
雨の日にギプスで外に出るのって、ただでさえ不自由なところに
「濡れてしまうかも」
「滑って転んでしまうかも」
といった不安でてきますよね。
通院や仕事や学校みたいに、どうしても外に出なきゃいけない用事があると、なおさらだと思います。
この記事では、雨の日にギプスをなるべく濡らさないための準備から、うっかり濡れたときの対処までを、できるだけわかりやすくまとめていきますね。
「結局どうすればいいの?」が残らないように、場面ごとのコツも多めに入れていきます。
雨の日にギプスを濡らしたくない理由
雨の日にいちばん困るのは、ギプスが濡れること。そして濡れてしまうと不快感が強いことです。
外側がちょっと湿るだけでも、冷たかったり、じっとりした感じが続いたりして、それだけで気分がダダ下がりですよね。
さらにやっかいなのは、外側だけじゃなく中まで水分が入り込んだときです。
中が湿った状態が続くと、肌がふやけたり、かゆみが出たり、においが気になったりして、更にストレスが倍増です。
もうひとつ大事なのが「乾かしにくさ」です。
濡れた靴下なら替えれば終わりですが、ギプスはそうはいきません。
だからこそ雨の日は、キブスが濡れてしまわないように守る工夫を先にしておくのがとっても大事なんです。
それに加えて、雨の日の外出は足元が滑りやすいので、転びやすさもアップします。
ギプスの濡れ対策は、実は転倒予防にもつながっていると思っておくと、準備の優先順位がつけやすいですよ。
まず確認したいこと:ギプスの種類と先生の注意点
同じ「ギプス」と言っても、使っている素材や形、固定の範囲で、気を付けたいポイントが変わっています。
だから、まず一番最初にしておくと安心なのは、通院先で「雨の日の外出ってどうしたらいいですか?」って聞いておくことです。
こういう生活の質問ってつい遠慮しがちですが、もちろん聞いていいやつですし、聞いておいた方が後々ラクになりますよ。
それから、ギプスの上に装着する歩行用のカバーや靴みたいなものを使っている場合は、そのまま雨の日でも使えるものなのかも確認しておくと安心です。
雨の日に外へ出る回数が多い人ほど、最初に「雨の日の過ごし方」を一度整理しておくと、毎回の不安や迷いが減って気持ちが軽くなります。
もし診察日まで時間が空いているなら、今の自分の状況だけでも把握しておくと判断しやすいです。
たとえば
「松葉杖ありか」
「足をついていい期間か」
「ギプスが足先まで覆われているか」
みたいなところですね。
ここが分かると、雨の日の対策を選びやすくなりますよ。
雨の日の外出前にできる濡れ対策
ギブスの雨の日の対策は、ざっくり言うと
「覆う」
「跳ね返りを減らす」
「途中で崩れないようにする」
この3つが大事なんです。
ここを押さえておくと、どの方法を選んでも失敗が減りやすいですよ。
特に足のギプスは、上からの雨よりも、地面の水たまりや跳ね返りで濡れることが多いので、足元に意識を向けるのがコツです。
まずは、状況に合わせて選べるように、雨の日の代表的なギブスの守り方を表にまとめますね。
ここからは、それぞれの方法をもう少し具体的に、失敗しにくいやり方で説明していきますね。
専用の防水カバーを使うときに失敗しにくい選び方
雨の日の外出が何回もあるなら、専用の防水カバーがあるとかなりラクになります。
ギプス全体をすっぽり覆えるタイプは、準備の時間も短くて済みますし、「濡れたらどうしよう」という不安がぐっと減りますよ。
ただ、ここでついやりがちなのが「大は小を兼ねる」的な考えで、「大きめにしておけば安心かな」という選び方です。
気持ちはすごく分かるんですが、雨の日には大きすぎると隙間ができやすくて、水が入りやすいデメリットがあるんですね。
サイズ表記を見て、足まわりやギプスの太さを測って、できるだけピッタリ合うものを選ぶほうが安心です。
そして使い方のコツは、「雨の日に初めていきなり使わないこと」です。
晴れている日に一回だけでも練習しておくと、留め具の位置や締め具合の感覚がつかめて、当日の不安だとかバタバタが少なくなります。
それと、防水カバーは「防水」の安心感は強いんですが、歩くときの安定感は商品によって結構な差があります。
雨の日はただでさえ滑りやすいので、装着後に数歩だけでも室内で歩いて、変にズレないかだけでも確認しておくと安心ですよ。
もうひとつ、長時間の外出の日は、予備の固定具を持っておくと気持ちがラクです。
たとえば輪ゴムやテープを小さくまとめてバッグに入れておくと、万が一ゆるんでも落ち着いて対応することができるのでおすすめです。
今すぐできる応急処置:タオルとビニールで守る方法
「突然の雨で、手元に専用カバーがない」ってときもありますよね。
