IHでも簡単!フライパンでさんまをくっつけずに焼くコツを徹底解説

秋になると食べたくなるさんま。

でも、グリルで焼くのは後片付けが面倒でつい敬遠しちゃうこと、ありませんか?

私も以前はそうで、魚を食べたい気持ちはあるのに、グリルのベタベタや臭いを考えて諦めていました。

魚は好きなのに「片付けが大変だから…」と自分に言い訳していたんです。

でも、IHのフライパンでもさんまはきれいに焼けるんです!洗い物もラクだし、煙や匂いも抑えられて、魚を焼くのがぐっと身近に感じられるようになりました。

特に、グリルの掃除で感じていたストレスがなくなるだけで料理への気持ちが変わりますし、時間がない日でも「焼いてみようかな」と思えるんです。

実際に私が試行錯誤しながら学んだポイントを知っておくと、さんま料理がもっと楽しくなって、魚を焼く時間もきっと待ち遠しくなりますよ。

今回は、IHフライパンでさんまをくっつけず、ふっくら仕上げるためのコツや体験談も交えて、できるだけ具体的に、詳しくお伝えしていきますね。

秋の味覚を楽しむ参考にしてもらえたら嬉しいです。

スポンサードリンク

はじめに

IHでもさんまをおいしく焼けるの?と不安に思う人は多いようです。

特にフライパンだと、皮がボロボロに剥がれたり、身が崩れたりしやすいので、苦手意識がある人もいるでしょう。

私も最初は何度も失敗して、「やっぱりグリルがいいのかな…」と悩みました。

表面が焦げてしまったのに中は生っぽい、皮がフライパンにくっついてぐちゃぐちゃ…そんなことばかりで、焼くたびに気落ちしていました。

それでも諦めずにいろんなやり方を試し、小さな工夫や道具の見直しを重ねるうちに、IHフライパンでもグリルに負けない仕上がりにできるようになりました。

今では、皮がきれいに焼けたときの達成感もあって、魚料理が気楽に楽しめるようになり、食卓のバリエーションも増えて、家族からも「また食べたい」と言われるようになりました。

