赤ちゃんはかわいいですね。
特に生まれたての赤ちゃんの笑顔を見ているだけで、幸せな気持ちになります。
若いパパやママはもう幸せいっぱい!
でもその愛らしい赤ちゃんがお腹を壊したりしたら大変です。
哺乳瓶はデリケートな赤ちゃんが使うものですから、いつも清潔にしておきたいですよね。
それには哺乳瓶をいつでもきれいに消毒しておく必要があります。
今回は哺乳瓶の消毒はいつするのがいいのか、赤ちゃんがどのくらいの月齢になるまで消毒したらいいのかをご説明しましょう。
哺乳瓶の消毒はいつやればいい?どのような消毒方法があるの?
哺乳瓶は授乳し終わったらその都度消毒するのが、理想ですね。
哺乳瓶にミルクの飲み残しがついてしまうと細菌が繁殖しやすくなります。
それに時間がたつと哺乳瓶にミルクのカスがこびりついて、なかなか取れなくなります。
でも実際はミルクを飲み終わった赤ちゃんを寝かしつけるのに時間がかかることがありますね。
ママは上の子どもの世話や、その他の家事をこなす必要もあります。
そうなると毎回授乳の後にすぐ哺乳瓶を消毒するのは難しいです。
そんなときには、哺乳瓶を軽く水洗いするか、ぬるま湯につけておきましょう。
こうすれば、哺乳瓶のひどいこびりつき汚れを防ぐことができます。
哺乳瓶をしっかり洗うには専用のブラシやスポンジを使って手稲煮に汚れを落とします。
乳首部分も専用の小さなブラシでよく汚れを落としてから、十分にすすぎましょう。
基本的に哺乳瓶は毎回消毒しますが、次のような方法があります。
哺乳瓶の消毒方法①煮沸消毒
これはごく一般的な消毒方法です。
どのお宅にもある普通の鍋でお湯を沸かし、哺乳瓶や乳首、キャップなどを入れて数分間煮沸します。
できれば哺乳瓶専用のお鍋を用意するのがいいですね。
煮沸時間はガラスなら7分ぐらい、乳首とキャップは3~5分ぐらいが目安です。
その後、トングなどを使って哺乳瓶を取り出して冷まし、清潔なケースに入れて保管し次の授乳に備えましょう。
哺乳瓶の消毒方法②薬液消毒
哺乳瓶や乳首、キャップなどを、哺乳瓶専用の消毒液につけて消毒します。
1時間以上浸けてしっかり消毒しましょう。
消毒液から取り出した哺乳瓶は十分にすすいで乾かしてから使います。
少し時間はかかりますが、火や電子レンジを使わずに浸けておくだけでいいので、忙しいママには向いていますね。
哺乳瓶の消毒方法③電子レンジ消毒
哺乳瓶専用の袋か容器に哺乳瓶を入れて、500~700Wの電子レンジで消毒します。
加熱時間はそれぞれの哺乳瓶の素材によって違うので説明書を読んで決めてください。
高温になるので、冷めるのを待って取り出し、乾いてから保存用の容器に入れて保管し再度授乳の時に使います。
どの方法も消毒した後は乳首の部分は素手で触らないことが原則ですね。
哺乳瓶の消毒はいつまで必要なの?簡単に消毒する方法
新生児の場合はもちろんできる限り哺乳瓶を消毒して、きれいにしておくことが大事です。
次第に赤ちゃんが大きくなると、指しゃぶりやガラガラなどを口に入れるようになりますね。
そのようにミルク以外のものを口に入れても、特別にお腹を壊すことがないならば、そろそろ哺乳瓶の厳重な消毒をしなくてもいい時期になります。
つまり赤ちゃんの免疫力がついて、多少の細菌にも対処できるようになるからです。
赤ちゃんによってとてもデリケートな子と、丈夫な子がいますから、徐々に様子を見て哺乳瓶の消毒を省略するのがいいですね。
簡単に消毒する方法は?
哺乳瓶の消毒を省略すると言っても、すぐに何もしないというのはあまりお勧めできません。
ミルクの飲み残しはすぐに捨てて、ブラシやスポンジで「瓶」や「乳首」、「キャップ」などをきれいに洗い、その後でお湯をさっとかけるぐらいの軽い消毒をしておきましょう。
助産婦さんも、「あまり神経質になる必要はないけれど油断せず、お湯をかけるぐらいはしておくべきです。そうすれば細菌を減らすことができます。」と言っています。
最近はおしゃぶりをしている赤ちゃんが多くなりましたが、おしゃぶりもごく小さな赤ちゃんの場合には、1日使ったら、洗ってお湯をかけておくと安心ですね。
赤ちゃんが大きくなるとつい忘れがちになりますが、お湯を使うなどの簡単な方法で赤ちゃんの口に入るものを清潔にしておきたいものです。
私も最初の子どもの時には、哺乳瓶は必ず使うたびに煮沸消毒していました。
毎回煮沸消毒するのはかなり大変でした。
2人目となると上の子どもの育児もあって時間がないことが多く、それほど厳重に長期間にわたって毎回煮沸消毒をすることはできませんでした。
それでも2人ともお腹を壊すことはなく、成長しましたから、それほど神経質になることはなかったのではないかと思っています。
哺乳瓶の消毒のタイミングのまとめ
哺乳瓶は使ったら洗って消毒するのが基本です。
すぐに洗えないときは簡単に水洗いするか、ぬるま湯に浸けて汚れがこびりつかないようにしましょう。
ブラシやスポンジで洗った哺乳瓶は「煮沸」、「薬液」、「電子レンジ」等で消毒しましょう。
赤ちゃんが指しゃぶりをしたり、おもちゃを口に入れたりするようになったら、厳重な消毒ではなく、お湯をかけるぐらいの軽い消毒でも大丈夫です。
要所をおさえて哺乳瓶の消毒をして、大切な赤ちゃんが安全に健康に育つようにしたいものですね。