ガスや火を使わなくても放っておくだけで圧力調理ができる便利な家電が「電気圧力鍋」です。
短時間でもしっかり味を染み込ませることができるので、お肉料理だとか温野菜などの調理に使えると思いがちですよね。
でも実は「赤ちゃんの離乳食作り」でも便利なんです。
ガスも火も使わずにスイッチ一つで美味しい料理が作られる「電気圧力鍋」。
そして今回おススメしたいレシピが「赤ちゃんの離乳食」です。
赤ちゃんが生後5ヶ月から6ヶ月になるとはじまるのが「離乳食」ですよね。
まずは「10倍粥」のスタートです。
電気圧力鍋で作るお粥のレシピを紹介!時短でお粥を作れる!
最初の離乳食と言えば「10倍粥」ですよね。
と、その前に…。
実は私も現在、9歳と4歳の息子のママなんですが、離乳食って本当に手間と不安が重なって一苦労した思い出があります。
- 食べてくれるかな?
- ちゃんと育つかな?
- 栄養摂れているかな?
- せっかく作ってくれたのに嫌がられた…
美味しいお粥を作るのに便利なのが「電気圧力鍋」
そこで、少しでもママの不安を減らせるように美味しく離乳食をスタートできるアドバイスがあります。
それが、離乳食のスタートでもある「10倍粥」などのお粥は、生米から作る方が甘みも出て美味しくなるということ。
でも、お鍋で焚くと火から目が離せないし時間もかかります。
赤ちゃんのお世話をしながら台所にずっといるのは、難しいですよね。
そんな時におススメなのが「電気圧力鍋」なんです!
電気圧力鍋で美味しく簡単に離乳食作り
赤ちゃんの離乳食と言えば10倍粥などの「お粥」。
電気圧力鍋を使った美味しいお粥の作り方を紹介していきますね。
電気圧力鍋で離乳食のお粥を作るときの「お米とお水の割合」
つまり、お米50gに対して
- 10倍粥は「お水500cc」
- 7倍粥は「お水350cc」
- 5倍粥は「お水250cc」
- 軟飯は「お水150cc~100cc」
②電気圧力鍋にお米とお水を入れてフタをしたら火にかけます
③電気圧力鍋の圧がかかったら弱火にして15分放置します
④15分経ったら火を止めて放置します
⑤圧が抜けたら完成です
また、圧が抜けた後10分ほど放置するとよりもちもち食感になりますよ。
離乳食の進み具合を見て、完成したお粥をブレンダーなどですりつぶしてあげましょう。
余ったお粥の保存方法やアレンジ方法は?
余った分は製氷機などに小分けにして冷凍しておくと便利です。
赤ちゃん用品店に離乳食を小分けにする保冷容器も売っているので、サイズ別にいくつか持っておくことをおススメします。
お鍋で作ると約1時間かかるお粥も電気圧力鍋を使えば30分ほどで完成します。
まさに忙しいママにピッタリの家電ですね。
他にもお粥を作って、圧が抜けた後に「溶き卵」や「青菜」を入れるだけでも美味しいアレンジお粥が完成します。
その場合、余熱でしっかり火は入りますが、心配な方は溶き卵や青菜を入れた後、圧をかけずに再加熱してみてくださいね。
電気圧力鍋で作る離乳食レシピをご紹介
時短で美味しいお粥が作られる「電気圧力鍋」。
でも、お粥だけじゃもったいないので電気圧力鍋を使ったレシピを3つご紹介したいと思います。
電気圧力鍋で離乳食レシピ①離乳食後期におススメ「軟飯の炊き込みご飯」
材料は、
- お米:200g
- お水:200cc~600cc
- 乾燥ひじき:2~3つまみ
- にんじん:1本
- ブロッコリー:3房
- 椎茸:1個
- 離乳食用粉末だし:小さじ2
②乾燥ひじきを水で戻して、人参とブロッコリー・椎茸は赤ちゃんに合わせて小さくカットしておきます
③電気圧力鍋全ての材料とお水を入れてフタをしたら火にかけます
④電気圧力鍋の圧がかかったら弱火にして15分放置します
⑤15分経ったら火を止めて放置します
⑥圧が抜けたら完成です
電気圧力鍋で離乳食レシピ②蒸し野菜
材料は、
- かぼちゃやさつまいもなどの野菜:100g
- お水:100cc
