
「お昼寝、もうそろそろさせた方がいいのかな」「でも、この時間に寝かせたら夜また寝なくなるんじゃ…」毎日そんなことを考えながら、なんとなくお昼寝をさせていませんか?1歳になって、夜の寝かしつけに前より時間がかかるようになったり、夜中に何度も起きるようになったりすると、「お昼寝の時間帯がよくないのかも」と気になってきますよね。
ネットで調べても「14時半まで」「15時まで」と書いてあることがバラバラで、結局うちの子には何が正解なのか分からない。
そんなモヤモヤを抱えている方に向けて、この記事ではお昼寝を始める時間と切り上げる時間の目安を、おうちの起床時刻に合わせてお伝えします。
読み終わるころには、毎日のリズムに迷わなくなって、夜の寝かしつけにもちょっと希望が持てるはずです。
1歳のお昼寝はお昼ごはんのあと14時半までに切り上げるのが目安
先に、いちばん知りたいところからお伝えしますね。
1歳のお昼寝は、お昼ごはんのあと、だいたいお昼の12時から13時ごろに始めて、遅くとも15時、できれば14時半ごろまでに切り上げるのがひとつの目安とされています。
ただ、これはあくまで「目安」です。
お子さんが何時に起きるか、体力がどのくらいあるか、保育園に通っているかどうかで、ちょうどいい時間帯は変わってきます。
だから「うちの子、ぜんぜんこの通りじゃない」と思っても、焦らなくて大丈夫。
そもそも1歳の睡眠って、本当に個人差が大きいんです。
お昼寝が1時間で足りる子もいれば、3時間ぐっすり寝る子もいる。
どっちも、ちゃんと正常の範囲。
だから、まわりの子と比べて「うちだけおかしいのかな」と思う必要はないんですよ。(夜な夜なスマホで検索してた自分に言ってあげたい…)
この記事では、なぜこの時間帯がいいのか、そしておうちの起床時間に合わせてどう組み立てればいいのかを順番にお話ししていきます。
遅い時間や長すぎるお昼寝が夜の寝かしつけを邪魔する理由
「お昼寝の時間帯なんて、そんなに気にするもの?」と思うかもしれません。
でも、お昼寝をいつ・どれくらいさせるかは、夜の眠りとけっこう深くつながっているんです。
ここが分かると、時間帯を整える意味がストンと腑に落ちますよ。
眠気は起きている時間が長いほど溜まっていく
人の体には、「起きている時間が長くなるほど、だんだん眠くなっていく」という仕組みがあります。
朝起きてから少しずつ眠気が溜まっていって、夜になるとしっかり眠くなる。
この溜まった眠気が、スムーズな寝つきにつながっているんですね。
ところが、夕方に近い時間にお昼寝をしたり、お昼寝が長すぎたりすると、せっかく溜まった眠気が一度リセットされてしまいます。
すると、夜の寝かしつけのときに「まだ眠くない」状態になってしまう。
これが、夜なかなか寝てくれない原因のひとつなんです。
日本の赤ちゃんを対象にした研究でも同じ傾向が
日本の2歳ごろの子どもを対象にした研究でも、日中のお昼寝が長すぎたり、夜寝るのが遅かったりすると、寝つきが悪くなったり朝早く目が覚めたり、機嫌や食欲にも影響が出やすいという関係が報告されています。
お昼寝・夜の眠り・日中の機嫌は、ぐるっとつながっているということですね。
うちも、夕方4時すぎにうとうとさせてしまった日は、決まって夜の寝かしつけが21時、22時とずれ込んでいきました。
逆に、お昼すぎに寝かせて2時半ごろに起こすようにしたら、夜は20時すぎに自然とまぶたが重くなるように。
同じ子なのに、お昼寝の時間でこんなに違うんだと驚いたのを覚えています。
厚生労働省も長い昼寝が夜の眠りを妨げると伝えている
国が出している睡眠についての案内でも、長すぎるお昼寝は夜のぐっすりした眠りを妨げることがある、と触れられています。
1歳から2歳ごろの子どもに必要な睡眠は、お昼寝も含めて1日およそ11時間から14時間が目安とされています。
ここで大事なのは、「11時間で足りる子」も「14時間眠る子」も、どちらも同じ目安の範囲に入っているということ。
3時間も幅があるんです。
だから、睡眠時間が平均ぴったりじゃなくても、心配しすぎなくていいんですよ。
お昼寝の時間帯を整えると一日のリズムが回り出す
お昼寝を始める時間が毎日だいたい同じになってくると、起きる時間、ごはんの時間、夜眠る時間も自然と整いやすくなります。
逆に、お昼寝の時間がバラバラだと、その日その日でリズムが崩れて、夜の寝かしつけも安定しません。
つまり、お昼寝の時間帯を意識することは、「夜だけ」じゃなくて一日全体をラクにすることにつながっているんですね。
起床時刻に合わせたお昼寝スケジュールの具体例
ここからは、もっと実際の生活に落とし込んでいきましょう。
同じ「1歳」でも、朝6時に起きる子と8時に起きる子では、ちょうどいいお昼寝の時間帯はまったく違います。
おうちの起床時間に近いものを選んで、参考にしてみてくださいね。
