「子育ても一段落したし、そろそろ働きたいな」…そんな気持ち、痛いほどよくわかります。
私自身も同じように思い悩んだ末、ようやく行動に移したワーママのひとりなんです。
転職活動を始めてみると、「資格があればもっと選択肢が広がるのかな?有利なのかな?」と不安や疑問が次々と湧いてきました。
でも実際に資格を取ってみると、それが子育て中でも大きな武器になって、強みとして活かせる場面が多いことに気づきましたよ。
資格を勉強する過程で自信もついたし、面接でも堂々と話せるようになったのは本当に大きな収穫でした。
今回は、私のリアルな体験も交えながら、ワーママが転職で資格を活かすコツやおすすめの資格、そして面接での伝え方まで、じっくり丁寧にお話ししていきますね。
ワーママの転職に資格が役立つ理由
求人の選択肢が広がる
資格があると応募できる求人がぐっと増え、選べる幅もさらに広がります。
私も資格を取る前は「無資格可」の求人ばかりで限られた選択肢に迷っていました。
ですが、医療事務を取得した途端にクリニックや薬局といった新しい業種の求人にも応募できるようになりました。
こうして選べるというのは、とても心強いですし、自分で自分の道を選んでいる実感が湧いてきます。
さらに面接でも「資格を取ったんですね」と前向きに評価してもらえたのが嬉しかったですね。
未経験職種へのチャレンジがしやすくなる
「新しい仕事に挑戦してみたい」という気持ちはあるのに、未経験だとどうしても不安がつきまといます。
でも資格があると、それが努力の証明にもなり、採用担当の人も前向きに見てくれます。
私も簿記を勉強していたおかげで、全く経験のなかった経理事務に転職することができました。
面接の時に「ここまで勉強されているなら大丈夫ですね」と言われたのが、とても励みになったのを覚えていますし、勉強してきた自分を少し誇りに思えました。
採用側からの信頼感が増す
資格があると「この人なら最低限の知識は備わっているんだな」と思ってもらえるので、面接のときから安心感を持たれることが多いです。
私が医療事務の面接に行ったときも「資格があるなら業務の流れも理解しやすいでしょうね」と言ってもらえて、そこで少し自信がつきました。
実際に入社後もスムーズに仕事に入れたので、資格の勉強は本当に無駄じゃなかったと感じています。
さらに周りのスタッフからも「勉強してきた人はやっぱり違うね」と言われて、自分の頑張りが認められたのが何よりの支えになりました。
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ワーママにおすすめの転職向け資格7選
医療・福祉系|安定性の高い「医療事務」「介護福祉士」
医療事務は、働く時間や場所の融通が利きやすく、家庭との両立もしやすい人気の資格です。
私も資格を取ったら、パートでも正社員でも選べる求人が多くて本当に助かりました。
特に子どもが小さいうちは時短勤務も選べるので、心に余裕が持てます。
介護福祉士も同じく、高齢化社会で需要が高く、長く安定して働けるのが魅力です。
介護の現場では人手不足もあって、経験を積めば頼りにされる存在になれるし、キャリアアップの道も開けますよ。
実際に知人は子育てが落ち着いたタイミングで介護福祉士を取得し、管理職まで進んでいます。
事務系|柔軟な働き方がしやすい「簿記」「MOS」
簿記やMOSは、オフィスワークで重宝される定番の資格です。
経理や総務などに強い簿記は、数字が苦手でなければぜひ挑戦したい資格のひとつ。
私自身も簿記の知識が役立ち、書類作成や予算管理がスムーズになりましたし、面接での話題にもなりました。
MOSを取ったママ友は、パソコンスキルをアピールして未経験から事務職に就き、時短勤務も叶えていましたよ。
こうしたスキルはどの職場でも使えるので、身につけておくと安心です。
IT・デジタル系|リモートにも強い「Webデザイン」「ITパスポート」
在宅ワークやフリーランスも視野に入れるなら、IT系の資格がおすすめです。
私は夜子どもが寝たあとにオンラインで学べるWebデザインの講座を受けました。
スキルアップ感があって楽しかったですし、学ぶたびに新しい知識が身につくのがワクワクしました。
Webデザインは自宅で仕事ができるので、子どもが小さいうちでも続けやすいです。
それにITパスポートも基本的な知識が身につくので、未経験からでも安心して挑戦できます。
さらに今はクラウドソーシングなどの仕事も増えていて、ITスキルがあれば在宅で収入を得やすいのも魅力です。
心理・支援系|相談職や教育現場で強い「キャリアコンサルタント」
キャリアコンサルタントは、相談や支援の仕事に興味がある人にぴったりです。
子育て経験を活かして人を支えられるのが嬉しいというママ友もいます。
私の知人は実際にこの資格を活かして再就職し、子どもや若者の進路相談に関わる仕事でやりがいを感じています。
