
離乳食って、なんかこう…「思ってたより情報多すぎ問題」ありません?
本屋さん行けば立派な育児本がズラッと並び、SNSでは先輩ママの神メニューが眩しく光る。
でもその横でうちの子は、十倍がゆをべーっと出してくるし、こっちはもう謎にへこむわけです(涙)
「そもそも何をどう進めればいいの!?」
「1日何回?この食材っていつから?」
「ていうか何を信じたらいいの…?」
そうやって疑問が湧いてはスマホで検索して、出てくる答えがまたまちまちで…「結局どうしたらいいのよ」ってなる。
私も最初、がっつりそのループにハマりました。
たぶんスマホの検索履歴が離乳食一色になってたと思います(笑)
しかも、隣の子がすごく食べるタイプだったりすると「うちの子は全然食べない…なんで?」って焦るんですよね。
でも、今だから言えます。
大丈夫、大丈夫。
焦る必要なんてまったくありません。
この記事では、初期完了期までのスケジュール表&1週間メニュー例を「わかりやすく」・「気負わず」・「ちょっと笑えるくらいのテンションで」まとめてみました。
「完璧じゃなくていい」
「でも不安は少なくしたい」
その気持ち、めちゃくちゃわかるので。
難しいことは抜きにして、あなたと赤ちゃんの“今”にフィットするヒントを詰め込みました。
読んだあと、「なんか少し肩の力抜けたかも」って思ってもらえたら嬉しいです。
離乳食スケジュール表(初期完了期)
月齢ごとの進め方一覧表
まずは全体像をつかみたいですよね?
毎日毎食、なんとなくの感覚でやっていると「あれ?これって正しいの?」って不安になりがち。
だからこそ、全体の流れがパッとひと目でわかる表があると、安心材料になるんです。
しかも、時期によって「量」も「回数」も「食べられるもの」も変わっていくので、つい「昨日はOKだったのに今日はNG?」みたいな混乱も発生しがち(笑)
そんなモヤモヤをちょっとでも減らせるように、進め方をざっくり表にするとこんな感じです

もちろんこれは「平均」なので、「うちの子こんな食べてないけど!?」ってなっても大丈夫。
むしろ、それが普通だったりします。
赤ちゃんって本当に十人十色。
スケジュール通りに進む子もいれば、まったく進まない子もいます。
離乳食を1日1回から始めて3週間経っても、まだ1口2口しか食べない…なんてことも珍しくありません。
「うちの子はペース遅めかも?」って不安になる気持ち、すごくよくわかるけど、大丈夫。
この表はあくまで“目安”です。
進め方のポイントと変化のサイン
「このペースでいいのかな…?」って思ったら、見るべきは赤ちゃんの反応です。
- スプーンを嫌がらない?
 - ゴックン上手にできてる?
 - 食材への興味ありそう?
 - 大人が食べている様子をじーっと見てる?
 - 口をもごもご動かすようなしぐさが出てきた?
 
「なんか最近スプーンに前のめりかも!」って思ったら、次のステップに進んでOK。
たとえば、とろとろのおかゆから、ちょっと粒感のあるペーストに挑戦してみたり、野菜の種類を増やしてみたり。
逆に、口をぎゅっと閉じて「いらないよ」のサインが出てるなら、無理に進めなくてまったく問題なしです。
それ、ただの“今日はそういう気分じゃない”だけのときもありますから(笑)
私の経験では、「昨日までパクパク食べてたのに、今日は一口も受け付けない…」なんてこと、週3でありました。
そういう時って、赤ちゃん自身が体調を調整していたり、気分が乗らないだけだったりするんですよね。
だから、「変化のサイン」を見逃さないことは大事だけど、「食べない日」もまた普通なんだと思って、深呼吸してみましょう。
【時期別】離乳食の進め方と目安
初期(生後56か月ごろ)
初日は1さじで十分!「儀式か?」ってくらい少なく感じるけど、それでいいんです。
おすすめは10倍がゆのなめらかペースト。
最初は口に入れてすぐベーっと出されても、落ち込まないで。
赤ちゃんにとっては、スプーンすら初体験なんだから。
ゴックン期とも呼ばれるこの時期は、まず「飲み込む」ことに慣れる段階。
毎日続けていくことで、少しずつ口の動かし方や味に慣れていきます。
おかゆに慣れてきたら、にんじん・かぼちゃ・じゃがいもなど、アレルギーリスクが低めの野菜を順番に試していきましょう。
ここで大切なのは、「焦らず、楽しむこと」。
親の心のゆとりが、赤ちゃんにもちゃんと伝わります。
中期(生後78か月ごろ)
回数が1日2回に増えます。
「え?2回も作るの?めんど…(ゴニョゴニョ)」って思った方、冷凍ストックの力を借りましょう。
野菜の種類も増やせるし、豆腐や白身魚、しらすなどのタンパク質もスタート!
