妊娠後期にむくまない人は何が違う?どんなことに気を付けているの?

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妊娠後期に入りお腹の大きくなってきて、ママの身体には沢山の変化が現れます。

特に気になるのが「足のむくみ」ですよね。

私も妊娠中は、とてもむくんでしまい、何かの上に座っているとそのまま跡がついて長い時間戻らなかった経験があります。

多くの妊婦さんが経験しているむくみですが、他の妊婦さんはどのように対処していたのでしょうか?

妊娠中のむくみはいつから?妊娠後期はいつからいつまで?

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妊娠中のむくみはよく聞く話ですが、実際には妊娠中のいつ頃からむくみが酷くなるのでしょうか?

むくみが酷くなるのは妊娠後期から!むくんでしまうのはなぜ?

実際にむくみが酷くなるのは妊娠後期に入ってからです。

妊娠後期にむくんでしまうのは、

  • 赤ちゃんに栄養や酸素を届ける
  • 出産の時に多量出血に耐えるのに大切な血液量(身体の水分量)が増えること
が理由です。

また、妊娠後期には子宮も急激に大きくなりますので、足から心臓に戻る血液のながれが圧迫されてしまいます。

妊娠中は特に運動不足になりやすく筋肉も弱まってしまうので、血液を送るための筋肉のポンプの働きも弱くなっています。

これらが原因で、足がむくんでしまうのです。

また、臨月に入ると下がってきた子宮に脚の欠陥が圧迫され、さらにむくみが酷くなってしまいます。

妊娠後期は8ヵ月~10ヵ月のこと!起きやすいトラブルは?

一般的に妊娠後期は、妊娠8ヵ月(28週)~10ヵ月(41週)までの期間を妊娠後期と呼びます。

この時期は足のむくみだけでなく、頻繁にお腹が張るようになったり、大きくなった子宮に臓器が圧迫されて尿漏れなどもしやすくなってしまいます。

息切れや動機、胸やけや消化不良の症状も現れます。

人によりますが、しっかりケアをしていないと妊娠線などができて、肌が痒くなってしまう人もいます。

私は、ケアをするのが面倒で放置してしまったので、妊娠後期はとくに肌が痒くていつもかいていた記憶があります。

また、一時的ではありますが妊娠後期は「黄体ホルモン」という女性ホルモンが多く分泌されます。

それによって肌荒れを起こしたり、シミやそばかすが多くできてしまいます。


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妊娠後期のむくみに効く自分でできるマッサージを紹介

あまりにむくみが酷いと、動くのも大変になってしまいます。

ここでは妊娠後期でも自分で簡単に出来るセルフマッサージの方法をご紹介していきます。

妊娠後期のむくみに!簡単セルフケア①足裏の指圧マッサージ

足の裏を手の指を使ってまんべんなく指圧していきます。

足の裏をマッサージすると血行促進の効果があり、冷え性やむくみ、だるさや疲労などの症状を改善する効果があります。

また、血行が良くなることで代謝もよくなり、体内の老廃物を排出することができますので、美容効果も期待できます。

マッサージする時は、お腹も圧迫しないように少し離した状態で行うのがベストです。

もしお腹が大きくて届かない場合や身体が硬くて苦しい場合。

そんなときには、ツボ押しのグッズを使って自分が気持ちいい程度の力でマッサージしていきましょう。

妊娠後期のむくみに!簡単セルフケア②ふくらはぎの指圧マッサージ

ふくらはぎのむくみが気になる時は、足首から膝裏に向かってふくらはぎを指圧していきましょう。

ふくらはぎを指圧することで、血行が促進され基礎体温が上昇するメリットがあります。

また、基礎代謝が上がることで体脂肪を燃焼しやすくしてくれますし。

それに、細胞が活性化されてアンチエイジング効果も期待できます。

自律神経の乱れを整え不眠などを改善し、免疫力もあがるので風邪をひきにくい身体にしてくれます。

マッサージをする時は、足首の後ろに親指が当たるように掴み、引き上げながら指圧していきましょう。

このときに肌を直接指圧してしまうと、痛みがでたり肌を傷つけてしまう可能性があります。

なので、マッサージ用のクリームやオイルを使うのがオススメです。

クリームやオイルが無い時は、薄手の服の上からでもOKです。

妊娠後期のむくみに!簡単セルフケア③ふくらはぎをねじりマッサージ

ふくらはぎをさらにマッサージしたいときは、ふくらはぎを両手でつかみ、足首から膝に向かってねじり上げていきましょう。

このマッサージも、ふくらはぎの指圧と同じ効果があります。

マッサージする時は、軽く気持ちのいい程度にしておきましょう。

妊娠中の着圧ソックスはいつからがおすすめ?効果を最大限にする使い方

むくみ対策といえば「着圧ソックス」が思い浮かぶ人も、多いのではないでしょうか?

