里帰り出産のお礼は夫の実家から必要とは限りませんが、昔はそのような風習がありました。
別でお礼としての生活費は渡すべきでしょう。
義両親がすべてまかなってくれると助かりますが、現在はあまり現実的な考え方ではありません。
ママは実家だとホッとするでしょう。
でも礼儀はするべきです。
実家といっても家を出て嫁に行った身なので経済面では別になります。
過ごす月の生活費は実家におさめた上で甘えましょう。
生活費だけではなく、手土産を持参して夫からのお世話になりますという挨拶もあるといいです。
両親は喜んで引き受けてくれることでしょう。
里帰り出産のとき最初に義両親から挨拶すべき?義両親にはどう言って連絡してもらえばいい?
里帰り出産のときに最初に義両親から挨拶は必要ないと思います。
昔は「嫁がお世話になります」と言う意味で、嫁の実家にお米を送る風習があったようです。
でも今は、義両親と同居しているパターンが少ないので、そのような考え方は一般的ではありません。
実家にお世話になるのは自分たち夫婦なので、義両親には関係のないことです。
なので、わざわざ義両親がお金を出すことはないように思います。
ですが、義両親にとって生まれてくる子は自分たちの孫です。
なので、嫁の実家滞在時の生活費を出すまではしなくても、後日「御礼」として品物で気持を伝えるのはいいかもしれません。
夫婦が実家にお世話になる、という意味で夫からの挨拶は必要でしょう。
実家へ行くときに夫も一緒に出向いて、1~2ヶ月分の生活費と手土産を渡して、これから妻がお世話になりますと挨拶をするといいでしょう。
ただ、義両親には里帰り出産をするということを事前に伝えておくべきです。
義両親の考え方によりますが、生活費を出してくれたり実家に電話や訪問で挨拶をするかもしれません。
ですがこちらから実家に挨拶してくださいとお願いするのはやめた方がいいと思います。
気を使って、自分たちが用意した生活費を義両親から受け取ったものと嘘をついて実家に渡すのはやめましょう。
昔からの風習を気にすることなく、自分たち夫婦からの挨拶と気遣いで十分ですよ。
里帰出産のとき義両親が訪問するべき?手土産はどんなものがいい?
里帰り出産のとき義両親が実家を訪問するのは「丁寧でいいこと」かもしれませんが、そのような考え方をする義両親はあまりいないようです。
義両親と同居している夫婦ならまだ話は分かるのですが、そうでないなら夫が家長として実家に挨拶すれば十分です。
義両親から高額な生活費を持参して改まって挨拶に伺うと、娘と孫の所有権はこちらなんだと言わんばかりです。
実家で面倒をみてもらえることに感謝する電話を入れるくらいなら、気にかけてくれているんだなと思わせます。
出産後に孫の顔を見る目的で手土産片手に実家へ訪問するといいと思います。
手土産は、義両親の地域の菓子折りや。
あとは、実家のご両親の好物を聞いて、それを持参するのがいいでしょう。
実家、義実家、娘夫婦の世帯は別々なので、今は娘夫婦から実家へお礼をするという考え方が一般的です。
里帰りの日は夫も同行して1~2ヶ月の生活費と手土産を夫から渡してもらい、「妻をよろしくお願いします」と挨拶をしましょう。
実家側がよほど古い考え方でない限り、夫からの挨拶のみで納得すると思いますよ。
だからといって毎週のように夫が訪ねていくのは控えた方がいいかもしれません。
来客は気を使うので実家側の負担が増えてしまいます。
里帰りのお礼が5万は高すぎる!?月にいくらくらいが相場なの?
