箸置きの正しい向きはどっち?やってはいけないマナーも紹介!

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お仕事をしていると、会社の上司や取引先のお客様と会食をする機会があるかと思います。

ですが、会食の時のマナーは分からないことばかりですし、特に箸の置く位置や、正しい向きなどは悩んでしまいます。

ですが、会食でのマナーがしっかり出来ていればあなたの印象はとても良くなります!

ここでは、会食の時の箸の置き方のマナーなどを解説していきたいと思います。

また、合わせて箸使う時にやってはいけない事もお話ししていきますので、一緒に見ていきましょう。

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箸置きの置き方のマナーを解説!持ち上げる時と置く時は?

箸は日本人なら毎日使うものですし、外出先や会食などで恥をかかないように、マナーはしっかりと身につけておきましょう!

箸置きのマナー①箸を持ち上げるとき

箸を箸置きから持ち上げる時は、まず右手で箸の中央を持ちます。

次に、左手を箸に添えて一旦左手で持ち換えます。

最後に右手を箸頭(箸先とは逆の方向)の方に滑られて右手で持ち替えます。

会食などの時に、目上の方とお話しする機会があるかと思いますが、箸を持ちながら話すのは失礼になりますので、目上の方とお食事をしながら話す場合は、一旦箸を置いてからお話しするようにしましょう。

箸置きのマナー②箸を置くとき

箸を置く時は、基本的に箸先を「自分の左側に向ける」ことが大前提になっています。

左利きの人にとってはとても不自然な位置ですし置きにくいかと思います。

ですが、利き手がどちらであっても共通のマナーになっていますので、持ち替えて必ず左向きに置くようにしましょう。

箸を使うときの一般的なマナー

箸でものを食べる時は、箸先の1~3センチのところを使って、なるべく汚さず使うのが一般的なマナーとなっています。

食べ物によっては、汚さずに食べることが難しい時もありますので、そういった時は箸袋を2つ折りにして箸置きの下に置くようにしてください。

食事が終わったら、箸先を袋に入れておくようにしましょう。

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箸置きがない時の箸の置き方はどいうすればいい?

箸置きがあれば、お話しする時や食べた後は当然箸置きに置きますが、箸置きがない場合はどうしたらいいのでしょうか?

次は、箸置きが無いときの対応の仕方や、箸置きの代わりにできるものを紹介していきます。

箸置きが無いときの対応①箸袋を代用

箸置きが無いときは、箸が入っていた袋を箸置きとして代用しましょう。

この時に、箸が置きやすい高さになるように、箸袋を何度か折り畳むのがオススメです。

箸置きが無く、代用品を使ったとしてもマナーを忘れず、箸先が左向きになるよう意識して置きましょう。

箸置きが無いときの対応②お盆の縁を使う

箸置きや箸袋もない時は、料理が運ばれてきたお盆の縁を箸置きとして使いましょう。

この時も、箸先を左向きに置くことを忘れないようにしてください。

箸置きが無いときの対応③紙ナプキンで代用

箸置きや箸袋、お盆もない時は紙ナプキンを使い、箸置きの代用にしましょう。

この時も、箸袋と同じように箸が置きやすい高さになるように折り畳むのがいいですね。

何を箸置きの代用に使ったとしても、箸先は左向きに置くのがマナーですので、必ず左向きに置くように意識してくださいね。

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箸の置き方で縦置きはNGなの?その理由は?

飲食店や食事会の席で、箸置きがないとき。

そんなときに「とりあえず、箸を置いておきたいな」と、お皿の上に縦向きにして箸を置いてませんか?

そのあなたの何気ない行動は、実はテーブルマナーのルール違反になってしまうのです!

