子供の1歳の誕生日から保育園に預けて職場復帰を目指していた方が、育休の取得を延長したいと考えるのには、いくつかパターンがあると思います。
「我が子の可愛い盛り、もう少しだけ一緒にいて成長を見守りたい。」
「発育がゆっくりだということが分かったから、集団生活に入れることが心配。」
「冬場の入園は、感染症のリスクがあるから、復帰してもすぐに仕事に集中できないかも。」
そんな理由から、育休の延長をする方も多数いる現在、一つの壁として「育児給付金をもらえるのか。」では、ないでしょうか。
もしも、育休の延長を考えているのであれば、給付金制度などのポイントについて今一度おさらいをしておくことが大切です。
保育園の内定を辞退しても不承諾書をもらえる方法はある?
不承諾書とは、基本的に保育園の申し込みをしたけれど入園を許可されなかった場合に、市町村からもらえる書類になります。
なので、
- 育園に申込みをしていなかったり
- 入園の書類に不備があったり
もしも、保育園の希望を出して内定をもらったとしても。
育休の延長を受けたい場合には、市町村ごとによって、不承諾書をもらえる場合ともらえない場合があります。
ここでご紹介する内容が、あなたの住んでいる市町村では当てはまらない場合もあるので、必ず市役所の窓口などへ確認を行ってくださいね。
保育園に申し込みをしてから不承諾書をもらうにはどうしたら良い?
不承諾通知をもらうがために保育園に希望を出すことによって、本当に入りたい人が入れなくなりますよね。
そうなってしまうと、
- 本当に必要としている方に支援が行き届かなかったり
- 役所の方としても、他の人を繰り上げ入園にする手間がかかってしまったり
なので、育休延長希望の人は選考の対象外とする(保育園に空きがあったとしても入れないようにする)自治体が最近は多いのが現状です。
まずは、自分が申し込む自治体には、そのような仕組みがあるか確認をすると良いですよ!
自治体への確認①不承諾証の受け取り方
自治体のHPに申込書類が掲載されてると思うので、フォーマットをダウンロードして記入をします。
勤務証明書を会社に作成してもらうのには、時間がかかる場合が多いので、余裕を持ってお願いをしておくと良いですよ。
提出の際には、育休延長希望で、確実に不承諾通知が欲しい(空きがあっても入れないようにして欲しい)旨を伝えると、後日受け取れる自治体が多いです。
また、提出の際には、いつ受け取りが出来るか確認をしておくとより安心ですよ。
自治体への確認②二次募集や4月以外の募集での入園は厳しい
一度、不承諾通知を受け取ると、二次募集や5月からの途中入園は狭き門になります。
なので、希望の保育園に入園をさせていざ働きたいと思った時に、希望が通らない可能性があるので、注意が必要です。
また、自治体によってはペナルティがつく場合があります。
本当に入所させなくてはならない時にペナルティによって認可保育園に入所できなくなることも予想されます。
本当に辞退をする前に確認を取ったり、先輩ママに聞いておくと良いですよ!
保育園の内定を辞退したら会社にバレる?手続きのポイントを紹介
保育園の内定を辞退したことは、基本的には会社にバレることはありません。
役所から会社へ書類等の確認を取る電話も基本的にはないので、この点に関しては安心ですよね!
しかし、育児給付金をもらい続ける措置をハローワーク伝に申請をした場合には、注意が必要となるようです。
育休延長に伴い、育児給付金をもらうための手続きの方法と。
それに関連して、どのような場合にハローワーク伝にバレてしまうのか、具体例をご紹介しますね。
育児給付金を延長してもらう場合に必要な手続きは?
1歳になる前に保育園に入園ができなかった場合、ハローワーク伝に育児給付金を受け取れる期間が延長できます。
しかし、不承諾証がなく、自己判断で保育園の入園を希望しなかった場合には、育児給付金を受け取る資格はなくなってしまいます。
子供が1歳の誕生日を過ぎると、申請はできませんので、注意をしましょう!
育児給付金の振り込み履歴を確認する段階でバレる可能性も…
第三者機関であるハローワークが育児給付金の申請を担当した場合。
保育園の入園希望を出していないことが分かると、不正申請だとみなされ給付が止まるケースがあるようです。
もしも、育児給付金が止まったら、会社が申請しても振り込まれないため、会社の担当者が振り込まれてないことに気づいた段階で判明するようですね。
市役所側からは、両者に確認の電話をするようなことはないので、今後の入園希望に影響は出ないと思いますが、要注意だということが分かりましたね。
何事も、会社の担当者に相談をしてみると、後味が悪くなることも避けられるでしょう。
保育園の内定を辞退しての育休延長のまとめ
保育園の希望を出して、辞退を考えている方は、今一度本当に辞退をして良いのか踏みとどまってみても良いかもしれません。
子供の成長をそばで見守ることも、集団生活に入れてより成長した我が子を見ることも、立派な親としての務めには変わりません。
リスクを取ることに躊躇している方は、旦那さんや家族と相談をして、家族にとって最も良い形を考えてみてほしいと思います。
そもそも、「育休が1年しか取れないという制限を、早く取っ払ってくれればいいのに。」と、私は切に願っています。