2日前くらいに、子供を保育所にお迎えに行ったときに『最近、嘔吐下痢が流行ってきてるので、気を付けてあげてくださいね』とは言われてはいたけど、普通に『そうなんだぁ』くらいにしか聞いてなかったんです。
そして翌朝、子供の準備をしてると、子供がねてる部屋から突然『げぇぇ』って音が。
気になってのぞいてみると、3歳になる下の息子が、布団の上に結構な量の『げぇ』をしているんです。
6歳になるお姉ちゃんが、同じくらいの年の時に『ノロウイルス』に感染して、その時に汚物の処理も無警戒で、思いっきり簡単に夫婦そろって感染。
超悲惨な状況になって死ぬかとおもったことを思いだしました。
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子供が突然の嘔吐下痢!処理はどうすればいい?
まず今回の我が家のように、通ってる学校や保育所とかで嘔吐下痢が流行ってたりする場合。
そんなときには、吐いたものの処理に気をつけるようにしましょう。
(決して私のように聞き流しちゃダメです)
逆にインフルエンザや普通の風邪だったりする場合は、飛沫感染が主な感染源になります。
だから、嘔吐物の処理は特に気をつかわずに、「普通にゴミ袋に入れて、ぽいっ」で大丈夫です。
ただ、やっぱり病院にかかって診断してもらうまでは、何が原因かわからないですもんね。
なのでとりあえずは、嘔吐処理の時には気をつけるようにした方がいいですね。
以前の我が家のように、二次感染で家族全滅とかなっちゃったら、大変ですもんね。
二次感染を防ぐ吐いてしまったときの処理の仕方
そんな風に、子供が嘔吐下痢になってしまったとき。
家庭内での二次感染を防ぐための、吐いてしまったものの処理の仕方について見ていきましょう!
嘔吐したものを処理するときにあるといいもの
- 使い捨てマスク
- 手袋(ポリエチレン製とかの使い捨て)
- 使い捨てエプロン
- キッチンペーパー
- 濡れタオル
- スーパーとかのビニール袋
なので、吐いた物を処理するときには、必ず「マスク」をするようにしましょう。
ちなみにうちの場合、以前ノロウイルスに感染してしまった原因。
それは、下痢をしてしまった子供のオムツ替えのときに、夫婦そろって思いっきり口や鼻から感染してしまったことが原因だと・・・。
それと、処理してるときに、ウイルスが手に付着してしまうと、
- 手を洗うまでの間にその手で鼻をこすったり
- 口元を触ったり
手袋をしてれば、その状態で鼻をすすったり口元を触ったりとかしないですもんね。
ポリエチレン製手袋などの、使い捨ての手袋があるといいですよ。
使い捨ての手袋がない時には、ビニール袋でも代用できます。
キッチンペーパーをつかんだまま、ビニール袋をくるっとひっくり返して。
その状態で口の部分を結んでしまえば、そのまま捨てることができるので便利です。
嘔吐した物の処理のやり方
- まず、二次感染を防ぐために、マスクと手袋をします。
使い捨てエプロンがあれば、しておきましょう。 - 最初に、吐いた物が子供の服とかに付いてしまってる時には、服を脱がせtあげましょう。
- 吐いちゃったものをキッチンペーパーでつかむようにして、ふき取っていきます。
- ふき取ったキッチンペーパーをビニール袋に入れて、ある程度ふき取れるまで、繰り返します。
- ある程度、ふき取り終わったら、濡れタオルでキレイにふき取ります。
布団とかに吐いちゃってる場合にも、濡れタオルである程度拭いておきましょう。 - 汚れものを別の場所(子供から離れた位置)に持っていっておきましょう。
- 子供の服を脱がせていれば、手袋を外して服を着せてあげましょう。
あとは、処理した後は、お部屋の空気を喚起しておくようにしましょうね。
また吐き気をもようしてきた時のための準備
嘔吐下痢に感染してしまってると、何度も吐き気をもよおしてきてしまいます。
その度に、バタバタしていたら大変ですし、二次感染の可能性も高くなってしまいます。
子供が吐き気をもよおしてしまった時のために、準備しておいた方がいいものをご紹介しますね。
嘔吐下痢にかかってしまった時に準備しておくと便利なこと
- <洗面器>
突然吐き気をもよおしてきた時の為に、子供の枕元に洗面器を準備しておきましょう。
子供的にも『気持ち悪くなったら、ここで吐いてもいいんだ』と安心してくれますよ。 - <洗面器の下にトイレットペーパーを敷いておく>
結構広めに、少し厚めに重ねて敷いておくのがポイントです。
汚物が飛び散ってしまうと、二次感染のリスクが高くなってしまいます。
トイレットペーパーだと、そのまま丸めてトイレに流せるのでお勧めです。 - <マスク、使い捨て手袋、使い捨てエプロンを準備しておく>
吐き気は突然やってきます。
すぐに処理できるように、子供の近くに準備しておきましょう。 - <子供の着替え>
子供が吐いてしまうと、服を汚してしまうこともしばしば。
着替えを準備しておけば、その都度バタバタしなくてすみますよ。
いざ吐いてしまったときにバタバタせずにすむし、結果、二次感染予防にもなりますからね。
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子供が嘔吐下痢になったときの消毒は有効?
