秋や冬の乾燥を感じる季節につきもののお悩みといえば静電気です!
静電気のせいで髪の毛が広がってまとまりにくくなるので、地味にイライラしてしまいますよね。
衣類のように髪の毛にも静電気防止スプレーをおもいっきりかけられたらいいものですが、髪の毛用の静電気スプレーはないのでしょうか?
私が調べたところ…
髪の毛用の静電気防止スプレーというものは、あまりなさそうでした。
よく見かける静電気防止スプレーは衣類用なので、髪や身体に直接スプレーするのはやめましょう!
髪専用の静電気防止スプレーというのはありませんでしたが、効果的に髪の毛の静電気を防止する方法はあります!
髪の毛は日頃から保湿ケアをすれば、静電気を防止することができるのです!
髪の毛の静電気防止には髪の保湿ケアが有効!
秋冬の乾燥した空気のせいでパサパサになってしまったあなたの髪は、ほんの少しの髪の毛同士の摩擦で静電気が起こる状態になっています。
そのため、お風呂後に流さないトリートメントをしたり、お出かけの前にヘアミストをつけたりして髪に潤いを与えれば、効果的に静電気を防止することができます。
普通のヘアケア用品が髪の毛用の静電気防止スプレーのような存在になるということですね。
とくに乾燥のひどい日に外出するときは、ヘアミストを持ち歩き、こまめに髪の保湿を行うのがオススメです!
シャンプーやトリートメントもいつもより保湿効果の高いものを使用すると、より静電気を防ぎやすくなりますよ。
髪の保湿をしてもなかなか静電気が収まらない場合は、髪をとかす際のブラシにも注目してみてください!
プラスチック製のブラシは帯電しやすいので、プラスチック製よりも帯電しにくい天然素材で作られたブラシを使用するのがオススメです。
そして、衣類に発生する静電気にも注意が必要です。
化学繊維の服(アクリル、ポリエステル)に比べて、天然素材(コットン、ウール)の服のほうが静電気は発生しにくいです。
とくに髪や顔に近い、マフラー、帽子、トップスの素材には気を付けたほうがいいです。
化学繊維のものを身に着けたいときは、衣類に静電気防止スプレーをかけたり、髪の保湿を強化したりしておしゃれを楽しんでくださいね。
静電気防止スプレーをするとほこりがつく!回避するには?
乾燥の季節は静電気が気になりますが、それと同時に服にほこりがつきやすくなるのも大きな悩みですよね。
特に黒い服なんかは、ほこりがついていると目立ってしまいます。
ほこりは、衣類に発生した静電気に吸い寄せられて付着します。
そのため、静電気防止スプレーをすればほこりも付着しにくくなります。
それなのにスプレーをしてもほこりが取れない!と感じることはないですか?
実は、服にすでについてしまっているほこりは静電気防止スプレーをしてもとれません!
そのため、服についたほこりを先にとってから静電気防止スプレーをするのがオススメです。
服につくほこり対策!静電気防止スプレーを効果的に使う方法
静電気防止スプレーをする前のちょっとしたひと手間で、スプレーの効果をより高めることができます。
どんなひと手間が有効なのか、詳しく見てみましょう!
静電気防止スプレー前のひと手間①定番のコロコロでほこりをキャッチ
ほこりを取ると言えば思いつくのはコロコロですよね。
全体的にコロコロして目立つ汚れをとってから静電気防止スプレーをしてみてください。
スプレー後はほこりがつきにくいので、キレイな状態をしばらくキープできますよ。
静電気防止スプレー前のひと手間②出先でエチケットブラシを活用
外でほこりがついていることに気づいてしまった場合、コロコロをするのは難しいですよね。
そんなときは、携帯可能なエチケットブラシでさっとほこりをとってから静電気防止スプレーをするのがオススメです。
このひと手間で、外でも静電気とほこりの問題を解消できます!
