赤ちゃんの成長は本当にあっという間で、昨日までちょうど良かったはずの服が、ある日突然きつそうに見えて「もうこんなに大きくなったんだなぁ」と感じること、ありますよね。
特に、サイズ80は赤ちゃん服の中でもひとつの節目となるサイズで、いつから着せ始めたらちょうどいいのか、タイミングに迷う方も多いんです。
初めての育児をしているママやパパにとって、
「サイズ80ってどのくらいの月齢からが目安?」
「今の服が小さくなった気がするけど、次のサイズで合ってる?」
「できるだけ長く着せられる服の選び方ってあるのかな?」
など、いろんな疑問が出てくるのではないでしょうか。
この記事では、そんな悩みをもつ方に向けて、赤ちゃんの服のサイズ80がぴったりになる時期の目安や体格、動きの特徴。
そして失敗しない選び方のポイントまで、やさしく丁寧に解説していきます。
赤ちゃんにとっても、パパやママにとっても快適で過ごしやすい毎日をサポートできるような内容になっていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
赤ちゃん服サイズ80はいつから?月齢・身長・体重の目安をチェック
一般的には生後12か月ごろから
赤ちゃん服のサイズ80は、一般的に**1歳前後(生後12か月~18か月くらい)**の赤ちゃん向けとして作られています。
このサイズは「いよいよ赤ちゃんらしさから幼児へと成長していく段階」ともいえる時期で、多くのママやパパにとって服選びの節目になります。
サイズの基準はメーカーごとに多少異なることがありますが、標準的には以下のような目安がよく知られています。
身長:75cm~85cmほど
体重:だいたい11kg前後
このサイズに当てはまるのは、だいたい1歳の誕生日を迎えたあたりの赤ちゃんですが、もちろん個人差はあります。
たとえば、赤ちゃんの成長がゆっくりめな場合は、サイズ80を着せ始めるのが生後14か月や15か月になることもあります。
そして反対に、成長が早い子だと9か月ごろからサイズ80がぴったりになることもあるんです。
また、同じ月齢でも赤ちゃんの体型はそれぞれ違いますよね。
身長が75cmあってもスリムな体型の子なら70サイズの方がフィットすることもありますし、逆にぽっちゃりタイプの子なら75cm前でもサイズ80が心地よく感じる場合があります。
だからこそ、サイズ表だけを頼りにするのではなく、実際の着せ心地や赤ちゃんの様子をしっかり見て判断してあげることが大切です。
赤ちゃんが活発に動き始めたり、着替えのときに窮屈そうにしていたりしたら、それもサイズアップのサインかもしれませんね。
サイズ80が合う赤ちゃんって?ぴったりな体格や動きの特徴
身長や体重だけじゃなくて、体型や動きやすさも大事
赤ちゃんの服選びでは、身長や体重といった数字の目安だけじゃなくて、実際の体型や動きやすさもとても大切なポイントです。
たとえば、身長が75cmくらいあっても、ぽっちゃりした体型の赤ちゃんならサイズ80がぴったり合うことがあります。
逆に同じ身長でもスリムな赤ちゃんだったら、まだ70サイズの方が体にフィットして着心地が良いということもあるんです。
赤ちゃんの服は、ぴったりすぎても動きにくかったり、逆に大きすぎると着崩れやすくて不快に感じることもあります。
なので、実際の体型や動き方に合わせて選んであげるのが一番なんですね。
それに、赤ちゃんがハイハイを始めたり、つかまり立ちや伝い歩きをするようになると、体の使い方もどんどん変わってきます。
そんなときは、なるべく動きを妨げないように、ゆったりめのシルエットの服を選んであげるのがポイントです。
サイズ80はこの時期の赤ちゃんにちょうど良いサイズ感で作られていることが多く、たとえばおなか周りや腕まわりに余裕があったり、動きやすいように柔らかい素材が使われていたりします。
また、服のデザインによっては、肩や裾に少し伸縮性があるタイプや、股下が広めに作られているタイプもあります。
なので、そういった機能性のあるものを選ぶと赤ちゃんも快適に過ごせますよ。
赤ちゃんの発達段階や動きの様子をよく見て、その時期にぴったりの服を選ぶことが大切なんですね。
長く着せたいなら?サイズ80の服選びで気をつけたいこと
素材やデザインの工夫で着られる期間をのばそう
「できるだけ長く着せたいな」と思ってサイズ80を選ぶときは、よく伸びる柔らかい素材やサイズを調整できるデザインの服を選んでみてくださいね。
具体的には、肩のボタンが2段階になっていて成長に合わせて調節できるタイプや、ウエストがゴムでゆったりしているズボンなどがとても便利です。
こういった服は、多少サイズが大きくても着心地がよく、赤ちゃんが嫌がらずに着てくれることが多いですよ。
さらに、ロンパースやカバーオールなどでも、股下のスナップボタンが複数あるものや、袖や裾にリブがついていてフィット感を調整できるデザインもおすすめです。
