食事をしている時に、うっかり口の中を噛んでしまった経験がある人は多いと思います。
たまにであれば良いのですが、頻繁に何度も同じところを噛んでしまうと、かなり憂鬱になってしまいますよね。
この「口の中の同じところを何度も噛む」というのは、実は「体重の増加」や「加齢」「疲労」「歯並び」などの原因があるんです。
口の中を噛まないようにする方法は?噛む原因別の対策を紹介!
口の中を噛んでしまうと痛いだけでなく、食事をするとしみたり日常生活に支障がでてきます。
なぜ何度も同じところを噛んでしまうのか原因とそれぞれの対策を紹介していきたいと思います。
何度も同じところを噛んでしまう原因①「体重の増加」や「加齢による頬のたるみ」
口の中の同じところを何度も噛んでしまう原因の一つ目は「体重の増加」や「加齢による頬のたるみ」です。
なんだか辛い原因ですね。
実は、体重が増加してしまうと頬が内側に張り出してくるため噛みやすくなってしまうのです。
同じように加齢と共に頬がたるんでくると頬の内側のハリも失われて、たるんできます。
その結果、噛みやすくなってしまうというわけです。
「体重の増加」によって口の中を噛んでしまう場合は、ダイエットが効果的です。
「加齢による頬のたるみ」によって口の中を噛んでしまう場合は、表情筋の体操がおススメです。
「加齢による頬のたるみ」に効く表情筋の体操の仕方
① くちを大きく開けて10秒間キープ
② くちを上下に大きく開けたまま口角を横に引いて10秒間キープ
③ くちを閉じて口角を横に引いて10秒間キープ
④ くちを閉じたまま口角を下に引いて10秒間キープ
⑤ 上を向いて舌を上へ突き出して10秒間キープ
⑥ 笑顔を作りって10秒間キープ
表情筋の体操をまず1日に1回取り入れてみましょう。
口の中を噛む対策だけでなく、口角が上がって笑顔の練習にもなりますよ。
これは、私もすぐにやってみようと思います・
ステキな笑顔のママは、子どもが大好きですからね。
何度も同じところを噛んでしまう原因②「疲労」「体調不良」「ストレス」
「疲労」「体調不良」「ストレス」によっても口の中を噛みやすくなります。
いつもは脳が口の中や舌を噛まないように無意識にコントロールできていることが。
疲労などによって脳がコントロールできなくなっているのです。
- 疲労
- 体調不良
- ストレス
そして、おススメは「湯船に浸かる」ということです。
湯船にゆっくり浸かると血流が良くなって、全身の緊張がゆるみ、デトックス効果があります。
また、軽い運動にはストレスを解消するホルモンを分泌できる働きがあります。
日々、ストレスのない生活を送ることが難しいと思いますが、ストレスの原因を探り、発散できる方法を見つけることは心身ともにとっても大事な事です。
ちなみに私のストレス発散は、子ども達が起きる前に早起きして少しでも自分の時間を作ることです^^
献立を考えたり、パソコンでお仕事したり、掃除をしたり…自分のペースで動けることは育児中のママにとって、大事な事だと思っています。
何度も同じところを噛んでしまう原因③歯並びが悪い
「歯並びが悪い」ことも口の中を噛みやすい原因なんです。
歯並びは、
- 頬づえ
- うつ伏せ
- 食べ物の噛み癖
- 寝相
もし、歯並びが原因で口の中を何度も噛んでしまう原因の場合は、癖の改善と歯並びの矯正治療がおススメです。
矯正治療は、歯や歯茎の健康にも繋がるので、一度歯科医に行ってみるのも一つではないでしょうか。
何度も同じところを噛んでしまう原因④「歯のくいしばり」や「歯ぎしり」
寝ている時に無意識に歯をくいしばっていたり歯ぎしりをしていると、歯が擦り減って、噛み合わせが悪くなってしまいます。
その結果、口の中を何度も噛んでしまうわけです。
「歯のくいしばり」や「歯ぎしり」はマウスピースなどの対策があります。
ぜひ、家族に指摘された方や歯ぎしりをしているのか気になる方は歯科医に行ってみましょうね。
何度も同じところを噛んでしまう原因⑤顎関節症(がくかんせつしょう)
顎関節症は、
- 顎(あご)関節の痛みやズレ
- 顎を動かす筋肉の痛み
- 顎を動かした時の音が鳴る
- 動きの異常
そんな顎関節症になると、顎関節がズレたり噛む筋肉がうまく動かなくなることで、口の中を何度も噛んでしまうようになります。
そして、顎関節症の治療には、薬物療法やスプリント(マウスピース)療法、理学療法などがありますが、まずは歯科医に行ってみましょう。
口の中を噛んだら早く治す方法はある?清潔にして口内炎の薬を使えばすぐよくなる?!
何度も口の中を噛んでしまった時、早く治すには「口の中を清潔にする」「口内炎の薬を使う」などの方法があります。
何度も口の中を噛んでしまった時の対処法①口の中を清潔にする
まず、何度も口の中を噛んでしまった時は、口の中を清潔にしましょう。
具体的には、
- うがいの回数を増やす
- 毎食後歯磨きをする
- マウスウォッシュで殺菌消毒をする
口の中を清潔にして、雑菌を減らして化膿(かのう)しないようにしましょう。
何度も噛んだ部分はデリケートになっています。
なので、刺激の少ない歯磨き粉を使ったり、アルコール成分が入っていないマウスウォッシュがおススメです。
また、歯磨きは力を入れずに小刻みに動かすようにしてみてくださいね。
何度も口の中を噛んでしまった時の対処法②口内炎の薬を使う
口の中の痛い部分には口内炎の薬を使うことで、炎症を抑えて早く治すことができます。
市販のお薬でも良いのでぜひ使ってみましょう。
何度も口の中を噛んでしまった時の対処法③ビタミンを摂取する
噛んだ部分が炎症を起こさないためにも「ビタミン」を積極的に摂るのもおススメです。
特に
- 免疫力を高める「ビタミンA」
- 細胞の修復と成長に働きかける「ビタミンC」
- 新陳代謝を良くする「ビタミンB群」
- ビタミンAは、卵・にんじん・ほうれん草・かぼちゃ
- ビタミンCは、レモン・ブロッコリー・いちご・キャベツ
- ビタミンB群は、海藻・牛乳・大豆製品・レバー・バナナ
ぜひ、意識して摂るようにしてみてくださいね。
同じところを何度も噛むのはなぜ?のまとめ
口の中を何度も噛んでしまう方は、「体重の増加」や「加齢」「疲労」「歯並び」などの原因があります。
1度や2度であれば放っておいても大丈夫ですが、食事も痛くて日常生活に支障があるようであれば歯科医に行ってみるのも一つです。
「歯並び」や「顎関節症」などの原因が見つかるかもしれません。
また、口の中が痛い時は刺激が強い辛い料理や炭酸は控えるようにしましょう。
ぜひ、早い原因解明と対策で美味しく食べられるように改善していきましょうね。