お宮参りでの両家のトラブルにはどんなものがある?どんな段取りをすればいい?

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赤ちゃんが無事に生まれたお礼と健やかな成長を願う「お宮参り」。

実はもともとお宮参りというのは、赤ちゃんのパパと、父方の祖父母だけで神社に参拝するのが基本だったんです。

私も知りませんでした。

つまり、ママや母方の祖父母が一緒に参拝するのは最近になってからのことなんですね。

でも、そうなると気になるのが「両家のトラブル」。

赤ちゃんのお世話で大変な時期に面倒なトラブルは避けたいもの。

そこで今回は、お宮参りで両家のトラブルになりそうな内容をまとめてみました。

ぜひ、両家のトラブルを避けて、楽しい思い出に残るお宮参りにしましょう。

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お宮参りはめんどくさい!昔からのしきたりにどの程度従わないとダメなの?

なんだか、赤ちゃんの抱っこ一つでも色々考えないといけない「お宮参り」。

「抱っこ以外にも、地域や昔からのしきたりにどの程度従うべきか」

これについては、パパやママの思い、そして両家の思いを聞きながら決めていけば良いのではないでしょうか。

せっかくの赤ちゃんのお祝いです。

誰かが嫌な気持ちにならないようにも色々な価値観・思い・風習を取り入れながら決めていくと良いと思います。

では、お宮参りの段取りに合わせてトラブルになりやすい内容を見ていきましょう。

お宮参りの段取りでトラブルになりやすい内容①参加者

まずは、お宮参りに参加する人を決めましょう。

昔からのしきたりでは、

  • 赤ちゃんのパパ
  • 父方の祖父母
だけでお宮参りが行われていました。

でも、今はママや母方の祖父母やパパとママの兄弟姉妹や甥っ子姪っ子などを呼ぶ家庭も多くあります。

また、祖父母が遠方であったり、うちのように体調が優れず参加できない祖父母もいらっしゃいます。

パパやママが誰を呼びたいか、どうしたらみんなに参加してもらえるかをまずは決めましょう。

もちろん、誰も呼ばずにパパとママ、そして赤ちゃんとだけでお宮参りをする家庭もありますよ。

お宮参りの段取りでトラブルになりやすい内容②日時

参加者を決めた次は具体的な日時を決めていきましょう。

昔からのしきたりでは、お宮参りは

  • 男の子は「生後31日目~32日目」
  • 女の子は「生後32日目~33日目」
に行うのが決まりでした。

でも、今はしきたりにとらわれない考えが強くなってきています。

例えば、

  • 赤ちゃんの生後100日目ごろに行う「百日祝い」「お食い初め」と一緒に行う
  • 赤ちゃんの生後7日ごろ、赤ちゃんに名前を付けて神様や近所の人にお知らせをする「お七夜」と一緒に行う
  • 生後〇日目ごろではなく、天候やママの体調が良い日に行う
など、各家庭によって違います。

