
トイトレを始めようと思って売り場に立ったものの、「トレーニングパンツって、何枚買えばいいんだろう?」と手が止まっていませんか。
3枚セットでいいのか、それとも10枚くらい一気にそろえるべきなのか。
布と紙でも値段がぜんぜん違うし、保育園からは「持ってきてください」って言われたけど何枚?と、考えるほど分からなくなってきますよね。
先に結論からお伝えすると、トイトレパンツは、まず3〜6枚ほどの少なめからそろえれば大丈夫です。
足りなければ、そのとき買い足せばいいんです。
なぜなら、本当に必要な枚数は子どもの進み具合やおうちの洗濯のペース、保育園に通っているかどうかで大きく変わるから。
だから「全員にとっての正解の枚数」っていうのは、実はありません。
でも安心してください。
あなたのおうちにちょうどいい枚数は、ちょっとした考え方さえ知っていれば、ちゃんと見えてきます。
この記事では、最初の目安から、家用・外出用・保育園用での枚数の違い、布と紙どちらを選ぶか、値段の相場まで、まるごとお伝えします。
焦って大量に買い込む前に、ここだけ読んでいけば、ムダもなく、足りなくて慌てることもなく準備できますよ。
この記事でわかること
- トイトレパンツを最初に何枚そろえればいいかの目安
- 家用・外出用・保育園用での枚数の考え方の違い
- 布トレパンと紙トレパン、それぞれに必要な枚数の差
- 値段の相場やパンツ以外に用意したいものまで
トイトレパンツはまず3〜6枚そろえれば十分はじめられる
「とりあえずたくさん買っておけば安心」と思いがちですが、トイトレパンツに関しては、最初に少なめでスタートするのが実は一番かしこいやり方です。
ここでは、なぜ少なめでいいのか、そして自分のおうちに必要な枚数をどう見積もればいいのかを、順番にお話ししていきますね。
最初から大量に買わなくていいのには理由がある
トイトレは、子どもによって進むスピードがまったく違います。
すんなり数日で慣れる子もいれば、数か月かけてゆっくり進む子もいます。
さらに、分厚いトレーニングパンツを「もこもこして気持ち悪い」と嫌がって、結局普通の布パンツに切り替える子も少なくありません。
つまり、最初から10枚も買ってしまうと、子どもに合わなかったときにそのまま余ってしまうんです。
せっかく買ったのに引き出しの奥で眠ったままになるのは、ちょっと悲しいですよね(しかもトレパンって、地味にお値段しますし)。
だからこそ、まずは3〜6枚ほど。
様子を見て「これは足りないな」と思ったら買い足す。
この進め方なら、お金もムダにならないし、子どもに合う・合わないもちゃんと見きわめられます。
必要枚数は「1日の失敗回数」と「洗濯の回しやすさ」で決まる
では、何枚あれば足りるのか。
その答えのカギは、ずばり「洗濯」です。
トイトレ中は、1日に何度も失敗して着替えることになります。
その汚れたパンツを洗って、乾いて、また使えるようになるまでの間に足りる枚数があればいい、という考え方をするとスッキリします。
ざっくりした目安としては、「1日の失敗回数 × 洗濯が回って乾くまでの日数 + 予備」で考えてみてください。
たとえば1日に3〜4回失敗して、毎日洗濯を回せるおうちなら、4〜6枚もあれば十分まわります。
逆に、洗濯が2日に1回というおうちなら、その倍くらいは見ておくと安心です。
ここで大事なのは、枚数そのものより「毎日洗濯を回せるかどうか」。
ここが分かると、自分のおうちにちょうどいい枚数がぐっと見えやすくなります。
進み具合を見ながら買い足すのが一番ムダがない
トイトレは、スタートしてみないと分からないことだらけです。
思ったより失敗が少なくて拍子抜けすることもあれば、逆に「こんなに洗濯まわらない」と慌てることもあります(はい、私も後者でした)。
