さんまはやっぱり網で塩焼きにするのが一番でしょう!
戸外で炭火にのせた網の上でジュージューいわせながら焼くさんまの美味しいこと、美味しいこと!
こたえられませんね。
でも、いつも戸外でとはいきません。
キッチンのグリルで焼くのも悪くないのですが、やっぱり味はいまひとつ!
それにグリルにさんまの油汚れがついてしまうと、後できれいにするのが大変。
キッチン全体にさんまの匂いが残るのも…。
となると、なかなかさんまを焼く勇気が湧かないということもありますね。
そこで発想を変えて、オーブンでさんまを焼くというのはどうでしょうか。
今回はオーブンでさんまを焼く方法と後処理の仕方をご紹介致しましょう。
さんまを焼くときにオーブンで美味しく調理する方法!
さんまの焼き方としてはオーブンを使うことができます。
焼き方は簡単です。
次のような手順で焼いてみましょう。
オーブンでさんまを焼くときの手順①オーブンを余熱する
オーブンを230度にセットして予熱しておきます。
さんまの水気をキッチンペーパーでふき取ります。
好みで、さんまに飾り切りとして2~3本包丁を入れておくのもいいですね。
オーブンでさんまを焼くときの手順②さんまに塩をまぶす
1匹につき小さじ1/2くらいの塩をさんま全体にまぶします。
そのまま15分ほど置き、塩味をさんまに馴染ませます。
オーブンでさんまを焼くときの手順③オーブンに入れる
鉄板にクッキングペーパーあるいはアルミホイルを敷いて、さんまをのせ、オーブンに入れます。
オーブン使用の時は、さんまをひっくり返さずに仕上げるので最初から頭が左になるように置きます。
この時クッキングペーパーの端をつまんでホチキスで止め、焼き汁がオーブンの鉄板に広がらないようにすると後処理が楽になります。
アルミホイルの場合は端をつまんで汁が広がらないようにしましょう。
オーブンでさんまを焼くときの手順④焼く
オーブンの強さにもよりますが、230度で15分程度焼くと焼き上がります。
形が崩れないようにお皿にのせて完成です。
大根おろしやカボスを添えるとなお美味しく食べられます
途中でひっくり返す必要はありません。
オーブンの構造にもよりますが、二段式ならば上段に入れると適度に焼き色もついて、見栄えも良くなり、網で焼いたさんまに近くなります。
味も網焼きとまではいきませんが、かなり美味しいです。
オーブントースターでもさんまを焼くことはできる?
オーブントースターで焼くこともできます。
やり方はほとんどオーブンと同じです。
しかし、オーブントースターは庫内が小さいために、さんまの油が天井や側面に飛び散りやすく、後処理がやや大変です。
かなりきれいにしても匂いが残るのが気になります。
さんまをオーブンで調理した後!オーブンの臭いをどう掃除すればいい?
キッチンでさんまを焼くとどうしても油汚れが気になり、臭いが残るのが難点ですね。
キッチングリルを使って焼くとグリルだけでなく換気扇まで油で汚れて大変!
さんまの臭いが数日間消えない、なんてこともあるわけです。
私もこの点で頭を痛めていた時期がありました。
夫はさんまが大好き、私もさんまを食べるのが嫌な訳ではないのですが、後処理を思うとなかなかさんまを焼く気になれなかったです。
その点オーブンで焼くと後処理が簡単でいいですね。
汚れるのはオーブンの中と鉄板だけなので助かります。
私がやってみたのは次のような方法です。
オーブンの臭いをとる方法の手順①濡れ布巾で拭く
オーブンがある程度冷めたら、庫内を塗れ布巾で拭きます。
オーブンの臭いをとる方法の手順②柑橘類の皮で内部を擦る
柑橘類の皮(カボスでもミカンでもいいです。)で内部を擦ります。
こうするとさんまの臭いが軽減されます。
もう一度良く絞った塗れ布巾で庫内を拭きます。
オーブンの臭いをとる方法の手順③冷凍した食パンを入れてスイッチオン
冷凍しておいた食パンを解凍せずに入れてレンジのスイッチを押します。
パンがある程度硬くなるまでレンジを使うとさんまの匂いがパンに移ってあまり気ならなくなります。
オーブンの臭いをとる方法の手順④翌朝までドアを開けて換気する
念のため、翌朝までオーブンのドアを開けたままで換気します。
こうすると翌朝にはオーブンの内部にさんまの臭いが残ることはほとんどありません。
オーブンの臭いをとる方法は他にもある!
このほかにも、コーヒーかすや茶葉を鉄板の上に広げ、数分間焼く。
クエン酸スプレーをオーブンの庫内に振りかけ、キッチンペーパーで拭き取る方法もあります。
それぞれ自宅にあるもので、オーブンのお手入れをするのがいいですね。
鉄板のお手入れも簡単です。
鉄板のお手入れ方法
クッキングペーパーに穴が開かない限り、鉄板は汚れがひどくなることはありません。
汚れが流れ出さないように気を付けながら、クキングペーパーを処分した後、鉄板を食器洗い洗剤を付けたスポンジで擦り洗いをします。
水ですすいだ後、乾いた布巾かキッチンペーパーで拭き取れば、鉄板はすっかりきれいになります。
このくらいのお手入れをすれば、オーブンはきれいになり、翌日にはほとんどさんまの臭いを気にせず快適に使うことができます。
キッチンでさんまを焼くと後が大変だからと躊躇している人は、ぜひこの方法を試してみることをおすすめ致します。
さんまの焼き方でオーブンで調理!のまとめ
さんまの焼き方としてはオーブンを使う方法があります。
鉄板にクッキングシートなどを敷き、水気をきって塩を振りかけたさんまをのせて、230度のオーブンで15分焼くだけで簡単に仕上がります。
使用後のオーブンは水拭きした後、「かんきつ類」や「パン」、「コーヒーかす」、「茶葉」などを使って臭い消しをすれば、その後も快適に使えます。
キッチンが汚れるのでさんまを焼くのをためらっている人がいたら、ぜひこの方法をお試しください。