「赤ちゃんといえばよだれかけ!」というくらい、よだれかけは赤ちゃんのマストアイテムですよね。
最近は「おしゃれなよだれかけ」なんかも多く見かけます。
それこそ洋服の襟に見えるようなものもあり、今日はどんなよだれかけにしようかと選ぶのも楽しいです。
そんなよだれかけですが、「いったいいつからつけ始めればいいんだろう?」と気になるママさんも多いのではないでしょうか?
まず、一般的な話をすると、よだれかけを使い始める時期で多いのが、生後3~5ヶ月頃です。
この頃になると、口の機能も発達してきて、おもちゃや手を舐める動作が見られるようになります。
それとともに唾液の分泌も増えてくるのですが、まだしっかり口を閉じて唾液を飲み込むことはうまくできません。
なので、この頃からよだれかけを使うようになるのです。
一方で、新生児の頃から、よだれかけを使うという方もいらっしゃいます。
この時期のよだれかけは、「よだれのため」と言うよりも、ミルクや母乳を吐き戻した時に役立ちます。
吐き戻しは、赤ちゃんの洋服の首元にガーゼを当てることが多いと思いますが、よだれかけでも吐き戻しで服が汚れるのを防ぐことができます。
ただし、首がすわっていない新生児によだれかけをつけるのは、頭を持ち上げて支える必要があるので、ちょっと難しいのが難点ですね。
また、歯が生え始める生後7ヶ月頃から使うという方も多いです。
歯が生え始める頃になると、よだれもますます増えてくるので、よだれかけが必要になってきます。
また、この頃には離乳食も食べ始めているので、離乳食の食べこぼし対策としてよだれかけを使うこともできます。
と、よだれかけの開始時期について見てきましたが、私的には
「よだれかけは、新生児から生後7ヶ月頃の間に使い始めるのがよさそう」
と思います。
でも、「この時期から使い始めなければいけない」という決まりはないので、
「赤ちゃんのよだれが増えて服が汚れるのが気になるようになってきたら」
というタイミングで使い始めればよいと思います。
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赤ちゃんのよだれかけは本当に必要?どんな役割があるの?
よだれかけは、よだれが多い赤ちゃんにとっては必需品ですが、よだれが多いかどうかは個人差が大きいです。
うちには3人の子どもがいますが、3人ともあまりよだれが多い子ではなく、そんなにたくさんの「よだれかけ」は使いませんでした。
しかし、友人の子はとてもよだれが多いタイプで、一日に何枚もよだれかけを取り換えなければならないくらいでした。
なので、よだれが気にならない程度の赤ちゃんにとっては、よだれかけはそんなにたくさん準備する必要はないと思います。
赤ちゃんがよだれかけをつける意味
では、赤ちゃんがよだれかけをつける意味ってなぜしょうか?
よだれかけの役割は主に2つあります。
よだれかけの役割①よだれによる服の汚れを防ぐ
よだれが多い赤ちゃんの場合、よだれかけをしていないと洋服の首周りがびしょびしょになってしまいます。
その度に着替えていたら、服が足りなくなり、何より手間がかかります。
特に外出先だと、着替え用の服を何枚も持ち歩くよりも、よだれかけを数枚用意しておく方が、荷物が少なくて済みます。
また、赤ちゃんのよだれにはミルクや母乳の成分であるたんぱく質が含まれていることもあります。
このたんぱく質に微生物や雑菌がつくと、服が嫌な臭いになったりカビが繁殖したりすることもあります。
お気に入りの服がダメにならないために、よだれかけをつけるとよいでしょう。
よだれかけの役割②よだれかぶれを防ぐ
よだれはそのままにしておくと、よだれかぶれを引き起こしてしまいます。
よだれには、塩分とたんぱく質を分解する消化酵素が含まれています。
その消化酵素が含まれたよだれが口周りや首元についたままになると、その部分が肌荒れしてしまう可能性もあります。
よだれかけを使うことで、首元によだれがつき辛くなり、首元のよだれかぶれを予防することができます。
よだれで洋服が汚したくない方やよだれかぶれが心配な方は、よだれかけを使うことをおすすめします。
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赤ちゃんのよだれかけを嫌がる!どう対応すればいい?
赤ちゃんの服がよだれやこぼした食べ物で汚れることを防いだり、よだれかぶれを防ぐための「よだれかけ」。
でも、そんなよだれかけを嫌がる赤ちゃんもいますよね。
赤ちゃんがよだれかけを嫌がる理由は様々です。
- よだれかけで首元が締まる感覚が嫌だったり
- 肌触りが苦手だったり。
そんな風に、よだれかけを嫌がる赤ちゃんには、次の方法を試してみてください。
よだれかけを嫌がる赤ちゃんへの対応①他の生地のよだれかけにする
よだれかけの生地は、タオル地、ガーゼ地、ワッフル地のものが主流です。
ワッフル地のよだれかけが苦手でも、タオル地のふわふわした感触のよだれかけだったら大丈夫かもしれません。
赤ちゃんが気に入る生地を探してみましょう。
よだれかけを嫌がる赤ちゃんへの対応②留め具を違うものにする
首周りを締めつけられる感覚が嫌な赤ちゃんには、紐で締めるタイプのよだれかけを使って、ゆるめにつけるのも一つの手です。
自分でよだれかけを取り外してしまう赤ちゃんは、スナップボタンのものや腕を通すタイプのよだれかけがおすすめです。
よだれかけを嫌がる赤ちゃんへの対応③汚れてもよい洋服にする
どうしてもよだれかけがつけられないという赤ちゃんには、汚れてもよい洋服を着せるのが最終手段です。
「よだれかけがつけられないけど、よだれかぶれが気になる」という場合には、こまめによだれを拭いて、ワセリンで保湿して予防してあげるといいですよ。
赤ちゃんのよだれかけはいつから必要?のまとめ
赤ちゃんのよだれかけを使い始める時期は、新生児から生後7ヶ月頃と幅広く、人によって様々だということがわかりました。
よだれかけが必要ないくらいよだれが少なかったり、よだれかけを嫌がる赤ちゃんもいます。
なので、赤ちゃんの様子を見てよだれかけを使ってみるとよいでしょう。