豆腐は、離乳食にもとても使いやすい食材です。
たんぱく質を与えたいなら豆腐!と思う方も多いですよね。
そんな豆腐ですが、1丁だとちょっと多いかも…ということってあるあるです。
離乳食に使うのであれば、確実に余ってしまいますよね。
豆腐の保存はどうすればいいの?というお悩みもありますよね。
結論からお伝えをすると、豆腐は冷蔵保存がおすすめです!
冷凍をすると、食感が悪くなってしまいます。
ただ、工夫次第では冷凍保存も可能になりますよ。
離乳食で豆腐の作り置きは冷蔵庫で大丈夫?加熱してから日持ちは?
離乳食で使う豆腐の作り置きは、冷蔵庫で問題ないのでしょうか?
加熱してからの日持ちも気になるところですよね。
離乳食の豆腐は冷蔵保存がいい理由
冒頭でもお話をしましたが、豆腐の保存は冷蔵が向いています!
なんとなく想像できると思うのですが、冷凍には向いていません。
なぜかというと、豆腐ってとにかく水分が多いですよね。
冷凍をすることで、ボソボソになってしまって、食感が悪くなります!
豆腐から水分が抜けてしまうイメージなので、味も落ちそうですよね。
冷蔵保存した調理済みの豆腐の日持ちは?
今では、小分けになっている小さな豆腐もスーパーで見かけます。
でも、どちらかというと1丁で買う方が安かったりもしますよね!
離乳食とはいえ、家計に優しいものを選びたいのは当たり前です。
そうなると、余った豆腐を冷凍するか、調理して作り置きをするしかないですよね!
どちらにしても、冷凍よりも冷蔵がいいですし、2~3日以内には使い切りましょう!
冷蔵庫に入れていても雑菌は繁殖する
例えば保存容器をしっかりと除菌していても、冷蔵庫内にも雑菌はいますよね。
そもそも空気に触れることで、雑菌はどんどん繁殖します。
そのため冷蔵庫に入れてあるから大丈夫!というわけではありません。
赤ちゃんは、大人よりもデリケートです。
大人なら食べても大丈夫なものでも、赤ちゃんだとお腹を壊す可能性もありますよ。
そのままの保存でも調理してからの保存でも、3日以内には使ってくださいね。
豆腐を冷蔵保存する場合の方法は?
豆腐を冷蔵保存する場合の方法をご紹介します。
離乳食用の豆腐を冷蔵保存する方法①清潔な調理器具を使う
まずは、調理器具は除菌をしてある清潔なものを使いましょう!
まな板とか包丁も、除菌が必要ですよ。
私自身も娘の離乳食を作っていたことは、調理器具も全て分けていました。
もちろん食器洗いの洗剤やスポンジも、大人のものとは分けていましたよ。
調理器具にも雑菌って発生しやすいですよね。
なるべく分けるか、除菌をすることをおすすめします!
離乳食用の豆腐を冷蔵保存する方法②清潔な保存容器を使う
豆腐を保存する時は、清潔な保存容器を用意しましょう。
加工していないものであれば、保存容器に入れたら、水を入れます。
豆腐が全て浸かるぐらいの水を入れるのがおすすめですよ。
調理済みのものでも、清潔な保存容器に入れて冷蔵保存をして下さいね。
離乳食用の豆腐を冷蔵保存する方法③一度温めたら再冷蔵しない
1度電子レンジで温めたものは、再度冷蔵するのはおすすめできません。
そのため小さな保存容器に1回分ずつ入れるのがおすすめです!
もし消費期限が近い豆腐を保存したい場合は、一度茹でると安心です。
どちらにしても、早めに使い切って下さいね!
離乳食初期で豆腐を冷凍して与えてもいい?下ごしらえの方法は?
離乳食初期で豆腐を冷凍してから与えたい!という方もいますよね。
下ごしらえの方法などをお伝えしていきます!
先ほどもお伝えをしましたが、豆腐は基本的には冷蔵保存がおすすめです。
やはり、ボソボソになってしまうので不味くなるのが気になるところです。
でも、冷蔵保存だと気になるのが、あまり日持ちしないという点です。
冷凍をしてしまえば数週間は日持ちするわけなので、とにかく便利です!
豆腐を冷凍保存するときのポイント
どうしても豆腐を冷凍保存したい!という方は、ひと手間加えましょう。
何をするのかと言うと、豆腐をペースト状にするのがいいですよ。
絹ごし豆腐を使うのがおすすめですが、まずは30秒ほど茹でていきます。
豆腐が熱いうちに細かい網などを使って、裏ごしをしましょう。
あとは、湯冷ましをちょっとずつ入れていきながら、ペースト状にすりつぶすだけです!
少々手間ではありますが、こうすることで、解凍したときのボソボソ間が気にならなくなります。
とはいえ、冷凍前の滑らかさはなくなってしまいます!
解凍後の豆腐のおすすめの使い方
解凍後の豆腐は、そのままではなくて、スープとかお粥に混ぜることをおすすめします。
冷凍保存をする場合も、一度解凍をしたものは衛生的に、また冷凍することはNGです。
製氷皿のようなものを使って、小分けに冷凍できると便利ですね。
木綿豆腐ならそのまま冷凍をしても大丈夫なの?
木綿豆腐ならそのまま冷凍しても大丈夫なのでしょうか?
