里帰りで奥さんが実家へ行くことは多いですよね。
お嫁さんにとっては実家に帰るだけではありますが、お礼はあったほうがいいのでしょうか?
お嫁さんがなくていいと言っても、すでに嫁いだ身であるので、「お世話になる」立場です。
感謝の気持ちを表すためにも、今後の関係を円満にするためにも。
お礼はないよりもあったほうがよりいいですね。
婚家としても何かしなければと頑張る必要はありませんが、ちょっとしたお礼ができれば感謝の気持ちが伝えられます。
里帰り出産の嫁の実家へのお礼はするべき?一筆添えるときの例文は?
特に里帰り出産は受け入れる側にそれなりに負担がかかるものです。
期間も、出産前の1ヶ月~1ヶ月半と出産後1ヶ月以上と長期間お世話になります。
その期間通してお嫁さんは家事などに参加することができる状態ではありません。
さらに産後は赤ちゃんのお世話も増え家族の負担が大きいのは想像しやすいですよね。
お礼は出産前後のお嫁さんと赤ちゃんの生活費の半分ほどの金銭や、お世話を手伝えない分金銭で負担させて欲しいといった意味ではあります。
でも、お礼があって当然と思っていない方もいらっしゃいます。
お嫁さんのご両親に負担に思われてもよくないので一筆添えておきたいところです。
手紙はシンプルに気持ちを伝える内容で十分ですよ。
一応簡単な例文を紹介しておきます。
里帰り出産を受け入れてくださりありがとうございます。
こちらからも何かお手伝いしたいと思い、気持ちを包みました。
しばらくの間よろしくお願いします。
〇〇より
出産後嫁の実家へ挨拶に行くときに持っていくお金以外のものは?
もしお嫁さんの実家が車や公共交通機関で行きやすい場合は、1度息子夫婦と挨拶に行けると丁寧です。
挨拶に行きたいと伝えて訪問するといいですね。
その際には、手土産としてちょっとした菓子折りなどがあるといいと思います。
出産後嫁の実家へ挨拶へ行くときに持っていくと喜ばれる手土産は?
バウムクーヘンやクッキーなどの焼き菓子であれば日持ちもするのでオススメです。
お菓子の他にもコーヒーや紅茶などのちょっとした嗜好品もオススメです。
赤ちゃんのいる生活で疲れていると思うので、気分転換にきっとなります。
日本茶だけは避けるようにしてくださいね!
日本茶はどうしても仏事を思いうかべるので、手土産には不向きです。
お嫁さんなどにご両親の好みを聞いて用意できるとより良いです。
挨拶の際孫可愛さに長居しすぎないように気をつけてくださいね。
お嫁さんも産後間もないので体の負担が大きい時期ですし、夜のお世話もありおそらく寝不足です。
ほどほどの時間でお暇するようにしましょう。
里帰り出産のお礼を夫の実家からする場合の現金の相場は?
里帰りのお礼は、夫婦からお嫁さんの実家へ生活費などに充てるように3~6万円ほど渡すことが多いようです。
では、婚家として夫の実家からどのくらい包んだらいいのでしょうか?
相場としては1~3万円くらいが多いようです。
ただ、里帰りのお礼の習慣は地域差が大きく、必要ないよという場合もあればかなりしっかり用意してもらいたい場合もあるようです。
お里の習慣についてお嫁さんを通して聞いておくといいですね。
お礼を渡すタイミングはいつ?
実際お礼を渡すタイミングはいつがいいのでしょうか?
タイミングとしては3つです。
里帰り出産のお礼を渡すタイミング①里帰りしはじめた時
一般的には里帰りのお礼というのは里帰りしはじめた時が多いです。
「今後の生活の足しにしてもらうために」ですね。
生活費の足しとして現金を渡したり、米などを渡したりする場合も最初がいいです。
里帰り出産のお礼を渡すタイミング②産後のお見舞いの時
次に産後お見舞いのタイミングです。
産まれた孫に会いになどのタイミングでお礼と手土産を持って行きます。
すでに話したように長いはしないように気つけてくださいね。
里帰り出産のお礼を渡すタイミング③お迎えの時
3つ目がお迎えの時です。
お世話になりましたと現金とコーヒーや紅茶とお菓子など嗜好品を渡すのもおすすめです。
これらは全て直接会える場合です。
現金を書留で送るとお嫁さんの実家が負担に感じる可能性があります。
もし会えない場合はカタログギフトや菓子折りなど送るようにしましょう。
最近では結婚を家と家のつながりを作るものと思っている方は少なくなっています。
その中で、婚家として色々と用意すると、負担に感じさせてしまう可能性もあります。
どのような風習や考え方を持っているのかよくよく聞いてから贈り物をするようにしましょう。
里帰り出産で嫁の実家へのお礼の文例のまとめ
お礼と言うのは難しく考えがちですが、感謝の気持ちを伝えるものです。
重く考えすぎなくて大丈夫です。
ただ、お嫁さんが「帰るだけだから気にしないで」と言ったので、息子夫婦が何もしないつもりなら一声掛けた方がいいかもしれません。
2人は結婚して1つの家族を築いているので、親御さんでもお礼はしっかりとするべきだと伝えましょう。
ついついいつまでも親を頼りにしてしまいがちですが、息子夫婦に親としての一歩を踏み出す背中を押してください。
ご自身も息子は独り立ちしているので、代わりにお礼をしないと!と頑張りすぎず、一歩引いた姿勢くらいがちょうどいいですよ。