魚を焼くのが苦にならないどころか、むしろ楽しみのひとつになっています。

スポンサードリンク

さんまがフライパンにくっつく主な原因

皮が破れやすいさんまの特徴

さんまの皮はとても薄くて柔らかく、脂も多いため、ちょっとした熱や動かし方で破れてしまいます。

脂が多いと焼くときにじゅわっと出てくるので、余計に滑って崩れやすくなりますし、フライパンに貼り付きやすいです。

私も最初は何度も皮をボロボロにしてしまって、見た目が台無しになり、そのたびにガッカリしていました。

魚の皮は味わいのポイントでもあるので、できればきれいに焼きたいですよね。

特に、皮がパリッと焼けると香りが引き立ち、見た目も食欲をそそります。

IH調理特有の熱の伝わり方

IHはガスに比べて火が見えないので、表面温度がわかりにくいですよね。

熱源の真上が特に高温になりやすく、均一に熱が回らないせいで、そこに魚がくっつきやすいんです。

さらに、IHは温度が安定するまでに少し時間がかかるので、予熱不足で焼き始めてしまうと皮がフライパンに貼り付きやすくなることもあります。

予熱が足りないとじわじわと低温で焼き始める形になり、皮が柔らかいまま貼り付きやすくなります。

何度か試して、予熱が十分か確認する習慣がつくと失敗が減りましたし、均一に火が入ってきれいに仕上がります。

油やフライパンの状態

油が多すぎても少なすぎても逆効果で、ちょうどいい量を見つけるのが大事です。

私は最初、油をたくさん敷いたほうがくっつかないと思い込んでいたのですが、逆に跳ねて焦げやすくなり、ベタベタしてしまうことが多かったです。

薄く全体に伸ばすくらいがちょうどよく、余計な油はペーパーで拭き取るといいでしょう。

古くて表面加工が傷んだフライパンも原因になります。

私はフライパンを新調したときに劇的にくっつきにくくなり、ストレスが減りました。

道具選びは本当に大切だと感じましたし、調理が楽しくなりますよ。

少し高価でもよいフライパンを一つ持つと魚料理のハードルがぐっと下がります。

スポンサードリンク

IHでも上手に焼ける!さんまのフライパン調理前の下準備

新鮮なさんまを選ぶポイント

スーパーで選ぶときは、目が透き通っていて体がピンとしているものを選ぶといいですよ。

お腹が固く、銀色の光沢があるものは特に新鮮です。

新鮮なものは身崩れしにくく、焼き上がりも香りが違いますし、食感もプリッとしています。

私は時間が許せば、魚売り場の店員さんに「今日一番いいさんまはどれですか?」と聞いて選ぶようにしています。

魚の脂のノリや産地についても聞けるので、失敗が減りますし、旬のおすすめ情報も教えてもらえます。

下処理のコツ

塩を軽く振って10分ほど置き、水分をペーパーで拭き取るだけで、臭みがかなり減ります。

さらに私は、魚をさばいて開いた状態で軽く酒に浸してから焼くこともあります。

日本酒を少し振ると魚の甘い香りが引き立ち、焼き上がりの香ばしさがワンランクアップします。

皮の表面を指で軽くなでて、残っているうろこを取っておくとよりきれいに焼けますよ。

下処理の時間は5分程度でも十分違いが出るので、忙しい日もやる価値があります。

皮のケアで破れ防止

皮に浅く斜めの切れ目を数か所入れると、破れにくく、見た目も美しく焼けます。

切れ目から脂がジュワッと染み出して、香ばしさが増しますし、熱の入りも均一になりやすいです。

私はこの切れ目を入れる作業が好きで、「これから焼くぞ」という気分が高まります。

切れ目を入れることで縮みにくくなるため、焼き上がったときの形も整っていて、お皿に乗せたときにとても見栄えが良いですよ。

少し丁寧な下準備をしておくだけで、仕上がりの満足感が全然違うので、ぜひ試してみてくださいね。

スポンサードリンク

フライパンと道具選びのポイント

IHに合うフライパンの素材

厚みのある鉄や高品質のテフロン加工フライパンは熱が均一に伝わりやすいのでおすすめです。

私は鉄フライパンをしっかり育てて、今はそれがお気に入りです。

鉄は手入れが必要ですが、育てるほどに油がなじみ、さんまの皮もくっつきにくくなり風味もよくなります。

テフロンなら初心者でも扱いやすく、軽くて片付けがラクなのもいいところ。

どちらも一長一短なので、自分に合ったものを見つけると料理が楽しくなります。

焦げ付き防止の便利グッズ

クッキングシートを使うと驚くほど簡単に皮が剥がれずに焼けますし、グリル用の網もIH対応のものがあります。

私は普段クッキングシート派ですが、網を使うと余分な脂が落ちやすく、カリッと仕上がるのが魅力です。

さらに、シリコン製のグリルマットという選択肢もあり、こちらは繰り返し洗って使えるので経済的でエコ。

こうしたグッズを活用すると、調理も後片付けもぐっとラクになり、魚料理のハードルが一気に下がりますよ。

ぜひいろいろ試してみてください。

スポンサードリンク

IHフライパンでさんまをくっつけずに焼く手順

フライパンを予熱する

しっかり予熱することで皮がパリっと仕上がり、くっつきにくくなります。

私はフライパンに手をかざして熱を感じるまで待つようにしています。

熱の入りが不十分だと表面が生っぽくなったり貼り付いたりするので、しっかり温めることが大切です。

時間があればフタをして予熱すると全体が温まりやすいです。

さらに、予熱中にほんの少し油を垂らしてなじませておくと、より一層くっつきにくくなります。

フライパンの縁までしっかり温める意識を持つと、全体が均一に焼けて仕上がりも美しいですよ。

クッキングシートを敷く

クッキングシートは必須です。

脂がシートの上に落ちるので煙やにおいも減りますし、仕上がりもとてもきれいになりますよ。

私はシートを敷く前に軽くサラダ油を薄く塗るようにしています。

そうするとさらに皮がくっつきにくく、パリパリ感が増して見た目も香ばしくなります。

シートは長さを少し長めに切って、フライパンの端までしっかり覆うと扱いやすいです。

途中で油が多くにじんできたら、キッチンペーパーで軽く拭き取りながら焼くと、煙も減ってきれいに焼けます。

焼いている間は触らない

途中で動かしたくなっても我慢が大事。

私はタイマーをセットして片面7~8分ずつ焼くようにしています。

表面がパリっとしてきたら裏返し、さらに同じ時間焼けばOKです。

焼いている最中に触ると皮が破れてしまうことも多いので、しっかりとタイマーを見ながらじっくり待つのがポイントです。

香ばしい香りがしてきた頃に裏返すと、きれいな焼き目がついているのでその瞬間が楽しみになります。

仕上げの際に少しフタをして中まで火を通すと、身がふっくらとしてさらにおいしさが増しますよ。

もっとおいしく!フライパン調理でワンランクアップする味付け・アレンジ

塩焼き以外のおすすめ味付け

塩麹漬けや味噌漬けにしておくと、身が柔らかくジューシーに仕上がります。

私はたまに甘辛だれを絡めて蒲焼き風にするのも楽しんでいます。

みりんや砂糖を少し加えた甘めのタレに絡めると、ご飯が進む味わいになりますし、お弁当にもぴったりです。

柚子胡椒やポン酢でさっぱり食べるのもおすすめで、飽きずに楽しめるのでいろいろ試してみてください。

香ばしさをアップさせる工夫

日本酒を霧吹きで軽くかけてから焼くと、よりパリっと香ばしい仕上がりに。

さらに、仕上げに七味唐辛子を少しふるとピリっとして美味しいです。

私は焼き上がったあとにレモンをぎゅっと絞るのも好きで、さっぱりした酸味が脂の旨味を引き立てます。

フライパンの最後に醤油をほんの少し垂らして香りをつけると、食欲をそそる香ばしさが加わって家族にも大好評です。

手軽な工夫でぐっと風味が増すので、ぜひ試してみてください。

まとめ

こういったコツを覚えれば、IHフライパンでもさんまがくっつかず、ふっくらおいしく焼けるようになります。

私自身も「魚はグリルじゃないと無理かも…」と思っていた頃とは大違いで、いまでは焼き上がったさんまの香ばしい香りを感じるたびに「やってよかった」と嬉しくなります。

フライパンでの調理が習慣になり、魚を食べる回数もどんどん増え、家族みんなの健康にもいい影響が出てきました。

秋の味覚をもっと身近に、そして手軽に楽しむために、ぜひ挑戦してみてくださいね。

台所いっぱいに広がる香ばしい香りと、きれいに焼き上がったさんまを箸で割る瞬間、そのおいしさと達成感は格別ですよ!