幼いころからの付き合いがある従姉妹の「結婚式」。
でも、自分が妊娠中や遠方の場合、仕事の都合などでどうしても結婚式に出席できない。
そんなときは、お祝いの気持ちを文字で送ることができる「祝電」がおススメです。
そこで今回は、親族の従姉妹の結婚式に祝電を送る時の文例や失敗しないマナーなどを解説していきたいと思います。
電報を結婚式で送るときの文例で感動する親戚用のものはこれ!
お祝いの気持ちを伝える電報が「祝電」。
その歴史は、昭和11年にまでさかのぼり、電話が普及する前の緊急連絡の手段として利用されていました。
そして、今では祝電も進化して、シンプルなメッセージ台紙をはじめ
- キャラクター台紙
- ぬいぐるみ電報
- フラワー電報
- ギフト付き電報
ちなみに私は、約10年前に親族だけの結婚式を挙げました。
結婚式当日、披露宴会場に幼馴染からぬいぐるみの祝電が届いており、受付に飾ったり披露宴中に読み上げてもらった素敵な思い出があります。
ぬいぐるみは今でも飾っていて、結婚した時の気持ちを思い出したり子どもにも伝えられる大切な宝物になっています。
従姉妹向けの結婚式で喜ばれる祝電
そんな結婚式に喜ばれる祝電ですが、今回は従姉妹に送るシーンでの文例をご紹介していきたいと思います。
2人が大切に大切に育んできた愛がついに実を結んだことを嬉しく思います
今日は2人の晴れ姿が見られなくて残念ですが
落ち着いたらぜひ遊びに行かせてくださいね
末永くお幸せに
△△くんに片思いをしていた頃
告白して付き合えることになった日のこと
喧嘩をして泣いていた日のことを知っているから
ゴールインできたことが本当に嬉しいよ
これからも近くで〇〇ちゃんの応援をさせてね
お2人の末永い幸せを祈っています
小さな頃から妹のように可愛かった〇〇ちゃんがついに花嫁さん!
きっとキレイな花嫁姿なんだと思います
結婚してもまた一緒に買い物に行ったりお互いの家を行き来しようね
2人で最高で最強の家庭を築いてください
〇〇ちゃんが結婚する日が来るなんてとっても嬉しく思っています
しっかり者の〇〇ちゃんならどんなことでも乗り越えられると思います
これからは△△さんと力を合わせて素敵な家庭を築いてくださいね
いつまでもそばで応援しています
今日はせっかくの花嫁姿が見られなくて残念ですが
〇〇ちゃんのキレイな花嫁姿が目に浮かびます
今日の感動をいつまでも忘れないように
2人で強い絆を築いていってください
また落ち着いたら遊びましょう
小さい頃一緒に遊んでいた〇〇ちゃんの結婚
本当に嬉しく思っています
またいとこ同士で集まって遊びましょう
素敵な旦那さんと助け合って明るい家庭を築いてください
きっと昔を思い出してほっこりしてくれること間違いないでしょう。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
従姉妹に祝電を送る時のポイント
従姉妹へ結婚の祝電を送る時は、披露宴で代読してもらえることが多いです。
そこで、従姉妹に祝電を送る時のポイントをお伝えしたいと思います。
従姉妹に送る祝電のポイント①「くだけ過ぎた内容」や「品の無い内容」などはNG
披露宴会場には、新郎新婦以外にも「ご家族」や「知人」「会社の方々」が出席しています。
そのため、
- くだけ過ぎた内容
- 品の無い内容
- 過去の失敗
- 過去の恋愛
従姉妹に送る祝電のポイント②子どもについての内容はNG
結婚式の祝電となると
「新しい家族が増えるのも楽しみにしています」
「早く赤ちゃんの顔も見せてね」
など、子どもに関する内容を入れたくなるところですが、子どもに関する内容はとってもデリケート。
大人のマナーとして、結婚式の祝電に子どもについての内容に触れるのはやめておくのがベターです。
従姉妹に送る祝電のポイント③パートナーへも配慮する
結婚式の祝電を送る時は、自分と繋がりのある従姉妹だけでなく、新郎であるパートナーにも気を配るのがおススメです。
「〇〇ちゃんのことをこれから宜しくお願いします」
と言うようなパートナーへの配慮があると新郎や新郎側の親族にも喜んでもらえますよ。
祝電の内容は、送る側と新婦との関係によって変わってきますが、しっかりと「お祝いする気持ち」を伝えることが何よりも大事です。
お祝いの気持ちを文面にぶつけてくださいね。
結婚式を親族のみでやる場合も祝電は送る?気をつけるポイントは?