とろとろ一辺倒だった食感も、少しずつ“もぐもぐ期”へ。
舌でつぶせるくらいの柔らかさを目安に、食材を加熱してからつぶしたり、裏ごしをゆるくしたり。
この頃になると、「手を出してスプーンを奪おうとする」「食べたあと笑う」など、食への興味も見えてくる子が多いです。
あとは“お口の運動”として、歯ぐきでもぐもぐする感覚を育てるのがポイント。
後期(生後911か月ごろ)
ここからが「手づかみ食べチャレンジ期」。
私も最初は、野菜スティックが床に飛ぶたびにため息ついてましたが(笑)、ここで食への興味がぐっと広がるんです。
おやき、パンがゆ、バナナスティック…いろいろ試しながら、赤ちゃんの「自分で食べたい!」を応援してあげましょう。
食事回数も1日3回に増え、大人と同じような食事リズムができてくる時期です。
この時期は「遊び食べ」や「気分によって食べたり食べなかったり」がよくあるので、あまり神経質にならず、食卓を楽しい場所にすることが一番大切。
手づかみできるメニューは、赤ちゃんの“食べる力”を育てる大事な練習なので、汚れることを前提にして見守る覚悟があると気がラクです(笑)
完了期(1歳1歳6か月ごろ)
このあたりでようやく「家族のごはんからの取り分け」が現実味を帯びてきます。
調味料は控えめに。
味つけは「素材の味が感じられる」くらいでOK。
大人と同じ食卓を囲んで、同じ時間に、同じようなごはんを食べられるって、やっぱり嬉しい瞬間です。
もちろん、まだまだ「食べムラ」や「遊び食べ」はありますが、ここまでくれば、ママパパとしても少しホッとできる頃。
この時期には、食べる量や好みもはっきりしてくるので、食材のバリエーションを楽しみつつ、栄養バランスを意識してみましょう。
「食べることって楽しいね」そんな空気が家庭に流れていたら、もうそれが大成功の証です。
1週間の離乳食メニュー例
初期完了期別のメニューサンプル
「で、実際何作ればいいのよ…?」
はい、わかります。
その気持ちしかない(笑)
とりあえず始めてみたはいいけれど、いざ毎日となると「えーと今日は何食べさせれば?」と冷蔵庫の前でフリーズ。
それ、みんな通る道です。
ここでは各時期におすすめの1週間例をまとめたPDF or 表として用意する予定です。
(スクショしてスマホのアルバムに入れておくだけでも、けっこう安心感ちがいます)
たとえば
-  【初期】
→ 月:10倍がゆ、にんじんペースト/火:10倍がゆ、かぼちゃペースト -  【中期】
→ 水:とろとろうどん+ほうれん草マッシュ/木:軟飯+しらす+ブロッコリー -  【後期】
→ 金:しらす入りおやき+トマトスープ/土:軟飯+ツナ+スティック野菜 -  【完了期】
→ 日:カレー風味の取り分けおじや+ヨーグルト(無糖) 
冷凍ストックを駆使して「朝がラク!」を叶えていきましょう。
使い回しやすい食材を中心に、23日おきのローテでも全然問題なしです。
作り置き&ストックで時短テク
「今日疲れすぎて何もしたくない」そんな日もあります(あるよね?)
それが週に3日あっても、誰も責めません(むしろ共感しかない)
そんなときこそ、冷凍しておいた“未来の自分からのプレゼント”が効いてきます。
たとえば
- 製氷皿でキューブ状にした野菜ペースト
 - 小分けしてラップ冷凍した軟飯
 - 1食分ずつタッパーで保存したおやき
 
製氷皿とか、100均のシリコンカップ、あなどれません。
私はついつい「かわいいから」と集めすぎて、引き出しがカラフルな氷のトレイだらけになってます(笑)
とにかく、「疲れた日の自分を助ける準備」って本当に大事!