特に、赤ちゃんとママの体に問題がないかを病院で調べてもらう「1ヶ月検診」以降は、ママも赤ちゃんが安心して外出できるのでおススメです。

「天候」についても考えておくと〇

「天候」も大きな判断材料になりますね。

50年と今とでは、真夏の最高気温が4度~5度も違うと言われています

35度を超える猛暑日が赤ちゃんの生後1ヶ月の日であっても、お宮参りはするべきではないでしょう。

梅雨や台風の時期も同じです。

わざわざ雨風が強い日にお宮参りはしない方が良いでしょう。

天候が悪い場合は延期するのか?どうするのか?も決めておくと良いですよ。

お宮参りの段取りでトラブルになりやすい内容③場所

次に決めるのは「場所」です。

昔からのしきたりでは、出生地や自宅から近い神社でお宮参りをするのが基本でした。

なぜなら、お宮参りとは住んでいる土地の守り神である

  • 氏神(うじがみ)様
  • 産土神(うぶすながみ/うぶしなのかみ/うぶのかみ)様
に、赤ちゃんが土地の一員になることを認めてもらう儀式だからです。

ですが、今ではご利益のある有名な神社だとか。

あとは、パパとママが結婚式を挙げた神社といった、「思い入れのある神社やお寺」でお宮参りを行う家庭もあります。

お宮参りの段取りでトラブルになりやすい内容④服装

そして次は、両家のトラブルになりやすい「服装」です。

昔からのしきたりで言うと赤ちゃんの服装は、「白羽二重の内着に祝い着を羽織る」という服装です。

ただ、今は「ベビードレスの上に祝い着を掛ける」「ベビードレスだけ」という赤ちゃんも多いんです。

つまり、赤ちゃんに合わせる家族の服は和服なのか?洋服なのか?というところがトラブルになりやすいんですね。

赤ちゃんが和装の時、ママは訪問着や色留袖なのか?それとも産後の体を考慮してワンピースなのか?

両家の祖母は「色留袖」「訪問着」を着るのか?

まずは、赤ちゃんの服装が決まったら、事前に両家に伝えましょう。

そして、両家の服装を確認して調節など、家族全体がバランスをとれた服装でお宮参りに参拝しましょうね。

お宮参りの段取りでトラブルになりやすい内容⑤写真撮影

お宮参りでは写真撮影をする家庭は多いと思います。

写真と言っても自分たちで撮るスナップ撮影なのか写真館やスタジオで記念に撮影するのかも決めておきましょう。

写真館やスタジオで撮影をするときには、お宮参り前の方が赤ちゃんも家族も疲れていないのでおススメです。

また、お宮参りの風景も一緒に撮ってもらえる出張撮影サービスもおススメですよ。

しきたりにこだわりすぎなくてOK

2人息子がいる我が家の場合、2人とも生後1ヶ月ごろに旦那の両親だけを呼んでお宮参りを行いました。

住んでいる地域から車で1時間離れている有名な神社で行いました。

服装は、赤ちゃんは私の母が用意してくれたベビードレスで、私はワンピース、旦那と義父はスーツ、そして義母は色留袖。

抱っこは基本的に義母でしたが、交代でみんなで抱っこしました。

そうなんです。

あまり昔からのしきたりに従っていません。

みんなの気持ちが良い形でするのが一番だと思います。

ちなみに長男の時は、写真館できちんと撮影をしました。

ですが、2人目は夏場だったこともあり撮っていません。

写真の数が圧倒的に少ないのは2人目あるあるですね。

お宮参りの段取りでトラブルになりやすい内容⑥食事会

お宮参りの最後に食事会をする家庭も多くあります。

食事会のことを考えると赤ちゃんの「百日祝い」「お食い初め」の時期にお宮参りをすると同時にできるメリットがありますね。

お宮参りの後に食事会をする時は、事前にお店を予約しておく方が安心です。

また、生後間もない赤ちゃんがいるので、寝かせておける座敷があるお店がおススメですよ。

コロナ禍でお宮参りの形も変化

実は、新型コロナウイルスの影響でお宮参りの形が変化してきているんです。

色んなお宮参りの形①オンライン神社

今、オンラインで参拝できる神社があります。

つまり、自宅に居ながらお宮参りができるというものです。

生後間もない赤ちゃんや産後間もないママ・ご高齢の祖父母の体を考えると、「オンライン神社」というのも一つの方法ですね。

色んなお宮参りの形②郵送での祈祷

新型コロナウイルスの影響で外出を控えたい方や闘病中の方がいる場合など、郵送でご祈祷を受けることもできるんです。

手紙やWEBサイトの専用フォームなどに

  • 氏名
  • 生年月日
  • 住所
  • 祈祷内容
を記入して、祈祷料を収めれば神社ご祈祷してもらえるというものです。

ご祈祷後には、お札やお守りなどが自宅に郵送されるシステムになっています。

トラブルを避けるなら別々でお宮参りをするのも一つ

両家の住んでいる場所や風習の違いなどが気になる場合は、お宮参り自体を別々にするのも一つです。

ただし、一応のマナーとして

  • 先に父方の祖父母とお宮参りをする
  • 母方の祖父母には先に父方の祖父母とお宮参りをすることを伝えておく
  • 写真撮影や食事会など内容は同じにする
この3つがポイントです。

