離乳食初期では、おかゆや豆腐など、柔らかな食材が中心のイメージですが、実は魚も離乳食初期から食べられる食材のひとつなんです。
しかし、離乳食初期の赤ちゃんは消化器官もまだまだ未熟なので、食べられる魚の種類にも限りがあります。
どんな魚なら安全に与えることができるのでしょうか?
まず離乳食初期は脂質の少なく、身の柔らかい白身魚を与えるようにしましょう。
はじめて魚を試すのであれば、タイやカレイ、ヒラメがおすすめです。
カワハギには骨の正常な形成に必要なビタミンDが豊富に含まれています。
これらの魚は、私はよくお刺身で買っていました。
お刺身は骨がなく新鮮なので、離乳食を作るのにぴったりです。
くわえて、離乳食初期は食べられる量も少ないので、お刺身なら量を調整しやすいので、とても便利ですよ♪
しらすにはビタミンDやカルシウムが豊富に含まれているので、こちらも離乳食初期におすすめです。
しかし、塩分を多く含むので、熱湯をかけて、しっかり塩抜きしてからつかいましょう。
同じ白身魚でもサワラやサケは脂肪分が多く、赤ちゃんの胃に負担をかけてしまうので、脂肪分の少ない白身魚に慣れてから試すようにしましょう。
白身魚はまれに食物アレルギーを発症する恐れがあります。
そのため、他の食材と同じく、はじめて食べる際はかならず少量から試すようにしてくださいね。
※特にタラは食物アレルギーを引き起こす可能性があるため、他の白身魚に慣れてきたころに、様子をみながら少しずつ始めてみましょう。
離乳食に与える白身魚の種類でアレルギーの可能性があるもの!与えるときの注意点は?
離乳食に与えるものは、魚でもアレルギーの可能性があります。
食物アレルギーの原因になる物質の多さは、青魚や白身魚などの区切りは関係ありません。
しかも!油分が少なくて離乳食初期におすすめされる白身魚は、魚の主要アレルゲンと言われている
「パルプアルブミン」
が多く含まれていることが多いんです。
特に、タラやアカウオなどは特にアレルギーのリスクが高いです。
だからと言って、「アレルギーのリスクがあるから」と、離乳食での魚を食べさせる時期を遅らせるのは、あまりおすすめできません。
卵や小麦などのアレルギーを起こしやすい食べ物も、ある程度の時期に試すのがおすすめされています。
ある程度食事になれたら、遅らせずに「アレルゲンになる食材を食べること」が、アレルギーの予防につながるとも言われています。
魚や卵、小麦以外にもいろんな食材のアレルギーがあります。
私の身近な人には、生のネギがさわれない・食べられないという人もいます。
そして、初めて食べさせる食材は、どんなものでも「1さじから」をしっかり守りましょう。
また、初めての食材を試すときは、平日の午前中にするようにしてくださいね。
何かあったときに、かかりつけ医にすぐに行けるようにしておくのも大切です。
もし調子が悪いなどがあったら、病院に着いたときには発疹がなくなっていたというのはよくあることです。
なので、皮膚症状は写真に残すようにしましょう。
お母さんも気が動転してうまく説明できない可能性もあるので、これを食べてこんなふうになりましたというだけなら簡単ですし、しっかり伝わります。
可能なら時間による経過をメモしておけると、さらにいいですね。
離乳食初期で与えられる白身魚をブレンダーで砕いてもいい?
離乳食初期は液体に近いポタージュ状から始めますが、すり鉢に入れてすりこ木ですり潰すって、正直めんどくさいですよね。
そんなときこそ「ブレンダー」です!
なんの問題もありません!
