幸せいっぱいの「結婚式」。
でも、新郎新婦は会場手配やゲスト決め、引き出物の手配などやることはたくさんあります。
特に住んでいる場所から離れた場所で結婚式を挙げる場合、ドレスの持ち運びや遠方からのゲストからのご祝儀なども考える必要があります。
「シワにならないドレスの運び方」
「段取りスケジュール」
「ゲストからのご祝儀の考え方」
など、新郎新婦もゲストの不安を無くし、気持ちの良い結婚式を迎えられるようにチェックしておくようにしましょう。
結婚式を遠方で挙げる時のドレスの持ち運び方!シワを防ぐにはどうすればいい?
「お気に入りのドレスを結婚式でどうしても着たいけれど、結婚式会場は遠方だから諦めた方が良い?」と考える女性は多いと思います。
でも、
- ガーメントバッグ
- タオル
- ハンガーボックス
詳しく見ていきましょう。
ドレスのシワを防いでくれるグッズ①ガーメントバック
通常、スーツを持ち運ぶ時に使用する「ガーメントバッグ」。
ですが、実はスーツ用よりもしっかりとしたドレス用のガーメントバッグもあるんです。
ドレス用なので、収納も簡単で、シワを防ぎながら公共交通機関での移動もできます。
ガーメントバッグは、ドレス着用後の保管のことを考えても1つ持っておくと便利ですよ。
ドレスのシワを防いでくれるグッズ②タオル
平面的なデザインのドレスの場合、バスタオルや厚みのあるタオルを使ってドレスを運ぶこともできます。
バスタオルや厚みのあるタオルを数枚床に敷いて、その上にドレスを置き、首側から丁寧に丸める方法です。
そして、丸めたドレスがゆったり入るくらいの大きめのバッグに収納すればOKです。
手軽でコストを抑えた方法なのでおススメです。
ドレスのシワを防いでくれるグッズ③ハンガーボックス
車で結婚式場まで移動する場合などは、「ハンガーボックス」がおススメです。
ハンガーボックスなら、保管していた状態のまま移動もできて、シワになりません。
また、ハンガーボックスを使用する時は、不織布で覆って風通しを良くしておくとドレスが汚れにくくなりますよ。
結婚式を遠方で挙げるとき!移動後はドレスはすぐに取り出すべし!
ガーメントバッグやタオルなどを使ってドレスを遠方から無事に運んだあとは、できるだけ早くドレスを取り出してハンガーにかけておきましょう。
もし、シワができてしまっていた場合は、結婚式場にあるシワ取りスプレーを借りるか湿度のある浴室でハンガーにかけておくと良いですよ。
このとき間違っても、引っ張ってシワを取ろうとしたり、自分でアイロンがけはしないでくださいね。
せっかくのドレスが破けたり形が変わってしまう恐れがあります。
結婚式を遠方で挙げるときには「レンタルドレス」という選択肢もアリ
どうしても着たいドレスがあるわけではない時は、「レンタルドレス」という選択肢もあります。
事前にドレスを手配することで、自分で運ぶ手間も要らず結婚式場まで届けてもらうことができるんです。
そのうえ、返却もホテルからできてお手軽です。
遠方での結婚式の段取りスケジュール
結婚式の準備は、会場の手配からゲストの選定や引き出物の準備など大忙しですよね。
私も席次表や選曲など、できる限り自分で準備を進めたので大変だった記憶があります。
さらに、遠方での結婚式の場合はプランナーさんと直接打ち合わせができないので、段取りがとても大切になってきます。
そこで、遠方での結婚式の段取り目安がコチラ↓です。
遠方での結婚式の段取り目安①4ヶ月前まで
まず遠方で結婚式をするとき、4ヶ月前までに「交通や宿泊の手配」をしておきましょう。
結婚式の費用をはじめ、交通や宿泊の手配を誰が行うのかを両家できちんと決めておきましょう。
また、来てもらうゲストに日時や都合を聞き、交通や宿泊の手配をします。
遠方での結婚式の段取り目安②3ヶ月前まで