絹ごし豆腐に比べたら、木綿豆腐の方がもともと水分は少ないですよね。
なので、そのまま冷凍をしてから解凍しても、ボソボソ感はそこまで気になりません!
もちろん食べさせるときは、なにかに混ぜる方がおすすめです。
でも絹ごし豆腐ほどボソボソにはならないですよ。
木綿豆腐を冷凍するときのポイント
木綿豆腐を冷凍するなら、食べやすい大きさに切って、キッチンペーパーで水気を取ります。
あとは、保存容器に入れて冷凍するだけでOKです!
冷凍をすれば日持ちするので、豆腐を冷凍したいなら木綿豆腐もありですね。
離乳食の豆腐を使った冷凍保存でいるレシピ集!作り置きがとっても便利!
離乳食は毎日作るの手間もかかるし、本当に大変です!
そんなときに、いろんなものを作っておいて冷凍しておくと、さっと出すことができてとても便利ですよね。
それに、いろいろな種類の離乳食を冷凍しておけば、子共にバランスよく食べさせることもできて、とても重宝します。
ここでは冷凍保存できる離乳食レシピをご紹介します。
冷凍保存できる豆腐の離乳食レシピ①豆腐とふわふわたまご
ふわふわの卵とお豆腐で、バランスのいいたんぱく櫃を取ることが出来ます。
<材料>>
- 絹ごし豆腐・・・適量
- 卵スープ・・・1個
<作り方>
①絹ごし豆腐をレンジで温める。温まったら、月齢に合う大きさに切ったり潰したりする。
②作り置きしておいた玉子スープorインスタントの玉子スープを食べれる状態にする。
③豆腐と玉子スープを混ぜ合わせて完成!
冷凍保存できる豆腐の離乳食レシピ②豆腐とツナ
このレシピも、たんぱく質をしっかりと取ることが出来るレシピになっています。
消費期限が1週間くらいが目安です。
<材料>
- 豆腐・・・1個
- ツナ缶・・・1個
<作り方>
①耐熱皿や耐熱タッパーに豆腐を入れて、そこに豆腐が隠れるくらいの水を入れてレンジで温める。
②温めた豆腐の水を良く切る。この時に時間があれば15分くらい置いておくとさらに水が出てきます
③ツナ缶のオイルを切って、豆腐とツナを和えたら完成。
冷凍保存できる豆腐の離乳食レシピ③豆腐と鶏ミンチのお団子
冷凍保存も可能で、豆腐やミンチをそのまま冷凍するよりも、食べやすい食感になっています。
<材料>
- 豆腐・・・150g(3パックセットの1つ分)
- 鶏ミンチ肉(胸orモモ)・・・40g~50g
- 片栗粉・・・大さじ1杯強
<作り方>
①豆腐の水切りはしなくていいので、材料を全部ボウルに入れてしっかり混ざるようにこねる。
②子供が食べやすい大きさに小分けにして、ラップに包み茶巾絞りにする。
③小皿に乗せて1つずつレンジで500wで1分で加熱していく。(解凍する時は500wで1分10秒くらいがオススメ)
※作りたては柔らかいですが、冷蔵や冷凍で一旦増えると少しだけバナナくらいの固さになりますので、離乳食中期に食べやすいかと思います。
※片栗粉の分量で仕上がりの硬さが変わってきますので、柔らかめがいい子供に作り時は片栗粉の量を控えるようにしてみましょう。
④食べるときは野菜あんかけなど、とろみのあるものと一緒に食べさせると子供は食べやすいですよ。
冷凍保存できる豆腐の離乳食レシピ④豆腐ハンバーグ
手づかみでたべることが出来る、柔らかいハンバーグです。
ハンバーク1つで、1食分のたんぱく質をしっかりとることが出来るのでオススメです。
<材料>
- 絹豆腐・・・1丁
- 豚ひき肉・・・80g
- 玉ねぎ・・・80g
- にんじん・・・50g
- 卵・・・1個
- パン粉・・・大さじ4杯~5杯
- オリーブオイル・・・適量
<作り方>
①玉ねぎと人参を粗みじんに切る。
②耐熱容器に玉ねぎと人参を入れてラップをして600wで3分30秒温める。
③ボールに温めた玉ねぎと人参と、他の材料を全部入れてよくこねる。子供が食べやすい大きさに分けて形を作る。
④フライパンにオリーブオイルをしいてハンバーグを焼いて完成。
※焦げないように、弱火でじっくり焼いていくのがポイントです。
離乳食で豆腐を作り置きのまとめ
生後5ヶ月になると、そろそろ離乳食を始めないと…と思う時期です!
とはいえ、毎日作るのはなかなか大変ですよね。
どんな食材でも、冷凍保存ができればとても楽だと思います!
私自身も、まとめて作って冷凍ストックをするのが日課でした。
食べる分だけ解凍できれば、手間もかかりませんよね。
豆腐は、基本的には冷蔵保存がおすすめですよ。
どうしても冷凍したい場合は、ペースト状にしましょう!
ひと手間加えるのが面倒だな…と思ったら、最初から木綿豆腐を選んで下さいね。
冷蔵にしても冷凍にしても、赤ちゃんが食べるものなので気を遣いましょう。
なるべく早めに使い切れるように調整してみて下さいね。