私も第一子のときはすり潰してましたが、本当に面倒くさくて・・・
第二子のときにはブレンダーを使い始めましたが、びっくりするくらい便利でした。
便利すぎて、白身魚に限らずおかゆから野菜にいたるまで全てブレンダーを使ってました。
せっかく便利なものがあるんです。
持っているならじゃんじゃん使っちゃいましょう♪
しかし、ブレンダーは歯がむきだしになっているので、指を切らないように気をつけてくださいね。
離乳食初期に与えられる魚を使ったベビーフードを紹介!
ベビーフードは手間もかからず、どこでも簡単に赤ちゃんに食事を与えることができるママさんの強い味方!
離乳食初期に与えられる魚を使ったベビーフードをご紹介します。
離乳食初期に与えられる魚を使ったベビーフード①裏ごし おさかな(和光堂)
こちらの和光堂の「裏ごし おさかな」は、そろそろお魚をちょっと試してみたいというママさんにおすすめ。
面倒な魚の下処理をせず、お湯で溶かすだけという優れもの!
しかもお湯で溶かしたり、出汁で溶かしたり、他の食材とも簡単に混ぜられるので、離乳食のアレンジにも重宝します。
フリーズドライは調理後すぐに急速冷凍し、真空・低温で乾燥させる製法です。
調理後、すぐに冷凍するので、素材本来の色や香りが生かされるのはもちろん、栄養価もたもつことができるのがメリットです。
我が家も大変お世話になりました♪
離乳食初期に与えられる魚を使ったベビーフード②白身魚と緑黄色野菜(和光堂)
こちらも和光堂の商品で、お店でもよく見かけますよね。
粉末なので、お湯や出汁でのばしてペースト状にして使います。
白身魚と国産の緑黄色野菜を使用しています。
おかゆに混ぜたり、豆腐にかけたり、納豆のペーストと混ぜても栄養満点です。
パッケージの裏におすすめ簡単アレンジレシピが書いてあるのもいいですね。
離乳食初期に与えられる魚を使ったベビーフード③便利なパラパラ 北海道産白身魚のほぐし身 60g(コープデリ)
北海道産の真鱈フィレを蒸して加熱し、小さくカットしたものをパラパラな状態で凍結してあります。
味付けをしていないので、すり潰したり、そのままでも使えるので便利ですね。
「便利なパラパラ 北海道産白身魚のほぐし身 60g(コープデリ)」の詳細を見てみる
離乳食初期に与えられる魚を使ったベビーフード④まつやのおかゆ カレイと5種の野菜(matsuya)
赤ちゃんのためにこだわりぬいた、優しい味のおかゆです。
契約栽培の新潟県産コシヒカリに白身魚(カレイ)と5種類の野菜をブレンド♪
アレルギーフリーなのも嬉しいですね。
調理方法も、「器にいれて、お湯(水)を注いで、かき混ぜる」だけなので、お出かけ先でも助かります。
「まつやのおかゆ カレイと5種の野菜(matsuya)」の詳細を見てみる
離乳食初期に与えられる魚を使ったベビーフード⑤シラスと白いんげんの和え物(the kindest カインデスト)
パウチのキャップを開けて器に注ぐだけの、超簡単ベビーフードです。
シラスと白いんげんの風味がしっかり感じられる、ペースト状のベビーフードです。
ミルクパンがゆに混ぜても、うどんに混ぜてもおいしそうですね。
「シラスと白いんげんの和え物(the kindest カインデスト)」の詳細を見てみる
離乳食初期に新しい食材を試すにあたってのポイント
アレルギーの有無にかかわらず離乳食で体験する新しい食材は、子供にとって初めての味です。
なので、一度に多く与えずに少しずつ与えていくことがポイントです。
白身魚もアレルギーの可能性は0ではありません。
はじめて挑戦するときは、病院があいている平日の午前中に与える方が安心ですよ。
離乳食初期で与えらえる魚の種類のまとめ
魚にはタンパク質だけでなく、鉄分やDHAなど体に必要な栄養素がたくさん含まれています。
離乳食初期のころに取り入れられる魚には限りがありますが、少しずつ離乳食に取り入れていきましょう。