お車代がご祝儀より多いときってどうすべき?追加でご祝儀を渡した方が良いの?

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親戚や友人の結婚式に参列した時に渡した「ご祝儀」よりもらった「お車代」の方が多いとどうしたらよいか迷いますよね。

実際に私も小学校からの幼馴染の結婚式の際、遠方からの参列であったため「お車代」をいただきました。

でも、ご祝儀とほとんど変わらない金額で、どうしようか困った経験があります。

「お車代」とは、結婚式やお葬式・法事など、冠婚葬祭時の遠方からの交通費や宿泊費をゲストに支払うお金のことを言います。

また結婚式のときには、主賓の方だったり、乾杯の挨拶などをお願いした方に対してのお礼として「お車代」を支払う場合もあります。

でも、お車代がご祝儀より多い場合、

「お祝いより多くお金をもらっていいのかな?」
「せっかくのお祝いの意味がなくなってしまう。」
「何かお礼をした方が良いのかな?」

と感じてしまいますよね。

ただ、「お車代」には新郎新婦からゲストへの「感謝の気持ち」が込められています。

なので、「追加でご祝儀を渡す」ということは失礼にあたるとされています。

結婚式のお車代には、

「遠くから私たちの結婚式にからわざわざ来てくれてありがとう。」
「せめて交通費だけでも負担したい。」

という気持ちが込められているので、基本的に「お車代へのお礼は不要」なんです。

お車代がご祝儀より多いときどうすればいい?相手に失礼にならない対応は?

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もしお車代のお礼としてお金や品物を渡された新郎新婦は、

  • 金額に不満だったのかな?
  • 予約した宿泊先に不満があったのかな?
  • お金などのお礼よりも結婚式を盛り上げてくれる方が良い
  • 出産祝いなどで改めてくれれば良い
と考える人もいます。

どうしてもお車代のお礼をしたい場合は、メールや手紙で感謝の気持ちを伝えるのがおススメです。

では、具体的にお車代のお礼に使えるメールや手紙の例文を2つ紹介したいと思います。

お車代のお礼に使える例文①
春らしい穏やかな気候に心も和む季節となりました。

先日は、素敵な結婚式にお招きいただき本当にありがとうございました。

お二人の本当に幸せそうな姿が印象的で、私まで嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

お車代の気遣いまで丁寧にありがとうございました。

これからは会える機会が少なくなってしまうけれど、帰省する時は連絡くださいね。

また会える日を心待ちにしています。

旦那様にも宜しくお伝えください。

○○ (名前)

お車代のお礼に使える例文②
空が澄んで清々しい秋が感じられるようになってきましたね。

先日は、素敵な結婚式に招待してくれて本当にありがとう。

○○ちゃんのキレイな花嫁姿に涙してしまったよ。

本当におめでとう。

これからは、○○さんとたくさん幸せな日々を過ごしてね。

今日はお礼と感謝の気持ちを伝えたくて連絡しました。

また、落ち着いた時で良いので連絡待ってるね。

○○より

こんな感じのメールや手紙で気持ちを伝えましょう。

もちろん、間柄や関係性でアレンジしてもらってOKですよ。

結婚式でのお車代の相場

あまり知る機会の無いお車代の相場ですが、一般的には「1万円から3万円」が相場とされています。

ただ、お車代は「往復交通費と宿泊費の全額」が望ましいとされているので、

  • 飛行機での移動
  • 新幹線での移動
  • 自家用車での移動
  • 高速道路の使用
  • 宿泊の有無
といった、それぞれの事情によっても変わってきます。

中には、全額だとあまりにも高額になってしまうので「半額程度」にしている新郎新婦もいます。

半額の場合は、1円単位まできっちり半額なのではなく、少し上乗せをしてキリのいい金額にするのがポイントですよ。

もしもお車代の金額に困った時は、

  • 両家の実家の地域性
  • 両家の実家の考え方やルール
  • ウエディングプランナーへの相談
をもとに考えてみると良いですよ。

ぜひ、ご自身がお車代を払う側になった時の参考にしてみてくださいね。


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お車代を断るのはマナー違反!?お車代が多すぎと思ったときどうすればいい?

「せっかくのお祝いなので新郎新婦の負担を増やしたくない。」
「喜んで結婚式に参列するのでお車代は要らない。」

など、お車代を断るどうなのでしょう。

答えは、お車代を断るのは新郎新婦に対して失礼にあたるので、一般的には

  • マナー違反
  • 失礼なこと
とされています。

「お車代」とは、遠方から来てくれる招待客の方に対してのお礼の一つです。

新郎新婦との関係性によっては、お車代を受け取らない人もいますが、可能な限り受け取るのがマナーであることを覚えておいてくださいね。

受け取ったお車代が多すぎた場合のお礼

車代のお礼としてお金や品物を渡すと、気を使ってしまう新郎新婦もいます。

なので、先ほどお伝えしたような

  • メール
  • お手紙
といった手段で、お礼を伝えるのが一番おすすめです。

でも、どうしてもお車代のお礼に何かしたいという場合は、

  • 新郎新婦の好みにあった「花束」
  • 結婚式の「オリジナルアルバム」
  • 新郎新婦の写真が飾られた「写真フレーム」
  • 新郎新婦が好きな食べ物を選べる「グルメギフト」
  • 新生活に喜ばれる「家電」
などを送るのがおススメです。

また、もし自分が未婚の場合は、自分の結婚式のときに「同じくらいのお車代を支払う」というのも1つですね。

結婚式で受け取ったお車代が多すぎたときにしたこと!私の場合

私の場合ですが、小学校からの幼馴染の結婚式の際、遠方から参列することになりました。

渡してくれたお車代が、ご祝儀と変わらない金額で困った経験があります。

その時、私は「お礼の手紙」と当時幼馴染が好きだった「入浴剤セット」を贈りました。

とっても喜んでくれましたよ。

そして、その後の私の結婚式ですが、親族だけの小さな結婚式だったので幼馴染を呼ぶことができませんでした。

それでも、結婚式当日に幼馴染が祝電とプレゼントを贈ってくれて、とっても嬉しかった思い出があります。

ぜひ、相手との関係性に合わせて、新郎新婦に喜んでもらえるお礼をしましょうね。

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お車代がご祝儀より多いときのまとめ

結婚式などの冠婚葬祭時に渡される「お車代」。

交通費や宿泊費などをはじめとする新郎新婦からのお礼の意味があります。

なので、ご祝儀より多いお車代に対して、追加でご祝儀を渡すことやお車代を断ることはNGです。

そんな時は、お礼のメールや手紙を送るのがおススメです。

また、どうしてもお礼をしたい場合は、新郎新婦が気を使わずに喜んでくれる物を贈るようにしましょうね。