だからこそ、最初の数枚で一度走り出してみて、足りない・余ると感じてから調整するのが、結局いちばんムダがありません。
ネット通販ならすぐ届きますし、買い足し自体はそんなに大変じゃないんです。
「足りなかったらどうしよう」と先回りして買い込むより、走りながら整えていく。
そのくらいの気持ちでちょうどいいですよ。
うちは最初に布の4層を5枚だけ買って始めました。
1日3回くらい失敗していたので、毎日洗濯を回してギリギリ足りる感じ。
2週間ほどして外出が増えてから、もれにくい6層を2枚だけ買い足しました。
結果的に、最初に大量買いしなくて本当によかったです。
家用と外出用と保育園用で必要な枚数は変わってくる
トイトレパンツの枚数は、「どこで使うか」によっても考え方が変わります。
家の中でゆっくり練習するのか、お出かけ先で使うのか、保育園に毎日持っていくのか。
シーンごとに必要な枚数と種類が違うので、ここで具体的に見ていきましょう。
家用は乾きやすい薄手を3〜4枚そろえると安心
おうちで練習するときは、多少もれても床を拭けば済みますし、すぐに着替えさせられます。
なので、もれにくさよりも「乾きやすさ」を優先するのがおすすめ。
乾きやすい3層や4層の薄手を3〜4枚ほどそろえておくと、洗濯を回しながらでもちょうどよく使えます。
注意したいのは、家用にいきなり分厚い6層をそろえてしまうこと。
厚手は乾きにくいので、おうちでどんどん使う用途には向いていません。
乾かないうちに在庫が切れて、結局おむつに逆戻り、なんてことにもなりかねないので、家用は薄手で軽やかにいきましょう。
外出用はもれにくい厚手を1〜2枚あれば足りる
お出かけのときは、家のようにすぐ着替えさせられないし、もらしてしまうと困る場面もありますよね。
電車やお店、お友だちのおうちなど、「ここでは失敗したくない」という場所では、もれにくさを優先します。
外出用には、吸収力の高い6層を1〜2枚用意しておけば十分です。
毎日お出かけするわけではないので、たくさんはいりません。
やってはいけないのは、外出用の厚手だけをたくさん買ってしまうこと。
乾きにくいので普段使いには不向きですし、使う頻度のわりに枚数が多いと、これもまた余りがちです。
「ここぞ」のとき用に少しだけ、が正解です。
保育園用は1日5〜6枚と翌日分で多めに用意する
保育園に通っている場合は、おうちとはちょっと事情が違います。
先生が一人ひとりにつきっきりではいられないぶん、着替えの回数も多めになりがち。
園によっては「トレーニングパンツを持ってきてください」と枚数を指定されることもあります。
目安としては、トイトレ中なら1日5〜6枚、翌日の分とあわせて10〜12枚前後あると安心です。
しかもこれはパンツだけの話ではなくて、ズボンや靴下も汚れるので、それらの替えもセットで必要になります。
まずは通っている園に「何枚くらい持たせればいいですか?」と聞いてみるのが確実。
園のルールに合わせるのが、いちばん失敗しません。
うちの保育園では、トイトレ中はパンツ6枚・ズボン4枚を毎日持参でした。
最初は「多くない?」と思いましたが、お迎えのときに全部使い切って袋がパンパンの日もあって納得。
名前を書く手間はありましたが、多めに持たせておいて正解でした。
布と紙のどちらを選ぶかで用意する枚数も変わる
ここまで枚数の話をしてきましたが、実は「布のトレパンか、紙のトレパンか」で必要枚数の考え方そのものが変わります。
それぞれに向き・不向きがあるので、自分のおうちに合うほうを選ぶための材料をお伝えしますね。
| くらべるポイント | 布トレパン | 紙トレパン |
|---|---|---|
