沐浴をお風呂の蓋の上でするのは危険!?絶対におさえておくべき安全な沐浴のポイント

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赤ちゃんの体温調整や環境設定を気にし、なるべく気温差のない場所で沐浴をしてあげたいと考えている方がほとんどですよね。

特に冬場は、暖かい場所で沐浴をしてあげたいと考えますよね。

でも、沐浴をお風呂の蓋の上で行うことは、非常に危ないこととして消費者庁からも注意喚起が出ています。

正しい安全な方法で、赤ちゃんの沐浴をするために、気をつけるべき点を一緒に確認していきましょう!

お風呂の蓋の耐荷重は?蓋の上にお湯が入ったベビーバスは置けるものなの?

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お風呂の蓋の上に、ベビーバスを置いて沐浴をすると赤ちゃんが転落したり溺れたりする危険性があるので、絶対にやめましょう。

お風呂の蓋の上にベビーバスを置くと、ちょうどいい高さになって作業しやすいと感じるかと思いますが、中腰の体勢で赤ちゃんをベビーバスから出す形になります。

なので、大人も腰を痛めてしまう可能性があるのです。

お風呂の蓋の上にベビーバスを置くと、どのような危険性があるのかご紹介しますね。

お風呂の蓋の耐荷重は?消費者庁が注意喚起をしている理由もご紹介!

それでは、まずお風呂の蓋の耐荷重や作りについて、簡単にご説明をしたいと思います。

加えて、消費者庁が注意を促している理由についてもご紹介しますね。

今一度沐浴の環境を整えるときに、自分は大丈夫か、確認をしていただけたら嬉しいです。

お風呂の蓋にベビーバスを置くことの危険性①お風呂の蓋の耐荷重や作りについて

お風呂の蓋の重さは、メーカーによってまちまちですが、大体約2キロ~4キロのものが多いとされています。

プラスチックの作りのものが多く、本来の特徴としては、お湯を冷めにくくするために作られていますよ。

常にお風呂の湿気がある場所に置いておくことから、カビが発生しやすいデメリットを感じる方が多いのです。

カビが発生しやすいことを考えると、カビが繁殖しやすいものの近くに赤ちゃんを置くことは、私としては避けたいなと思ってしまいます。

安全性ももちろんですが、赤ちゃんの健康面を考えても、お風呂の蓋の上は沐浴に向いていないのかもしれませんね。

お風呂の蓋にベビーバスを置くことの危険性②消費者庁の注意喚起について

前述の通り、消費者庁は、ベビーバスを置いて沐浴をすると赤ちゃんが転落したり溺れたりする危険性があるため、お風呂の蓋の上で沐浴は行わないように注意喚起をしています。

また、以下の2点についても気をつけてほしいと呼びかけを行っていますよ。

沐浴の際は意識して、赤ちゃんの安全を確保した上で、沐浴を楽しんでくださいね。

消費者庁の注意喚起①浴槽の蓋の上にベビーバスを置いて使わないこと

赤ちゃんの沐浴がやりやすいからといって、浴槽のふたの上に置くと、ふたが外れて転落するおそれがあります。

消費者庁の注意喚起②使用中は常に赤ちゃんから目を離さないこと

小さな赤ちゃんは、水深数センチだったとしても、溺れてしまう危険性があります。

また、赤ちゃんに限らず溺れている人のほとんどは静かに沈んでしまうことから、常に目を離さないようにしてくださいね。

実際にあった沐浴の事故について

実際に、2022年3月には、浴槽のふたの上でベビーバスを使っている最中に、6ヶ月になる乳児が転落して、亡くなっている痛ましい事故が起こっていることが分かりました。

半分蓋が開いた浴槽の上にベビーバスを置いて、沐浴をしていたようですね。

また、死亡事故には至っていないものの、浴槽の蓋の上にベビーバスをのたままの状態で沐浴中に、蓋が外れて水を張っていない浴槽に落下したケースもありました。

ヒヤリハットでとどまっていることが不幸中の幸いですが、危険性が高いのだなと、私も改めて感じました。

沐浴をするときに、浴槽の蓋の上で行うことは、避けてほしいと思います。

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お風呂の蓋の落下防止策はある?他に注意しないといけないことは?

お風呂の蓋で沐浴を行わないようにすることはもちろん、つかまり立ちをするようになると、浴室でいたずらをすることもあるかもしれません。

いたずら防止のためにも、お風呂の蓋を安全に収納できるラックやマグネットホルダーが便利ですよ!

