家の中をきれいに掃除していても、いつも間にかカビは生えてきます。
そのような中、特に気になるのが窓枠のカビですよね。
特に小さな子供がいる家庭は、窓枠についたカビを触ってしまう恐れもありますし、早めに対処したいところだと思います。
今回は窓枠のカビの掃除方法と予防方法、そして知っておきたい健康への影響について、しっかり解説していきます。
梅雨の季節に入る前に、カビをきちんと退治しましょう!
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窓枠のカビの掃除のしかた そしてしっかりと予防をしよう!
まずは、窓枠に生えたカビの掃除方法についてご紹介していきます。
窓枠にカビが発生する原因
窓枠にカビが生える原因は、「結露」が原因と言われています。
結露によって窓枠に水滴が生じ、窓枠に溜まったホコリや汚れと結びついてカビになるのです。
窓枠のカビの掃除のしかた
まず初めに、メラミンスポンジや雑巾を濡らし、窓枠を拭き掃除しましょう。
出来たばかりのカビであれば、これだけで落ちる事もあります。
それでも落ちない場合は、塩素系漂白剤をカビの部分に吹きかけましょう。
その上からキッチンペーパーを被せて、塩素系漂白剤がカビにしっかり浸透するように蓋をしてください。
15分ほど時間を置き、新しいキッチンペーパーで湿ったキッチンペーパーごと拭き取ります。
根が張ったカビはしつこく、1回ではなかなか取りきれないでしょう。
取りきれなかったカビにはもう一度塩素系漂白剤を吹きかけ、再度15分置いて拭き取り…と繰り返してください。
カビが取りきれたら、雑巾を使って水拭きをします。
塩素系漂白剤が窓枠に残らないよう、しっかり拭き取ってくださいね。
効果的な窓枠のカビ予防とは?
せっかく掃除でキレイにした窓枠。
でもそのままにしていると、またいつの間にかカビが生えてしまいますよね。
そこでここでは、日頃からできる窓枠のカビ予防法について見ていきましょう。
窓枠のカビ予防法①換気をこまめに
窓枠に湿気が溜まるとカビが生えやすくなってしまいます。
こまめに換気を行い、窓枠の周辺に湿気が溜まらないようにしましょう。
窓枠のカビ予防法②結露はすぐに拭き取る
冬場に発生しやすい結露は、見つけたらこまめに拭き取るのが大事です。
窓の近くに扇風機やサーキュレーターを設置し、空気の流れを作るのも効果的ですね。
窓枠のカビ予防法③エタノールで拭き掃除
エタノールは殺菌成分が多く含まれているだけではなく、カビの栄養分であるタンパク質を分解する効果があります。
1週間に1度でもいいので、エタノールを使った窓枠掃除をしましょう。
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窓枠に発生したカビ 子供の病気の原因になることもある?
最後に、窓枠に発生したカビが及ぼす影響についてです。
窓枠のカビに限らず、部屋に発生したカビを放置していると、様々な病気のリスクが上がります。
具体的には喘息やアレルギー性肺炎、シックハウスです。
シックハウスはめまいや吐き気、頭痛を引き起こす病気です。
カビが直接の原因ではなく、カビを餌に繁殖するダニの死骸が原因で起こります。
ダニは死を迎えると死骸は粉々に砕け、空気中に舞います。
その死骸のカケラを大量に身体に入れてしまうと、
- アレルギー性鼻炎
- アレルギー性肺炎
- 喘息
子どもさんやご家族の健康を守るためにも、カビ対策はしっかりすべきです。
カビ予防をしっかり行い、カビを見つけたら速やかに掃除するように心掛けましょう!
窓枠のカビ予防のまとめ
窓枠に生えるカビは、結露が原因です。
結露によって窓枠に水滴が生じ、窓枠に溜まったホコリや汚れと結びついてカビになるのです。
窓枠を拭き掃除した後、塩素系漂白剤を使ってしっかりカビを退治しましょう。
根が張ったカビは除去するのに時間がかかるため、1日がかりの作業になる事を覚悟しておいてくださいね。
カビを発生させない為、日頃から予防する事も大切です。
換気をこまめにする、結露対策をしっかり行い見つけたらすぐに拭き取る、エタノールを使って窓枠掃除をするなど、予防法は沢山あります。
窓枠のカビだけではなく、家の中のカビはシックハウスの原因になります。
喘息、アレルギー性肺炎、アレルギー性皮膚炎などが発生するキッカケになりますので、カビ予防はしっかり行うようにしましょうね。