そんなときは、身近なもので応急処置ができます。
やり方としては、ギプスの上に薄めのタオルを巻いて、その上からビニール袋やゴミ袋をかぶせる方法がやりやすくておすすめです。
タオルを挟むと、ビニールが肌やギプスに貼り付く感じが減って、装着中の不快感が少し軽くなりますよ。
そして固定するときに大事なのは、「水が入らないように」だけを意識しすぎないことです。
水が入ってこないようにと、テープや輪ゴムをきつく締めすぎてしまうと、徐々に占めすぎたところがうっ血してしまったり、皮膚がこすれて痛くなったりすることがあります。
だから、「ズレにくいけど締め付けすぎない」くらいを目標にするように気をつけてくださいね。
特に足首やふくらはぎはむくみやすい場所なので、締め付けが強いと後から後悔することにもなりやすい場所です。
少しでも変だなと思ったら、早めに固定をゆるめて調整するようにしましょう。
あとは、ラップをぐるぐる巻きにする方法もありますが、密閉度が高いぶん蒸れやすいというデメリットもあります。
短時間の移動なら十分に使える方法なのですが、長時間になるときには、タオルを挟んで蒸れを減らす工夫をしたり、帰宅したら早めに外して乾燥させたりすると、肌の負担が減りやすいです。
もし家に100円ショップのレインコートのズボンタイプがあるなら、それを必要な長さに切って巻き付ける方法もあります。
100均といっても、ちゃんとレインコートです。ゴミ袋よりも全然破れにくいので、応急処置としては心強いですよ。
傘とレインコートは「跳ね返り対策」として効く
雨の日にギプスが濡れるのって、上から降ってくる雨よりも、地面の跳ね返りが原因になることが多いです。
水たまりを避けたつもりでも、車が通ったときの水しぶきや、段差の下での跳ね返りで、足元が思った以上に濡れたりしますよね。
だから大きめの傘を持って、足元まで傘の影に入れる意識をすると、濡れ方がかなり変わります。
ロング丈のレインコートやレインポンチョも、実はかなり助けになります。
特に、太ももあたりまで覆えるタイプだと、ズボンやギプス周辺に水が当たりにくくなって安心です。
ただ、注意が必要なのは風も強い雨の日。
もちろん、そんな日にはギブスの状態での外出は避けるに越したことはないんだけど。
でも、どうしてものときには、強風だと傘もレインコートも扱いにくいので、そういう日は「濡れにくさ」より「転ばない」ほうを優先して、ゆっくり歩く計画にしたほうが安全です。
外出ルートも、少しだけ意識するとラクになります。
- 駅の入口
- スーパーの入口
- 病院の玄関
松葉杖を使う人は滑り対策も大切
雨の日はギプスが濡れるのも困るけど、松葉杖で滑って転びそうになるのが本当に怖いですよね。
濡れた路面や床は、想像以上にツルッとしやすいです。
そして、ギブスをしている状態だと、自分が思っている以上に普段のバランス感覚とはあきらかに違います。
だから雨の日は「松葉杖が滑らない工夫」と「歩き方の工夫」をセットで考えておくと、より安心です。
松葉杖は、先端が滑ると体ごと持っていかれやすいので、ちょっとした対策でも効果が出やすいですよ。
松葉杖の先ゴムがすり減っていると滑りやすい
松葉杖の先についているゴムは、靴底と同じで少しずつすり減ります。
見た目で分かりにくいこともありますが、「最近、着地したときに硬い感じがする」「いつもより滑りやすい気がする」と思ったら、先ゴムが弱っている可能性があります。
雨の日はこの差がはっきり出やすいので、一度チェックしておくと安心ですよ。
先ゴムが心配なときは、通院先で相談したり、購入先で交換の目安を聞いたりするのもいいと思います。
安全のための消耗品って、後回しにしがちですが、雨の日は本当に転倒リスクが爆上がりなので、ここは慎重に対応した方が結果的に安心ですよ。
雨の日は歩幅を小さくして、急がないのがいちばん効く
雨の日の松葉杖は、歩くスピードをちょっとでも落とすだけで、安全度が格段に上がります。
歩幅を小さくして、方向転換を急にしないだけでも、かなり滑りにくくなりますよ。
特に危ないのは、駅や病院の入口みたいに、床がツヤっと濡れているところです。
外から中に入る瞬間がいちばん滑りやすいことがあるので、そこだけは意識してゆっくりで行きましょう。
それと、雨の日は手がふさがりやすいので、荷物の持ち方も大事です。
できればリュックやカバンを斜めがけにして、片手がふさがらない状態を作っておくと、傘の操作もしやすくなりますし、バランスも取りやすいですよ。
無理して片手で松葉杖、もう片手で重い買い物袋、みたいな状態になると本当に危ないので、必要ならネットスーパーや家族の協力も遠慮しなくて大丈夫です。
