生まれたての赤ちゃんは可愛いですね。
頬はほんのりピンク色で、手も足もふっくらして思わず頬ずりしたくなります。
でも、赤ちゃんのお尻がおむつかぶれで赤く腫れあがっていたら大変!
赤ちゃんはご機嫌が悪いし、ママは早く治してあげたいと必死になりますね。
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赤ちゃんのおむつかぶれの治し方!まずは「かぶれの原因」を調べよう!
赤ちゃんのおむつかぶれとは、お尻のおむつに触れている部分が
- かぶれたり
- 炎症を起こしたり
赤ちゃんの肌はとても敏感で、少しの刺激でも赤く腫れたり、皮膚がむけたりぶつぶつができたりします。
おむつかぶれができる原因は次のようなことがあります。
おむつかぶれができる原因①汚れたおむつ
おむつを長い時間、肌に付けたままにして。
おしっこやうんちが、赤ちゃんの肌に触れたままになっていることは炎症の原因になります。
おむつかぶれができる原因②汗や蒸れ
暑い日には赤ちゃんもたくさんの汗をかき、おむつの中も蒸れやすくなります。
こうした蒸れが原因で皮膚が傷つきやすくなって、おむつかぶれの要因になります。
おむつかぶれができる原因③こすれ・摩擦
おむつがきつすぎると、キャザーの部分が肌に当たって刺激になってしまいます。
その結果、肌が傷んで赤くなることがあります。
おむつ替えの時に、おしりふきなどで強くこすることも炎症を起こす原因になります。
おむつかぶれができる原因④カンジダと呼ばれるカビ
カビが原因となりカンジダ皮膚炎を起こすことがあります。
赤ちゃんのお尻は蒸れやすく、蒸れるとカビが繁殖しやすくなるのです。
おむつかぶれができる原因⑤アレルギー
- 洗剤やおむつのゴム
- 石鹸に含まれる香料や柔軟剤
- おしりふきに含まれる刺激物
- 軟膏やクリームに含まれる保湿剤
- ベビーパウダーやオイルに含まれている成分
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赤ちゃんのおむつかぶれの治し方!具体的にどうすればいい?
赤ちゃんがおむつかぶれになると、ご機嫌が悪くなってしまって。
おむつを替えるのを嫌がったり、泣いたりすることもあります。
なので、なるべく早く治してあげたいと思いますね。
そこで、次のような方法を試してみましょう。
おむつかぶれの治し方①おむつが汚れたらすぐに取り替える
赤ちゃんがおしっこやうんちをした時には、できるだけ早くおむつを取り替えましょう。
おむつかぶれの治し方②おむつ替えの時にお尻を清潔にしてよく乾燥させる
赤ちゃんによっては、おしりふきも刺激となってしまって、かえっておむつかぶれの原因になることがあります。
なので、おしりふきを使うならば、やさしく当ててそっとふき取るのがいいですね。
「おしりふきが肌に合わないかもしれない」と思われるときには、
- シャワーでお尻を洗い流す
- 蒸しタオルでそっと汚れを落とす
夏ならば、おむつ替えをしたあとに、うちわであおぐなどして、お尻が蒸れないようにすることも有効です。
赤ちゃんのおむつかぶれの治し方③お風呂でお尻をさっと洗う
おむつかぶれしているときは、お風呂のお湯も染みることがあります。
なのでそんなときには、いつもよりも少しぬるいお湯に入れて短時間でさっと体を洗います。
特にお尻は、刺激の少ないベビー用ボディーソープをよく泡立てて、そっと拭うように洗いましょう。
ごしごしこするのは厳禁です。
最後に柔らかいタオルでよくお尻を乾かしましょう。
赤ちゃんのおむつかぶれの治し方④保湿剤を塗って肌を保護する
お尻をきれいに洗ったら、
- 赤ちゃん用クリーム
- ワセリン
- ベビーオイル
たっぷり保湿剤を塗ることで、肌が直接刺激を受けることから守られますよ。
私の子どもも皮膚が弱く、おむつかぶれに悩まされました。
祖母のすすめで蒸しタオルを用意して、おむつ替えのたびごとに蒸しタオルで拭くようにしたところ、とてもよくなりました。
また長男は赤ちゃんのときにイギリスにいましたが、イギリスのママたちはワセリンを多用していました。
赤ちゃんのお尻に、かなりたっぷりとワセリンを塗っていたのを見て私もやってみましたが、おむつかぶれには効果的でしたよ。
赤ちゃんのおむつかぶれの治し方!ひどくなってしまったらどうしたらいい?
上記のような方法を試すならば、ほとんどの赤ちゃんのおむつかぶれは良くなります。
それでもなかなか治らない頑固なおむつかぶれは、お医者さんに診てもらうことを考えましょう。
単純なおむつかぶれであれば、
- プロペド
- 亜鉛華軟膏
- 弱めのステロイド薬
お医者さんの指示通りに塗ればほとんどの場合、おむつかぶれは解消します。
治りにくい場合は「カンジダ性皮膚炎」に可能性も
少数ですが、カンジダ性皮膚炎の可能性もあります。
これはカンジダというカビの一種が原因で起こる皮膚炎で、お尻や股に湿疹ができる肌トラブルです。
カンジダの場合には、おむつかぶれ用のステロイド剤は効き目がありません。
逆にかえって悪化することがあるので、是非かかりつけの小児科や皮膚科の先生に診てもらいましょう。
私の友人は、赤ちゃんが生まれてしばらくして、赤ちゃんがむずかってお尻が赤くなって。
それが原因で、おむつ替えのとき泣くようになりました。
ママは「お尻をきれいにしさえすれば大丈夫」と思って。
しばらくの間、まめにシャワーを使ってお尻を清潔に保つようにしましたが、なかなか良くなりませんでした。
やむなく赤ちゃんをお医者さんに連れて行ったところ、単なるおむつかぶれではなく。
赤ちゃんのお尻に白癬菌(はくせんきん)が入り込んだためだったことが分かりました。
ちなみに「白癬菌」というのは、カビが皮膚にで増殖していって起きる感染症のことです。
その後お薬をもらって無事回復しましたが、「もっと早くお医者さんに連れて行けばよかった。」と反省したそうです。
ひとことで「おむつかぶれ」と言っても、こんなこともあるんですね。
なので、赤ちゃんのご機嫌が極端に悪いときには、早めにお医者さんに診てもらうのがいいですね。
おむつかぶれの治し方のまとめ
おむつかぶれは、赤ちゃんのお尻がおしっこやうんち、汗などで刺激されて炎症が起こることによって発症します。
おむつをまめに替え、お尻をよく拭く、洗うなどして清潔にすることによってほとんどは解消します。
おむつかぶれがなかなか解消しないときは、お医者さんに診てもらって薬を処方してもらいましょう。
赤ちゃんがおむつかぶれすることなく、いつも快適に過ごせるようにしてあげたいものですね。