2児を子育て中の私ですが、最近「子ども達に靴下をプレゼントしたいから靴下のサイズを教えて」と母(子供の祖母)に聞かれたときに靴のサイズを伝えたのだけど「靴下が大きすぎた!」ということがありました。
そう!実は、靴と靴下のサイズは測り方や選び方が違うんです。
靴下のサイズは、靴のサイズと同じではありません。
靴のサイズは、「足の長さ」だけではなく、「足の幅」や「甲の高さ」によってもサイズが変わってきます。
でも、靴下は直接足に触れるアイテムなので、「足の素足の長さ」で選ぶことがポイントなんです。
靴下のサイズは靴と同じでいい?靴のサイズと靴下のサイズの違い
つまり、靴のサイズで靴下を選んでしまうと大きすぎて靴の中でもたついたり、脱げてしまいやすくなってしまう場合があるということです。
意外と知らない!?靴下の3つの役割
子どもだけでなく、大人も靴下を履くことには、
①足の保護
②汗の吸収
③冷えの予防
この3つの役割があります。
それぞれについて、見ていきましょう!
靴下の役割①足の保護
まず、靴下を履くことで靴ズレやケガから足を保護することができます。
靴下の役割②汗の吸収
足は1日でコップ1杯の汗をかくと言われています。
靴下はそんな汗を吸収する役割もあり、足を清潔に保つことができます。
靴下の役割③冷えの予防
特に寒い冬場は、靴下を履くことで冷えを予防することができます。
足の冷えは、血液の流れが悪くなってしまう原因になり、
- 肩こり
- 腰痛
- 肌荒れ
- 肥満
- 下痢
- 免疫力の低下
- 生理不調
- メンタル不調
特に大事な子どもの足は、ママやパパがしっかり守ってあげたいところ。
なので、靴下の役割をちゃんと知って、子どもに合った靴下を履かせてあげてくださいね。
靴下のサイズはメーカーによっても違う!?メーカー比較
靴下選びの難しい点は、メーカーによって表記が違う点もあります。
靴下のサイズの目安は、
- 0~3ヶ月
⇒7cm~8cm - 3ヶ月~6ヶ月
⇒9cm~10cm - 6ヶ月~12ヶ月
⇒11cm~13cm - 1歳~2歳
⇒12cm~13cm - 2歳~3歳
⇒13cm~15cm - 4歳~6歳
⇒16cm~18cm - 7歳~10歳
⇒19cm~21cm
ただ、メーカーによってサイズの表記が違ったり、特に海外メーカーは少し大きめに設定されていることが多いんです。
靴下のサイズのメーカー比較①西松屋
子育て中のパパとママの強い味方である「西松屋」。
私もマタニティの時から今もお世話になっています。
西松屋の靴下は、シンプルなデザインからキャラクター柄など幅が広く、リーズナブルなことが特徴です。
ただ、靴下のサイズは、比較的大まかな表記なので、子どものサイズに合った㎝の表示を参考にすると良いでしょう。
- 3ヶ月未満(新生児)
⇒7cm~9㎝ - 3ヶ月~2歳(ベビー)
⇒9cm~14㎝ - 3歳~7歳(子供)
⇒15cm~20㎝ - 7歳~13歳(スクール)
⇒19cm~24㎝
靴下のサイズのメーカー比較②ミキハウス
高品質な素材やデザインで、贈り物としても人気の「ミキハウス」。
ミキハウスの靴下は、かかと部分に補強糸が使用されているなど、機能性に優れた靴下が展開されています。
そんなミキハウスの靴下のサイズ表記は、次のようになっています。
- 0ヶ月~3ヶ月
⇒7cm~8㎝ - 6ヶ月~1歳
⇒9cm~10㎝ - 1歳~2歳
⇒11cm~13㎝ - 2歳~3歳
⇒13cm~15㎝ - 3歳~5歳
⇒15cm~17㎝ - 5歳~9歳
⇒17cm~19㎝ - 9歳以上
⇒19~21㎝
靴下のサイズのメーカー比較③GAP
アメリカ発祥のアパレルメーカーの「GAP」。
GAPの靴下は、シンプルなデザインが多いので、どんな服でも合わせやすい特徴があります。
そんなGAPの靴下のサイズ表記は、次のようになっています。
- 0ヶ月~6ヶ月
⇒7cm~11㎝ - 6ヶ月~12ヶ月
⇒11cm~13㎝ - 12ヶ月~24ヶ月
⇒12cm~14㎝ - 2歳~3歳
⇒14cm~16㎝ - 4歳~5歳
⇒16cm~18㎝
こんな感じで、メーカーによって靴下のサイズ表記や区分が違うことが分かります。
ぜひ、購入店舗に合わせて子どもに合った靴下のサイズを選んであげてくださいね。
実は、子どもの足のサイズは、1年で約2㎝も成長する場合があります。
そのため、靴や靴下のサイズは定期的に測ってあげるのがポイント。
靴下が小さいと締め付けられて足が痛くなる可能性もあるので、私ももっと子ども達の足のサイズを定期的に測ってあげようと思います。
靴下のサイズの測り方!ちょうど境目のときは大きい方と小さい方どちらを選ぶべき?