| 濡れた感覚 | 伝わりやすい | 伝わりにくい |
| 後始末 | 洗濯が必要 | 捨てるだけでラク |
| 必要枚数の考え方 | 洗濯が回るぶんをそろえる | パックで補充していく |
| 1枚あたりの値段 | 700〜800円ほど | 30〜50円ほど |
| 向いているおうち | 感覚を育てたい・洗濯を回せる | とにかくラクに始めたい |
布トレパンは濡れた感覚が伝わりやすいぶん枚数がいる
布のトレーニングパンツは、おしっこをすると「濡れた」という感覚が子どもにしっかり伝わります。
この「気持ち悪い」という感覚が、トイレへの意識を育ててくれるので、トイトレが進みやすいと言われています。
ただし、その分こまめに洗って取り替える必要があるので、枚数はある程度そろえておかないと洗濯が追いつきません。
家用なら3〜4枚、洗濯頻度が低めのおうちならもう少し多めに。
布は繰り返し使えるので、長い目で見ればお財布にやさしいのも魅力です。
紙トレパンは枚数を気にせず使えて後始末がラク
一方、紙のトレーニングパンツ(紙トレパン)は使い捨てなので、汚れたらそのまま捨てるだけ。
洗濯の手間がまるごとなくなるので、共働きで忙しいおうちや、洗濯をこまめに回せない時期にはとても助かります。
紙の場合は「何枚そろえるか」というより「パックで買っておいて、なくなったら補充する」感覚です。
後始末がラクなぶん、濡れた感覚は布より伝わりにくいので、トイトレに少し時間がかかることもあります。
「まずはラクに始めたい」なら紙、「感覚を育てたい」なら布、と考えると選びやすいですよ。
普通の布パンツへ切り替えるタイミングの見きわめ方
トレーニングパンツはあくまで練習用なので、いつかは卒業して普通の布パンツに移ります。
その見きわめどきは、失敗の回数がぐっと減ってきたころ。
おしっこの前に教えてくれるようになったり、トイレで成功する回数が増えてきたら、思いきって普通の布パンツに切り替えてみましょう。
普通の布パンツは安くて種類も豊富なので、ここからは好きな柄を選ばせてあげると、子どものやる気もアップします(好きなキャラのパンツって、それだけで張り切るんですよね)。
トレパンを無理に長く使い続ける必要はないので、子どものペースで卒業していきましょう。
枚数選びで後悔しないために知っておきたいポイント
最後に、枚数や種類を選ぶうえで「知っておくと得する」周辺の情報をまとめます。
層の違いや値段の相場、そしてパンツ以外に必要なものまで、ここを押さえておくと準備がぐっとスムーズになりますよ。
3層4層6層の違いと向いている使い方
布のトレーニングパンツには、おしっこを吸収する部分の厚みによって「3層」「4層」「6層」といった種類があります。
数字が大きいほどもれにくい一方で、乾きにくく、蒸れやすいという特徴があります。
ざっくりした使い分けはこんなイメージです。
- 3層・4層は薄手で乾きやすい。おうちでの普段使いに向いている
- 6層は吸収力が高くもれにくい。外出時など失敗したくない場面に向いている
1枚あたりの値段の目安とコスパの考え方
気になるお値段の相場も見ておきましょう。
布タイプは1枚あたりおよそ700〜800円ほど、紙タイプは多めに入ったパックで1枚あたり30〜50円ほどが目安です。
1枚あたりだけ見ると紙のほうがずっと安く感じますが、紙は使い捨てなので使うたびに減っていきます。
布は最初にお金がかかるものの、繰り返し洗って使えるので、長く使えばトータルでは経済的になることもあります。
どちらが得かは「どのくらいの期間使うか」「洗濯にかけられる手間」で変わってくるので、ご家庭の事情と相談して選ぶのがおすすめです。
パンツ以外にも替えがいるものを先に把握しておく
意外と見落としがちなのが、パンツ以外の替えです。
