
練り消しゴムが固くなってしまって、「これもう使えないかも…」と困ってしまったことはありませんか?
とくに子どもが使う場合は、カチカチになってしまうと扱いづらくて不便ですよね。
手で押すと少しへこむ、伸ばすとひびは入るけれど崩れない、練ると断面がなめらかになる、といった状態なら、柔らかさを戻せる余地があります。
ただし、製品や劣化具合によって戻り方は異なります。
一方で、温めても粉っぽくボロボロ崩れる、黒い跡が紙に残る、形を作れないほどベタつく場合は、無理に直すより買い替えを考えたほうが安心です。
まずは今の状態を見て、次の順番で試してみてください。
- 手で短く練って様子を見る
- まだ硬ければ、袋越しに短時間だけ温める
- 遊び用に限り、少量ののりや油などを混ぜる方法を検討する
- 紙に跡が残る、ボロボロ崩れる場合は使用をやめる
戻し方には「温めて戻す方法」と「混ぜて柔らかくする方法」の2種類があります。
手で練る・お湯・ドライヤーといった温める方法は成分を加えずに試せますが、のり・油・ハンドクリーム・絵の具・スライムを混ぜる方法は、一度入れると元に戻せません。
デッサン用の練りゴムと、子どもが遊びに使う練り消しでも、向いている方法が変わります。
デッサン用は、鉛筆や木炭などを完全に消すというより、紙を強くこすらずに押して持ち上げ、濃淡を細かく調整するための道具です。
柔らかさだけを優先すると、先端を作りにくくなったり、紙に油気が残ったりするおそれがあります。
そのため、デッサン用は手で短く練るか、袋越しに短時間温める程度にとどめるのが無難です。
のりや油を混ぜると本来の吸着力や使い心地が変わってしまうので注意してくださいね。
この記事では、固まった練り消しを柔らかくする方法と買い替えの目安、手作りのアイデアまで、用途や状態の違いに分けてご紹介します。
練り消しが硬くならない方法!注意点2つとやっておきたいこと

練り消しを硬くしないためには、高温や直射日光を避け、むき出しのまま置かないことが大切です。
日頃からやっておきたいことを見ていきましょう。
練り消しが硬くならない方法①練り消しはケースに入れる
練り消しは、空気に触れたまま置くとホコリや汚れを拾いやすいため、元の包装やケース、小さなジッパー付き袋に入れておくといいですよ。
ケースがなければビニール袋などでも大丈夫です。
直射日光や高温の場所は避け、引き出しの中などに保管してくださいね。
「日に当てて温めれば柔らかくなりそう」と思いがちですが、直射日光や高温での保管は逆効果です。
また、練り消しをプラスチック製品に直接触れさせたままにすると、成分が移って貼り付いたり、相手を傷めたりすることがあります。
プラスチックの筆箱に入れる場合も、必ず袋やケースを使いましょう。
練り消しが硬くならない方法②練り消しは1日1回は練る
練り消しは放置すると表面が硬くなることがあるため、使う日は短くこねて硬さや汚れ具合を確かめてみてください。
少し硬い程度なら、手の中で10秒ほど折りたたむように練り、いったん手を止めて硬さを確かめます。
まだ硬ければ、もう一度だけ短く練るようにすると、触りすぎを防げます。
だからといって、ずっとこねてばかりいると指の脂や垢なども混じるから、汚い練り消しになってしまいます。笑
長く握り続けるとベタつきや油移りの原因にもなるため、柔らかくなったらそこで止めましょう。
うっかり練り消しの存在を忘れて、硬くなってしまった!
なんてこともあると思います。
そんな時は、練り消しをジッパー付きの袋に入れ、熱すぎないお湯に短時間浸けて、少しずつ様子を見てください。
お湯で温める方法には50〜60度で10分、40〜45度で5〜7分などさまざまな例がありますが、メーカーが示す共通の目安は確認されていません。
これは目安の一例として受け止め、最初から高い温度で長く温めず、短時間から試すのが無難です。
このとき、練り消しをお湯に直接入れず、耐熱性を確認したジッパー付きの袋に入れてから浸けると、袋に張り付いたり容器が変形したりする失敗を防ぎやすくなります。
ドライヤーを使う場合も、高温を近距離から当て続けるのは避けてください。
大切なのは、一気に柔らかくしようとせず、少し温めては手触りを確認することです。
お湯で温めても粉っぽくボロボロ崩れてしまうものは、元の状態に戻すのが難しいです。
実際に「温めてもボロボロになるだけで、結局寿命だった」という声もあるので、無理に直そうとせず買い替えを考える目安にしてくださいね。
練り消しを作りやすい消しゴムを紹介!さらに柔らかくするには?

