妊娠がわかったとたん、頭の中が「これしていいの?」「動きすぎたら流産しちゃうのかな?」でいっぱいになっちゃいますよね。
私も初めての妊娠のときは、スーパーで買い物かごを持っただけでビクビクしていましたし、夜寝る前にお腹をさするのさえ怖かった時期もありました(笑)。
外出するたびに「この段差、大丈夫かな」「エレベーター使おうか」なんて自問自答していたものです。
そんな私が、たくさん調べたり、先生や先輩ママに相談したりしてやっと見つけた安心できる過ごし方や、妊娠中にしてはいけない動きについて。
私の体験談や感じたことも交えながら、たっぷりお伝えしますね。
ぜひ最後まで読んで、少しでも心が軽くなってもらえたら嬉しいです。
妊娠初期に動きすぎると流産するって本当?
安静にしていれば必ず防げるわけじゃない理由
妊娠初期の流産は、動きすぎたせいで起こる…というより、実は赤ちゃん側の問題が多いんです。
受精卵の染色体異常など、どんなに気をつけても避けられないケースがほとんど。
だから、「私のせいだ」と自分を責める必要はありません。
私もお医者さんに「それは赤ちゃんの問題だから気にしないで」と言われて、涙が出るくらいホッとしました。
それ以来気持ちがだいぶ楽になりました。
お医者さんが「じっとしていてもなるときはなるし、逆に少し動いたからといって問題になるわけでもないよ」と言ってくれたのも印象的でした。
何より大事なのは、体が発するサインに気づくことです。
無理な運動や負担は避けたほうがいいのは確か
とはいえ、だからといって無理をするのももちろんNGです。
私も妊娠初期に「まだ動けるし!」と模様替えや片付けに夢中になり、気づいたらお腹がカチカチに張っていて、ソファに倒れ込みました…。
翌朝も張りが残っていて心配で病院に駆け込んだほど。
無理は赤ちゃんにも自分にも確実に負担になりますし、精神的な不安まで増えてしまいます。
だから、何かをする前に「いまの私は本当に大丈夫かな?」と一呼吸置いて考える習慣が、結果的に安心して過ごせる秘訣なんだと感じました。
無理しない勇気、これが本当に大事です。
妊娠中にしてはいけない動きとは?
重いものを持ち上げる
スーパーの米袋や、掃除機を持って階段を上り下りするなど、普段なら何でもない動作も妊娠中はお腹にズシリと響きます。
特に妊娠初期は見た目が変わらないぶんついやってしまいがちですが、無理に持って夜になってお腹が張り、怖くて眠れなかったこともありました。
翌日まで違和感が残ることも。
どうしても持たなければならないときは必ず腰を落として、お腹に負担がかからないようにして人に頼る勇気も必要です。
ウエストをひねる・お腹を圧迫する姿勢
ストレッチで無意識にお腹をひねったり、きつく足を組んで座ると、お腹に負担がかかります。
私は「このくらい平気でしょ」とひねった結果、軽い痛みが出て後悔…。
体が柔らかい人ほど危険に気づきにくいので要注意です。
妊婦さん向けのヨガでも、無理に深くねじるポーズは避けて、やさしいものを選んでくださいね。
ベッドの上で体を丸めるだけでもリラックスできますよ。
不安定な体勢・転びやすい動作
妊娠中は重心が変わり、足元も不安定になりがち。
私は冬の雪道で転びそうになり、冷や汗をかきましたし、段差でつまずいて手をついたこともあります。
脚立に乗ったり、急に走ったりするのも危ないので、職場や家の中の小さな段差や床の滑りやすさも見直してみると安心です。
転倒は赤ちゃんへのリスクが高いので、常に足元に気を配りましょう。
心拍数が上がりすぎる運動
マラソンや激しい筋トレのように息が上がる運動はNGです。
体が疲れ切ると、赤ちゃんへの血流が悪くなるとも言われていますし、強い収縮を誘発してしまうことも。
軽く汗ばむ程度のウォーキングやマタニティヨガくらいがちょうどいいです。
毎日少しずつ体を動かすことでむしろ血流や気分も良くなります。
「これくらいなら大丈夫かな?」と迷ったらお医者さんや助産師さんに相談すると安心ですよ。
妊娠中でも心配しすぎないで!これならOKな動き方
軽い運動や家事は無理のない範囲で
動かなすぎると血流が悪くなって便秘や体調不良の原因になることもありますし、気持ちも沈みがちになります。
私は家事や散歩をマイペースで続けて、逆に気分もスッキリして体の調子も整いました。
洗濯物を干したり、近所の公園をぐるっと歩くだけでも、体がポカポカしてリフレッシュできるんです。
もちろん、疲れたらすぐに休む、それが大切ですし、「今日は何もできなかった」と落ち込む必要もありません。
その日の体調や気分に合わせて、動いたり休んだりする柔軟さが大事です。
お腹が張ったらすぐ休む
「もうちょっとだけ…」が危ないこともあります。
私も張りを感じながら無理をしてしまい、夜中に痛みが増してしまった経験があり、後悔しました。
張ったら遠慮せずに横になってください。
できれば足を少し高くして横になると楽ですよ。
30分以上続いたり、出血や強い痛みがある場合は、迷わず病院に電話で相談しましょう。
遠慮する必要は全くありませんし、医師や助産師さんはそういう相談を受けるのが仕事ですから「大丈夫だったね」と言われるだけでも安心できます。
心の安心も大切ですので、自分の体の声を無視せず、周りに頼る勇気を持ってくださいね。
まとめ:赤ちゃんのために、自分をいたわる時間を
妊娠中にしてはいけない動きは、お腹に強い負担がかかる動作や、激しい運動です。
でも「無理しない範囲なら大丈夫」というのも事実。
怖がりすぎて何もしないでいると、逆に心と体にストレスがたまりやすくなってしまうものです。
赤ちゃんのために、自分を大切にする時間だと思って、毎日少しでも自分が心地よいと感じる過ごし方を見つけてみてください。
好きな音楽を聴きながらストレッチしたり、お風呂でゆったりしたり、外の空気を吸うだけでも気分が変わります。
もし不安や疑問があれば、遠慮せずにお医者さんや助産師さんに相談するのも全然アリです。
そしてこれは本当に、誰かに話すだけでも心が軽くなりますよ。
赤ちゃんと一緒に、あなたらしいペースで幸せなマタニティライフを味わってくださいね。
無理をしない、でも楽しむ気持ちは忘れずに過ごしていきましょう。