おしっこがもれると、ズボンや靴下まで濡れてしまうので、それらの替えも一緒に多めに用意しておくと安心です。
ほかにも、汚れたパンツを持ち帰るためのレジ袋やジッパー袋、ソファや布団を守る防水シーツがあると、いざというときに慌てずに済みます。
パンツの枚数だけに気をとられず、「もらしたときに何が濡れるか」をイメージして、まわりの替えもセットで考えておくと、トイトレ中のストレスがぐっと減りますよ。
あわてず準備するためにトイトレの始めどきも知っておく
枚数の準備とあわせて、「いつ始めるか」を知っておくと、ムダな失敗が減って、用意したパンツもちょうどよく使えます。
最後に、始めどきの目安を簡単にお伝えして終わりにしますね。
2歳半から3歳ごろが始めやすい目安になる
トイトレを始める家庭は、2歳半から3歳ごろが多いと言われています。
とはいえ、これはあくまで目安。
1歳台から始める子もいれば、3歳を過ぎてからの子もいて、本当にそれぞれです。
ひとつのサインになるのが、おしっこの間隔。
2時間以上あくようになってきたら、膀胱におしっこをためられるようになってきた証拠で、トイトレを進めやすいタイミングです。
年齢の数字にとらわれず、お子さんの様子を見て決めて大丈夫ですよ。
夏は薄着で着替えやすく洗濯も乾きやすい
始める季節を選べるなら、夏はトイトレにぴったりです。
薄着なので着替えがサッとできるし、失敗してもサッと洗える。
そして何より、洗濯物がよく乾くんです。
トレパンの枚数が少なめでも、夏ならどんどん乾くので洗濯が回りやすく、結果的に必要枚数も抑えられます。
「枚数をあまり増やしたくないな」というおうちは、暖かい季節を狙ってスタートするのも、かしこい作戦です。
夜のおもらし用に大量のパンツはいらない
最後にひとつ安心材料を。
夜のおねしょが心配で「夜用にもたくさんパンツがいるのかな」と思うかもしれませんが、夜のおむつ卒業は、昼のトイトレとは別ものです。
夜におしっこが出なくなるには、体が成長して、寝ている間におしっこをためられるようになる必要があります。
これは練習でどうにかなるものではなく、体の準備が整うのを待つしかありません。
なので、夜用にトレパンを大量に買う必要はなし。
昼間がしっかりできるようになってから、ゆっくり考えれば大丈夫ですよ。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- トイトレパンツは、まず3〜6枚ほどの少なめからそろえれば十分はじめられる
- 必要枚数に「全員の正解」はなく、進み具合や洗濯のペースで変わる
- 必要枚数は「1日の失敗回数 × 洗濯が乾くまでの日数 + 予備」で見積もると分かりやすい
- 家用は乾きやすい薄手(3層・4層)を3〜4枚そろえると安心
- 外出用はもれにくい厚手(6層)を1〜2枚あれば足りる
- 保育園用は1日5〜6枚、翌日分とあわせて10〜12枚前後を目安に園へ確認する
- 布は感覚が伝わりやすく枚数が必要、紙は後始末がラクで枚数を気にせず使える
- 値段は布が1枚700〜800円ほど、紙はパックで1枚30〜50円ほどが目安
- パンツだけでなく、ズボン・靴下・袋・防水シーツの替えも一緒に用意する
- 夏は乾きやすく始めやすい季節で、夜用に大量のパンツはいらない
でも、答えは一律ではなくて、あなたのおうちのペースで決めていいものです。
だからこそ、まずは少なめからで大丈夫。
走りながら、足りなければ足していけばいいんです。
「これだけそろえたから、あとはうちのペースでやってみよう」…そんなふうに、肩の力を抜いてスタートできたらいいですよね。
お子さんの「できた!」が増えていく毎日を、どうか楽しんでくださいね。
