電気圧力鍋でローストビーフを作るときの温度ですが、だいたい60度~70度設定にしている人が多いですね。
時間に関しては、牛肉の大きさにもよりますが大き目だと40分、小さめなら30分くらいが目安です。
ローストビーフは周りだけ焼いて、中は半生くらいなのがベストなので、生すぎても焼きすぎてもおいしくないです。
といっても豚肉のように中まで火を通さないと食中毒の危険がある、なんてことはないので、生すぎたかな?と思っても問題なく食べられますので・・・
逆に火を通しすぎると硬くて食べられないなんてことにもなりかねません。
なので、電気圧力鍋に入れて置く時間が長すぎるのはよくありません。
初めて作るときは、手ごろな時間というのがわかりにくいと思うので、気持ち短めにしておきましょう。
ローストビーフの作り方で電気圧力鍋以外でも炊飯器の保温機能を使ってなんていうのもありますよね。
炊飯器だと保温にはタイマー機能がないですよね。
なので、うっかりしていると保温していたことを忘れて中が白くなったローストビーフもどきになってしまう危険があります。
その点電気圧力鍋は時間を設定しておけば加熱は止まるのでいいんですが。
電気圧力鍋から牛肉を出さないと余熱で中に火が通ってしまうので、失敗回避はここがポイントとなりそうです。
ローストビーフを電気圧力鍋でジップロックに入れて作る方法は?
ローストビーフを電気圧力鍋でジップロックに入れて作る方法をご紹介します。
ローストビーフを電気圧力鍋でジップロックに入れて作る方法①フライパンで焼き目をつけてジップロックに入れる
まずは牛肉の塊に味付けをして、牛肉の表面にフライパンで焼き目をつけてジップロックに入れます。
ジップロックに牛肉を入れたら、袋の中の空気を抜きます。
そうしないと電気圧力鍋のお湯の中で浮いてしまうので、火の通り方が変わってきてしまいます。
手だけだとなかなかきれいに空気が抜けないので、ストローを挿して中の空気を口で吸いだす人もいますよ。
間違えて牛肉の汁も飲まないでくださいね(笑)
ストローを引っこ抜いたらすぐジップロックの口を閉じてください。
ローストビーフを電気圧力鍋でジップロックに入れて作る方法②お湯と肉を入れて加熱する
そして、電気圧力鍋にお湯を入れてジップロックに入れた牛肉も一緒に入れます。
牛肉がすっぽり隠れるくらいにお湯は入れてくださいね。
これで電気圧力鍋の蓋をして温度は60度設定にし、30分~40分加熱します。
ちなみにですが、アイリスオーヤマの電気圧力鍋には、ローストビーフのボタンがありますよ。
そして、細かい設定をしなくてもこのボタンを押すだけでできてしまうようですね。
オーブンレンジの自動機能みたいな感じです。
炊飯器と電気圧力鍋で作ったローストビーフ!おいしいのはどっち?
炊飯器と電気圧力鍋では調理方法としたらたいして変わらないから別に炊飯器でいいんじゃないかって思ったりしますよね。
でも、やっぱり電気圧力鍋で作ったローストビーフの方が柔らかくておいしいそうなので、違いは大きいです。
それから炊飯器の保温の方が電気代が高いというのもびっくりです。
ジップロックより安い!おすすめの耐熱ビニール袋がある?
ジップロックってジッパーになっているし厚みもあるので、値段がちょっと高めですよね。
みなさんは耐熱性のあるビニール袋「アイラップ」って知っていますか?
ラップってつくけど袋です。
昔は一部地域の商品でしたが、あまりに便利ということで発売45年目にして全国メジャーデビューを果たしました!
これもまたSNSの力ですかね。
拡散力が半端ないです。
ジップロックじゃなくて、アイラップに牛肉を入れて空気を抜いて口をぎゅっと堅結びでもローストビーフ作れちゃいます。
色々節約しないと厳しい時代になってきましたので、安くて枚数のある袋がいいですよね。
電気圧力鍋のローストビーフの人気レシピを紹介!失敗しない方法も!
電気圧力鍋のローストビーフの人気レシピをご紹介します。
今回はクックパッドで人気のレシピを載せていきたいと思います。
①電気圧力鍋のローストビーフ人気レシピ①電気圧力鍋を使ったローストビーフ
②電気圧力鍋のローストビーフ人気レシピ②電気圧力鍋で簡単☆しっとりローストビーフ
③電気圧力鍋のローストビーフ人気レシピ③電気圧力鍋でローストビーフ
電気圧力鍋で作るローストビーフの調理工程は?
どのレシピもだいたい同じような調理工程ですかね。
①牛肉を冷蔵庫から出して常温にしておく
②牛肉の表面に塩コショウにんにくなどで味付けしてなじませる(30分くらい)
③フライパンに油を敷いて全面に焼き目をつける
④ジップロックに入れて空気を抜き、お湯と一緒に電気圧力鍋に入れる
⑤温度は60度~70度、時間は40分程度
⑥タイマーが止まったら電気圧力鍋から取り出し冷水につける
⑦冷めたら薄くスライスしてお皿に盛る
電気圧力鍋で作るとそんなにすごい失敗はないです。
ですが、牛肉の大きさや形によって調理時間が異なるため、火が通りすぎる失敗というのは時々あります。
ローストビーフにする牛肉って基本的に脂身があまりない肉を使うので、完全に火が通ってしまうと薄くスライスしても硬くて食べられないかもしれません。
そうなってしまったら、細かく切ってサラダのトッピングにしてしまうというのも1つの手ですね。
電気圧力鍋でローストビーフを作ると食中毒の危険があるって本当?何に注意すればいい?
電気圧力鍋にも低温調理機能がつくようになって身近になりましたが、気をつけたいのは食中毒です。
牛肉は外側に菌がついているので加熱は表面を焼くだけでいいとも言われますよね。
でも中心部も決まった温度まであたため、十分な時間加熱する必要があります。
まず、真ん中の温度が55度以上になる必要があります。
お肉の真ん中まで温めるには、じっくりと時間をかけて温める必要があります。
今回電気圧力鍋での作り方を紹介しているのですが、フライパンで作るローストビーフもあります。
表面を焼いて、その後アルミホイルで巻いて予熱で火を通すのですが、予熱では中心部まで殺菌がうまくいかないこともあるので食中毒が心配です。
電気圧力鍋で調理する場合も、真ん中の温度が55度になるだけではダメで、55度を30分ほど保つ必要があります。
早く作りたいからと加熱時間を短くしたり、保温時間をレシピより短くするのはやめましょう!
レシピ通りしっかりと加熱するのが安全です。
細かい温度の話をしても、中心温度を測るような機械は家庭にはないですよね。
60度以上で加熱して、60分~100分は加熱するようにしましょう。
見た目には見えないことなので、十分加熱したかどうかはわかりません。
電気調理器に付属のローストビーフの作り方があるなら、そちらを使う方が安全に食べられます。
加熱しすぎた場合は先ほども言ったサラダのトッピングにしてしまうのも手です。
加熱が足りなくて食中毒になってしまうよりいいので、加熱時間はきちんと守るようにしてくださいね。
電気圧力鍋でローストビーフを作るときの温度 のまとめ
電気圧力鍋でローストビーフを作るとき、あまり小さすぎない肉、形にむらがない肉などを選ぶと火の通りすぎの失敗を防げます。
表面に焼き色をつけてジップロックに入れて電気圧力鍋に入れればできてしまうなんて思ったよりも簡単ですよね。
ローストビーフってごちそうってイメージですが、こんなに簡単にできちゃうなら月1くらいで食べたいものです。