朝7時起きの子のお昼寝の組み立て方
7時ごろに起きる子は、いちばんスタンダードなリズムを作りやすいタイプです。
お昼寝1回に移ってきた場合
朝寝がなくなって、お昼寝が1日1回になってきた子の一例です。
- 7時 起床
- 12時 お昼ごはん
- 12時半~14時半ごろ お昼寝
- 19時~19時半 就寝
2時間ほど寝て14時半ごろに切り上げると、夜の眠気がちょうどよく溜まってくれます。
まだお昼寝が2回ある場合
朝寝とお昼寝の2回が残っている子は、こんな形です。
- 7時 起床
- 9時半~10時半ごろ 朝寝
- 12時 お昼ごはん
- 13時半~15時ごろ お昼寝
- 19時~20時 就寝
朝6時起きの子のお昼寝の組み立て方
朝が早い子は、午前中のうちに一度眠くなることが多いです。
無理に朝寝をなくそうとすると、お昼すぎに力尽きて夕方まで爆睡…なんてことも。
朝6時台に起きる子は、しばらく朝寝を残しておいた方が、夕方の崩れを防ぎやすい場合があります。
お昼寝は12時半ごろから始めて、14時半ごろに切り上げるイメージです。
朝8時起きの子のお昼寝の組み立て方
ゆっくりめに起きる子は、午前中は機嫌よく過ごせることが多く、朝寝なしでもいけるタイプです。
お昼ごはんを少し早めの11時半ごろにして、12時から13時ごろにお昼寝をスタート。
15時前に切り上げれば、夜の就寝時間が極端に遅くなるのを防げます。
保育園入園を見据えているなら午後1回のリズムへ
そろそろ保育園を考えている方は、園のリズムに少しずつ寄せておくと、入園後がぐっとラクになります。
多くの園では、お昼ごはんのあと12時ごろから15時前後まで、午後に1回お昼寝をする形が一般的です。
おうちでも、お昼ごはんを11時半ごろにして、12時から14時半ごろにお昼寝、という流れにしておくと、入園後の生活に体が慣れやすくなりますよ。
うちは入園の1か月前から、お昼ごはんを11時半に前倒しして、お昼寝を午後1回にまとめていきました。
それでも入園直後は環境が変わったせいか、最初の数日はお昼寝が30分で起きてしまって、帰宅後にぐずぐず…。
でも2週間ほどで園のリズムに慣れて、家でも午後にすとんと寝るようになりました。
やってしまいがちな失敗とその防ぎ方
時間帯を整えようとするとき、つまずきやすいポイントがいくつかあります。
先に知っておくと、遠回りせずにすみますよ。
夕方のうとうとに負けて寝かせてしまう
いちばん多いのがこれです。
夕方に眠そうにしているとつい寝かせたくなりますが、ここで30分でも寝てしまうと、夜の寝かしつけが一気に後ろにずれてしまいがち。
夕方どうしても眠そうなときは、お散歩やお風呂を少し早めて、気をそらしてあげるのがおすすめです。
時間が来たからと無理やり起こす
「15時になったから起こさなきゃ」と機械的に起こすと、不機嫌になってその後のごはんを食べてくれなくなることも。
時間はあくまで目安なので、夜の寝つきに困っていなければ、無理に起こさなくても大丈夫です。
逆に、夜どんどん遅くなっているなら、少し早めに切り上げるサインかもしれません。
朝寝を急にやめさせようとする
「もう1歳だから朝寝はいらないかな」と急にゼロにすると、お昼まで体力が持たずに崩れてしまうことがあります。
やめるときは少しずつ。
朝寝を短くしていったり、いったん2回に戻したりしながら、2週間から1か月くらいかけてゆっくり移っていくと失敗しにくいですよ。(焦って一気にやって、わたしも一度リズムをぐちゃぐちゃにしました…)
お昼寝しやすい環境を整えるとさらにスムーズに
時間帯と合わせて、寝る環境もちょっと整えてあげると、寝つきがよくなります。
お部屋を少し暗くして、テレビやおもちゃの音を減らすだけでも違います。
お昼寝でも、夜と同じように「これをしたら寝る時間」という合図を作ってあげると、体が切り替わりやすくなりますよ。
1歳のお昼寝の時間帯で覚えておきたいこと
最後に、大事なところを整理しておきますね。
- お昼寝はお昼ごはんのあと、12時から13時ごろに始めるのが目安
- 切り上げは遅くとも15時、できれば14時半ごろまで
- 1日の睡眠はお昼寝込みでおよそ11時間から14時間、個人差は大きくて当たり前
- 夕方のお昼寝と長すぎるお昼寝は、夜の寝かしつけを後ろにずらしやすい
- 起床時刻や保育園の予定に合わせて、おうちなりのリズムを作ればOK
今日うまくいかなくても、それで何かがダメになるわけじゃありません。
毎日試行錯誤しながら、お子さんのちょうどいいリズムを少しずつ見つけていけたら、それでじゅうぶんなんだと思います。
今夜、いつもよりほんの少し早くまぶたが重くなってくれたら、うれしいですよね。
まずは明日のお昼ごはんのあと、ひとつだけ試してみるところから始めてみませんか。