私も、テーブルマナーに興味がなく、何も考えていなかった若い頃は、もしかしたら箸を縦に置いてしまっていたかもしれません。

友人や同僚、または上司など目上の方との食事会の席では、より一層気をつけたいと考えている方が多いのが、このテーブルマナーなのではないでしょうか。

どうして箸を縦に置いてはいけないのか、一緒に理由を見ていきましょうね。

箸の縦置きがマナー違反な理由①箸先を相手に向けてはいけない。

「自分が使った箸先を相手の方に向けて置くこと」は失礼な行為にあたるので、箸を縦に置いてはいけないとされています。

確かに、誰かが使った箸は衛生的かと聞かれれば、綺麗ではないですものね。

また、もしも箸先が相手の方の服の袖や料理についてしまったら、嫌な思いをさせてしまいますよね。

箸の縦置きがマナー違反な理由尖った先を相手に向けると危険

箸の先は、尖っているので子供はもちろん大人でも刺さると、大きな怪我にも繋がりかねません。

大事かもしれませんが、手元が何かの拍子で狂ってしまい、目に刺さると失明の危険性もあるのです。

普段は何気なく使っている箸ですが、食事の席では、箸を置く時にも細心払いましょうね。

また、ハサミや裁縫に使用するニッパーなどの尖ったものにも、注意が必要です。

箸の縦置きがマナー違反な理由③箸で結界を作る

今でも食べ物は、「命をいただく気持ちを大切にする」と言われますが。

でももっと昔は、神様に近い神聖な場所と人間界を分けて「結界を作る役割」として、箸を横に置いていました。

そして、「いただきます」という挨拶と共に、箸を持って食事を始めるというしきたりが、今にも伝わっているのです。

今では、結界を作る役割を考える人は少なくなり、その意識も薄くなってきていますよね。

このような意味合いが、現代のテーブルマナーとしても影響を及ぼしていることは、間違いなさそうですね!

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箸を使う時のマナー違反!あなたは知らずにやっているかも?

実は、今ご紹介したマナー以外にも箸を使う時には沢山のマナーがあります。

これをやってしまうと、目上の方はもちろん友達や家族を不快な思いをしてしまう可能性がありますので、そのような事態を避ける為に、他のマナーも一緒に覚えておくといいでしょう!

箸を使う時のマナー違反①探り箸

お味噌汁や汁物の食べ物の中身を確認しようとして箸でかき回してしまう行動です。

基本的に食べ物の好き嫌いは無い方がいいですが、どうしても食べられない物やアレルギーなどがある人もいるかと思います。

その時に、食べ物を箸でかき回してしまうのはマナー違反になります。

箸を使う時のマナー違反②渡し箸

自分が使った箸を、皿や器に置いてしまう行動です。

ついつい自分が使っている器などではやってしまいがちですが、マナー違反になります。

なので、箸は器ではなく箸置きに置くようにしましょう。

箸を使う時のマナー違反③逆さ箸

食べ物などを取り分ける時に、自分の使っている箸の反対側を使って取り分ける行動です。

家庭などでは、わざわざ違う箸を使うと洗い物が増えてしまうので、逆さ箸で取り分ける時があると思います。

ですが、友人との外食や目上の方との会食でやってしまうと、かなり失礼な行為になってしまうので注意が必要です。

食べ物を取り分ける時は、取り箸を使うのが正しい取り分け方です。

箸を使う時のマナー違反④刺し箸

食べ物を箸で刺してしまう行動です。

人によっては箸の使う方が苦手で、なかなか掴めないので箸で刺して食べる人もいますが、これもマナー違反になります。

箸を使う時のマナー違反⑤持ち箸

箸を持っている手で、器やお皿などを持つ行動です。

基本的に箸を持っている手で何かをすることがマナー違反になります。

お皿や器を取りたい時は、箸を持っていない方の手で取るか、箸をしっかりと箸置きに置いてからお皿や器を取るようにしましょう。

箸を使う時のマナー違反⑥寄せ箸

箸を使って、お皿や器を自分の方に寄せてしまう行動です。

これはとても失礼な行為で、一緒にいる人もとても嫌な気分になってしまうので絶対にやってはいけません。

器を寄せたい時は手を使うようにして、器やお皿も引きずらず、しっかりと持ち上げてから自分の近くに置くようにしましょう。

箸を使う時のマナー違反⑦迷い箸

箸を持ちながら、どれを食べるか迷う行動です。

もし、どれを食べるか迷ってしまったら一旦箸を置きましょう。

もしくは食べながら、次は何を食べるか考えるようにしましょう。

箸を使う時のマナー違反⑧仏箸

器に入ったご飯に箸を突き立てる行動です。

実は、仏様にお供えするご飯には箸を立てる風習があります。

そのため、お供え以外に箸を突き立ててしまうと、仏事を連想させてしまい縁起が悪いとされているのです。

ですので、家庭でも外食でもこれは絶対にやってはいけません!

箸を使う時のマナー違反⑨合わせ箸

自分の使っている箸から、相手の箸へ食べ物を渡してしまう行動です。

合わせ箸というのは、葬儀での火葬後、死者の骨と拾う時に使うものなので、食事でしてしまうと、とても縁起が悪いです。

なので、面倒だからと言って合わせ箸はしないようにしてください。

箸置きの正しい向きは?のまとめ

お箸の使い方には沢山のマナーが存在します。

いざ会食などでマナー通りにしようとしても、普段から意識していないと知らずにマナー違反をしてしまう可能性がありますよね。

なので、普段から意識してお箸を使うように心がけましょう!