現代の結婚式は、
「親族のみ」
「少人数制」
「披露宴などはしないナシ婚」
の人気が高まっています。
実際に私も約30人程度の親族だけの結婚式を挙げました。
親族だけで挙げる結婚式の場合、規模が小さいことや進行内容が違ったりすることで祝電を送って良いのか迷う人もいます。
でも、親族のみでの結婚式でも祝電を送るのは何の問題もありません。
ただ、気をつけるポイントはあります。
ここでは、祝電を送る時の気をつけるポイント7選をご紹介していきたいと思います。
親族のみの結婚式に祝電を送るポイント①宛名は新婦なら「旧姓」で
祝電を送る際のポイント1つ目は「宛名」です。
自分が新郎新婦のどちらの関係者なのかを考えて、宛先を「新郎」もしくは「新婦」に決めましょう。
気をつけるポイントは、新婦宛てに送る場合は「旧姓」で送ることです。
理由は、結婚式は「〇〇家 △△家 御結婚披露宴」と、両家で行われるからです。
ただ、入籍して姓が既に変わっているのであれば新しい姓でも問題ありません。
また、新郎新婦の連名を宛名にしてもOKです。
親族のみの結婚式に祝電を送るポイント②宛先は「結婚披露宴の会場」
電報は、「自宅ではなく結婚披露宴の会場宛て」に送るようにしましょう。
親族のみの結婚式に祝電を送るポイント③遅くても結婚式の前の日には到着するように送る
最近の電報は、当日でも間に合う電報もありますが、混雑状況によっては間に合わない場合があります。
「祝電が届かない」なんてことが無いように、遅くても結婚式の前日には披露宴会場に届くように手配しておきましょう。
また、レストランでの結婚式など、披露宴の前日がお休みでないかも確認しておきましょうね。
親族のみの結婚式に祝電を送るポイント④「忌み(いみ)言葉」「重ね言葉」を避ける
結婚式の祝電では、
- 忌み(いみ)言葉:「別れ」や「不幸」を連想させる言葉
- 重ね言葉:「再婚」を連想させる言葉
例えば、
<忌み言葉>
- 切れる
- 別れる
- 去る
- 離れる
- 冷える
- 流れる
- 重ねる
- 割れる
- 捨てる
- 死ぬ
- 失う
- 苦しむ
- 最後
- 衰える
<重ね言葉>
- ますます
- いろいろ
- たびたび
- 重ね重ね
- 次々
- 皆々様
- しばしば
親族のみの結婚式に祝電を送るポイント⑤終わりをつけないために「句読点」は使わない
「、」や「。」などの「句読点」には、
- 「切る」
- 「止める」
空白だとか改行を上手く使って、読みやすい文章にしましょうね。
親族のみの結婚式に祝電を送るポイント⑥長くても200文字~300文字を目安に
祝電は、結婚式の披露宴で読み上げられることもあるので、長くても200文字~300文字程度にするのがポイントです。
親族のみの結婚式に祝電を送るポイント⑦プレビューで必ず最終チェックを
最近の祝電は、24時間365日インターネットから申し込みができます。
- 台紙選択
- メッセージ入力
- 宛名入力
- 宛先入力
親族に祝電を結婚式で送るときの文例のまとめ
幼いころから仲が良かった従姉妹の結婚式に送る祝電の例文やポイントをご紹介しました。
幸せいっぱいの花嫁姿を見られないことは、とっても残念ではあります。
でもその分、祝電に気持ちを込めてお祝いしてあげましょうね。