ここから紹介するのは、子どもの遊びや工作として楽しむ練り消しの作り方です。
デッサン用の練りゴムを柔らかくしたい場合には、のり・油・ハンドクリーム・絵の具・スライムを混ぜないでくださいね。
練り消しを作るには白いプラスチックの消しゴムを使うけれど、練り消し向きの消しゴムがあるんです。
「まとまるくん」という消しゴムがあって、消しカスが細かく出なくてひとかたまりになるから掃除が楽なんですよね。
普通のプラスチック消しゴムと比べると、まとまるくんは弾力があって柔らかい触り心地です。
この特徴を生かして練り消しを作ることができ、消しカスを集めるのも楽ですよ。
まとまるくんシリーズはいくつかあって、でかでかまとまるくんは普通の消しゴムの4個分サイズとちょっと大きめ。
もしかしたら練り消しをたくさん作りたい人向けかもしれませんね?
他にもブラックのまとまるくんや、カラフル3色のまとまるくんもあります。
いくらまとまるくんが柔らかめでも、練り消しとして売られているものよりは硬いです。
そこで、消しカスに混ぜ物をすると、さらに柔らかい遊び用の練り消しになります。
できあがった練り消しに、水のりを少量まぜると伸びやすくて柔らかく感じることがあります。
ただし、のりを入れすぎると糊状になったり、時間がたつと逆にカチカチになったりするので、ほんの少しずつ様子を見ながら混ぜるのがコツです。
練り消しに絵の具を混ぜると、カラフルな練り消しにもなって一層楽しくなりますね。
また、練り消しに油をまぜると硬くなりにくいということで、ハンドクリームを混ぜる方法もあります。
遊び用にハンドクリームや油を混ぜるなら、米粒くらいのごく少量から試します。
入れすぎるとベタベタになって戻せなくなるので、「もう少し柔らかくしたいな」という量で止めておきましょう。
香り付きの練り消しにしたい場合は、バラの香りのハンドクリームとか柑橘系とかあるから、好みのものを混ぜ込んでみましょう。
練り消しにスライムを混ぜると、すごく伸びのいい練り消しになるようですよ。
動画があったので、参考にしてみてください。
練り消しを通り越して風船ガムに見えるほど伸びていて、こねる音も流行のASMR(心地よい音)っぽいですね。
なお、ここで紹介したのり・絵の具・ハンドクリーム・油・スライムを混ぜる方法は、あくまで遊び用の練り消しを柔らかくしたいとき向けです。
デッサン用の練りゴムにこれらを混ぜると、紙の繊維に絡んだり油が紙に移ったりして本来の使い心地が損なわれるおそれがあります。
デッサン用は手で短く練るか、袋越しに短時間温める程度にとどめてくださいね。
練り消しがベタベタするときの対処法!どうしてベタベタなってしまうの?

