とっても便利な冷凍野菜の中でも特にブロッコリーは、我が家でも重宝している冷凍野菜のうちの1つです。
冷凍庫にストックをしている人も多いと思います。
そんな冷凍ブロッコリーですが、以前は解凍したら、水っぽくなっていてサラダの付け合わせに出来なかったという経験がよくありました。
でも実は冷凍ブロッコリーを解凍するときに、水っぽくなってしまわない為の「2つのポイント」があるんです!
忙しい家事の負担を減らしてくれる家事の見方、冷凍食品。
また、「解凍に失敗してしまっても大丈夫!」な、私のおすすめなリカバリーアイデアレシピもご紹介していきますね。
冷凍ブロッコリーを解凍するときに水っぽくならない2つのポイント
冷凍ブロッコリーを単体で解凍する場合には、水っぽくならないように、均等に加熱をすることが大切です。
フライパンだとか電子レンジといった解凍方法があります。
でも基本は同じだから、解凍をするときに気をつけたい2つのポイントをご紹介しますね。
あと、水っぽさを消すためには、他の食材と一緒に加熱をすることもおすすめですよ。
ブロッコリーに合う食材の組み合わせについてご紹介するから、是非試してくださいね。
水っぽくならないように解凍するときに気をつけたいポイント
まずは、どの解凍方法でも意識したい、ブロッコリーが水っぽくならないようにするためのポイントを2つご紹介しますね。
ブロッコリーが水っぽくならないように解凍する方法①重ならないように均等に並べる
ブロッコリーが重なっていると、均一に火が通らないことはもちろん、元々含んでいた水分を飛ばすところがなくなるから、水っぽさが残ってしまうのです。
加熱をする前に、フライパンや耐熱皿の上で均等に並べることを、忘れずにしましょう。
ブロッコリーが水っぽくならないように解凍する方法②水を少量加えて火を通す
並べたブロッコリーの上に、大さじ1,2杯の水を入れてから、火を通すと水っぽさがなくなります。
また、フライパンの場合には大きさが異なると思うけれど。
「直径20cm程度の場合には大さじ1」、「直径26cm程度の場合には大さじ2」を目安にすると良いですよ。
ブロッコリーと一緒に加熱したいおすすめの食材
他の食材に火を通して、中心まで火を通すタイミングで冷凍のブロッコリーを入れると、解凍までの時間が時短になり、独特な水っぽさも飛ばしてくれますよ!
それから、冷凍ブロッコリーの下に乾物を敷いて解凍をしたら、ブロッコリーの水分を吸収してくれるから、一品おかずを作るときの手間も省けます。
私がおすすめする、ブロッコリーとの相性の良い食材をいくつかご紹介しますね。
ブロッコリーとの相性の良い食材①肉や魚と一緒に炒める
最初に魚や肉の両面に焼き色を付けてから、中心まで火を通すタイミングでブロッコリーを入れましょう。
解凍する時間が減るほか、旨みがブロッコリーにもつくので美味しくなりますよ!
ブロッコリーとの相性の良い食材②塩昆布やとろろなどの乾物
先ほどご紹介したように、乾物との組み合わせは、調理時間の時短に繋がります。
オススメの乾物として、「塩昆布」や「とろろ」、中華にも合う「春雨」や「干しエビ」なども美味しいですよ。
ブロッコリーとの相性の良い食材③水分の少ない調味料と合わせる
冷凍ブロッコリーの解凍後に、さらに水分の少ない食材と混ぜ合わせると、水分を吸収してくれますよ。
「すりごま」や「粉チーズ」、「海苔」などの食材がおすすめです。
冷凍ブロッコリーは解凍しても水っぽくなる?!一番おすすめな解凍方法は何?
私が1番おすすめする解凍方法は、フライパン蒸し解凍です。
電子レンジを使って解凍する方法や茹でる方法が一般的だけれど。
フライパンで蒸すと、茎はシャキッとなり、房はほくほくに仕上がるから、まさに茹でたてのようなブロッコリーに仕上がるのです。
それでは、フライパン蒸しをして解凍するときのポイントをご紹介しますね。
フライパン蒸しをして冷凍ブロッコリーを解凍するときのコツは?
まずは、フライパンに油を引かずに、冷凍ブロッコリーを約半分くらいの量を入れて、水大さじ1~2を加えます。
フライパンにフタをしたら、中火で1分ほど蒸し焼きにします。
1分たったら1度フタをあけてみて、水分が足りないようだったら水を少し加えて、再び1~2分蒸し焼きにします。
解凍するブロッコリーの量を増やすときには、水の量を多めにしたり加熱時間を長めにしたりして、調整をしてくださいね。
最後に、フライパンの上に置き、水分がなくなるまで1分ほど加熱したら完了です。
電子レンジを使って冷凍ブロッコリーを解凍するときに失敗しないポイントは?