外にいる時間が長いときは、エチケットブラシと小さめの静電気防止スプレーを持って出かければ安心ですね。
静電気防止スプレー前のひと手間③お気に入りの1着にはブラッシング
カシミヤニットやジャケットなど、丁寧に扱いたい衣類には天然毛で作られた衣類用のブラシでお手入れするのがオススメです。
服をブラッシングすることで、繊維の流れを整えながら奥に入り込んだほこりをとることができます。
ブラッシングするだけで静電気防止効果もあるので、さらに静電気防止スプレーをすれば無敵です。
静電気防止スプレーをした後効果が続く時間はどれくらい?
静電気防止スプレーをすると、その効果はどのくらい持続するのでしょうか?
衣類にかけた静電気防止スプレーの効果は、衣類を洗濯するまで続くと言われています。
静電気防止スプレーには使用量が記載されているので、使用量は必ず守るようにしましょう。
静電気防止スプレーの代表的商品でもある「エレガード」の使用量を確認してみると、以下のような使用量でした。
-
ジャケットやスカートの静電気防止に10秒
- スカートのまつわりつき除去に2秒
意外と1度に使う量が多めですよね?
あなたが静電気防止スプレーの効果をあまり感じない場合は、使用量が少ない可能性が高いです。
たくさん使うとすぐになくなってしまいそうなのでケチりたいところですが。
スプレーの効果を長時間持続させるためには使用量をきちんと守ったほうがよさそうです。
静電気防止スプレーの効果は洗濯するとなくなるので、あなたがその服をもう1度着るときは、新たに静電気防止スプレーをする必要があります。
静電気防止スプレーの代用に使えるものには何がある?髪に使えるものはあるの?
乾燥する季節になると、服や髪の毛に触れるたびに「バチッ!」と静電気が発生し、嫌な思いをしたことはありませんか?
静電気防止スプレーは確かに効果的ですが、静電気スプレーが家にないときや。
あとは、髪の静電気をどうにかしたいときに、髪に使うことができるのか不安な場合もありますよね。
そこで今回は、静電気防止スプレーの代用として、家庭にある身近なものでできる方法をいくつかご紹介します。
身近にある静電気防止スプレーの代用品①柔軟剤
静電気防止スプレーの主成分は、カチオン界面活性剤です。柔軟剤にも同じ成分が含まれているため、静電気防止効果が期待できます。
<使い方>
- 水で薄めた柔軟剤をスプレーボトルに入れ、静電気が気になる衣類や髪の毛に吹きかける。
- 柔軟剤の香りに注意する。
身近にある静電気防止スプレーの代用品②ヘアミルク・ヘアオイル
ヘアミルクやヘアオイルには、髪の毛を保湿する効果に加えて、静電気防止効果も期待できます。
<使い方>
- 少量を手に取り、髪の毛全体に馴染ませる。
- つけすぎると髪が重くなるので注意する。
身近にある静電気防止スプレーの代用品③アルミホイル
アルミホイルは静電気を帯びにくい性質があるので、静電気を手軽に逃がすことができます。。
<使い方>
- アルミホイルを手に持って、静電気が気になる衣類や髪の毛に触れる。
- 摩擦によって効果が得られるので、軽くこする。
身近にある静電気防止スプレーの代用品④金属製のハンガー
金属製のハンガーも静電気を帯びにくい性質があります。
<使い方>
- 金属製のハンガーを服に触れさせて、静電気を逃がす。
- 服に傷をつけないように注意する。
<静電気スプレーの代用品を使う際の注意点>
- 効果は静電気防止スプレーよりも弱めです。
- 効果は持続しないので、こまめに使用が必要です。
- 衣類や髪の毛の素材によっては、効果が得られない場合があります。
静電気防止スプレーの髪の毛用のまとめ
これまでみてきたことを簡単におさらいしておきますね。
- 髪の静電気は、こまめな保湿と優しく丁寧なブラッシングで対策する。
- 静電気防止スプレーをする前にほこりをとると、ほこり対策にもより効果的。
- 静電気防止スプレーの効果持続時間は、服を洗濯するまで。
静電気防止スプレーを活用しながら、乾燥シーズンも静電気知らずの生活をしましょう!