットコースターの年齢制限の理由は誰でも判断しやすいから!?
ジェットコースターの年齢制限の理由は誰でも判断しやすいからのようですね。
先ほども書きましたが、身長90cmは平均年齢2歳6カ月ということで、3歳~OKとしているところが多いです。
安全バーをする時点で1人で座れないと乗れないので、そのへんを考慮しても3歳くらいがベストですよね。
何歳から乗れるかについてばかり考えていますが、実際上限もあるんですよ。
ジェットコースターには年齢の上限もある?
高齢になると乗れなくなるジェットコースターもあります。
- 65歳
- 70歳
- 75歳
で区切っているところが多いです。
ものすごい怖いジェットコースターある遊園地と言うと、思い浮かぶのは富士急ハイランドじゃないでしょうか。
テレビで見ているだけで震えがくるレベルですが、一番怖いものだと59歳までという年齢制限があります。
富士急ハイランドではかなり細かい年齢設定があります。
- 59歳まで
- 60歳まで
- 62歳まで
- 64歳まで
と乗り物ごとで違うそうですよ。
なぜこんなに細かいのかという理由は特に説明されていませんが、恐怖の度合いみたいですね。
心臓に悪いというのは確かでしょう・・・
だから怖がりな人は、ジェットコースターの上限年齢を見て75歳までだからそんなに怖くないなって判断するのも1つの目安かもですね(笑)
ジェットコースターを控えた方がいい人は?
高齢者の場合は、持病がある人も健康な人も様々ですが、健康と言う人が突然倒れたりするのもまた事実です。
そうなると70歳の人が健康ですと言って乗ったのはいいけど、降りた後具合が悪くなるというのも困ってしまいます。
だから年齢制限を決めて乗る人を判断するのが一番ということになりました。
他にも
- 乗り物酔いしやすい人
- 妊婦さん
- 高血圧の人
それでも黙って乗る場合は何かあっても自己責任となりますよ。
特に妊婦さんは、妊娠初期は流産しやすいですし、後期になるとおなかが出てくるので安全バーがお腹に当たるのでそれもまた危険です。
ジェットコースターは子供の脳に悪い?脳卒中になった例を紹介!
ジェットコースターは子供の脳に悪いという話があるそうですが、本当でしょうか?
脳卒中というのは、脳全般の疾患で脳梗塞とか脳出血とか脳の血管に異常が起こることをいいます。
頭を打ったりするわけじゃないのに、脳卒中になるってどういうことなんでしょうね。
ジェットコースターに乗って脳卒中になった例は20例もあるそうですよ!
これも報告されている事例というだけで、実際にはもっといるようですが。
ジェットコースターに乗って脳卒中になった子供の例<例1>
12歳の少年はジェットコースターに乗った翌日。
「頭痛」と「顔のゆがみ」・「ろれつが回らない」・「右足が動かない」などの症状で病院へ行きます。
MRIにより左脳に脳梗塞が見つかりました。
発見が早かったので、抗凝固薬を点滴して血栓を溶かすことができたので、後遺症もなく回復できました。
ジェットコースターに乗って脳卒中になった子供の例<例2>
4歳の少年は遊園地で複数のジェットコースターに乗りました。
帰宅途中具合が悪くなり嘔吐、左の顔がゆがみ帰宅後には左半身が麻痺しました。
病院にいき検査すると、左脳の梗塞と脳動脈解離が見つかりました。
すぐ治療を開始しましたが、歩けるようにはなったものの、左半身の軽い麻痺が残ったままだそうです。
この子たちはジェットコースターの中でもかなり激しい部類のものに乗ったようです。
左右に激しく揺れたり、ぐるぐる回転したり、速度がすごく速いものは、場合によっては脳に影響を与えるようですね。
加速がすごいとGも強いですし、左右に揺れると脳だけじゃなく首の頸椎を痛める可能性があるので、注意してください。
何より大事なのは、ジェットコースターに乗った後、子供の具合がおかしくなり半身に異常がみられたらすぐに病院に連れていきましょう。
子供だから脳卒中なんてなるわけないっていう先入観は捨ててくださいね。
ジェットコースターには他にどんな制限がある?その理由は?
ジェットコースターでは主に年齢制限があるものが多いですが、他には何か制限があるのでしょうか?
基本的には年齢以外の制限はあまりかけられていませんが、ジェットコースターに乗るときに危険性があると判断された場合は、乗車を断られることがあります。
ジェットコースターで危険断られる理由①安全バーがしっかり降りていない
基本的には、身長に問題がなければジェットコースターにのることが出来ますが、安全バーがしっかりと降りていないと乗ることはできません。
例えば、
- 体重が多い人
- 身長がとても高い人
例えて言うなら、ベルトが食い込んでも少し座り心地が悪くても、安全バーがしっかりと降りていれば問題ありません。
ジェットコースターで危険断られる理由②しっかりと座れていない
あまりないとは思いますが、お尻が入らずしっかりと座ることが出来ないと乗車することが出来ません。
しっかりと座ることが出来ないと、安全バーも最後まで下すことができませんからね。
ジェットコースターで危険断られる理由③足がつかない
ジェットコースターに座ったときに足が付かないときにも、乗車を断られる可能性があります。
足が付かないと、座っているときに安定しなくなってしまうので、安全ベルトの本来の効果を発揮できなくなってしまうのです。
身長が制限に引っかからなければ基本的には問題はない
基本的に、身長が足りていればジェットコースター以外のアトラクションには乗ることが出来ます。
ジェットコースターも安全バーがしっかり降りていれば乗れるのですが。
体格のいいひとの隣に細身の人が乗ると、安全バーがスカスカで怖かったという話もあるので、一緒に乗る人に配慮して乗ることも、安全のためには重要なポイントですね。
ジェットコースターは何歳から乗れる?のまとめ
一般的なジェットコースターであれば下は3歳、上は70歳くらいまではだいたい乗れます。
特別激しいものになると、下も上も年齢制限は幅が狭くなりますが、安全のためなので理解してください。
ジェットコースターは好きな人はほんとに好きで、何度も乗る人がいますが、その後の脳や首の異常などにも注意を払ってくださいね。