里帰りのお礼に月5万は高すぎます。
月3万が相場のようです。
- 光熱費
- 食費
- お礼
なので5万円というのは、お世話になる期間でかかる費用かもしれませんが、約2ヶ月で5万は最低ラインといっていいでしょう。
実母がお世話することになるでしょうから、仕事を休んだり有給をとったりして対応してくれるケースも考えられます。
その間は実母の収入がないこともあるので、しっかりと受け取ってもらう理由になるでしょう。
出産後は実母におんぶにだっこ状態
出産前はお腹が大きいだけでじっとしている必要はないので家事の手伝いなどが出来ますよね。
でも、出産後は授乳も大変ですが自分の体力ががた落ちになります。
新生児の間は昼夜関係なく授乳に追われてほぼ確実に寝不足になります。
加えて出産後の疲労感は半端ないです。
そして母乳を出すことと悪露が出ていることで貧血になりやすいです。
要するにママはフラフラ状態で赤ちゃんのお世話をすることになります。
できるだけ身体を休めることができて栄養のあるものをたっぷりとれる環境が必要です。
里帰り出産する意味は、ママが赤ちゃんのお世話だけに集中するためのものだと思います。
実家の両親がお礼金(生活費)を受け取るのは当然の権利でしょう。
実家であってもママは新家庭を築いているので礼を尽くす必要があるといえます。
実家への御礼金はいつ渡すのがいい?
理想としては実家に着いてからすぐに御礼金を渡すのがいいでしょう。
封筒に「御礼」「感謝」など表書きをして渡しましょう。
夫婦揃って訪れた場合は夫から渡してもらうのがベターです。
お世話になりますという挨拶と両親の好みの菓子折りも渡すとより好印象になります。
里帰りでお金を渡さないのは非常識!?自分の実家なのに渡すのが当たり前なの?
里帰り出産でお金を渡さないのは非常識かもしれません。
自分の実家でも、新家庭を築いている以上礼を尽くすのがマナーです。
義実家から里帰り中の実家へ御礼をする?
昔の風習で、嫁に行った先から里帰りしている嫁の実家にお米を送るというのがあります。
義実家から実家への御礼として米を送っていたのですね。
嫁の実家で世話になるから御礼をするという考え方が当たり前だという両親もまだいるようです。
地域にもよりますが、昔は当たり前だったのでしょう。
その考え方から、里帰り中のママの生活費は義両親が渡すという風習が残っています。
でも今は考え方が多様なので、義両親が渡すということを知らない人が多いでしょう。
実家の両親は義実家から生活費や御礼をいただけると思っていても、義実家はそんなことは知らないで傍観しているだけということもあり得ます。
もしもそういう義両親なら、夫から御礼をした方がいいでしょう。
例えば、両実家の顔を立てようと、本当は自分たち夫婦が用意したお金を義両親から預かった御礼として両親に渡すという嘘は付かない方がいいです。
今後お宮参りや初節句などが待っているので、どちらがお金を負担するかなどのトラブルが生じやすくなります。
御礼を受け取ろうとしない両親にはどうしたらいい?
また、水臭いと御礼金(生活費)を受け取らない両親がいるのも事実です。
心からそう言ってくれるのは分かりますが、結局は金銭面でも労力面でも負担をかけることになるのですから、なんとしても受け取ってほしいものです。
どうしても拒むなら、お金ではなく「御礼の品物」、「食事会」、「赤ちゃんのアルバム」など凝ったものを贈るといいでしょう。
実家を引き上げる時は夫にきてもらい、改めて御礼の気持ちの菓子折りを贈ったりするのがいいです。
受け取らなかったから仏前にお花代として置いてきたという人もいます。
お世話になった御礼金という名目ではないさりげない気遣いができるといいですね。
両親それぞれの趣味のものの足しにするとか、ペット用品の足しにとか。
金額を少し奮発していいものを買ってくださいとメッセージを添えられればいいでしょう。
里帰り出産のお礼って夫の実家から必要?のまとめ
里帰り出産で両親に生活費や御礼を渡すのは常識といっていいでしょう。
ママは既に実家を出て新家庭を築いています。
実家に礼を尽くすのは当然のことです。
生活費として必要な相場は月に3万円です。
約2ヶ月で6万が妥当でしょう。
礼儀としては夫婦で訪れ夫から挨拶と手土産の菓子折り、御礼としての生活費を渡してもらうのがベストです。
また、昔からの風習で義両親が嫁の実家に「お世話になります」という意味でお米を贈るというのがあります。
それが転じて現在では生活費を義両親から負担するという形式も残っています。
でもそれを知っている若い夫婦は少ないといえます。
実家の両親は義実家からの御礼は当然だと思っているけど、義実家では風習を知らないという事態もあるようです。
そんな時は夫から御礼をするという形でいいと思います。
嘘をついてまで義両親から預かったお金ですと言って渡すのは今後のお付き合いを考えるとよくありません。