②電気圧力鍋にお水と付属している「蒸し台」をセットして、上に野菜をのせます
③電気圧力鍋にフタをしたら火にかけます
④電気圧力鍋の圧がかかったら弱火にして6分放置します
⑤6分経ったら火を止めて放置します
⑥圧が抜けたら完成です
電気圧力鍋で離乳食レシピ③野菜スープ
材料は、
- キャベツ:100g
- にんじん:50g
- 玉ねぎ:50g
- トマト缶:1/2缶
- お水:200cc
②電気圧力鍋にお水とトマト缶・野菜を入れます
③電気圧力鍋にフタをしたら火にかけます
④電気圧力鍋の圧がかかったら弱火にして8分放置します
⑤8分経ったら火を止めて放置します
⑥圧が抜けたら完成です
赤ちゃんに合わせて、「ツナの水煮缶」や「鶏のささみ」などを入れてアレンジもできますよ。
ぜひ、色々なレシピで赤ちゃんもママも離乳食を楽しんでくださいね。
玄米のお粥を電気圧力鍋で作る方法を紹介!美味しく食べるレシピも
電気圧力鍋は、もちろん赤ちゃんの離乳食以外でも大活躍します。
何といってもおススメは「玄米粥」です。
その理由は、玄米を炊飯器で焚こうと思うと1晩(6時間~8時間)浸水しておかなければいけません。
でも、電気圧力鍋は炊飯器よりも高温で焚く力があるので、浸水時間がなんと「1時間」で済むんです!
そして、玄米で作った玄米粥は香ばしい香りと歯ごたえがたまらないんですよ。
材料は、
- 玄米:1/2合
- お水:750cc
②圧力鍋に水をきった玄米とお水を入れてフタをしたら火にかけます
③電気圧力鍋の圧がかかったら弱火にして20分放置します
④20分経ったら火を止めて放置します
⑤圧が抜けたら完成です
トッピングに「梅干し」や「青菜」「ゴマ塩」などお好きなトッピング類を楽しむのもおススメです。
他にも
- 小豆
- かぼちゃ
- さつまいも
- 鶏手羽元
玄米は、「食物繊維」・「ビタミン」・「ミネラル」が豊富なので、美味しく続けて食べられると良いですね。
圧力鍋でお粥を作るとき「ご飯から」だと意味がない?!それとも「より簡単に美味しくなる」!?
今や韓国料理やダイエット食の影響で、若い世代からも注目を集めているお粥は、実は圧力鍋を使っても美味しく作ることが出来ますよ!
お粥を作る時には、一般的には生米から作る方も多いと思いますが、炊飯されたご飯からお粥を作っても美味しくなります。
また、味の美味しさも炊飯されたご飯から作る方が、美味しく感じられるとか。
一般的な調理法として有名な、鍋を使ってのお粥の調理は何かと時間がかかり、火加減の調整も手間ですよね。
そんな心配がいらない圧力鍋を使用して、お粥を作りたい方は、是非下記の作り方を参考にして、チャレンジしてはいかがでしょうか?
圧力鍋で生米からお粥を作る方法
【材料(約2人分)】
- 米 1/2合(75g)
- 水 375g
- 塩 少々
米と水を合わせた時に、圧力鍋の1/3のラインを超えると吹きこぼれてしまうので、水の加減には注意をしてくださいね。
圧力鍋でご飯からお粥を作る方法
【材料(約2人分)】
- 全粥の場合
- ごはん 150g
- 水 300g
低圧もしくは普通圧では、5分ほどの加圧をしてから、10分ほど蒸らしましょう。
蒸らす時間を短くするとサラッとした食感になり、長めに蒸らすととろみが感じられるお粥になりますよ。
炊いたご飯を使ってお粥を作った方が、時短になるので、仕事や家事、育児で忙しい方にはおすすめの調理法になります。
電気圧力鍋で離乳食のお粥のまとめ
ガスや火を使わずに放っておくだけで圧力調理ができる「電気圧力鍋」は、赤ちゃんの離乳食におススメです。
放置しておくだけで離乳食ができるので、赤ちゃんのお世話に手をかけたり、ママがゆっくり休むことができます。
また、炊飯器では浸水時間に時間がかかる玄米粥も、電気圧力鍋なら1時間の浸水でできちゃいます。
なので、赤ちゃんから大人まで楽しめる家電だと言えますよね。
ぜひ、一家に1台「電気圧力鍋」を常備してみてはいかがでしょうか。