ヨーグルトメーカーで甘酒をさらさらに作る方法!失敗しないためのポイントは?

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ヨーグルトメーカーで甘酒を作るというのが流行っているようです。

甘酒というのは飲む点滴とも言われていて、寒い冬に飲むようなイメージでしたが、真夏に飲むと夏バテしないなんて話もあります。

スポーツドリンク飲むより甘酒飲みなさい、みたいなことを耳にしました。

最もお手軽に飲むには缶ドリンクの甘酒を飲めばいいと思いますが、家で作る方が菌が生きていて体にもよさそうですよね。

ヨーグルトメーカーで作る場合は、米麹を使います。米麹は味噌に入れたり塩麹を作るときにも入れますよね。

少し前に塩麹ブームが起こったのも発酵食品は体にいいってことからでした。

米麹というのは米粒に麹菌の粉をまぶしたものなので、どうしても粒々感が残ってしまいます。

もし、これが苦手で飲みづらいという場合は、ミキサーで細かくしたりしてもいいし、粉の米麹も探せばあるので使ってみてください。

ブレンダーの方がもっと手軽にクリーミーにできると思いますよ。ミキサーだと洗わないといけないのでちょっと面倒になっちゃうかもです。

あとはヨーグルトメーカーで作るより手軽な「酒粕」で作る甘酒はとてもサラサラしています。

私が子供の時は、甘酒といえば酒粕でしたけど、名前は残りかすみたいなイメージですよね。

でも、体にはとってもいい栄養が残っているものなので、こちらの甘酒もおすすめしたいです。

ビタミンB群がたっぷり入っているので、サプリを飲むくらいなら甘酒の方がいいんじゃないか、なんて思っちゃいます。

ヨーグルトメーカーで作る甘酒に芯が残るのは何が原因?

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ヨーグルトメーカーで甘酒を作る場合は、材料を入れて60度8~9時間くらいで完成するというとてもシンプルな作り方です。

炊飯器で作る場合は、時々混ぜないといけないなどの理由があるようですが、ヨーグルトメーカーならほったらかしでもOKですよね。

もし、時間をかけても芯が残るという場合は、乾燥麹を使っているからかもしれません。

生麹を使っている人は芯が残るというようなことはないみたいですよ。

乾燥麹を使っている人は、それ単体ではなくてもち米のおかゆと混ぜて作っている人が多かったです。

最初にもち米と水でどろどろのおかゆを作り、その中に乾燥麹を入れて混ぜ、それからヨーグルトメーカーで発酵させるということです。

ヨーグルトメーカーで甘酒を作るときの注意点!乾燥麹は生きている!

1つ大事なことは、熱々のおかゆの中に乾燥麹を入れてしまうと麹菌は死んでしまいます。

熱にとても弱いので、おかゆが60度以下になってから乾燥麹を入れましょう。

生麹と乾燥麹の違いですが、読んで字のごとくでありますけど、生の方が水分量が多いので長期保存は向かないんですよね。

道の駅みたいなところとかでも売っていたりするんですが、へんな匂いがしたとか腐ったような匂いがして食べられるのか不安、なんて相談をネットで見ました。

熱にも弱いということもあり、保存の仕方を誤ると傷んでしまうということもあるのが怖いところ。

それに比べて乾燥麹は長期保存可能なので、冷凍庫に常備しているという人も多いですよ。

でも、味噌屋さんなどでちゃんと保存された生麹はとてもおいしいとのことでした。

甘酒にはまってしまったのなら、ぜひ生麹と乾燥麹両方試してみてくださいね。


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甘酒に芯が残ったときはどうすればいい?簡単にまろやかにする方法

ヨーグルトメーカーで甘酒を作ると、簡単に手作りの甘酒を楽しむことができます。

でもまれに、甘酒に芯が残ってしまうことがあります。

そんな「芯が残った甘酒」は、飲みにくいだけでなくて、実は栄養価も低下してしまいます。

でも大丈夫です!

