9歳の壁にぶつかってしまった子供は、壁から抜け出すのにもがいています。
そこでもし、子供が壁にぶつかってしまっても「壁を超える方法」をお母さんが教えてあげることで、子供の困りごとも少なくしてあげられます。
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9歳の壁にぶつかるとどのようになるのでしょう?
9歳の壁の時期にあたる小学三年生の頃になると、学習面では勉強についていくのがだんだんと「むずかしく」「しんどく」なっていきます。
主に算数と国語で、つまずきがみられるようになります。
9歳の壁で算数のどんなところにつまずくの?
算数では
- 分数
- 小数
- 文章問題
なので、問題の言葉の意味をちゃんと理解していないと、問題が解けなくなってしまいます。
実際にうちの子供が9歳の壁でつまずいた問題
うちの子どもの場合、このような文章題がありました。
「プランターが3こあります。
それぞれのプランターに、あさがおの種を5こ、6こ、7こまきます。
あさがおの種は何こいりますか」
この問題で、うちの子どもは「問題のイメージ」ができなくつまずきました。
- かけ算で計算するのか、足し算で計算するのかが分からない
- 「それぞれ」の言葉の意味が分からない
そこで、この問題を音読をさせました。
何度も何度も読ませました。
読んでいるうちに意味が理解できることもあるのですが。
でも今回の問題では理解できなかったので、図に書くことにしました。
私 :「問題の中に出てくるものは何と何?」
息子:「プランターとあさがおの種」
私 :「プランターは何こあるの?」
息子:「3こだよ」(プランターの絵をかきます)
私 :「種を何こまこうかなぁ~?」
息子:「1このプランターに5こ、6こ、7こまくの?」
私 :「それぞれってかいてあるね!」
息子:「あっ!!」
ここで答えがわかりました。
文章題を読み込めば理解ができますが、丁寧に読めなくて見落としがあるため、注意が必要になってきます。
9歳の壁にぶつかったら文章問題を解く力をやしなってあげる
小さな見落としを、そのままにしないで見つけてあげることが、今後の「複雑になってくる文章問題」を解く力になっていきますよ。
答えを教えてあげるのではなく、導き方を教えてあげることで、文章題でつまずいたときには解くヒントを自分で探せるようになりますね。
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9歳の壁で国語のどんなところにつまずくの?
国語では、主人公の気持ちや情景を読み取ることに、戸惑いを感じるようになってきます。
低学年のときは、国語の問題文の中に答えはありました。
文章を読み込めば、答えは見つかっていましたが、三年生になるといくら文章を読んでも答えはありません。
自分で主人公の気持ちを考えたり、様子を読み取り感じることが必要になるからです。
9歳の壁にぶつかったら!文章を理解することに集中させてあげる
子供が困っていたら、ママさんが音読してみてください。
子供は文章を読むことが精一杯で、主人公の気持ちを把握する余裕がないことも考えられます。
こちらが読んで聞かせてあげることで、文章を理解することに集中できますよ。
聞いているだけなので、主人公の気持ちや情景がイメージしやすくなるんですね。
9歳の壁にぶつかった時の学習面での対応のまとめ
「9歳の壁にぶつかったときの対応策のヒント!」と題してお伝えしてきました。
三年生になると、急に学習内容が難しくなってきて、とまどいを感じる子供もいるかもしれませんが
そういった状況に、ママさんが早いうちに気がついてあげられると、子供の困りごとも最小限にできる可能性があります。
「勉強は楽しいんだよ!」と思わせてあげられるように、答えに導いてあげてくださいね。