引越しのとき、洋服を段ボールにそのまま詰めても大きな問題はありませんが、あとから困らないようにするにはちょっとした工夫が大切です。
例えば、重たい服を下にして軽い服を上に重ねると、洋服がつぶれにくくなってシワも防げます。
さらに、厚手のコートやジャケットは圧縮袋を使うと、かさばらずにスッキリ収まりますよ。
それに、季節外れの服から順番に詰めていくと、荷解きのときにすぐ着る服を探す手間が減ってとってもラクになります。
段ボールの外側に「冬物」「夏物」など中身をわかりやすく書いておけば、開ける順番も考えやすくなりますね。
引越しのタイミングは、いらなくなった服を見直すいいチャンスでもあります。
もう着ない服やサイズが合わない服は思い切って手放すことで、荷物が減って引越しのコストを抑えることにもつながります。
こういったちょっとした工夫をすることで、引越しがぐっとスムーズになりますよ。
引越しの服を段ボールにそのままにする時のメリットデメリット
引越しの際に、多く消費をするのがダンボールです。
段ボールは軽いものを大量に収納出来るメリットがあるので、仕分けをして今の季節に使用していないものから荷造りをすることが出来ます。
一方で、段ボールの収納方法が甘いと、洋服がグシャグシャになってしまう可能性も。
メリットとデメリットを知っておくことで、綺麗に段ボールに収納が出来るはずですよ!
洋服を段ボールに収納する時のメリットとデメリットを紹介
では、メリットとデメリットを見ていきましょう。
洋服を段ボールに収納するメリットとデメリット①段ボールに洋服を詰めるメリットは?
衣類は比較的軽いものが多いので、最も大きいサイズに収納をしたとしても、底が抜ける心配はありません。
大まかな目安として、120サイズのダンボール(長さ・高さ・幅の合計が120cm以内のダンボール)の場合。
Tシャツなどの薄いものは40枚程度、パーカーなどの厚手のものだと10~20枚程度が入る計算になります。
比較的段ボールの数を減らして運ぶことが出来るので、引越し料金の節約になります。
また、シーズンオフの洋服は、そのまま段ボールに入れて次使うときまで保管をしておけるので、もう一度収納をし直す必要がありません。
引越しでバタバタしている時にとってみれば、手間が省けて嬉しいですよね。
洋服を段ボールに収納するメリットとデメリット②段ボールの中にそのままにしておくデメリットは?
衣類が多いからといって、段ボールにギュウギュウに詰め込むと、シワがつきやすい洋服が余計シワシワになってしまいます。
また、重たいものと軽いもので洋服を分けて収納すると、シーズン中で今着たい洋服が見つからないということも。
また、私は引越し直前に急に気温が下がってしまい、段ボールに入れた洋服を取り出さなければいけなくなって二度手間になったことがありました。
洋服の段ボールは、ガムテープをギリギリで貼ることをおすすめしたいです!
引越しの服を段ボールに入れたままでもしわにならない方法2選!
先ほどお伝えしたように、段ボールに洋服を収納するときに感じるデメリットはなんといっても洋服がシワシワになってしまうことです。
洋服をキレイなまま段ボールに入れて保管をするには、以下の方法を試してほしいと思います。
どれも簡単に出来ることなので、引越しの荷造りの際には実践してくださいね。
段ボールに詰める際のコツ2選!
それでは、簡単に出来る洋服の収納方法について、2つご紹介をしていきますね。
荷造りの際の参考にしていただけたら、幸いです。
段ボールに服を詰めるときのコツ①重たい洋服から順番に詰めていく
ジーンズなどの重いものから順に詰めていって、ダンボールの上部には軽い衣類を置くようにすると、ダンボール内の全体のバランスがよくなってシワになることを防げます。
また、シワになるのが嫌だからといって、洋服を1枚ずつ袋に入れる必要はないですよ。
ただでさえ、引越し費用がかかるのに、膨大な袋を用意したら勿体無いですからね。
段ボールに服を詰めるときのコツ②厚みのあるジャケット類は圧縮袋を使用する
秋・冬物のジャケットやダウンは、圧縮袋で圧縮した後小さく畳んでダンボールの底に詰めましょう。
モコモコした素材のニットなどもこの方法を使用するとキレイに収納出来ます。
ジャケット類も、重たいものは下に入れましょうね。
実際に洋服を梱包するおすすめの順番!
普段よく使うものとあまり使わないものを一緒に梱包してしまうと、荷解きに時間がかかってしまいます。
段ボールの隙間が空いているからといって、すぐに着たい洋服も一緒に詰めてしまうと、いざという時に、私のように探すだけで一苦労になってしまいます。
私のような失敗を防ぐためにも、以下のスケジュールで洋服の梱包をしてくださいね。
大体引越しの5日前までに、作業を完了させられると良いでしょう。
実際に洋服を梱包するおすすめの順番①シーズンオフの洋服を梱包する
冬場であれば水着や半袖のシャツ、夏場であればスキーウェアやベストなどのシーズンオフのものをまずは梱包してしまいましょう。
中に何が入っているのか外から見ても分かるように、ペンで記入をしておいたり、色違いのガムテープを用意しておくと良いですよ。
実際に洋服を梱包するおすすめの順番②時々着る洋服を梱包する
続いては、シーズンものだけど、時々しか着ない洋服を梱包します。
この時に、冠婚葬祭などの洋服やバックも使う予定がなければ、梱包をしても良いでしょう。
最後にガムテープをする前には、本当にもう着ないものか今一度確認をしてから封をすると、後々開封をして探す手間が省けますよ。
実際に洋服を梱包するおすすめの順番③もう着ない服は処分やリサイクルの検討を!
1年以上来ていない洋服やサイズアウトをした子供服は、引越しを期に、断捨離するいい機会でもあります。
処分をしたり、友人などにあげることも良いでしょう。
また、最近ではリサイクルショップの普及やネットでの不用品出品も主流になってきています。
引越しは何かとお金がかかるので、不用品を売って引越し費用に充てるのも良いですね!
洋服の断捨離は予想以上に時間がかかるので、引越しの数ヶ月前から作業を進めておくことをおすすめします。
引越しの服をダンボールにそのままでも大丈夫?のまとめ
引越し時の洋服の梱包には、ちょっとした工夫を取り入れるだけで、シワや荷解きの手間を減らすことができます。
重い服は下に、軽い服は上にすることで型崩れを防ぎ、圧縮袋を使えばスペースの節約にもなります。
また、季節ごとに分けて梱包したり、箱に中身を記載しておくことで、荷解きがとてもスムーズになりますよ。
さらに、引越しは不要な服を見直す良い機会。
荷物が減れば、費用の節約にもつながります。
洋服の梱包も計画的に行うことで、ストレスの少ない引越しができますね。