遠方で結婚式をするとき、3ヶ月前までには「招待状の発送」をしておきましょう。
ゲストの方々に招待状を送り、挙式や披露宴会場・宿泊施設などの連絡をしましょう。
このとき、地図を同封しておくと親切ですね。
遠方での結婚式の段取り目安③1ヶ月前まで
遠方で結婚式をするときの1ヶ月前には、いろいろと慌ただしくなります。
- 演出・進行の決定
- ヘアメイクの手配
- ブーケの手配
- 引き出物の手配
スピーチだとか余興といった演出・進行を具体的に決めてから、ゲストにお願いするのも早めに連絡しましょう。
また、遠方でヘアメイクのリハーサルができない場合は、イメージできる写真や雑誌を切り抜いて持参するようにしましょう。
そして、両親へ渡すブーケや演出で使用するブーケのイメージも決めておきましょう。
特に季節や旬がある花を使用したい場合は、準備できるかどうかも確認しておきましょう。
引き出物は会場で手配してもらうのか持参するのかも決めておきましょうね。
遠方での結婚式の段取り目安④前日
結婚式の前日は、いよいよ「会場入り」です。
そして、プランナーさんと当日の最終打ち合わせをして、不安なことや心配なことをクリアにして結婚式当日を迎えましょう。
結婚式に遠方からの人には「ご祝儀いらない」が常識?いつまでに伝えればいいものなの?
遠方からゲストに来てもらう時、「ご祝儀をもらうかもらわないか」は、「お車代の割合」で考えると良いんです。
基本的に結婚式に遠方からゲストに来てもらう場合、
- 交通費
- 宿泊費
ただ、ゲストの数が多い場合や負担額が多すぎる場合は、お車代を半額や一部負担にしてもOKとされていますよ。
そして、お車代とご祝儀の考え方としては
- お車代を全額負担する場合
⇒ご祝儀をいただく - お車代を半額または一部を負担する場合
⇒ご祝儀をいただく - お車代を負担しない場合
⇒ご祝儀を辞退する
お車代で「遠方」となる定義は?
そもそも結婚式などの「遠方」という定義は、
- 往復の交通費が5,000円以上
- 交通費と宿泊費の合計が20,000円以上
- 高速道路を利用する
- 新幹線もしくは飛行機を利用する
遠方から来てもらうゲストにも、気持ちよく結婚式に参列してもらうために。
交通費や宿泊費・ご祝儀などは事前にどうするかきちんと決めておきましょうね。
ご祝儀を辞退する場合は招待状を送る前にも連絡を
お車代やご祝儀については、新郎新婦・両家できちんと決めておいて。
そして、ゲストの方にもできるだけ早く連絡するようにしましょう。
まずは、招待状を出す前に連絡をして、招待状でも再度伝えるようにしましょう。
遠方ゲストからのご祝儀を辞退する場合の招待状の例文をご紹介しておきますね。
遠方から結婚式に出席いただくことが何よりも嬉しいお祝いです。
当日にお目にかかれることを楽しみにしております。
また、ご祝儀辞退の連絡をしても結婚式当日にご祝儀を持ってきてくれるゲストもいます。
そのような方には、受付などでご祝儀をお断りせず、気持ちよく受け取るようにしましょう。
そして、結婚式後改めてご祝儀の半額程度のお返しを送るようにしましょう。
結婚式を遠方で挙げる場合のまとめ
幸せいっぱいの結婚式ですが、不安なく迎えるためには事前準備が大切です。
特に住んでいる地域から離れた場所で結婚式を挙げる場合には、「ドレスの運び方」や「お車代とご祝儀」なども考える必要があります。
ドレスのシワ予防には、
- ガーメントバッグ
- タオル
- ハンガーボックス
また、遠方ゲストからのご祝儀は、
- お車代を全額負担する場合→ご祝儀をいただく
- お車代を半額または一部を負担する場合→ご祝儀をいただく
- お車代を負担しない場合→ご祝儀を辞退する
ぜひ参考にして、新郎新婦もゲストも素敵な結婚式を迎えてくださいね。