こうした工夫のあるアイテムは、赤ちゃんの体型や成長のスピードに合わせて少しずつサイズが変わっていっても、無理なく長く着せられるんです。
とはいえ、大きすぎる服を無理に着せると、赤ちゃんが動きにくくなったり、ズルズルと袖が落ちてしまって転びやすくなることもあるから注意が必要です。
特に歩き始めたばかりの時期は、ちょっとしたバランスの崩れが転倒の原因になることもあるので、サイズ感には気をつけてあげてくださいね。
「すぐ大きくなるから少し大きめでも大丈夫かな?」と考えるのは自然なことですが、赤ちゃんがその時その時で快適に過ごせることを一番に考えて、無理のないサイズを選ぶようにすると安心ですよ。
季節に合わせた80サイズの選び方も大事!快適さを考えよう
着せる時期と素材をうまく選ぶコツ
赤ちゃんの服を選ぶときは、サイズの数字だけを見て判断するのではなく、「いつ着せる予定なのか」「どんな季節に着るのか」までしっかり考えておくことが大切です。
そうすることで、「買ったけど着せるタイミングを逃してしまった…」「暑そう(寒そう)で結局着せなかった」なんて失敗も少なくなりますよ。
たとえば、夏にサイズ80の服を着せたいなら、なるべく薄手で風通しのいい綿素材のものや、速乾性のある生地を選んでみてください。
赤ちゃんは大人よりも汗をたくさんかくので、通気性が悪い服だとあせもができやすくなったり、不快に感じて機嫌が悪くなってしまうこともあるんです。
涼しく快適に過ごせるような軽やかなデザインや半袖、ノースリーブのものなどがオススメです。
反対に、冬に着せる場合は、裏起毛素材やフリース素材、ダウンベストや厚手のカーディガンなどでしっかり防寒できるようにしてあげたいですね。
ただし、着込みすぎると動きにくくなったり、抱っこやベビーカーに乗せるときにかさばってしまうことがあります。
なので、重ね着を上手に取り入れたり、インナーとアウターで温度調整ができるような工夫が必要です。
赤ちゃんはとくに汗っかきで、自分でうまく体温調整ができないので、大人がしっかり気を配ってあげる必要があります。
季節や気温に合わせて、服の素材や枚数をうまく調整してあげると、赤ちゃんも一日中ごきげんに過ごしてくれるはずですよ。
今のサイズが小さくなったかも?サイズ80に切り替えるタイミング
着替えにくさや赤ちゃんの反応がサインかも
「今のサイズがちょっとピチピチしてきたな…」と感じたときは、それがサイズアップの合図かもしれません。
特に、着替えのときに腕や足を通しにくかったり、服を脱がせるときに赤ちゃんが不快そうにしていたりする場合は注意が必要です。
股のスナップボタンが留めにくくなった、ボタンを閉めるとお腹まわりが苦しそうに見える、そんな変化もサイズが合わなくなってきたサインといえます。
赤ちゃんは言葉で不快を伝えられないので、動きの中でサインを出していることがあります。
たとえば、着替えをいやがって泣いてしまったり、洋服を引っ張って脱ごうとしたりする行動が増えてきたら、それは服のサイズが合っていないせいかもしれません。
動きづらい服を着ていると、赤ちゃん自身も不機嫌になりがちですし、活動量が減ってしまうこともあります。
だからこそ、赤ちゃんが快適に過ごせるように、定期的にサイズの見直しをしてあげることがとても大切なんですね。
成長の早いこの時期は、数ヶ月で体型が大きく変わることもあるので、無理なく自然にサイズアップしていくのが理想的です。
まとめ|赤ちゃんのサイズ80は1歳ごろからが目安!成長に合わせて選ぼう
赤ちゃんの服のサイズ80は、生後12か月ごろから18か月ごろまでがひとつの目安とされています。
でも、実際には赤ちゃんの成長スピードや体型、日々の生活スタイルによってぴったりのタイミングはさまざまです。
たとえば、成長が早い赤ちゃんは生後9か月くらいからサイズ80がちょうど良くなることもあれば、小柄な赤ちゃんだと1歳半を過ぎてからやっとサイズ80がぴったりになることもあります。
また、サイズを選ぶときには、ただ身長や体重の数字を見るだけじゃなくて、
「赤ちゃんがどれくらい活発に動くか」
「服を着せたときに窮屈そうにしていないか」
「素材はやわらかくて着心地が良いか」
「季節に合った生地になっているか」
など、いろいろな要素を組み合わせて考えてみることが大切です。
たとえば、動きやすさを重視したい時期には、伸縮性のある生地やゆったりめのデザインが向いています。
夏には通気性の良い素材、冬には保温性のある素材を選んであげると、赤ちゃんも気持ちよく過ごせますよね。
毎日の育児のなかで、
「この服、なんだか最近きつそうかも?」
「着せるときに少し大変になってきたな」
など、小さな変化に気づくことができれば、ちょうどいいタイミングでサイズアップできます。
赤ちゃんが快適に、そして笑顔で過ごせる時間を少しでも増やすためにも、ぴったりのサイズ選びを心がけてあげてくださいね。