心理面の知識も深まるので、家庭でのコミュニケーションにも役立つと感じる人も多いですよ。
人と話すのが好きな人、誰かの力になりたいと感じる人には、とてもやりがいのある資格です。
ワーママが資格を選ぶときのポイント
ライフスタイルに合った勉強時間で選ぶ
資格の勉強は思った以上に時間がかかるものですし、勉強する時間をどう作るかも大切です。
私も最初は難易度の高い資格に挑戦して、子どもの世話と両立できず心が折れそうになりました。
短期間で取れる資格から始めると達成感があって、次への意欲にもつながりますよ。
さらに、資格によっては夜間やオンラインで学べる講座もあるので、そういった選択肢も検討してみるといいですし、毎日のスキマ時間の積み重ねも意外と力になります。
需要が高い資格を優先する
需要が高い資格なら、どこに住んでいても求人が見つかりやすいです。
私が医療事務を選んだのも、求人の多さが決め手でした。
どの地域でも募集があって「無駄にならなかったな」と感じましたし、働く時間帯や雇用形態もいろいろ選べるので長く続けやすいです。
業界の動向や将来性を調べてから選ぶのもおすすめですよ。
興味や得意分野に近いものを選ぶ
せっかく取った資格でも、自分に合わないと続けるのがつらくなってしまいます。
私は「数字が苦手」と気づいてからは、事務よりも人と関わる仕事の資格を取るように方向転換しました。
自分の性格や強みを考えるのはもちろんですが、好きなことや楽しめる分野の資格なら、学ぶ過程も楽しいし自然と力もつきます。
資格の勉強が苦じゃないと感じられるものを選ぶと、長く活かせますし、働く喜びも感じやすいですよ。
資格なしでも転職できるケースもある
実務経験やスキルで採用される場合
資格がなくても、これまでの経験や人柄で採用されることは実際にあります。
私も最初のパートは無資格で採用され、現場で仕事を覚えてから資格を取りました。
未経験でも意欲やコミュニケーション力を評価してもらえるケースもありますし、自分の強みや実績をしっかり伝えることが大切です。
周囲のママ友も資格がなくても子育て経験や地域の人脈を活かして採用されている例が多いですよ。
資格取得を入社後に支援してくれる企業も
最近は、入社してから資格取得をサポートしてくれる会社も増えています。
私も簿記の資格は会社の制度を使って勉強しました。
費用負担が減るのは嬉しいですし、周りのサポートを受けながら勉強することで理解も深まりました。
入社後に研修制度や資格支援があるかどうか、面接で質問してみると安心できますよ。
こうした制度を活用して成長していける職場を探すのもおすすめです。
資格取得と転職活動を両立するコツ
短期集中で取得できる資格から始める
モチベーションを保つには、達成感を味わえる資格からスタートするといいです。
私もまず医療事務で「やればできる!」という自信がつきました。
短期で結果が出る資格は勉強のリズムが作りやすく、次のステップへの弾みになりますし、家庭と両立しながらも達成感を味わえます。
簡単すぎると感じる人は、少しレベルを上げて次の資格にチャレンジする流れがスムーズですよ。
通信講座やオンラインスクールを活用する
通信講座やオンラインは、自分のペースで進められるのが魅力です。
私も夜や早朝の隙間時間で勉強していましたが、動画講義は移動中でも見られて便利でしたよ。
さらに最近は添削や質問対応が充実している講座も多く、孤独感なく学べる環境が整っています。
リアルタイムのオンライン講義に参加すると仲間ができて励みになるケースもあります。
なので、無料体験などを活用して自分に合ったスタイルを見つけるといいでしょう。
家族の協力を得て時間を確保する
家族の協力があると、本当に助かります。
夫に子どものお迎えをお願いしたり、週末に義母に預かってもらったりして、勉強時間を作っていました。
「お願いする勇気」も大事だと実感しましたね。
さらに、勉強する目的や目標を家族にしっかり伝えておくと応援してもらいやすくなります。
それに、子どもが「ママが勉強頑張ってるんだ」と感じてくれるのも励みになります。
家族全体で目標を共有するような感覚で臨むと、プレッシャーも少なく前向きに頑張れますよ。
まとめ
資格があると、転職の選択肢がぐっと増えるし、自分に自信が持てるようになります。
資格を通して新しい知識やスキルが身につくことで、毎日の生活にもハリが出ますし、仕事に向き合う姿勢も前向きになれますよ。
でも、決して無理して取る必要はなくて、今の生活や将来の希望に合わせて選ぶのが一番です。
私もまだまだ勉強中ですが、資格をきっかけに働く楽しさが広がり、人との出会いや新しい経験もたくさん積めました。
挑戦してみたからこそ、自分の世界が広がったと実感しています。
これから転職を考えているワーママさんが、自分らしく笑顔で働ける職場に出会い、毎日がもっと充実したものになるよう、心から応援しています!