ネットでも簡単に購入することが出来るので、赤ちゃんを連れて外に買い物に行くことが難しい方でも、安心です。

実際に、私の子供がハイハイをしてつかまり立ちをするようになったときに、気づいたら浴室まで行っていて叩いて風呂の蓋を落としたことがありました。

幸いお湯は抜いていたのですが、万が一の転落や溺れることを避けたいと思い、購入した経緯があります。

あっという間に赤ちゃんは成長するので、生まれたばかりという方もぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

合わせて、沐浴をするときの安全対策についてもご紹介しますね!

おすすめのお風呂の蓋収納グッズ3選!

それでは、私がおすすめするお風呂の蓋を安全に収納できるラックやマグネットホルダーをご紹介しますね。

ネットでも購入できるものなので、ぜひURLから興味のあるものを見ていただけたら嬉しいです。

おすすめのお風呂の蓋収納グッズ①マグネット風呂ふたホルダー(折りたたみ用)

パタンと折り畳んだお風呂の蓋を浮かせて収納することが出来ます。

湿気やカビ対策はもちろん、浮かせることが出来るので、子供の手に届きにくくイタズラ防止にも役立ちますよ。

マグネット式なので、賃貸にお住まいの方も安心してくださいね。

「マグネット風呂ふたホルダー(折りたたみ用)」の詳細を見てみる

おすすめのお風呂の蓋収納グッズ②アスベル 収納マグネット 風呂の蓋

シャッタータイプでもパネルタイプでも使用ができる、収納用マグネットです。

浴室が狭いけれど、収納をしてイタズラ対策をしたいという方におすすめの商品です。

お手頃な価格で購入することが出来るので、何かと出費の多い子育て世帯には嬉しいですよね!

「アスベル 収納マグネット 風呂の蓋」の詳細を見てみる

おすすめのお風呂の蓋収納グッズ③浴室マグネット 風呂ふたフック(アーバン ホワイト)

こちらはニトリで購入できる浴槽の蓋を収納するマグネットで、実際に私も自宅で使用しています。

マグネット付きで、約1年使用していますがいまだに剥がれたことはなく、磁力が長持ちしています。

また、抗菌使用なので子供がいる家庭には嬉しいですよね!

「浴室マグネット 風呂ふたフック」の詳細を見てみる

安全に沐浴を行うための留意点とは?

沐浴を安全に行うためには、環境設定に気を配ることはもちろんですが、赤ちゃんの体調もよく観察する必要があります。

次のことに気を付けて、赤ちゃんとの沐浴の時間を楽しんくださいね。!

安全な沐浴のために気を付けるべきこと
①授乳の直後だとか空腹のときは避ける

②毎日なるべく同じ時間帯に沐浴をする

③シワのあるところも、丁寧に体を洗ってあげる

④沐浴で使用する道具や着替えを最初にセットしてから、沐浴を行う

⑤大人が優しく声をかけてあげながら、沐浴をする

お風呂の蓋の上以外でも安心じゃない!?沐浴する場所で他にも危険が潜んでいる場所と注意点

赤ちゃんの沐浴ができる場所は、お風呂場だけではありません。

キッチンのシンクや洗面台、脱衣所で沐浴する人も少なくないでしょう。

中には、床やテーブルの上にベビーバスを置いて沐浴する人もいます。

これらの場所でも、注意しなければならない危険な場所があります。

例えばキッチンシンクや洗面台です。

赤ちゃんの身体を洗うのにちょうどいい高さなので、親の負担が軽くなるのがシンクや洗面台のよさですね。

でも、気を付けたいのが水道の蛇口です。

蛇口の向きが変えられないと、赤ちゃんにぶつかってしまうことがあります。

私も洗面台で沐浴にチャレンジしたことがありますが、狭い洗面台の中で赤ちゃんの向きを変えたり抱き上げたりしようとすると、蛇口にぶつかりそうになってしまい怖かったです。

また、シンクや洗面台周りにスポンジや洗剤などの小物が置いてある場合、ちょっとした拍子に沐浴のお湯の中に落ちてしまう危険があるので気を付けましょう。

他にも、テーブルの上で沐浴する場合は、やはり高さがある場所なので注意が必要です。

ベビーバスがテーブルの端っこに置かれていたり、テーブルが揺れていたりして不安定な場所になっていたら危ないですよね。

沐浴で床が濡れてしまったときも、赤ちゃんを抱っこしたまま転んでしまう可能性があります。

安全な環境を整えて、ゆったり沐浴できるようにしましょう。

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沐浴をお風呂の蓋の上で!?のまとめ

お風呂の蓋の上で沐浴を行うことは、リスクが高いと思われるので、赤ちゃんの安全を考えて、避けていただきたいと思います。

そして、危険だということをご家族みんなに教えていただけたら、事故を防ぐことにも繋がるはずです!

沐浴を行うときには、安全面や体調面に配慮しながら、大人も一緒に楽しい時間となるように、過ごしてくださいね。