もしギプスが濡れてしまったら:落ち着いて濡れ方を見分ける
どれだけ気を付けていても、予想外の雨ってありますよね。
帰りだけ急に降ってきたり、車の水しぶきが飛んできたり、うっかり水たまりを踏んでしまったり。
そしてギブスが濡れたときにまず大事なのは、「どの程度濡れたか」を落ち着いて見分けることです。
ここが分かると、次の行動が決めやすくなりますよ。
判断しやすいように、濡れ方と対処のイメージを表にまとめますね。
ここからは、表の内容をもう少し具体的に説明しますね。
表面が少し濡れた程度なら、拭いてから風で乾かす
外側に雨粒がついたくらいなら、まず乾いたタオルでしっかり拭き取ります。
ここで「ちょっとだけだから」と放置すると、じわじわと冷たさがしみ込んできて、気が付けば不快に・・・なんてことにもなりやすいので、早めに拭くのがコツです。
拭いたあとは、風を当てて乾かすのが、シンプルで効果的です。
扇風機の風を当てたり、送風を少し距離を取って当てたりして、無理のない範囲で乾燥させます。
気を付けたいのは、熱で一気に乾かそうとしないことです。
早く乾かしたくて熱い風を近づけたくなるんですが、熱がこもると「湿り気+暖かさ」で皮膚の状態がつらくなりやすいです。
だから「風でゆっくり」が一番安心なんです。
中までしみた感じがするなら、早めに病院へ相談するほうが安心
袋の中に水が入ってしまったり、水たまりで足先がしっかり濡れたりしたときは、「これって濡れてしまっているのは、ギブスの外だけじゃないかも」と感じること、ありますよね。
こういうときは、自力で完全に乾かすのが難しいことが多いです。
それに、中が湿った状態が続いてしまうと、蒸れてしまって肌トラブルにつながりやすいです。
なので、早めに通院先へ連絡して「濡れてしまったんですが、どうしたらいいですか?」と聞くほうが安心です。
相談するときは、状況をそのまま伝えるだけで大丈夫です。
「どれくらい濡れたか」
「いつ濡れたか」
「今の痛みや締め付け感はどうか」
だけでも伝えると、病院側も指示が出しやすくなりますよ。
ギブスがぬれてしまうことは、決して恥ずかしいことじゃないので、ここは遠慮しなくて大丈夫です。
放置しないほうがいい変化の目安
濡れたあとに
「いつもより痛い」
「急に締め付けが強い」
「指先がしびれる」
「色が変な気がする」
といった変化があるときは、なおさら我慢しないほうがいいです。
濡れたことが直接の原因じゃなくても、雨の日は体勢が崩れやすくて、気が付かない間に患部に負担がかかっていることもあります。
「気のせいかな」と思っても、相談して何もなければそれで安心できますし、早めに聞いておくほうが気持ちがラクですよ。
雨の日にやりがちな失敗と、避けたいポイント
ギブスをしているのに外出をしなきゃいけない日に限って雨。
そんな状況って無意識のうちにも焦ってしまうことが多いので、つい強めの対策をしたくなるんですよね。
でも、やり方によっては逆効果になることも多いのも事実。
まず多いのが、固定をきつくしすぎることです。
水を入れたくない気持ちが強いほど、テープや輪ゴムでガチガチに締めたくなるんですが、締め付けすぎると苦しくなったり、皮膚がこすれて痛くなったりします。
特にむくみやすい日は、あとから余計につらくなりやすいです。
ズレない程度で止めて、違和感が出たら調整する、くらいがちょうどいいですよ。
次に、濡れたギプスを急いで乾かそうとして、熱い風を当ててしまうことです。
早く乾かしたい気持ちはすごく分かるんですが、熱がこもると皮膚がつらくなることがあります。
ここは「風でゆっくり」を基本にして、心配なら相談するほうが安心です。
そして、雨の日に一番大事なのは転倒を避けることです。
濡れ対策に集中しすぎて、足元の滑りやすさを忘れがちなんですよね。
歩幅を小さくして、急がないで、滑りやすい場所は特にゆっくり。
これだけでも、トラブルの確率はグンと下がりますよ。
まとめ
雨の日のギプス生活は、濡れる心配と滑る心配が重なって、気持ちが消耗しやすいですよね。
だからこそ、外出前に「どう守るか」を決めておくと安心です。
専用の防水カバーがあるとかなりラクになりますし、手元にないときでもタオルと袋で応急処置ができます。
さらに大きめの傘やロング丈の雨具で足元の跳ね返りを減らすと、濡れ方が変わってきますよ。
もし濡れてしまったときは、表面だけか中までかを落ち着いて見分けて、表面なら拭いて風で乾かす方向で様子を見るのが安心です。
中までしみた感じがするときや、痛みやしびれなどの変化があるときは、我慢しないで早めに通院先へ相談したほうが安心ですよ。