甘酒に芯が残ってしまったときは、以下の方法でまろやかにすることができます。

甘酒に芯が残ったときの対処法①ミキサーにかける

ミキサーにかけて攪拌すると、芯が細かく砕かれて、まろやかな甘酒になります。

この「ミキサーでかける方法」は、甘酒に芯がのこってしまったときの「最も簡単で手軽な方法」です。

甘酒に芯が残ったときにミキサにかけるやり方

甘酒をミキサーに入れて、なめらかになるまでまぜていきます。

ただしミキサーを使うことで、甘酒の栄養価が低下する可能性があるので、注意が必要です。

甘酒に芯が残ったときの対処法②加熱する

鍋に入れて加熱すると、芯が溶けてまろやかになります。

鍋に入れて加熱する方法は、栄養価を損なうことなく、まろやかにすることができます。

甘酒に芯が残ったときに加熱するやり方

まずは鍋に甘酒を入れて、弱火で加熱します。

沸騰させないように注意しながら、芯が溶けるまで加熱すればOKです。

甘酒に芯が残ったときの対処法③布でこす

布でこすと、芯を取り除くことができます。

布でこす方法は、芯だけを取り除くことができます。

甘酒に芯が残ったときに布でこすやり方

まずは布に甘酒を少しずつかけて、こします。

芯だけが布に残って、まろやかな甘酒が残りますよ。

ヨーグルトメーカーで作る甘酒を失敗しないために気を付けること!

ヨーグルトメーカーは、炊飯器や水筒などで作る甘酒と違って、機械が勝手に温度調節をしてくれるので、温度が足りないとか熱すぎたなどという理由で失敗することはないです。

となると、どんなことをしてしまうと失敗につながってしまうのか、調べてみました。

麹菌は雑菌に弱い!?作る前にはしっかりと手を洗おう

まずは、完成した甘酒が変な色をしているとか異臭がするなどの場合です。

これは雑菌が繁殖したせいで、麹菌が死んでしまったあかしとも言えます。

麹菌というのは雑菌に弱いんですね。

ちょっと横にそれますが「もやしもん」って漫画知っていますか?

主人公は種麹屋の息子で、なぜか肉眼でいろんな菌が見えちゃう特異体質なんですけど。

酒蔵の息子とかも出てきたりして、酒蔵に出入りする人は納豆食べちゃだめって掟があるんです。

なぜなら麹菌が納豆菌に負けちゃうからお酒が全部だめになっちゃうという恐ろしい事態に発展しちゃうから・・・

納豆菌だけじゃなくて、あらゆる菌をシャットアウトしないといけない大変な仕事であり、麹菌とはとてもデリケートなのであるという話をしたかっただけなんですが(笑)

まぁ、そんな感じで甘酒を作るときはよく消毒をして、手に雑菌などがついてないような状態で作りましょう。

甘酒なのに甘くならないのはなぜ?失敗しないためのポイント

次に多い失敗は「甘くない」ということなのですが、酒粕の甘酒には砂糖を入れますが、米麹の甘酒には砂糖は入っていません。

それでも甘くなるのはもち米のでんぷんが糖化されるからで、発酵時間が足りないとか米と米麹がよく混ざっていないと甘くない甘酒になってしまうことがあります。

生麹の方が米と混ざりやすいというメリットがあるし、生の分柔らかいので発酵も進みますよね。

昔ながらの甘酒の作り方!ヨーグルトメーカーで作ったものとはどんな違いがある?

昔ながらの甘酒は、米麹と米を鍋で炊いて作ります。

作り方は、以下のとおりです。

昔ながらの甘酒の作り方
①米を洗わずに、30分ほど浸水させる。
②米麹を細かく砕く。
③鍋に米と米麹を入れて、水を加える。
④強火で沸騰させ、弱火にして30分ほど煮る。
⑤火を止めて、粗熱が取れたら、布でこす。

昔ながらの甘酒とヨーグルトメーカーで作った甘酒の違い

昔ながらの甘酒とヨーグルトメーカーで作った甘酒には、以下の違いがあります。

<昔ながらの甘酒>

  • 味わい…濃厚でコクがある
  • 香り…米の香りが豊か
  • 栄養価…ビタミンB群や食物繊維が豊富
  • 手軽さ…手間と時間がかかって、鍋を汚す
  • 味わい…濃厚でコクがある

<ヨーグルトメーカーの甘酒>

  • 味わい…さっぱりとした味わい
  • 香り…米麹の香りがやさしい
  • 栄養価…ビタミンB群が豊富
  • 手軽さ…手軽で、鍋を汚さずに作れる
  • 味わい…さっぱりとした味わい

昔ながらの甘酒は、濃厚でコクのある味わいが特徴です。

ヨーグルトメーカーで作った甘酒は、さっぱりとした味わいで、手軽に作ることができます。

どちらの甘酒も、栄養価が高く、健康に良い飲み物ですよ。

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ヨーグルトメーカーで甘酒をさらさらに作る方法のまとめ

米麹はつぶつぶしてるので、そのままだと存在感があります。

さらさらにしたい場合は、ミキサーにかけたりブレンダーでクリーム状にしてみてください。

それか、酒粕で甘酒を作れば粒がないさらさらの甘酒ができますよ。

米麹でも酒粕でも栄養はどちらもばっちりありますからね。