妊娠中でも、この着圧ソックスはいつからでも使えます。

ただ注意点があります。

商品によっては、

  • お腹まですっぽりのタイツ
  • レギンスの形
といった着圧ソックスがあります。

当たり前とは思いますが、産前産後はお腹の近くまで圧迫すると良くありません。

なので、妊娠中は膝下丈の圧着ソックスがおすすめです。

また、強さは強ければいいというわけではないので、心地よいと思うくらいの強さにしましょう。

あまり強すぎると、逆に血行障害を招く可能性もあります。

着圧ソックスを履くときは、商品ごとにそれぞれ着用時間が決まっているので、しっかり守ってはいてくださいね!

24時間ずっとはきっぱなしは、妊娠中とかに関係なく血行に良くないですよ。

妊娠中の着圧ソックスは夜がおすすめ

そして個人的に妊婦さんが着圧ソックスを履くなら、夜がおすすめです。

夜冷えて足がつりやすいので、就寝時用の着圧ソックスをはいて寝ると

  • むくみ改善
  • 冷え予防
にもなるので効果的です。

また、着圧ソックスは産後もおすすめです。

実は妊娠中だけではなく、出産後は足がかなりむくみます。

病院によっては、ふくらはぎをマッサージする機械をつけてくれることもあるほどです。

産後もお腹を圧迫するのはまだNGなので、妊娠中もつかえる膝下の着圧ソックスがおすすめですよ!

産婦人科によっては「着圧ソックスを入院バッグに入れてきてください」と書いてある場合もあります。

むくみが気になっているのなら、「用意してみてはいかがでしょうか?

妊娠中におすすめの「着圧ソックス」の詳細を見てみる

妊娠後期のマッサージをするときの注意点

マッサージは気持ちがいいので、ついつい沢山やってしまいがちです。

でもあまりマッサージをしてしまうと、逆効果になってしまうので注意しましょう。

他にもマッサージをする時の注意点がありますので、いくつかご紹介します。

妊娠後期にマッサージをするときの注意点①アロマオイルは使わない

妊娠初期はもちろんですが、安定期に入ってからも精油の入ったアロマオイルの使用は避けるように推奨されています。

精油の中には、子宮を刺激してしまうものや毒性の強いものも存在します。

もし、アロマオイルと使いたい時は、柑橘系をメインに使っている低濃度の精油のものを使うようにしましょう。

妊娠後期にマッサージをするときの注意点②周りを頼ることも大切

お腹が大きくなると、マッサージするのも大変になってしまいます。

自分では届かない場合は、遠慮せずにパートナーや家族の手を借りるようにしましょう。

今は、マタニティ用の着圧ソックスや、むくみ対策の商品も沢山販売されていますので、そういったものを使用するのも一つの手です。

妊娠後期にマッサージをするときの注意点③不快を感じたら医師に相談!

マッサージ中は少なからずおなかを圧迫してしまうので、お腹が張る場合はマッサージをやめて休むようにしてください。

もし、痛いほどお腹が張ってしまったり、何か不調を感じたらすぐかかりつけの医師に相談しましょう。

妊娠後期だけでなく出産後もむくむので注意

むくみが酷くなるのは妊娠後期だけではなく、しっかりとケアをしないと出産後もむくみが酷くなってしまいます。

出産後は血液が急激に減ってしまうので、体内の水分バランスを保つのが難しくなりむくみが発生してしまいます。

産院などのお産セットに着圧ソックスがセットとして入っている場合は、少しきつくても必ず履くようにしましょう。

お産セットにない場合が、自分で購入して持っていくのがオススメです。

私が1人目を出産した時は、着圧ソックスを使用しなかったので驚くほどむくんでしまいました。

そして、入院の時に履いてきた靴が、退院の時には履けなくなるほどむくんでしまいました。

なので、2人目の時は着圧ソックスを持参して、出産前から退院する時までずっと履いていましたよ。

そのおかげで2人目の時は、むくみに悩まされることはありませんでしたので、着圧ソックスは履くことをオススメします。

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妊娠後期にむくまない人のまとめ

妊娠中のむくみは多くの妊婦さんが悩まされていますが、しっかりと対策やマッサージをすればむくみに悩まされることはありません。

時には家族を頼り、妊娠中のむくみと向き合っていきましょう!