がんばりすぎなくても、ちゃんと離乳食は続けられるって実感できますよ。
離乳食スケジュールの立て方のコツ
赤ちゃんのペースでOK
「周りはもう3回食なのに…」
「隣の子は〇〇食べてるのに…」
ついつい比べちゃうけど、赤ちゃんって本当に“個人差のかたまり”なんです。
昨日はパクパクだったのに、今日はひとくちも食べない。
あるあるです。
毎日律儀に食べる子もいれば、気分屋さんでムラがある子もいます。
さらに体調や気候、眠気など、ちょっとしたことで食欲に影響するのもよくあること。
「昨日の夜、寝つきが悪かったな…」と思ったら、翌朝はあまり食べないなんてことも。
だから、“1週間単位で見たら食べてる”くらいの大らかさでOKです。
食べなかった日は「今日はお休みね」くらいに受け止めて、ゆるく構えることが、長続きのコツだったりします。
つい周囲と比較してしまいそうになりますが、毎日少しでも前に進んでいるなら、それで十分。
離乳食は「競争」でも「レース」でもないので、赤ちゃんのペースにそっと寄り添ってあげてくださいね。
アレルギーの確認と記録方法
初めての食材は1日1つずつ。
午前中にあげると、何かあっても病院に行きやすいです。
はじめは、卵・乳・小麦などのアレルゲンになりやすい食材を避けながら、慣れたものから試していくと安心です。
心配な方は、簡単な記録でもいいので、食べた日・食材・赤ちゃんの様子をメモしておくと後々とても役立ちます。
「この日は食後に少し湿疹が出たな」とか「これは初めてだけど機嫌よかった」など、記憶だけに頼るよりずっと安心できます。
アレルギー反応は、食べてすぐではなく、数時間翌日に出ることもあるので、できれば新しい食材は1日2日は様子を見るのがおすすめ。
最近はスマホのアプリでも記録できるものがたくさんあるので、活用するとかなり便利ですよ。
「記録って大変そう…」と思うかもしれませんが、数分で終わるものでもOK。
あとで「記録しておいてよかった!」と感じる日がきっときます。
よくある質問Q&A
食べないとき、どうしたらいい?
まず落ち着いて、深呼吸してみましょ。
赤ちゃんが「食べたくない」日もある。それって大人も一緒ですよね?
昨日まで喜んで食べていたのに、今日はスプーンを見ただけで顔をそむける…そんなのも日常茶飯事です。
だからこそ、「また明日があるさ」くらいの気持ちで大丈夫。
一口も食べなかった日があっても、それは「食べない練習」みたいなもの。
親が落ち着いていれば、赤ちゃんも安心します。
もし心配なら、その日の体調や機嫌をそっと観察して、翌日は好物からスタートするのもおすすめです。
外出・旅行のときのスケジュールは?
出先では市販のベビーフードや、魔法瓶を活用して「無理なく」「手を抜けるところは抜く」が鉄則です。
特に旅行先や外食時は、慣れない環境で赤ちゃんも大人も疲れやすいので、完璧を求めないことがポイント。
家と同じじゃなくていい。
いつもより少し遅い時間の食事になっても、量が減ってもOKです。
旅行中は「食事より思い出優先」でいきましょう。
帰ってきてから普段のリズムに戻せば、それで十分です。
まとめ
離乳食のスケジュール、見てるだけで「うへぇ…」ってなりがちですが、まずは深呼吸して一息つきましょう。
ぜーんぶ完璧にやらなくても、赤ちゃんはちゃんと育ちます。
むしろ、その“完璧じゃないゆとり”こそが、親子の笑顔を増やす大事なスパイスかもしれません。
毎日予定通りに進まなくても、1週間・1か月単位で少しずつ食べられるものが増えていれば、それはもう立派な成長です。
「あのとき全然食べなかったのに、今はこんなに…!」と振り返って驚く日が必ずきます。
むしろ「心に余裕があること」が、赤ちゃんにとっていちばんの栄養かもしれません。
大人が笑っている食卓は、どんな高級食材よりもごちそうです。
今回のスケジュール表や例が、「なんかちょっと安心したかも」と思ってもらえたなら嬉しいですし、「これなら私にもできそう」と思えたら、それが何よりの成果です。
ではまた、あなたと赤ちゃんにぴったりのペースが見つかりますように!次はその成長を笑いながら一緒に喜べる日記でも書きましょう。