靴下のサイズは、「足の素足の長さ」を測ることが大切です。
正しい靴下のサイズの測り方は、
①メジャーや定規を床に置く
②横に子どもの足を真っすぐ置く
③足の1番長い指先からかかとまでの長さを測る
この方法で、自宅で簡単に「正しい靴下のサイズ」を測ることができます。
また、靴の販売店にいる正確な足のサイズを測ってくれる「シューフィッター」に頼んでみたり、
足をはめてサイズが測れる「フットメジャー」もおすすめです。
実は、我が家でも「フットメジャー」を使って子どもの足のサイズを測っています。
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1つあれば何年も使えるので便利ですよ。
子どもの靴下の選び方!足のサイズが境目のときは大きめを選ぶと経済的
足のサイズを測って、靴下のサイズがちょうどサイズの境目のときは、大きめの靴下を選ぶことをおススメします。
小さめの靴下を選ぶと足が痛くなったり、すぐにサイズアウトしてしまいます。
大きめの靴下を選ぶと少し長く履けて経済的ですよ。
子どもの靴下を選ぶ時の6つのポイント
子どもの靴下選びのポイントは、サイズだけではありません。
①素材
②丈の長さ
③生地の厚さ
④デザイン
⑤フィット感
⑥価格
この6つのポイントも大切なんです。
子どもの靴下選びのポイント①素材
では、子どもの靴下を選ぶときに気をつけたい「素材」の特徴を見ていきましょう。
靴下の素材の特徴(1)綿
丈夫で吸水性に優れている「綿」ですが、最近ではナイロンやポリエステルと混ぜて製造し伸縮性が良い靴下が増えています。
ただ、綿100%の靴下は洗濯で縮みやすい特徴があるので注意が必要です。
靴下の素材の特徴(2)ポリエステル
伸縮性と速乾性に優れた「ポリエステル」の靴下は、汗をかきやすい子どもやスポーツをする子どもにおススメの素材です。
汗を逃がしてべたつきを防いでくれます。
ただ、ポリエステル100%の靴下は、滑りやすいので他の素材と混合の靴下がおススメです。
靴下の素材の特徴(3)リネン
「綿」や「アクリル」・「ナイロン」などと混合素材で使われることが多い「リネン」。
清涼感があり、肌にまとわりつかない特徴があるので、春夏におススメの素材です。
靴下の素材の特徴(4)ウール
保湿力があって防寒としておススメの「ウール」。
秋や冬の季節におススメの素材です。
ただ、ウール100%の靴下は洗濯で縮みやすい特徴があるので要注意です。
靴下の素材の特徴(5)アクリル
「アクリル」素材は、サラッとした履き心地と保湿力の高さで、秋冬におススメの素材です。
ただ、滑りやすい特徴があるので、滑り止めが付いた靴下を選ぶのがポイントです。
靴下の素材の特徴(6)ナイロン
光沢感のある「ナイロン」は、綿やアクリルとの混合素材で使われることが多く、丈夫な特徴があります。
子どもの靴下選びのポイント②丈の長さ
子どもの成長や動きに合わせて、靴下の丈の長さを見てあげるのもポイントです。
例えば、寝ていることが多い赤ちゃんの時期は、丈が短い靴下でも良いですが。
2歳~3歳にかけてよく動くようになると、丈が短い靴下だと、脱げやすくなります。
なので、成長に合わせて「靴下の丈」も長くしていくのがポイントです。
子どもの靴下選びのポイント③生地の厚さ
寒い時期は厚い生地の靴下を選びがちですが、靴と足の間にすき間が無くなって締め付けが強くなってしまう恐れがあります。
- 季節
- 履いている靴との相性
子どもの靴下選びのポイント④デザイン
「可愛い」「カッコいい」などのデザインも良いですが、本来の靴下の役割である「ケガから足を保護する」ためにも
- 滑り止めがついている
- かかと部分が厚くてしっかりしている
- 足首でしっかり止まる
あと、白やベージュの靴下は汚れが目立ちやすいので、よく遊ぶ子どもや、油足とかで靴下を汚しやすい子どもは黒や紺の靴下がおススメですよ。
子どもの靴下選びのポイント⑤フィット感
子どもの足は、柔らかい特徴があるため、靴下で足が締め付けられないかフィット感も見てあげましょう。
子どもの靴下選びのポイント⑥価格
子どもの足は、成長が早い上に、すぐに靴下を汚したり穴があいたりする可能性がすごく高いです。
もちろん品質の良い靴下も良いですが、何度でも買い替えやすいように価格を見るのもポイントです。
靴下のサイズがわからない!?のまとめ
子どもの靴下のサイズは、靴と同じサイズではなく、「足の素足の長さ」で選んであげてくださいね。
また、子どもの足の成長は早いので、定期的に足のサイズを測ってあげたり、靴下がゆるくなってきていないかなどチェックしてあげましょう。
子どもに合った靴下を選んで、靴下の役割である
- 足の保護
- 汗の吸収
- 冷えの予防