ぜひ、パパやママ、そして赤ちゃんにとって良いお宮参りになることを優先させて決めていきましょうね。

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お宮参りの主導権は義母が当たり前!?実母は抱っこさせてもらえないの?

まず、お宮参りで両家のトラブルになりそうなのが「赤ちゃんの抱っこ」ですよね。

私の場合、母がもともと体調が悪かったこともあり、母方の祖父母は参加しなかったのでトラブルはありませんでした。

でも、もし赤ちゃんの抱っこでトラブルになっていたらと思うと…ゾッとします…。

昔は、お宮参りでは『出血を伴う「お産」という穢れ(けがれ)がない女性』、つまり父方の祖母が赤ちゃん抱っこした方が良いと言われていたのです。

ですが、今のお宮参りは昔からのしきたりにとらわれない傾向にあるので、誰が抱っこしても良いと考えられつつあります。

もちろん、母方の祖母が抱っこしても良いんです。

ただ、地域ごとの風習や昔からのしきたりにこだわる人もいます。

なので、母方の祖母も抱っこがしたいときは、父方の祖母やパパやママに確認してからの方が無難ではないでしょうか。

私であれば、間に入って義母に「自分の母にも抱っこしてもらっても良いですか?」と声をかけますかね。

そして、ママは産後間もない体なので無理をせず、誰かに赤ちゃんを抱っこしてもらって体の負担を軽減しましょう。

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お宮参りの主導権争い!?誰がどう主導権を取るのが一番安全なの?

お宮参りの昔からのしきたりに倣うと、主導権は父方の祖父母にあります。

昔はお宮参りに参列するのは、赤ちゃんとパパと父方の祖父母で、ママや母方の祖父母はそもそもお宮参りの場にいませんでした。

なので、必然的に嫁ぎ先であるパパ側の実家が主導権を握って、お宮参りを仕切るのが慣例でした。

ただ、現在では昔のしきたりを重視してお宮参りを行う人は、減ってきています。

それでもまだ両家の祖父母から、お宮参りに対してあれこれ口を出される場合もあります。

両家の主張が強くお宮参りの主導権争いのトラブルが起きそうな場合には、赤ちゃんのパパとママが仕切ってしまうのが一番安全です。

「両家で揉めるくらいなら、赤ちゃんの親である自分たちが主導権を取る!」といった感じですね。

もしパパとママが主導権を握ってお宮参りを行うなら、両家に自分たちが仕切る理由をしっかり説明しましょう。

  • 赤ちゃんへの負担
  • ママへの負担
  • それぞれの家の手間
を考えて、父と母である自分たちがお宮参りの主導権を取る!といったことを丁寧に伝えれば、きっと納得してくれるはずです。

そしてそのとき

  • ご祈祷代や食事などの代金は誰が負担するのか
  • 赤ちゃんの着物などは誰が用意するのか
  • 赤ちゃんを抱っこするのは誰か
といったことを両家平等になるように決めましょう。

せっかくのお宮参りがトラブルだらけにならないように、パパとママ主導で取り仕切るのをおすすめします。

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お宮参りでの両家のトラブルのまとめ

最近のお宮参りは形式が昔からのしきたりから大きく変化してきています。

パパやママの価値観や思いをベースに、両家の価値観や思い・風習を取り入れながら行うのが良いのではないでしょうか。

両家のトラブルにならないためにも「報告」「連絡」「相談」をして気持ちの良いお宮参りを行ってくださいね。