自分で作った練り消しが「ベタベタになってしまった!」場合は、手の油や汚れを取り込んだことや、のり・油などの混ぜ物が多すぎたことが原因として考えられます。
対処法としては、こねるときは指を使わず定規を使って作ることです。
黒鉛のついた指で練ると黒ずみの原因にもなるので、定規を使うと見た目もきれいに仕上がります。
のりを混ぜるときも、ちょっとずつ様子を見ながら足してくださいね。
他にも、普通に売られている練り消しでも、
- 寿命がきたり
- 手で触り過ぎたり
するとベタベタとしてくることがあります。
このようになった練り消しのベタベタを取ることは難しいんです。
紙に油っぽい跡や黒い汚れが残る、先端の形を保てないほどベタつく場合は使用をやめましょう。
さらに温めると状態が悪化することがあるため、硬くなった場合と同じ対処はしないでくださいね。
そんなベタベタする練り消しが、他のものにくっついてしまったときは大変ですよね。
洋服や布製品に練り消しがくっついてしまったときの対処法は?
例えば、遊んでいるうちに「カーペットや洋服などに練り消しがくっついてしまった」なんてことも起こるかもしれません。
そんなときは、油を馴染ませると取れやすくなる場合があります。
ただし、布の素材によっては油染みになることもあるため、目立たない場所で試してからにしてくださいね。
あとは、プラスチック消しゴムはもともと、プラスチック製のものと触れていると相手を傷めることがあるという性質を持っています。
そんなわけで、プラスチック消しゴムの消しカスで作った練り消しは、他のプラスチック製品とくっついてしまったり、表面を傷めてしまったりすることもあるんです。
プラスチックの筆箱に裸のまま入れておくと、貼り付いて塗装ごと剥がれてしまうこともあるので気をつけてください。
これらを防ぐためには、元の包装や小さなジッパー付き袋、ケースに入れ、紙やプラスチック製品に直接触れないように保管するのがいいですね。
練り消しが硬くなるのはなぜ?固くならない保管方法はないの?

しばらく放っておいた練り消しが硬くなった経験はありませんか?
ここでは、状態を変えやすい原因と、固くなりにくい保管方法を見ていきましょう。
練り消しが硬くなる原因は?
練り消しの状態を変えやすい条件として、次の3つが挙げられます。
- 気温が高い
- 湿度の変化が大きい
- 直射日光が当たる
高温・直射日光・湿気を避けることは、消しゴムを保管するうえで大切です。
手で長く握ることや、ホコリ・手の油を取り込むことでも、硬さやベタつきが変わります。
乾燥した冬の日の暖房で暖めた室内や、太陽がカンカンに照っている屋外など、温度が高くなりやすい場所に放置しないようにしましょう。
固くならないように保管するには、高温や直射日光を避け、汚れを拾わないよう包装するのが基本です。
練り消しが固くならないおすすめの保管方法
練り消しが固くなりにくい保管方法として、具体的には、
- 高温にならない室内で保管する
- 元の包装、ケース、小さなジッパー付き袋に入れる
- 直射日光が当たらない場所に置く
- 紙やプラスチック製品に直接触れさせない
の4つです。
小さな袋やケースに入れ、引き出しなど室内の暗い場所に置くと、汚れや貼り付き、急な状態変化を防ぎやすくなります。
実際に、この方法で保管している私の練り消しは、半年以上柔らかい状態を保っています。
ただし、これは私の保管環境での結果です。
柔らかさの持ちは気温や湿度、容器、製品、使う頻度によっても変わるので、置き場所の環境に合わせて様子を見てあげてくださいね。
柔らかい練り消しのまま保管したい場合は、ぜひこの方法を試してみてください。
練り消しを柔らかくする方法のまとめ

カチカチになった練り消しでも、手で押すと少しへこみ、練っても崩れない状態なら、扱いやすさを戻せることがあります。
まずは手で短く練り、それでも硬ければ袋越しに短時間だけ温めてください。
一気に熱するのは避けましょう。
遊び用でもっと伸びる感触にしたい場合だけ、のりや油などを少量混ぜる方法があります。
ただし、混ぜる方法は元に戻せず、デッサン用には向きません。
温めても粉っぽく崩れる、黒い跡や油っぽい跡が紙に残る、形を作れないほどベタつく場合は、買い替えのサインです。
そんなときは無理に直そうとせず、買い替えてくださいね。
保管するときは高温と直射日光を避け、元の包装や小さな袋、ケースに入れ、紙やプラスチック製品に直接触れさせないことも大切です。
手作りを楽しみたいときは、遊び用とデッサン用を分けたうえで、お子さんと一緒に少量から試してみてくださいね。