嘔吐下痢の原因となるウイルスには、消毒って有効なんでしょうか?
実は、よく使われてるアルコール消毒では、これらのウイルスには、ほぼ効果がないんです。
これらの嘔吐下痢の原因となるウイルスの消毒には「塩素系の消毒剤」が効果的です。
塩素系消毒液での消毒の仕方
市販されてるキッチンハイターのような、塩素系漂白剤を50倍くらいに薄めて、霧吹きにいれます。
吐いてしまった床や衣服に霧吹きして、5~10分ほどそのままにしておきましょう。
その後は、キッチンペーパーなどでふき取って除菌完了です。
この塩素系消毒税は、金属に使ってしまうと変色したりすることがあるので、金属類にはかからないように気をつけましょう。
それと、塩素系の消毒液を使う時には、ちゃんと喚起をするように気をつけてくださいね。
嘔吐下痢になった子供の洗濯は分けてするべき?
嘔吐下痢に感染して、吐いてしまって汚してしまった服とか布団のシーツ。
これって、他の洗濯物と一緒に洗っても大丈夫なんでしょうか?
吐いた物には、嘔吐下痢の原因となるウイルスが残っています。
だから他の洗濯物と一緒に洗ってしまうと
「ウイルスがうつってしまって、二次感染の原因になるんじゃない?」
って心配になりますよね。
普通に洗濯しただけじゃ除菌できない
嘔吐下痢の原因となるウイルスは、前に書いたように、アルコールでは除菌の効果はありません。
塩素系の除菌剤を使わないと死滅してくれません。
洗剤を使って洗濯しても同じで、洗濯機を回すことで、ウイルスは水で洗い流されて減りはするけれど、完全に除菌はされません。
っていう事は、洗い流されなかったウイルスが、一緒に洗濯した他の洗濯物についてしまう事は、十分にありえてしまうってこと。
塩素系の除菌剤につけおきして、他の洗濯物とは分けて洗濯
なので、やっぱり他の洗濯物とは分けて選択するのが無難です。
そして、嘔吐物で汚れた洗濯物を洗濯選択するときにも注意が必要です。
そのまま洗っても除菌されないですし、全てのウイルスがキレイに洗い流される訳ではないので。
ウイルス除菌に効果がある「塩素系の除菌剤」に30分以上漬けておいてから洗濯するといいでしょう。
色落ちが心配なものの時は熱湯消毒が効果的
ハイターなんかの塩素系漂白剤を使うと、ガラ物とかの色落ちが心配になってしまうような物のときには、「熱湯消毒」がおすすめです。
湯気に含まれるウイルスで二次感染しないように、しっかりとマスクをして、85度以上のお湯に2分以上漬けておきます。
ノロウイルスなどの、嘔吐下痢の原因となるウイルスは高温に弱いので、これで死滅させることができてしまいます。
熱湯で完全に消毒してから、普通に洗濯機で洗濯すると、安心です。
熱湯と使うので、くれぐれもご自身と子供の火傷(やけど)には気をつけてくださいね。
洗濯できないお布団やカーペットの除菌
お布団とかカーペットの、簡単に選択できないものが嘔吐物で汚れてしまったとき。
そんなときには、アイロンのスチームを使って高温除菌するのがおすすめです。
先ほどの、熱湯での消毒殺菌と同じで、ウイルスは85度以上の温度に90秒(1分30秒)以上で、殺菌することができます。
アイロンは直接、布団やカーペットにはあてずに、少しだけ浮かせた状態にして、スチームをあてるようにします。
これを1箇所につき2分くらいを目安にあてていきましょう。
このように、アイロンを直接あてずに高温のスチームをあてることで、生地を傷めてしまうこともあるので、注意しながら消毒していきましょう。
このときも、子供が近くに寄ってきて、火傷をしたりしないように、十分に気をつけてくださいね。
子供の嘔吐下痢の家庭内での二次感染防止!まとめ
嘔吐下痢に感染してしまうと、とってもキツくて大変です。
看病している親にまで二次感染してしまうと、うちのような「大惨事」にもなりかねません。
あれは、本当にやばかったですから。。。
二次感染には十分に気をつけつつ、子供が不安な気持ちにならないように、しっかりと寄り添って看病してあげたいですね。