さっきは、フライパン蒸しでの解凍方法をご紹介したけど、時間がないときには電子レンジを使ってパパッと済ませたいですよね。
電子レンジで解凍する場合にも、コツを押さえればある程度の水気を抑えることが出来ますよ。
ご家庭にあるもので簡単に出来るから、ぜひ試してみてください。
電子レンジで冷凍ブロッコリーを解凍するときのポイント①キッチンペーパーを使う
電子レンジで解凍する場合には、冷凍のままのブロッコリーをキッチンペーパーでつつみます。
キッチンペーパーがないようなときには、代用品としてクッキングペーパーを使っても大丈夫ですよ!
このときキッチンペーパーやクッキングペーパーは、必ず電子レンジに対応しているものを使うようにしてくださいね。
電子レンジで冷凍ブロッコリーを解凍するときのポイント②600Wで2分程度加熱する
キッチンペーパーに包んだブロッコリーを耐熱容器にのせたら、600Wの電子レンジで2分ほど加熱します。
ワット数が高い方が、時短で済ませられるのでおすすめです。
あと、2分以上長く解凍するとパサパサ感が強くなってしまうから、長めに加熱をする場合には気をつけて調整しましょう。
冷凍ブロッコリーは茹で方しだいで水っぽくならないって本当!?
冷凍ブロッコリーを茹でて解凍したら、柔らかくなりすぎて食感が悪くなったり、水っぽくなった経験はありませんか?
冷凍ブロッコリーの解凍は「茹でて解凍」っていうのはおいしくないの?って思っていませんか?
冷凍ブロッコリーは茹で方にちょっとしたコツがあるんです。
冷凍ブロッコリーの茹で方のコツ①茹で時間は短く
冷凍ブロッコリーを茹でる時間は短くすることがポイント。
沸騰したお湯に入れてから1~3分くらいが目安。
何故かと言うと、冷凍ブロッコリーはすでに軽くゆでられていること(「ブランチング」と呼ばれています)が多いからです。
茹でたものを更に茹でてしまうと柔らかくなってしまいますよね。
だから、茹でる時間は短くしましょう。
冷凍ブロッコリーの茹で方のコツ②多めの沸騰したお湯を使う
たっぷり目のしっかり沸騰させたお湯に、冷凍ブロッコリーを入れるようにしましょう。
そうするとで、ブロッコリーの色が鮮やかで食感もいい感じになります。
あと、多めのお湯で茹でることで、ブロッコリーを均一に茹でることができます。
冷凍ブロッコリーの茹で方のコツ③茹でた後にすぐ冷ます
茹で上がった後、すぐに冷水にくぐらせましょう。
そうすることでブロッコリーの色の鮮やかさと食感を保つことができます。
特にサラダなど、見た目をキレイにしたい時におすすめです。
冷凍ブロッコリーを茹でて失敗したことがある方はぜひ参考にしてみて下さい。
冷凍ブロッコリーの美味しい食べ方!私のおすすめレシピ2選
解凍したらすぐに使えて便利な冷凍ブロッコリーを使った、私のおすすめレシピを紹介しますね。
冷凍ブロッコリーを使ったおすすめレシピ①ブロッコリーと茹で卵のデリ風サラダ
このサラダはブロッコリーがあると作る私の定番サラダです。
もちろん冷凍ブロッコリーで作っても美味しく作れます。
用意するもの
- 冷凍ブロッコリー 好きなだけ
- 茹で卵 2個
- かつお節 10gくらい
- 醤油 お好み
- マヨネーズ お好み
②茹で卵を茹でて殻をむく
③ボールに茹で卵を入れ、スプーンなどで4~6つくらいに切る
④③に解凍したブロッコリー、かつお節を入れ、醤油とマヨネーズで和えて出来上がり
和えただけなのにデパ地下で買ったようなおしゃれなサラダになるし、とにかく美味しいので作ってみて下さい。
冷凍ブロッコリーを使ったおすすめレシピ②ポトフ
冷凍ブロッコリーの解凍不要。冷凍のままポトフに突っ込むだけのらくらくレシピです。
用意するもの(2人分)
- ウインナー 4本
- じゃがいも 1個
- にんじん 1/2本
- キャベツ 2枚
- 冷凍ブロッコリー 60g
- 水 2カップ
- コンソメ顆粒タイプ 小さじ2
- 粗びき黒こしょう 少々
②水を入れた鍋を火にかけて、沸騰したら調味料、ウインナー、じゃがいも、にんじんを入れて蓋をして10分ほど煮る
③具材に火が通ったらキャベツ、冷凍ブロッコリーを入れてさらに2分ほど加熱して出来上がり
野菜は冷蔵庫に残っている野菜を入れたりしてアレンジしてもOKです。
寒くて温まりたい時や、野菜をたくさん食べたい時におすすめのレシピです。
冷凍ブロッコリーを解凍すると水っぽい理由のまとめ
今回は冷凍ブロッコリーが水っぽくならないポイントとおすすめの解凍方法をご紹介しました。
下ごしらえをしなくてもそのまま使える冷凍野菜は、毎日料理を作る主婦の強い味方です!
なので、正しい解凍方法をしっかりとマスターして、毎日のお料理に冷凍野菜を上手に取り入れてみてくださいね。